トレたび JRグループ協力

2024.05.27ジパング俱楽部「防犯」どうしてる?|ジパング世代はどうしてる?

今回のテーマは【防犯】について。

悪質商法やひったくり、とくにオレオレ詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺はジパング世代が狙われやすい犯罪だと言います。
みなさんは日頃どんな対策をしているのでしょうか?

旅行先での防犯対策についてもうかがいました。

  • 調査期間:2024年2月15日~3月17日
  • 回答者:「Amazonギフトカード」にご応募いただいた60歳以上の方 277名


Q2-1. 空き巣・窃盗・詐欺などの犯罪に対してどんな対策をしていますか?(複数選択可)


在宅中の対策が多いですね。
「とくに何もしていない」の回答が2パーセントほど。
多くのみなさんが何かしらの対策をしているという結果となりました。

そのほかの回答は、
・防犯カメラを設置している
・窓はハンマーで叩いてもなかなか割れない窓にしている
・防犯ベルのような形をしている孫の玩具を窓に取り付けている
といったものがありました。

コメント

  • 田舎に家があり普段は留守にしています。用心が悪いなと思いながらセンサーライトを取り付けているだけです。もっと他の対策も取った方がいいのか気にかかっています。(72歳 女性)
  • 最近リフォーム詐欺が横行しているようですが、知らない訪問者には対応しない、これにつきます。(66歳 女性)
  • 最近隣の家で強盗未遂がありとくに危機意識が高まってます。他人事ではなく本気で考える必要があります。(74歳 男性)

Q2.旅行時にどんな防犯対策をしていますか?(複数選択可)


旅行の際、みなさんがもっとも注意しているのが窃盗やスリ。

そのほかの回答も「貴重品を鎖などでズボンなどに固定している」「財布に入れるカード類を必要最低限にする」などで、大切なものは「持たない」「肌身離さない」ということに尽きると言えそうです。

  • 最近は現金無しでも結構動けるので、現金は必要最小限持つようにしています。(73歳 男性)
  • 少額の財布を持ち歩き、多額の金はカバンの奥にしまっています。(70歳 男性)
  • 現金、携帯などは肌身離さず持ち歩くのはもちろんですが、現金は万が一の事を考えて、財布のほかに分けて2カ所に入れておきます。(63歳 女性)

Q5.防犯に関するエピソードを教えてください。


  • 玄関には、催涙スプレーを準備しています。(79歳 男性)
  • 玄関ドア・窓等の二重ロックは必ず行ないます。(68歳 男性)
  • 田舎ですが、昔から24時間玄関の施錠をしています。村人からは変わり者だと思われているのかもしれません。(60歳 女性)
  • わが家は常に留守電にしているのですが、留守電に吹き込むのは本当に用事がある人だけで営業などはすぐに切れてしまいます。今までいかに営業電話が多かったかよくわかりました。(68歳 女性)
  • 今住んでいる所は、以前から犯罪の話を聞くことも少ない土地柄なので比較的無防備でした。最近は近くに警察署が移設してきたので、より安心感が高まったような気がします。ただ、数年前から別の地域に住んでいる娘から家の防犯に関して注意されています。昔に比べて、日本は住みにくい国になったと感じています。(72歳 男性)

