2023.09.21ジパング俱楽部四万十の天然川魚とカツオのたたき!天然温泉に癒やされる高知の旅【1泊2日モデルコース】
食欲の秋。ジパング倶楽部編集部では、秋の味覚を楽しめる温泉地6カ所を紹介します。
高知の秋の味覚といえば戻りガツオ。カツオ漁が盛んな黒潮町に隣接する四万十市では、鮮度抜群の味わいが待っています。
また、四万十川からは川漁師が幸を届けます。新安並温泉と四国西南端の自然の恵みを堪能する旅を始めましょう。
「ジパング倶楽部」ならこれだけおトク!
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新大阪駅→岡山駅=山陽新幹線「ひかり」で約48分
岡山駅→中村駅=特急「南風」・「あしずり」で約4時間32分
通常=
高知駅から窪川(くぼかわ)駅まで運転 「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」
- ※金額は一例です。前後の行程等により金額が異なる場合があります。
- ※通常期の普通車指定席利用の場合です。
- ※入会して最初のご利用から3回目までは運賃・料金は2割引、4回目からは3割引となります。
〈1日目〉土佐くろしお鉄道中村駅からスタート!
↓ いやしの里行き高知西南交通バス約21分 の終点下車、徒歩約10分
道崎展望台
太平洋の大パノラマを一望
海抜約40メートル、四万十の宿がある岬の丘は、土佐西南大規模公園のひとつとしてキャンプ場や公園、展望台、芝生の広場などが整備されています。渚に打ち寄せる波や太平洋の大海原を見下ろしながら、気持ちのよい散策ができる地域です。
その突端にある道崎展望台では、騒がしい天気の時は岩壁を打つ波音が腹に響き、風穏やかな日にはイソヒヨドリの美しい声が心を癒やします。北東を望めばサーフィンの聖地である平野海岸が。
遊具が整備された「わんぱく広場」で、すこし童心に帰ってみるのもいいかもしれません。
道崎展望台
時間 | 見学自由 |
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交通アクセス | 土讃線窪川駅から土佐くろしお鉄道特急約35分の中村駅下車後、いやしの里・市役所玄関前行き高知西南交通バスに乗り換え約21分のいやしの里下車、徒歩約10 分 |
↓ 徒歩約10分
四万十の宿
高知の海の幸と温泉を満喫
四国有数の大河・四万十川が海に辿り着くそばの、なだらかな丘の上にある新安並温泉の宿。
館内は、日帰り入浴も可能な温泉「四万十いやしの湯」、旬菜料理「山川海」、カフェバー「菩提樹」、客室など。四万十川の悠久の流れのようにゆったりとした滞在が待っています。
客室は和洋さまざまなしつらえの全30室で、木の香りに癒やされます。玄関や洗面浴室の扉が引き戸で車いすでの利用も可能なバリアフリーの洋室もひとつ用意。
料理は、中村で昔から食べられてきたカツオの塩たたきなど太平洋の魚介や四万十川の幸はもちろん、四万十川中流域の山間部で育てられた希少牛「四万十牛」の一品もメニューに。温泉に加えて海水の露天風呂もあります。
四万十の宿
問い合わせ先 | 0880-33-1600 |
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交通アクセス | 土讃(どさん)線窪川駅から土佐くろしお鉄道特急約35分の中村駅下車後、いやしの里・市役所玄関前行き高知西南交通バスに乗り換え約21分のいやしの里下車、すぐ |
値段 | 1泊2食1万5550円~。日帰り入浴750円 |
泉質 アルカリ性単純温泉
〈2日目〉四万十の宿を出発
↓ 徒歩すぐのいやしの里から市役所玄関前行き高知西南交通バス約21分の中村駅下車、徒歩約15分
季節料理 たにぐち
地元民にも親しまれる四万十料理に舌鼓
地元四万十市民が、本物の味を求めてすこし贅沢(ぜいたく)をする時に訪れるのが、創業72年のこの店。
