2026.07.15ジパング俱楽部約200万本のひまわりが生み出す黄金色の絶景!「北竜町ひまわりまつり」|JR北海道エリアおでかけニュース

旬なニッポンに出かけよう! 「おでかけニュース」
本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報のなかから、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。
今月、編集部が注目したJR北海道エリアのニュースは、札幌の北、旭川の西にある北海道北竜町(ほくりゅうちょう)が誇る道内有数のひまわり畑についてです。
約200万本のひまわりが育つ「ひまわりの里」
北海道北竜町
成長期には太陽の向きを追って育つといわれるひまわり
今年で40回目を迎える「北竜町ひまわりまつり」が開催されるのは、約23ヘクタールの作付面積に約200万本のひまわりが育つ「ひまわりの里」。
2026年は7月20日〜8月18日の30日間が設定され、常設の「ひまわり迷路」や「世界のひまわりコーナー」、謎解き「向日葵に聞く物語」のほか、マラソンやプロレス、参加型のコーラスイベント、盆踊り・花火大会などさまざまなイベントを予定しています。
開花のピークは8月上旬。東を向いていっせいに花を咲かせ、晴れた日は太陽を受けてまぶしいほどに輝くさまが、見る人を明るく元気な気持ちにさせてくれる壮大なひまわり畑です。
北竜町はいつから、なぜひまわりの里になったのか?
ボランティアによる草とりや間引きの様子
明治時代に盛んに入植が行なわれ、町が形成されてきた北竜町。石狩川水系の川が潤す石狩平野の北部にあり、肥沃な土地と水資源に恵まれたことから稲作をはじめとした農業が基幹産業となっています。
そんな北竜町とひまわりの歴史は、1979(昭和54)年に農協職員がヨーロッパ視察研修に赴いた際、旧ユーゴスラビア・ベオグラードで広大なひまわり畑を目にしたことに始まります。その光景の美しさとひまわり油など食品としての可能性から、翌年にはひまわりの作付けを開始。作付け面積は徐々に増え、今では全国でも有数のひまわり産地へと成長したのです。
まつりが行なわれる「ひまわりの里」が誕生したのは1989年頃。町と農協が広い農地の管理委託をすることとなり、町民とともに観光に適したひまわり畑づくりが始まりました。
やがて展望台が設置され、観光センターも建設。約14ヘクタール、約17ヘクタールと作付け面積を増やしていき、現在では約23.13ヘクタール(東京ドーム約5個分)もの広大なひまわり畑となりました。
その美しいひまわり畑の維持に欠かせない雑草とりや間引き作業には、今も町民ボランティアのみなさんが活躍しています。
「ひまわりの里」と「北竜町ひまわりまつり」の楽しみ方
ひまわりの花に包まれて歩く「ひまわり迷路」
ひまわり迷路の入口にはかわいらしい黄色のクラシックカーも展示
背の高いひまわりの中を歩きながら出口を探します
まつりの期間中、「ひまわりの里」の場内にはひまわり畑を利用した迷路が2つ常設されています。上空から見ると「北竜ひまわり」など毎年異なる文字を道として残し、その周りにひまわりを植え付けることで、背高く育ったひまわりに周囲を隠された迷路が生み出されるのです。
その年の文字によって、迷路の総延長は1〜1.5キロほど。正確な距離がクイズになっており、毎年プレゼント企画が行なわれています。ひまわりの花に囲まれた迷路の中は、どこをとっても写真映えする絶好のフォトスポットです。
広大なひまわり畑をラクラク周る遊覧車「ひまわり号」
場内をゆっくりと走るトラクターバス
ピンクの幌がひまわり畑の中に映える
徒歩とはまた違った景色を楽しめるのが、トラクターが牽引する屋根付きキャビンを利用した遊覧車「ひまわり号」(大人500円、こども300円)。
発車時刻は決まっておらず、乗客が集まったら随時出発するというのんびりしたスタイルです。時速約6キロ、1周約12分でゆっくりと走る間、北竜町とひまわりについての観光ガイドも流れます。
広い場内では車椅子やベビーカーを無料で貸し出していますが、こんな遊覧車でめぐってみるのも楽しい体験です。
世界各国のひまわりが栽培された「世界のひまわりコーナー」
ゲートをくぐった先には普段あまり見ないひまわりの数々が
チョコレート色が鮮やかなオランダ産の品種・クラレット
「ひまわりの里」の一角にあるのが、よく見る黄色い大輪のひまわりとはまた違った珍しい品種を集めた「世界のひまわりコーナー」。
ひまわりの芽が鳥害を受けた際、北竜中学校の全校生徒が育苗(いくびょう)を手伝いに来たことから交流が生まれ、体験学習の一環として1991年に設置されました。このコーナーは種まきからすべてを中学生たちが手がけています。
今年は世界各国18種のひまわりを展示。小型や八重咲きの品種、フリルのような花びらの品種、ワインレッドやグラデーションの色合いの品種など、あまり見かけないひまわりを楽しめます。
グルメや物産が並ぶ屋内施設でひと休み、「ひまわり観光センター」
椅子に座って自由に休憩や食事をとれる施設
地元の農産物などを使ったグルメも豊富に揃う
ひまわり畑を歩いた後に立ち寄りたいのが、軽食やスイーツ、農産品や物産の販売ブースが並ぶ「ひまわり観光センター」です。名産の「黒千石大豆」や「ひまわりライス」、「ひまわりオイル」などひまわりを使用したメニューも豊富です。
まつり期間中は、ナッツのような香ばしさとミルクのコクが調和した「ひまわりソフト」も販売。
「北竜町ひまわりまつり」会期中は期間限定イベントも続々開催
まつりの最後を飾る花火大会
1987(昭和62)年に第1回目が開催され、2026年で第40回目の節目を迎える「北竜町ひまわりまつり」。今年は初めての試みとなるコスプレ撮影イベントや、ひまわり畑の中の約1キロを「ひまわりイエローパウダー」を浴びながら走り、全身ひまわり色に染まるという「ひまわりイエローラン」も開催します(参加予約は終了済)。
ほかにも第62回を迎える「北商ロードレース大会」、北海道を拠点に興行する「北都プロレス」の北竜大会とビールパーティ、地元のコーラス隊「北竜町ひまわりコーラスサマーコンサート」、JAきたそらち北竜支所で行なわれる「北竜町メロン・すいかまつり」、そしてまつりを締めくくる最終日の盆踊り大会と花火大会など、「ひまわりの里」や町内各所でさまざまなイベントが行なわれます。
スケジュールは決定しだい、ウェブサイト「北竜町ポータル」に掲載予定です。
ひまわり畑横にある「アイガモ牧場」でえさやり体験も
基本情報
| 名称 | 「北竜町ひまわりまつり」 |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年7月20日〜8月18日9〜17時 |
| 料金 | 「ひまわりの里」は入場無料(ひまわり迷路は300円、遊覧車ひまわり号は500円などプログラムやイベントにより異なる)。駐車料金500円 |
| 交通アクセス | 函館本線札幌駅から北海道中央バス「るもい号」約2時間15分の北竜中学校前下車、徒歩約8分 |
| 問い合わせ先 | 0164-34-6790(北竜町産業課商工ひまわり観光林務係) |
| URL | https://hokuryu-kankou.com/sunflower_festival/ |
文/春日明子 写真/北竜町ポータル
- ※記事中の情報は2026年7月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間はホームページなどでお調べください。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
