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2026.05.25ジパング俱楽部圧巻の館鼻岸壁朝市を堪能できる八戸朝観光|暑さ知らず、人混み知らずの朝観光

青森県八戸(はちのへ)市

近年はインバウンドのにぎわいや「酷暑日」と呼ばれるほどの暑さの影響で、時間をずらした観光施策が各地で推進されています。この記事では、混雑や暑さが回避できるうえに、朝ならではの景色や経験が期待できる、朝の時間帯に訪れたい観光スポットを紹介します。

八戸では、3月中旬から12月末までの毎週日曜に、「館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市」が開催されます。港町である八戸には朝風呂文化が根づいており、多くの銭湯で早朝営業を行なっています。朝市と組み合わせれば、すっかり地元気分のちょっとディープな朝が過ごせます。

  • トップ画像は、早朝の館鼻岸壁朝市遠景 写真/VISITはちのへ


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「八戸」ってどんなところ?

蕪島(かぶしま)に飛来するウミネコと国内最大級の朝市


陸奥湊駅。駅前には日曜定休の「八戸市魚菜小売市場」あり 陸奥湊駅。駅前には日曜定休の「八戸市魚菜小売市場」あり

八戸は青森県東部の南部地方を代表する都市。新幹線の停車する八戸駅から東に行った本八戸駅が横丁など繁華街への最寄駅です。本八戸駅からさらに東に行くと、駅前に市場のある陸奥湊駅、ウミネコがいる蕪島が近い鮫駅といった三陸海岸沿いのエリアになっていきます。八戸は東北地方有数の漁港をもつ港町。漁船が停泊する館鼻岸壁では国内最大規模といわれる朝市が行なわれています。9時頃には閉店してしまうので、少し早起きして出かけてみましょう。

「八戸」の朝観光をおすすめする理由

朝市&朝風呂から始まる八戸の朝


八戸は古くから漁業が盛んな港町です。水揚げされたばかりの魚や、作りたての干物などを商いする朝市が各所にありました。なかでも規模が大きいのが「館鼻岸壁朝市」です。また、仕事を終えた漁師たちは、銭湯に立ち寄り、体を温めてから帰宅したことから朝風呂文化が定着しました。

「朝市に出かける前に、あるいは帰りがけに朝風呂に浸(つ)かる人も多く、朝市&朝風呂は八戸ならではの楽しみ方といえますね」と湊日曜朝市会事務局専務理事の鶴ケ崎徳輝さん(写真)が教えてくれました。

館鼻岸壁朝市

日本一の朝市はご当地グルメの食べ歩きが楽しみ


八戸地域の海産物や農産物をはじめ、青森県全域や岩手県北部からも出店 八戸地域の海産物や農産物をはじめ、青森県全域や岩手県北部からも出店 写真/VISITはちのへ

館鼻岸壁朝市は国内最大級の朝市です。全長約800メートルにわたり約300店舗が立ち並び、毎回、3~4万人の人出があります。夜明け前から準備が始まり、6~7時にピークを迎え、8時頃には片付けを始める店もあります。雨天決行というのも、市民の暮らしの一部になっていることの表れといえるでしょう。

生鮮食品をはじめ、総菜、パン、郷土料理、スイーツ、焼き鳥など、出店しているのは目移りしてしまうほどの豊富なバリエーションの店舗たち。串もち、せんべい汁、アップルパイなどの食べ歩きも楽しみです。いつも大行列ができているのが「大安食堂」の「しおてば」です。高温で揚げた手羽先はパリパリ食感で、塩味もほどよく、後を引くおいしさです。

八戸のご当地グルメであるせんべい汁も味わいたい一品。「たまや」はせんべい汁の専門店。「さば出汁」「馬すじ」「貝汁」「鶏だし」などさまざまな味のせんべい汁が揃うので、味比べをするのも楽しそうです。


