2026.02.09ジパング俱楽部勝運を呼び、馬を守護する京都「藤森神社」にお参りを|現地発!おすすめ旅ネタ情報

現地発・おすすめ旅ネタ情報
このコーナーでは、旅好きライター・観光ナビゲーターが、ご当地ならではのおすすめスポットや旅ネタ情報をお届けします。
今回紹介するのは、京都の「藤森(ふじのもり)神社」についてです。
2026年は午年。馬にあやかって飛躍を願う
京都府京都市
午(うま)年の2026年に訪ねたいのが、馬にゆかりのある神社です。京都・洛南にある「藤森神社」は、5月5日に行なわれる藤森祭の駈馬(かけうま)神事で知られ、馬を守護する神様として親しまれています。
境内には神馬像や、吐水口が馬の像になった手水(ちょうず)舎、宝物殿内の「馬の博物館」など、馬にちなんだスポットがあちらこちらに。何事もうまくいく1年になることを願って、神社にお参りしました。
本殿は京都市指定文化財
駈馬神事で知られ、馬を愛する人たちが多く参拝
藤森神社は、平安遷都より前から祀(まつ)られているとされる古社。5月5日の藤森祭は、菖蒲(しょうぶ)の節句(端午の節句)発祥の祭りと伝えられています。菖蒲は、武を重んじる尚武(しょうぶ)と同じ音であり、勝負にも通じることから、勝運を呼ぶ神様と崇められています。
藤森祭の駈馬神事では、敵の矢に当たったと見せかけて体を反らせたまま走る「藤下がり」や、疾走しながら馬の上で文字を書く「一字書き」などの妙技が、参道で披露されます。室町時代からの走り馬が受け継がれたものです。馬とのかかわりが深く、現在も競馬関係者や午年生まれの人、馬を愛する人たちが多く訪れています。
神馬像や馬の博物館などいろいろな「馬」に出合う
長い参道を歩いていると、参拝客に次々と出会います。まずは手を清めようと手水舎に行き、びっくり。吐水口がよくある龍ではなく、馬の像になっているのです。側に立つ神馬像は、馬の守護社として駈馬保存会が1985(昭和60)年に建てたもの。今にも走り出しそうな勇壮な姿です。
馬の神社にちなんで手水舎の吐水口が馬の像に
片足を上げ、躍動感のある神馬像
拝殿は建物の中央に通路がある特殊な造りで、この通路を通って本殿へ。檜皮葺(ひわだぶ)きの立派な本殿は、1712(正徳2)年に中御門天皇から賜ったものと伝わります。神聖な空気が漂う中、背筋を伸ばしてお祈りしました。
本殿とともに御所から賜ったとされる拝殿
本殿の北には、大将軍社と八幡宮社の社殿があり、いずれも国の重要文化財。また、東には藤森神社発祥の地とされる旗塚があり、イチイガシの木が祀られ、お参りすると腰痛が治るといわれています。
「いちのきさん」と呼ばれ、親しまれているイチイガシ
宝物殿(入館無料)の一角には、「馬の博物館」があります。馬の形をした京都の伏見人形や滋賀の小幡(おばた)人形など国内の郷土玩具や、中国、ネパールなど海外の馬の置物などがずらり。それぞれに個性があって、見ていておもしろいです。
宝物殿の中にある「馬の博物館」
このほかに宝物殿には、重要文化財の紫絲威大鎧(むらさきいとおどしおおよろい)や、火縄銃、大筒などの社宝が展示されています。近年、奉納された太刀「鶴丸」の写し刀は、刀剣ブームもあいまって「刀剣女子」に人気だそうです。
かわいい姿の馬みくじや、馬の御朱印が大人気
さらに、藤森神社で人気があるのが「白馬みくじ」500円や、午年にちなんだ4種類の御朱印です。白馬みくじは、足を上げて走っている姿をしていて、つぶらな瞳がキュート。こちらは通年授与されています。
午年にちなんで作られた「金の馬みくじ」700円は大人気で、授与初日からわずか4日で売り切れに。現在作成中で、3月くらいには授与を再開することができるそうです。
飾って楽しむこともできる「白馬みくじ」
もうひとつ、話題になっているのが、宝物殿の側にある自販機。馬の姿が描かれ、ドリンクを買うと、馬のヒヒーンという声とともに宮司さんからのメッセージが流れます。さて、どんなメッセージなのでしょう。買ってみてからのお楽しみに!
9頭の馬が描かれた「馬九(うまく)いく」御朱印500円
購入すると宮司さんからのメッセージが流れる自販機
藤森神社
| 問い合わせ先 | 075-641-1045 |
|---|---|
| 時間 | 参拝自由。授与所・宝物殿9~17時(宝物殿のみ5月5日休館) |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 奈良線JR藤森駅下車、徒歩約5分 |
| URL | https://fujinomorijinjya.or.jp/ |
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- ※記事中の情報は2026年2月時点のものです。
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