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2025.05.20ジパング俱楽部札幌駅から7分!「雪印パーラー」の伝説のアイスを使ったぜいたくパフェ|写真映えする駅近グルメ

北海道札幌市

旅行先では、地元のグルメを食べたいもの。おいしくて地域色があり、思わず誰かに自慢したくなる“映え”グルメ。そんな料理が駅から徒歩10分以内で食べられる店を、ジパング倶楽部編集部が紹介します。

数ある北海道グルメのなかでも、格別のおいしさを誇るのが乳製品。その魅力を札幌駅周辺で味わうなら、老舗(しにせ)「雪印パーラー」へ。

30種類以上あるメニューから、特別なアイスクリーム「スノーロイヤル」と赤肉メロンを使ったぜいたくなパフェを紹介します。濃厚なアイスとジューシーなメロンの組み合わせは、北海道旅行の思い出になる至福の味わいです。


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  目次  

最寄りは函館本線札幌駅


札幌駅は、新千歳空港や道内各地への特急・快速が発着し、地下鉄にもスムーズに接続。

駅ビルや百貨店が併設され、買い物やグルメも充実しています。周辺は再開発が進行中で、今後も進化が期待される交通拠点です。


「雪印パーラー 」は札幌駅から徒歩7分!

「乳」本来のおいしさとメロンの共演


「スノーロイヤル 赤肉メロンパフェ」1480円 「スノーロイヤル 赤肉メロンパフェ」1480円

1961(昭和36)年創業の「雪印パーラー」。店の顔ともいえるのが、アイスクリーム「スノーロイヤル」です。

「スノーロイヤル」は1968(昭和43)年、北海道百年記念式典にご臨場された昭和天皇・皇后両陛下のために、宮内庁からの依頼で開発されました。2年もの試行錯誤の末、「乳」本来の風味と魅力を最大限に引き出した味が完成。特徴は、乳脂肪分15.6パーセントの濃厚なコク、卵不使用ならではのピュアなミルク風味と純白の色合いです。リッチでありながら後味はふわっと軽い口溶け。上品な甘さのなかに、どこかホッとする懐かしさを感じられます。


「スノーロイヤル」単品880円 「スノーロイヤル」単品880円

メロンアイスと生クリームが相性抜群 メロンアイスと生クリームが相性抜群

札幌本店限定でその「スノーロイヤル」を使ったパフェを提供しており、なかでも人気は「スノーロイヤル 赤肉メロンパフェ」。バニラシフォンケーキの上に北海道メロンアイス、純白のスノーロイヤル、生クリームが積み重なり、オレンジ色に輝くメロンが彩りを添えます。

「北海道旅行の思い出に楽しんでほしいです」との山上純店長の言葉どおり、まさに北海道のおいしさを表現したような心躍るビジュアル。口に運ぶと、さわやかなメロンアイス、濃厚なスノーロイヤル、コク深い生クリームが絶妙に調和し、最後まで飽きさせません。

じつはこの生クリームも隠れた人気者。乳脂肪分47パーセントと濃厚で、凝縮されたミルクの味わいと風味が絶品。プラス100円で増量する常連客も少なくないそうです。

半世紀以上続く、札幌の老舗パーラー


青地に白い文字が目印の店舗入口 青地に白い文字が目印の店舗入口


30年以上同店で勤める山上店長 30年以上同店で勤める山上店長

店内は90席以上あり、ゆったり過ごせます 店内は90席以上あり、ゆったり過ごせます

「北海道の乳製品のおいしさを、より多くの人に広めたい」との願いから始まった「雪印パーラー」。創業から50年以上、札幌駅前通りで営業を続け、ビルの建て替えに伴い2017年に現在の場所へ移転。今も変わらず、札幌市民にも旅行者にも親しまれています。

「中学校の修学旅行で来てくれた子が、大人になって再び来店してくれることもあります」と山上店長。世代を超えて愛され、人々の思い出を彩ってきた店の歴史が伝わるエピソードです。

