トレたび JRグループ協力

2021.09.15ジパング俱楽部「熱中症」について|ジパング世代はどうしてる?

「ジパング世代」の意識調査、大公開!

「○○の時は、どうしてる?」「○○について、どう思ってる?」
「プレゼント」のご応募でいただいたアンケート回答を公開しています。

今回のテーマは「熱中症対策」。
ジパング世代のみなさんに、熱中症について聞きました。どうぞご覧ください。

熱中症アンケート結果発表!


今回のアンケートでは、「熱中症になったことがある」と回答した方は約5パーセント。「身近に熱中症になった方がいる」と答えた方と併せても、約30パーセントという結果でした。

近年、テレビなどで盛んに報じられてきたことで、熱中症の怖さや対策も周知されてきた印象があります。

総務省消防庁の「熱中症情報」によると、熱中症による「救急搬送人員」も昨年に比べ減少、アンケートの回答でも、搬送された方はごくわずかということで、大事に至る方は少なくなっているようです。


次は、実際に熱中症の症状を体験した方のお話をご紹介します。
旅行や外出中、どんな状況で、どんな症状に襲われたのでしょうか。

熱中症体験談

  • 歴史的な町並みで、絵になる場所だったので夢中でスケッチをしていると、体がだるくなり“ふわっ”とした感覚がありました。慌ててスケッチを止めて、水を飲み涼しいところへ。(73歳 男性)
  • 5月末ということもあって、まだ時期的に熱中症になるとは思わず油断して、具合が悪くなるまで気がつきませんでした。(62歳 女性)
  • 午後2時頃、仕事をしていて急に頭が痛くなり、気持ちが悪くなったと思ったら意識がありませんでした。気がついたのは5時過ぎ。ほかの人に話したら「気がつかなければ、そのまま遠くへ行っていたね」と言われてしまいました。(68歳 女性)
  • 慣れない旅先での緊張感から、テンションが上がり、水分補給を忘れました。気がついた時には頭痛と吐き気がありました。(62歳 女性)
  • 今年、梅雨が開けて最初の暑い日の日中。日陰のないところで2時間ほど、みんなで休憩をしながらテニスをしたあと、頭痛がしたので先に帰りました。暑さに体が慣れておらず、熱中症の初期症状と思われます。(67歳 男性)
  • 散歩中、友人が足をつり、吐き気などで歩けなくなってしまいました。意識はあったので、手持ちの「OS-1」を飲ませ日陰で休ませると、30分ほどで回復しました。(71歳 女性)
  • 「仕事をして自宅へ帰ってから、体調を崩して病院で診察受けた」と、友人から聞きました。普通の生活の中でなので、とても怖いと感じました。(62歳 女性)
  • 時々、水分補給の声がけをしながら畑仕事をしていましたが、終了直後にめまいや吐き気、ふらつきが出ました。袖口がしまって空気が通らないシャツを着ていたことと、寝不足もあったようです。(67歳 女性)
  • ゴルフプレー中、水分不足で動けなくなり、救急車のお世話になりました。(79歳 女性)
  • ロードバイク仲間の同年代の友人。水筒を忘れたことを言わずに脱水でふらつきましたが、メンバーの予備水筒で事故にはなりませんでした。(81歳 男性)
  • 前職場の同僚のお母さんは、自転車で転んで以来、若干認知症の傾向になりました。一人暮らしで、暑さをあまり感じず、電気代を気にして冷房もつけなかったようです。まだ70歳位で、それ程認知症も進んでなかったそうですが、家族が気がついた時には手遅れだったそうです。(71歳 女性)

水分補給をしていますか?


こまめに水分を取っているという方が、なんと約80パーセント!

みなさんこまめに水分を取っているようです。
しかし、熱中症になった方にその原因をうかがうと、半分以上の方が「水分不足」と回答しています。

「旅先で夢中になってしまった」「仕事や作業に集中していた」といった理由で、のどの渇きに気が付かなかった。なかには、トイレを避けるために水分補給を我慢してしまったという方も。

ご紹介した体験談では、「気づいたら体調を崩していた」という答えが目立ちます。

「のどが乾いたら」「食事の時に飲むから」と先延ばしせずに、時間を決めるなどして積極的に水分補給をしたいですね。

まとめ

今回は、熱中症の体験談を紹介しましたが、いかがでしたか?

旅行や外出先では、土地勘がないために飲み物を購入する場所がすぐに見つけられなかったり、急な事態に対応できない場合もあります。

とくに、ジパング世代は熱中症のリスクが高いといわれていますので「気がついたら」とならないように、本人はもちろん同行者ともに意識しておかなければいけません。

そして、「少し休めば大丈夫」と思わずに、体のだるさや吐き気があったり自力で水分補給ができない場合は、すぐに医療機関へ行きましょう。

暑さのピークは過ぎましたが、冬も熱中症や脱水症状のリスクはゼロではないそうです。
「ちょっと教えて、相談室」の『夏のお出かけリスクを軽減! ジパング世代の熱中症対策』「熱中症予防声かけプロジェクト」のサイトを参考に、水分補給を心がけてください。


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