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2026.09.28ジパング俱楽部夏にぴったり名古屋のご当地麺!「きしころ」って何?| 列車で行きたい、ひんやりご当地グルメの旅

愛知県名古屋市 ​

各地のご当地グルメのなかには、その地域独特の個性がありながら、涼を感じさせてくれる、暑い季節にぴったりなメニューがあります。

愛知県民のソウルフード「きしめん」は全国的に有名ですが、その冷たいバージョンの「きしころ」は、あまり知られていないかもしれません。地元の人たちに愛され続けるひんやりグルメ、暑いうちにご賞味を。


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のどごしを楽しむご当地麺、「きしころ」とは?

「ころ」は主に愛知県で使われる言葉で、冷たい汁をかけた麺のこと。
うどんだと「ころうどん」、きしめんだと「きしころ」で、暑い時期の間、愛知県では消費量が飛躍的に伸びるメニューです。

幅広で平たい麺が特徴のきしめんは、温かい麺に温かいつゆをかけるのが基本の形ですが、きしころは冷水で締めた麺に、冷たいつゆをかけて提供されます。
最大の特徴は、つるりとしたそののどごし。もちろんオーソドックスな温かいきしめんものどごしはよいのですが、冷たく締めることでその滑らかな食感がより際立ち、キリっとした冷たいつゆがからめば、つるつると何杯でもいけそう。これぞ、暑い名古屋にぴったりの一杯です。


最寄りは東海道新幹線名古屋駅


ツインタワーは名古屋のランドマーク ツインタワーは名古屋のランドマーク

JRを中心に私鉄各線と地下鉄が集まる東海地方最大のターミナル・名古屋駅は、名古屋きってのグルメスポットとしても知られています。

ホームには駅そばならぬ「駅きしめん」の店もあるので、名古屋といえばきしめんを思い出す旅行者も多いのでは。


一八本店

冷たい麺に合わせた冷たいつゆ


ころきしこと「きしめん(冷)」750円 ころきしこと「きしめん(冷)」750円

「ザ・きしころ」とでも言いたくなるような王道の一杯を提供するのが、こちらの一八本店(いっぱちほんてん)。
明治時代中頃創業の老舗(しにせ)で、観光客にも名古屋きっての人気がある、大須商店街から南へ約300メートルのところに店を構えています。

「なぜ『ころ』というのかはっきりとわかっていないんですが、冷たいうどんをせいろに丸く盛った状態がコロっと丸まっている説が有力といわれていますね」と話すのは、店主の上田正隆さん。
つゆは、温かいきしめんに使うつゆを冷ましたものではなく、冷たい麺に合うように調合したもの。東海地方で主流の大豆と塩を原料とする調味料「たまり醤油」がベースで、さっぱりした中にコクと旨みが感じられます。


暖簾(のれん)を守る店主の上田正隆さん 暖簾(のれん)を守る店主の上田正隆さん


ころとはつゆが違う「ざるきしめん(中)」1050円 ころとはつゆが違う「ざるきしめん(中)」1050円

昔ながらの店内がホッとします 昔ながらの店内がホッとします


問い合わせ先 052-321-0475
時間 11時30分~14時30分・17時30分~19時45分(夜は水・木・土曜のみ営業)
定休日 月・火曜
交通アクセス 東海道新幹線名古屋駅から地下鉄東山線約3分の伏見駅下車後、地下鉄鶴舞線に乗り換え約1分の大須観音駅下車、徒歩約10分

名古屋のきしころならここもチェック

逸品の手打ち麺を味わえる都心の名店


総本家えびすやの「きしころ」950円 総本家えびすやの「きしころ」950円

名古屋の中心部に店を構える「総本家えびすや本店 栄店」も、きしころの人気店のひとつです。
店内の入口に設けられている麺打ち場では、熟練の職人が毎日麺を手打ちしており、運がよければ麺を打っているところを見られるかも。

紹介したこの2店では1年を通じてきしころを提供していますが、夏限定の店もあるので、注文の際には確認を。
店によっては海老の天ぷらやかき揚げなどのトッピング付きメニューや、カレーきしめんのころなどを用意していることもあるので、食べ歩きをしてみるのも楽しそうです。


周辺観光/徳川園

四季折々に美しい徳川家ゆかりの日本庭園


写真/名古屋観光コンベンションビューロー 写真/名古屋観光コンベンションビューロー

ひんやりグルメつながりで、名古屋から涼感のある名所をひとつ紹介しましょう。
名古屋城から東に位置する徳川園です。

ここは、尾張藩二代藩主徳川光友の隠居所をルーツに持つ、約7,000坪の広大な日本庭園。
高低差や自然の樹木をそのまま利用して整備された池泉回遊式庭園で、山から海へと水の流れを表現しており、ダイナミックな滝や渓谷、海に見立てた池は、暑い時期に眺めるとなんとも涼しげ。
秋が深まってくると、園内は紅葉に包まれます。
隣接する「徳川美術館」には、尾張徳川家が所蔵していた絢爛豪華な「大名道具」が多数展示されており、こちらも必見です。


問い合わせ先 052-935-8988
時間 9時30分~17時
定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月1日
交通アクセス 中央本線大曽根駅から徒歩約10分
値段 300円
URL https://www.tokugawaen.aichi.jp/

周辺観光/白壁・主税・橦木町の町並み

近代の名建築が点在するかつての武家屋敷街


文化のみち二葉館 文化のみち二葉館

文化のみち橦木館 文化のみち橦木館

もう一カ所、名古屋の歴史が感じられるスポットで訪れてみたいのは、名古屋城から東へ約1.5キロに位置する名古屋市指定の町並み保存地区、白壁(しらかべ)・主税(ちから)・橦木町(しゅもくちょう)です。

ここは江戸時代、100~300坪程度の武家屋敷が立ち並んでいた中級武士の居住地。近代に入ると、広大な武家屋敷跡地に名古屋の財界人たちが移り住み、豪壮な和風建築や近代建築が集まる閑静な高級住宅地に変貌を遂げました。
現在も、武家屋敷の面影を残す門や塀が続き、趣ある景観が楽しめます。
大正から昭和初期頃に建てられた近代洋風建築が何棟も残り、「文化のみち二葉館」や「文化のみち橦木館」などは館内の見学ができます。

問い合わせ先 052-936-3836(文化のみち二葉館)、052-939-2850(文化のみち橦木館)
時間 10~17時(文化のみち二葉館/文化のみち橦木館)
定休日 月曜(祝日の場合は直後の平日)、12月29日~1月3日(文化のみち二葉館/文化のみち橦木館)
交通アクセス 東海道新幹線名古屋駅から地下鉄桜通線約6分の高岳駅下車、徒歩約10分
値段 300円(文化のみち二葉館/文化のみち橦木館)
URL (文化のみち二葉館) https://www.futabakan.jp/
URL(文化のみち橦木館) https://www.shumokukan.jp/

紹介スポット一覧マップ

文・写真/内藤昌康

  • ※記事中の情報は2026年9月時点のものです。
  • ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。