かわいい“映えドリンク”やおみやげも


イチゴ果肉入りの「もちもち苺ミルク」700円 イチゴ果肉入りの「もちもち苺ミルク」700円

ほかにもジャンボパフェなど目を引くメニューが揃いますが、パフェ以外で写真映えを狙うなら「もちもちミルクドリンク」を。北海道の牛乳とくず餅を使ったもちもち食感が楽しい一品です。
上にはメレンゲで作られたキュートな牛。その佇(たたず)まいは思わず写真を撮りたくなる愛らしさです。

入口すぐの物販スペースには、テイクアウトできる「スノーロイヤル」のカップアイスもあります。


テイクアウトできる「スノーロイヤルバニラアイスクリーム」は1個380円 テイクアウトできる「スノーロイヤルバニラアイスクリーム」は1個380円

北海道銘菓が並ぶおみやげ物販スペースも 北海道銘菓が並ぶおみやげ物販スペースも

近年、札幌では「シメパフェ」が人気で、独創的なパフェが多く登場していますが、雪印パーラーのパフェはそうしたトレンドとは一線を画す王道スタイル。主役のアイス、コク深い生クリーム、新鮮なフルーツ。それぞれのおいしさをストレートに楽しめます。

老舗が届けるクラシカルな正統派パフェで、北海道旅行の思い出を彩ってください。


雪印パーラー 札幌本店

問い合わせ先 011-251-7530
時間 10時〜18時30分
定休日 年末年始
交通アクセス 函館本線札幌駅から徒歩約7分
URL https://www.snowbrand-p.co.jp/

店の人に聞いた 町のおすすめ観光スポット

大倉山ジャンプ競技場

ジャンパーの気分で眺める絶景スポット


緑生い茂る魅力的な夏の姿 緑生い茂る魅力的な夏の姿


53年前の熱狂を思い出させる大きなジャンプ台 53年前の熱狂を思い出させる大きなジャンプ台

山上店長のおすすめは「大倉山ジャンプ競技場」。アジア初の冬季オリンピックとして1972(昭和47)年に開催された「第11回冬季オリンピック札幌大会」の舞台になった絶景スポットです。リフトでジャンプ台のスタート地点にある展望台に上ると、札幌市街を一望できる大パノラマが広がります。時にはジャンパーの練習に遭遇することも。

昼間のさわやかな眺めはもちろん、かつて日本新三大夜景にも選ばれたこともある美しい札幌の夜景も楽しめます。麓(ふもと)の「札幌オリンピックミュージアム」には、スキージャンプなどの体験シミュレーターもあります。

「雪印パーラー」から徒歩約8分の大通駅から地下鉄東西線約5分の円山公園駅下車、車で約10分(円山バスターミナルからバスもあり)

 


大倉山ジャンプ競技場

問い合わせ先 011-641-8585
時間 8時30分〜18時(11〜4月は9〜17時、7〜9月は18時〜20時30分の夜間延長あり)。「札幌オリンピックミュージアム」は9〜18時(11~4月は9時30分〜17時)
定休日 不定休 ※ジャンプ大会および公式練習日はリフトの利用不可。荒天時リフト運休
交通アクセス 函館本線札幌駅下車、徒歩約6分の地下鉄さっぽろ駅から地下鉄南北線約1分の大通駅下車後、地下鉄東西線に乗り換え約5分の円山公園駅からJR北海道バス「くらまる号」約15分の大倉山ジャンプ競技場下車すぐ  
値段 お得なセット券(展望台リフト+札幌オリンピックミュージアム)1370円。展望台リフト1000円(65歳以上900円)。札幌オリンピックミュージアム670円(65歳以上500円)。
URL https://okurayama-jump.jp/

紹介スポット一覧マップ

文/曽賀 環 写真/本田 光

  • 記事中の情報は2025年5月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。