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2026.09.28ジパング俱楽部白桃・シャインマスカットも!フルーツパフェの町・岡山でパフェざんまい | 列車で行きたい、ひんやりご当地グルメの旅

岡山県岡山市 ​

各地のご当地グルメのなかには、その地域独特の個性がありながら、涼を感じさせてくれる、暑い季節にぴったりなメニューがあります。

「晴れの国」と銘打つとおり、瀬戸内特有の温暖な気候によりフルーツの栽培が盛んな岡山。「フルーツパフェの街おかやま」として知られる岡山市では、白桃やシャインマスカットをはじめとする岡山県産フルーツを使ったパフェを、市内30店舗以上で楽しめます。


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晴れの国の豊かな実り、岡山のフルーツパフェとは?

岡山といえばフルーツ。桃だけでも「清水白桃」「白鳳」「黄金桃」など種類が豊富で、そのほかにブドウ、イチゴ、ナシ、メロン、パパイヤまで、一年中さまざまな品種のフルーツが収穫されます。そんな太陽の実りの結晶であるフルーツを気軽に楽しんでほしいとの願いから、市では2009年に「フルーツパフェの街おかやま」と題した取り組みがスタート。「岡山市内の店舗であること」「岡山県産の果物を1つ以上使用していること」のルールのもとに、市内のカフェやホテルなどでオリジナリティ豊かなフルーツパフェを提供しています。

最寄りは山陽新幹線岡山駅


岡山駅前は大規模整備中。公共交通案内所などの設置や路面電車乗り入れ整備事業が進められ、2027年3月には工事が完了する見込みです。これによりJRから路面電車、バス、タクシーなどへの乗り換えがスムーズになり、移動やお出かけが便利に。

駅直結の商業施設「岡山一番街・さんすて岡山」も2月までに約50店舗がリニューアルオープン予定です。


cafe Antenna

岡山白桃を味わう季節限定パフェ


「cafe Antenna」の「プレミアムパフェ」2100円 「cafe Antenna」の「プレミアムパフェ」2100円

岡山のフルーツパフェ提供店のひとつ「cafe Antenna(カフェ アンテナ)」は、岡山後楽園からほど近く、昭和20年築のレトロビル1階部分に構える店。御領園秀昭さん・美耶子さん夫妻が2009年にオープンし、近郊農家が大切に育てたフルーツを使ったパフェと、スリランカカレーを二大名物に掲げています。店内に入ると、岡山出身の画家・国吉康雄の写真が飾られ、知人が作ったというガラスのランプシェードが光を落とし、いつまでも居たくなる心地よさです。


外観は左官職人による装飾が施された看板建築

店内は落ち着いた雰囲気です

桃1個分を使ったぜいたくなプレミアムパフェ

「やっぱり岡山といえば桃。時期ごとに一番おいしい桃を農家さんから仕入れています」と秀昭さん。7月ごろから岡山発祥の最高品種である芳賀地域産の「清水白桃」が出始め、その後は「白麗」や「白皇」など時期によってさまざまな品種が登場。9月下旬で一度桃が終わると、シャインマスカットにバトンタッチ。10〜12月にはまた「冬桃がたり」という品種が出るので、一年の半分ぐらいは岡山の桃が味わえるそうです。

「プレミアムパフェ」には桃を1個分使い、カットした果実をミルクジェラートの上にトッピング。下にはパイン、バナナ、ミカン、リンゴのシロップ煮、自家製の紅茶ゼリーもぎっしり詰まっています。時期により芳賀産のイチゴのジュレも入るそう。また、冬はこのイチゴが主役のパフェも提供しています。なので、季節ごとに岡山名産フルーツを使ったパフェに出合えるというわけです。

また、フルーツパフェ以外にも、岡山城をモチーフにした「烏城と月」、猫の顔がかわいらしい「にゃ〜んパフェ」なども楽しめます。


「必ず使う前に味見して、甘くないものははじきます」と秀昭さん 「必ず使う前に味見して、甘くないものははじきます」と秀昭さん


「スリランカカリー(鰆)」2300円は、一度食べたら忘れられなくなる唯一無二の味。邑久産牡蠣のカレーもあり、そちらも捨て難い

もしもおなかに余裕があるなら、スリランカカレーもパフェも両方味わってみて。もともと神戸出身である美耶子さんの祖母が作っていたカレーで、そのレシピはなんと「100年前にスリランカ人から教わった味」なのだとか。ライスの上にかけた5・6種のカレーを混ぜながら食べるという独特なスタイル。ナス、キャベツ、ブロッコリーとキノコ、パイナップル、トマトとキュウリ……と、すべて具材もスパイスも違い、混ぜることで絶妙なバランスに。上にのる魚がサワラとは珍しいですが、「岡山で獲れる魚を使いたくて」と秀昭さん。パパドと呼ばれる薄いせんべいをパリパリと割り入れて食感のアクセントを楽しみます。開店当時からこのカレーを岡山で出していたというから、かなりアバンギャルドなお店です!