かといって敷居が高いわけではなく、店主やスタッフの朗らかで元気が出るようなおもてなしも魅力です。料理は、四万十市を含む四国西南端「幡多(はた)地域」ならではの魚介類を提供。太平洋のカツオやマグロはもちろん、「ちゃんばら貝」など、他地域の人は知らない食にも出合えます。
四万十川からの恵みも、この店の暖簾(のれん)をくぐるべき理由のひとつ。ウナギやアユはすべて天然というこだわりようです。ウナギは、川の流れで鍛えられた肉質とともに甘みさえ感じさせる深い味わい。
アユは、川魚のイメージを打ち消す淡白でさわやかな味に、内臓の心地よい苦みがアクセントになっています。漁期にかかわらず、ほぼ一年を通じて「これぞ四万十川」という魚介を用意しているのも自慢です。
季節料理 たにぐち
問い合わせ先 | 0880-34-3388 |
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時間 | 11時30分~13時・17時~21時(20時30分オーダーストップ)。土曜は夜営業のみ |
定休日 | 日曜(祝日の場合は翌平日) |
交通アクセス | 土讃線窪川駅から土佐くろしお鉄道特急約35分の中村駅下車後、宿毛駅行き高知西南交通バスに乗り換え約4分の四万十市役所前下車、徒歩約1分。または中村駅から市役所玄関前・保健センター行き高知西南交通バス約9分の市役所玄関前下車、徒歩約2分 |
↓ 徒歩約15分
渡川緑地
四万十のシンボル赤鉄橋から清流四万十川を眺める
四万十川が「日本最後の清流」と称されるのは、その流れの美しさはもとより、河口から約110キロ上流までダムや堰(せき)がなく川が自然に流れていること、アユやモズクガニなど川漁を生業(なりわい)にする人がいることから。
四万十市は全長約196キロのその河口に位置します。 四万十市街での四万十川の展望地としては、渡川緑地に架かる赤鉄橋(北側の歩道)を渡っていくのがおすすめです。
赤鉄橋の西の端付近から上流側へと目を向ければ、山々の間から蛇行してくるきらきらとした流れを一望できます。
渡川緑地
交通アクセス | 土讃線窪川駅から土佐くろしお鉄道特急約35分の中村駅下車後、宿毛駅行き高知西南交通バスに乗り換え約5分の大橋通二丁目下車、徒歩約5分 |
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↓ 徒歩約31分
土佐くろしお鉄道中村駅ゴール!
ひと足延ばして 四万十市トンボ自然公園
スケジュールの一例
- 〈1日目〉
-
(7:35発)
新大阪駅
- 山陽新幹線「ひかり」
-
(8:23着)
岡山駅
-
(8:52発)
岡山駅
- 特急「南風」
-
(11:30着)
高知駅
-
(11:42発)
高知駅
- 特急「あしずり」
-
(13:24着)
中村駅
-
14:01発
中村駅
- いやしの里行き高知西南交通バス
-
14:22着
いやしの里
- 「道崎展望台」「四万十の宿」
- 〈2日目〉
-
10:00
宿を出発
-
10:35発
いやしの里
- 市役所玄関前行き高知西南交通バス
-
10:56着
中村駅
- 「季節料理 たにぐち」 渡川緑地
-
(15:10発)
中村駅
- 特急「あしずり」
-
(17:00着)
高知駅
-
(17:13発)
高知駅
- 特急「南風」
-
(19:41着)
岡山駅
-
(20:08発)
岡山駅
- 山陽新幹線「こだま」
-
(21:18着)
新大阪駅
紹介スポット一覧マップ
文・写真/大村嘉正
- ※記事中の情報は2023年9月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
- ※新型コロナウイルス感染症等の影響により、掲載している内容が変更となる可能性があります。お出かけの際は事前にご確認ください。