朝市名物の「大安食堂」の「しおてば」1個130円 朝市名物の「大安食堂」の「しおてば」1個130円

「たまや」の「さば出汁せんべい汁」は小450円 「たまや」の「さば出汁せんべい汁」は小450円

朝市会場を歩いていると場内アナウンスが聞こえてきます。「さっき、野菜とトマトを買ったお客さん。トマトを忘れているそうです。心当たりある方はお店に行ってください。もう売るのがなくなったので、お店の人が早く帰りたいそうです」。日常会話のような話し言葉に、ユーモアのある言葉選び。通常のアナウンスなら聞き流してしまいますが、つい笑ってしまいます。


熱々の肉汁が弾ける「点心工房」の「焼き小籠包」1個130円 熱々の肉汁が弾ける「点心工房」の「焼き小籠包」1個130円

手作り楽器や玩具の「科学工房げんしじん」 手作り楽器や玩具の「科学工房げんしじん」


朝市で売っていたおにぎり。焼きウニやホタテなど豪華 朝市で売っていたおにぎり。焼きウニやホタテなど豪華

軽トラの荷台で魚介を炉端焼きする店も 軽トラの荷台で魚介を炉端焼きする店も


館鼻岸壁朝市

問い合わせ先 070-2004-6524(湊日曜朝市会)
時間 3月中旬~12月の毎週日曜の夜明け~9時頃(ゴールデンウィーク・お盆・年末に臨時朝市あり)
交通アクセス 八戸線陸奥湊駅から徒歩約10分
URL https://minatonichiyouasaichikai.com/

双葉湯

銭湯の朝風呂で始まる八戸の一日


毎日のように来る人もいて、朝風呂が暮らしの一部になっています 毎日のように来る人もいて、朝風呂が暮らしの一部になっています


2階が浴場になっている銭湯 2階が浴場になっている銭湯

ロビーで朝刊を広げる光景も朝風呂ならでは ロビーで朝刊を広げる光景も朝風呂ならでは

八戸市内には、現在、約20軒の銭湯がありますが、その半数以上で7時前に開店する朝風呂をやっています。「双葉湯」の営業開始時間はなんと5時30分。冬なら真っ暗な時間です。この日は開店時間に合わせて伺いましたが、駐車場にはすでに数台の車がありました。

浴室の床は滑りにくい十和田石。手前に洗い場があり、奥に大きな浴槽があるだけのシンプルなレイアウトです。浴槽はジャグジーやジェット、電気バスがあり、浴室全体に清潔感があります。気持ちよさそうに湯船に浸かっていた年配の方に声をかけたら、「朝風呂に入らないと一日が始まらないんだよ」とおっしゃっていました。八戸の朝は銭湯でさっぱり。これがライフスタイルになっているようです。


双葉湯

問い合わせ先 0178-33-3885
時間 5時30分~22時
定休日 第3月曜
交通アクセス 八戸線陸奥湊駅から徒歩約7分
値段 480円
URL https://yuru-to.net/detail.php?oid=15244

蕪島

ウミネコの繁殖地として天然記念物に指定


歩くのにも注意が必要なほどウミネコで埋まります 歩くのにも注意が必要なほどウミネコで埋まります

蕪島の頂に立つ蕪嶋神社は、1296(永仁4)年の創建。弁財天を祀り、商売繁盛、漁業安全の守り神として信仰されてきました。ウミネコは毎年3月上旬に飛来し、4月頃に産卵をはじめ、6月頃にはヒナがかえります。そして、ヒナが自分で飛び、エサを獲れるようになる8月頃には旅立っていきます。

ウミネコは3万羽、多いときは4万羽にものぼるといわれます。人が立ち入れる環境でウミネコが生息しているのは珍しく、繁殖の様子を間近で観察することができる場所として、島全体が国の天然記念物に指定されています。


蕪島

問い合わせ先 0178-34-2730(蕪嶋神社)
時間 見学自由
交通アクセス 八戸線鮫駅から徒歩約15分
URL https://visithachinohe.com/spot/kabushima/

紹介スポット一覧マップ

写真・文/塙 広明

  • 記事中の情報は2026年5月時点のものです。
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  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
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  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。