cafe Antenna(カフェ アンテナ)

問い合わせ先 086-221-9939
時間 11時〜17時30分
定休日 火曜(祝日の場合は翌日)
交通アクセス 山陽新幹線岡山駅下車、徒歩約3分の岡山駅前から東山・おかでんミュージアム行き岡山電気軌道約4分の城下下車、徒歩約7分
URL https://www.instagram.com/cafe.antenna/

岡山でフルーツパフェならここもチェック

岡山県産白桃を使ったホテルメイドのパフェ


「岡山県産白桃パフェ」3900円


「プティ・ミニョン」3500円

例年パフェファンが楽しみにしているのが「ホテルグランヴィア岡山」の岡山県産白桃パフェ。フレッシュな果実をふんだんに使い、パティシエが仕上げるぜいたくな一品です。香りのアクセントとしてオレンジと岡山県産白桃のソルベとジュレ、岡山県産白桃のコンポートとそのジュレも重ねるのがポイント。みずみずしい食感の白桃の時期が終わると、とろけるような濃厚な甘みの「黄金桃」へとバトンタッチ。夏の間に2度訪れ、異なる桃の個性を楽しむ人もいるそうです。「栗とチョコレートのエクレール」や「岡山県産ぶどうのヴェリーヌ」など、季節ごとに内容が変わる「プティ・ミニョン」も好評。旬の素材で作る小菓子を散りばめた、ラグジュアリーなデザートスタンドとドリンクのセットです。


周辺観光/出石町界隈

戦災を免れたエリアにレトロ建築が点在


出石町(いずしちょう)界隈にある「福岡醤油ギャラリー」

岡山後楽園の玄関口、旭川西岸に広がる出石町界隈。第2次世界大戦の空襲による焼失を免れたため、今も明治〜昭和初期の看板建築や商家が残り、細い路地にはどこか懐かしい風情が漂(ただよ)います。近くには「岡山県立美術館」があり、カフェやギャラリー、雑貨店などが点在。散歩をしながらアートに触れられるのも魅力です。写真はかつて醤油蔵や銀行の窓口として使われた建物で、現在は複合施設「ラビットホール別館 福岡醤油蔵」としてアートや教育の拠点に。現代美術を紹介する「福岡醤油ギャラリー」や、日本茶をテーマにした茶房と売店から成る「SABOE(サボエ)OKAYAMA」を併設しています。


交通アクセス 山陽新幹線岡山駅下車、徒歩約3分の岡山駅前から東山・おかでんミュージアム行き岡山電気軌道約4分の城下下車、徒歩約8分
URL https://www.okayama-kanko.jp/okatabi/1192/page

周辺観光/岡山後楽園

日本三名園・岡山後楽園を歩く


「写真より美しい」と、初めて訪れる人が驚くほど風雅な景観を誇る岡山後楽園。岡山藩二代藩主・池田綱政が、家臣の津田永忠に命じて1687(貞享4)年に築庭を開始。藩主の憩いの場として使われました。その後も歴代藩主の好みによって手が加えられ、現在の回遊式庭園へと整えられています。春は桜、初夏はサツキやハス、秋は「千入(ちしお)の森」の紅葉と、季節ごとに装いを変えるのも魅力で、国の特別名勝にも指定されています。見どころは、白砂青松が美しい砂利島などが浮かぶ沢の池、小高い山になった唯心山。茶畑、井田(田んぼ)も有する園内は広大で、その総面積は約14万4000平方メートル。旭川の向こうに漆黒の岡山城も望めます。藩主の居間だった延養亭や能舞台、建物の中央を清らかな水が流れる流店(りゅうてん)もみごと。無料のボランティアガイドが詳しく案内してくれるので、気軽にお願いしてみましょう。


問い合わせ先 086-272-1148(後楽園事務所)
時間 7時30分~17時45分(10月1日~3月19日は8時~16時45分)
定休日 なし
交通アクセス 山陽新幹線岡山駅から藤原団地行き岡電バス約12分の後楽園前下車すぐ
値段 500円(65歳以上は200円)
URL https://okayama-korakuen.jp/index.html

紹介スポット一覧マップ

文・写真/吉永有希

  • ※記事中の情報は2026年9月時点のものです。
  • ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。