2026.09.28ジパング俱楽部茨城・水戸で味わう甘く冷たいサツマイモスイーツ|列車で行きたい、ひんやりご当地グルメの旅

茨城県水戸市
各地のご当地グルメのなかには、その地域独特の個性がありながら、涼を感じさせてくれる、暑い季節にぴったりなメニューがあります。 茨城県はサツマイモ生産量全国2位、干しいも生産量日本一を誇る芋どころ。近年は焼きいもを使ったソフトクリームやスムージーなど、ひんやり楽しめるサツマイモスイーツを提供する店舗が増え、話題を呼んでいます。
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最寄りは常磐線水戸駅
東京駅から特急「ひたち」「ときわ」で約1時間30分。茨城交通などの路線バス網が発達していて、市内の主要な公共交通として各方面に運行されています。駅直結の「水戸駅ビル エクセル」はおみやげも充実。
芋や 梵珠庵 ここの日
「やきいもソフト」が人気のサツマイモスイーツ専門店
サツマイモが香る「やきいもソフト」480円
茨城県は古くからサツマイモの産地。水はけのよい土壌や冷涼で乾燥した気候がサツマイモの栽培に適していたようで、那珂湊(なかみなと。現・ひたちなか市)を中心に広まりました。
今では、濃厚な甘みが特徴の「べにはるか」をはじめ、なめらかで口溶けがいい「シルクスイート」、ホクホクした食感の「ベニアズマ」などさまざまな品種が作られ、茨城県はサツマイモの産出額が全国1位に(生産量は鹿児島県に次ぐ2位)。
水戸市内には、サツマイモを使ったメニューを提供している店舗が多く、こちらの「芋や 梵珠庵(ぼんじゅあん) ここの日」では、バラエティに富んだサツマイモスイーツに出合うことができます。
焼きいもや干しいもを使った多彩なスイーツにわくわく
レストラン「梵珠庵」の敷地内で営業中
「梵珠庵」は、この場所で20年近く営まれている和食・中華レストラン。オーナーの小沼泰彦さんはみずから腕を振るう料理人です。生まれ育った茨城県旭村(現・鉾田市)にはサツマイモ畑が多く、「自分にとってずっと身近な食材」。店の敷地内に無人販売所を設け、焼きいもを販売したところ、レストラン利用客の間で評判となり、「芋や 梵珠庵 ここの日」をオープンするに至りました。
べにはるかを中心に、使用するサツマイモは、地元の農家から直接仕入れたもの。収穫期の11月頃、小沼さんがトラックで取りに行き、コンテナに入れて実家の貯蔵庫に運びます。熟成期間は約4カ月。それから店に運び、1個ずつ状態を見て選別し、ようやく加工に移るのだといいます。
サツマイモのおいしさを引き出した手作りスイーツ
サツマイモを使ったスイーツが豊富
「やきいもスムージー」600円は自然な甘さ
凝縮された甘みが魅力の「干芋」1袋1000円
「水で洗って、土を落とすところから始めます」と小沼さん。オーブンに専用の石を入れ、遠赤外線の力を借りて焼きいもを作ります。個体差があるので確認し、カットしてそのまま使うか、つぶしてお菓子に加工するかを判断。すべて店内で、自分たちで行ないます。
サツマイモ本来の甘みを生かすため、材料は極力シンプルに。
「やきいもソフト」を食べてみると分かるのですが、コクのある甘みがパッと広がり、それでいて後味はすっきり軽やか。サツマイモらしい香りがふわっと漂います。「やきいもスムージー」は砂糖は使わず、サツマイモとミルクの甘みだけ。トッピングのチップスも店内で揚げています。
芋や 梵珠庵 ここの日
| 問い合わせ先 | 029-297-7071 |
|---|---|
| 時間 | 10~21時 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 常磐線水戸駅下車、徒歩約4分の水戸駅北口から桜川車庫行きほか茨城交通バス約12分の桜山下車、徒歩約2分 |
| URL | https://bonjuan.jp/ |
水戸でサツマイモならここもチェック
「焼き芋ブリュレ」が人気のべにはるか専門店
「POTATO LABO」の「焼き芋ブリュレ」788円
千波湖のほとりにある「POTATO LABO(ぽてとらぼ) 水戸店」は、茨城県産べにはるかの専門店。自社工場で製造した焼きいもを主役に「生搾り芋モンブラン」「おいものクッキーシュー」など、さまざまなサツマイモスイーツを提供しています。なかでも、自家製カスタードクリームの表面をあぶり、パリパリにキャラメリゼして、その上に濃厚なバニラアイスをのせた「焼き芋ブリュレ」(写真)が人気。口の中に甘みと香ばしさが押し寄せ、うっとり。
周辺観光/常磐神社
祀(まつ)られているのは、かの有名な水戸黄門!
境内には徳川光圀、徳川斉昭を祀る社殿や東湖神社をはじめ4つの摂末社が
水戸黄門こと水戸藩二代藩主・徳川光圀(みつくに)と、九代藩主・徳川斉昭(なりあき)の二柱を御祭神とし、1873(明治6)年に明治天皇の勅旨によって創建。もとを辿れば明治初年、二人を慕う人々が、斉昭が造園した偕楽園に祠堂を立てたことが始まりでした。自然に包まれた境内を歩くと澄んだ空気に心が洗われ、すがすがしい気持ちに。
徳川家の家紋「三つ葉葵」が入った「印籠守」は、身に着けていると学業や仕事の運気が上がるといいます。
| 問い合わせ先 | 029-221-0748 |
|---|---|
| 時間 | 6~17時、授与所は9時~16時30分(年末年始は変更) |
| 交通アクセス | 常磐線水戸駅下車、徒歩約2分の水戸駅北口から石岡駅行きほか関東鉄道バス約8分の常磐神社入口(神崎寺前)下車、徒歩約4分 |
| URL | https://komonsan.jp/ |
周辺観光/偕楽園
日本三名園・偕楽園の竹林と庭園を散策
竹は弓の材料にするため斉昭が京都から移植
園内にある斉昭の別邸「好文亭」からの眺め
1842(天保13)年に開園された日本庭園で、日本三名園のひとつ。元々は「文武修業の場」である弘道館に対して、「休養の場」として斉昭が創設しました。名前の由来は、中国の古典『孟子』の一節「古の人は民と偕(とも)に楽しむ、故に能(よ)く楽しむなり」。梅の名所としても知られていますが、国内最大の竹とされる孟宗竹が1000本以上植えられた竹林も見事。夏には、青々とした竹が心地よい日陰を作り出してくれます。
| 問い合わせ先 | 029-244-5454 |
|---|---|
| 時間 | 6~19時(10月1日~2月中旬は7~18時)、好文亭は9時~16時45分(10月1日~2月中旬は9時~16時15分) |
| 定休日 | なし。好文亭は12月29~31日休 |
| 交通アクセス | 常磐線水戸駅下車、徒歩約2分の水戸駅北口から県立歴史館経由偕楽園行き茨城交通バスほか約16分の好文亭表門入口下車、徒歩約7分(表門)または約18分の偕楽園・常磐神社前下車、徒歩約3分(東門) |
| URL | https://ibaraki-kairakuen.jp/ |
紹介スポット一覧マップ
文・写真/信藤舞子
- ※記事中の情報は2026年9月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。

