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2021.11.15鉄道鉄道博物館(大宮)の見どころを余すことなく! 鉄道写真家・村上悠太が贈る、パパママ必読の虎の巻【後編】

あこがれの運転士体験も! 知っておきたいてっぱくの体験プログラム

国内最大級の鉄道ミュージアムである、「鉄道博物館」。
さいたま市に位置し、2018年には大幅なリニューアルが行われ南館が新設。今回はそんな「てっぱく」の楽しみ方を、前編・後編でご案内していきます。

後編では、鉄道博物館で人気の体験プログラムについて、じっくりご紹介。

どんな種類があるの?
どうしたら体験できる?

事前に知っておけば、狙いを定めて当日に臨めますよね。
1児の父でもある鉄道写真家・村上悠太がしっかり教えてくれる後編、スタートです!
展示車両や館内での食事のことは、前編にて。


日本最大級の鉄道系ミュージアム「鉄道博物館」

鉄道博物館だからこその、豊富な体験プログラム!

運転シュミレータは5車種5路線

さぁ、「てっぱく」の体験プログラムを紹介していきましょう。

鉄道系ミュージアムといえばやっぱり楽しみなのが運転士の仕事を体験できる運転シミュレータですが、「てっぱく」には合計5車種5路線の運転シミュレータがあります。中でも南館2Fにある「E5シミュレータ」はE5系の運転台をリアルに再現したモックアップ(冒頭の写真)で運転でき、ひとときの間、憧れの新幹線運転士になれてしまう、まさに夢のシミュレータ。国内最速の320km/h運転を行うこともでき、普段では絶対にみられない運転席からの超高速前面展望を体感することができます。


普段は見ることすらできないリアルなE5系の運転台で320km/h走行を体験できる「E5シミュレータ」(要抽選・1回510円)

また、本館1F車両ステーション内には「D51シミュレータ」があり、こちらでは蒸気機関車の運転操作を体験することができます。現代の鉄道車両とは大幅に異なる運転操作を体験できるだけでなく、蒸気機関車特有の「揺れ」も再現されており、「E5シミュレータ」と並んで「てっぱく」を代表する2大運転シミュレータになっています。


今の鉄道車両よりも遥かに運転手順が複雑な「D51シミュレータ」。映像に合わせて車体も動きます!(要抽選・1回510円)

そのほか、205系(山手線)、211系(高崎線)、E231系(京浜東北線)のシミュレータがあり、こちらも実際の運転台をリアルに再現したシミュレータになっているので、ぜひ体験してみてみたいプログラム。「E5シミュレータ」、「D51シミュレータ」は前編で紹介した「てっぱく抽選アプリ」での事前抽選に当選する必要があり、1回510円で体験可能です。205系、211系、E231系については無料で、平日については抽選なしで体験することができます。


3車種の在来線シミュレータも本格的な運転台と信号システムなどが取り入れられてとてもリアル(無料・平日のみ抽選なしで体験可)

大人も思わず夢中になる「運転士体験教室」

より本格的に鉄道の運転を学びたい方には「運転士体験教室」がおすすめ(要抽選1回510円)。
こちらも運転シミュレータには変わりないのですが、実際の運転士養成する訓練施設を模した施設を使って、運転に関わる計器の見方、信号のルール、さらには省エネ運転といったよりプロフェッショナルな運転操作をインストラクターさんに教えてもらいながら学べるプログラム。将来運転士を目指したいお子さんや、かつてそんな夢を抱いていた大人の方も実際に運転士になる過程を体験できる、「てっぱく」ならではの体験プログラムです。
このほか南館1Fには車掌業務を体験できる車掌シミュレータもあります。


室内はまるで教習所!「てっぱく」の体験プログラムの中でも最もプロフェッショナルを学べる「運転士体験教室」。初級から上級まで3ステップがある


車掌さんの仕事を体験できる「車掌シミュレータ」(要抽選・1回510円)

なお、E5シミュレータ、車掌シミュレータは小学生以上、「D51シミュレータ」は中学生以上、運転士体験教室は小学生以上(小1〜4は保護者同伴)から体験可能です。

細部のこだわりがニクい「ミニ運転列車」

館内北側にある屋外エリアでは「ミニ運転列車」の体験コーナーがあり、かわいらしくデフォルメされたJR東日本を代表する9両が一周300mのコースを行き交い、実際に運転することができます。
定員は3名と車両はミニチュアサイズですが、よーく見ると実は各所にこだわりデザインが。例えば新幹線の線路や架線を点検して走る「East i」は、実車同様に上空の架線を点検する用の天井窓が再現されていたり、警笛音が実車同様に各車両で異なっていたりと本格仕様!
カーブには制限速度があり、先行列車に近づくと信号が変化するなど、鉄道の安全システムを体験して学ぶことができるプログラムになっています。運転は小学生以上から、1回210円(要抽選)で体験可能です。


かわいい列車が行き交う「ミニ運転列車」(要抽選・1回210円)


デフォルメされていても車種によって運転台や警笛の音色が異なる本格設計! 「E657系ひたち」は左手で操作するワンハンドルマスコンを再現

「EF55形」は機関車特有の左手ブレーキ、右手マスコン(アクセル)が再現されている


「East i」には架線(ここにはありませんが…)点検用の窓もある

こちらも人気、「鉄道ジオラマ」をチェック

そして体験プログラムとともに人気が高いのが、本館2Fの「鉄道ジオラマ」
線路の総延長は圧巻の1.2km、1400両の車両からセレクトされたHOゲージの鉄道模型が精巧なジオラマを力走していきます。このジオラマではJR東日本以外の車両も走行するのも楽しいポイント。現在は解説つきの実演プログラムを見学することができます(各回入れ替え制)。


新幹線から蒸気機関車までが一堂に集まる「鉄道ジオラマ」

一日中楽しめる、「鉄道博物館」に出かけよう

現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から一部のプログラムの変更、展示の休止があるものの、しっかりと対策を施した上でできる限り通常営業に近い状態で開館しています。
鉄道の魅力や歴史、構造を体験・学習できる鉄道博物館。子どもはもちろん、普段何気なく利用している新幹線や通勤列車の仕組みを知ることができるので、きっと大人も発見の連続です! この秋、ぜひより魅力的な鉄道の世界に触れてみてくださいね。


鉄道博物館

住所 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
問い合わせ先 048-651-0088
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日 毎週火曜日、年末年始
交通アクセス JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分
URL https://www.railway-museum.jp/

前編を読む


著者紹介

村上悠太

1987年鉄道発祥の地新橋生まれ、JRと同い年の鉄道写真家。
交通新聞社刊「鉄道ダイヤ情報」では「ユータアニキ」としてあらゆる現場で鉄道を支える「鉄道HERO」たちの取材を続ける。元々旅好きから写真を始めたので、乗り物に乗って旅をしながら写真を撮るのが大好き。

Twitter:https://twitter.com/yuta_murakami
Instagram:https://www.instagram.com/yuta_murakami/

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