旅行先での対策

  • 旅行中の留守宅に泥棒に入られたら困るので、通帳や現金は隠して出かけます。ただ、帰宅するとどこへ入れたか思い出せなくて毎回困っています。(70歳 女性)
  • 旅行時は雨戸を閉めますが、それも留守を知らせるようでちょっと不安です。(67歳 女性)
  • 旅行の際は、部屋の電気のタイマーをセットして、夕方から点くようにしています。(65歳 女性)
  • 旅行する前に、隣の人にどのくらい留守にするかを話しておきます。(72歳 男性)
  • 国内旅行ではあまり防犯を意識していません。ただ、貴重品だけは身に着けています。(60歳 女性)
  • 宿に着いたら、まっ先に貴重品を金庫に入れ、鍵を持ち歩きます。入浴の際は、ロッカーに入れ、カギは入浴中も持っています。(70歳 男性)
  • 温泉旅館の浴室の脱衣かごを荒らされた事があり それ以来部屋の鍵などは セーフティボックスなどにに入れるようにしています。(67歳 男性)
  • リュックのファスナーが開いたまま背負っていたことがあり、後ろにいた他人から注意を受けたことがあります。おみやげ購入で開けたあと、うっかり閉めずに背負っていたようです。財布はリュック内のファスナー付きポケットに入れていたので無事でしたが、気をつけないといけないと思いました。(65歳 女性)
  • 「してはいけない」「行かない方がいい」といった行動は絶対しないこと。カバンは斜め掛け、服の下に掛けるなど万全にする。移動するときには、その場を忘れ物がないかどうか、何回もチェックする。(65歳 女性)
  • 外国旅行の時の自由行動時は、常にほかの参加者と行動をともにしました。(78歳 女性)
  • 海外に旅行をした時に荷物から離れない、どうしても荷物を下に置いて両手を空ける時は両足で挟む、など気を付けました。旅行メンバーが窃盗に遭いそうになり、防犯意識を持つ必要性を実感しました。(65歳 女性)
  • 海外で、外出から帰ったら部屋に従業員がいたことがありました。それ以来、貴重品は必ず金庫に入れるようにしています。(64歳 女性)
  • ベトナムに行ったとき、繁華街でスマホを見ていたら、ガイドさんから怖い形相で「こんなところで出しちゃダメ!」と叱られました。その土地の治安状況などを事前に知っておくべきだと思いました。(72歳 男性)

被害体験


  • 近所の生け垣に不審者が隠れていた事がありそれ以降気にしています。(68歳 男性)
  • 一度空き巣に入られたので窓などは補助錠をつけています。(75歳 女性)
  • 泥棒に入られ、徹底的に対策しました。焼き破りに強い窓ガラスに変え補助鍵や鉄板を付けセンサーライトや砂利を敷きました。(75歳 男性)
  • 昔、わが家にもオレオレ詐欺の電話がかかって来たことがあります。電話の向こうで泣いている娘の声に危うく信じてしまうところでした。日頃から意識して十分に気を付けたいです。(69歳 女性)
  • ピッキング泥棒に家を荒らされたことがあります。玄関は荒らされていませんでしたが、それでも玄関に入ってすぐに異変に気がつきました。(69歳 女性)
  • 現金はストッキングに入れおなかに巻きます。私の忠告を聞かない夫は、30年前のチェコでスリグループの被害に遭いました。グアムでひったくりに遭った時は、犯人の特徴と車のナンバーを覚えて通報。すぐに逮捕されました。(72歳 女性)
  • アメリカ旅行中、路地で開催されていた露店の人混みの中を歩いた時、友人のリュックが開けられ財布を盗まれました。(61歳 女性)
  • 50年以上前、叔父が生涯かけた転職に向けてスタートを切ろうとしていた時、宿で全財産盗難に遭い夢を諦めた事があり、その頃から外出時の防犯意識が高まりました。(61歳 女性)

編集後記

防災対策に続き、防犯対策についてのアンケートをご覧いただきました。
最後に気になった回答を紹介します。

旅関連ではこちら。
「ホテルで大浴場に行く時に貴重品の取り扱いに迷います。部屋が安全なのか、フロントは大丈夫なのか。」(62歳 女性)
確かに外でお風呂に入る時は心配ににあることがありますね。いいアイデアがある方は、お便りください。

最後に紹介したい回答はこちら。
「私は、玄関の明かりを必ず点けるようにしています。深夜に家の前を歩かざるを得ない方もいるわけで、その方々の防犯のためにも。夫は「隣の明かりも点いているし、もったいない!」の一点張りで、時に消してしまいます。理解できません!」(71歳 女性)

深夜に帰宅する日もある身としては、こういう方がいらっしゃることがうれしいですね。ありがとうございます。
ただ、お連れ合いの気持ちもよーくわかります(笑)

それでは、次回の更新をお楽しみに!