トレたび JRグループ協力

2022.05.16ジパング俱楽部「外食・出前・持ち帰り」について|ジパング世代はどうしてる?

「ジパング世代」の意識調査、大公開!

ジパング世代(60代以上)のみなさんは、「○○の時は、どうしてる?」「○○について、どう思ってる?」
プレゼント応募時にいただいたアンケート回答を公開しています。

今回のテーマは「外食・出前・持ち帰り」について。

新型コロナウイルス感染症の拡大以降、なかなかできなくなった外食。
その反面、サービスが拡大する出前(デリバリー)や持ち帰り(テイクアウト)のサービス。

ジパング世代のみなさんはどのように利用しているのでしょうか?

お気に入りのメニューも教えてもらいました。
 

調査期間:2021年12月15日~1月14日
回答者:ホームページプレゼント
「ホテルメトロポリタン エドモント内、ダイニング・カフェ『ベルテンポ』ランチブッフェ ペアご利用券」にご応募いただいた60代~80代の方128名

Q1.新型コロナウイルス感染症拡大以前に比べて、外食・出前・持ち帰りの利用頻度は変わりましたか?



今回は、60代・70代・80代と年齢ごとの違いも分かるようなグラフにしました。

旅行も我慢しているジパング世代のみなさんですから、外食は「かなり減った」が最多。予想通り「外食も自粛」という結果でした。

その代わり、出前や持ち帰りサービスは利用が増えることを予想していましたが、どちらも「変わらない」との回答が多く、どちらも利用が「減った」「かなり減った」との回答に大きな差がありません。

一方、持ち帰りの利用が「増えた」「かなり増えた」方がかなり多いのは、どんな理由があるのでしょうか?

Q2. もっとも利用頻度が高いのは?


緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令もなく、感染者数も落ち着いていた時期に実施したアンケートということもあり「外食」の回答が最多。

「自治体の割引きクーポンが使えるので友人と行く回数が増えたかも」(68歳 女性)という方も。

また、こちらのアンケートでは、出前と持ち帰りの差がはっきりと分かります。

出前サービスも増えており、「置き配」を使えば人と会わずに済みますが、「田舎暮らしなので利用できません」(70歳 女性)と地域によっては利用が難しいことも出前の利用が少ない原因でもあるようです。

Q3.外食・出前・持ち帰りのお気に入りメニューは?


外食・持ち帰りともに「寿司」がダントツの人気!
出前は投票が少なかったので、ピザ・ラーメン・そばはほぼ同率でした。

このランキングだけを見ると、内容にあまり差がないように見えますが、エピソードを見ると「誰とどこで食べるか」が重要なことがよくわかります。

Q4.外食・出前・持ち帰りのエピソードを教えてください。

  • 銀座のフレンチレストランでご馳走になった時、後で金額を知って驚いたことがあります。先に知っていたら味が分からなかったかもと。(69歳 女性)
  • 友人と町歩きに出掛ける際、お互いによさそうなランチレストランを探して、会った時に決めましょうとなりました。目黒近辺に数あるレストランのなかで、それぞれが第一候補に選んだレストランが同じで、びっくりしました。(76歳 女性)
  • 外食で寿司店を選ぶ時最初に浮かぶ店。先日1年半振りに行った際、店員さんはほとんど変わってしまいましたが、ひとり変わらぬベテランさんがいました。今までも年に3・4回の利用にかかわらず、名前を覚えてていただき、さらに孫の成長ぶりを質問されました。(71歳 男性)
  • 友人と我が家でのんびりお茶と夕食。お互い忙しい主婦だから、何かちょっとぜいたくに出前を頼むことにしました。保存してあるメニュー表から選んだのは釜飯。これが予想以上に美味しくて、友人がはまりました。「家でも持ってきてくれるかしら」と調べたところ、残念ながら配達区域外。その後、我が家でその友人と出前という時は、その釜飯が定番になりました。(67歳 女性)
  • 50年前、友人たちと越前ガニを食べに東尋坊の近くの小さな民宿で食べたカニの味がとても美味しかったのに、ネットで調べてもそこがどこだったのか分かりません。その時の味を求めて昨年は、三国や寺泊へ行ったりしましたが、あの時の味に出合えないでいます。(77歳 女性)

  • だいたい土日は一人で昼食を取りますので、何軒か入りやすいお店があります。月に1回から4回通うと顔や名前を覚えてくださり、一人客でも歓迎していだたけることがとてもうれしいです。(68歳 女性)
  • 会社の忘年会で、フグのフルコースを6名で事前予約した時。いつもなら3~4人前のフグを調理してくれて、ほかの単品注文も食せるようにしてくれるのですが、3年振りだったので大将が忘れていた様子。6人前のフグのフルコースが来て、野菜も食べきれないほど。こっちは単品も注文して、途方もない金額の請求が……。(今年は、カニもですが、フグも高かったです)(65歳 男性)
  • 30年近く前、初めて「カプリチョーザ」に行った時のこと。普通に一人一品パスタを頼んだところ、とんでもなく大きなお皿で来てびっくりしました。1皿2~3人前なんですよね。多分注意書があったのでしょうが、見落としていたようです。帰って娘に言うと「カプリチョーザのパスタの量が多いのは常識やん、それで残してしまったん?」と呆れられました。「多いー!」と言いながら、とってもおいしかったので完食してしまった私たち(笑) オバサンは強しです。(82歳 女性)
  • 料理教室の仲間と、教室の先生のお店でのパスタ。みな一番高いウニを選び、楽しいひと時を過ごします。教室の再開はまだ先になりそうなので、みなさんと会える時間を大切にしています。(65歳 女性)
  • 74歳の私ですが、まだ月に10日ほど仕事をしています。仕事中は妻が弁当を作ってくれ感謝しています。しかし、朝は4時起きで妻にはかなりの負担、仕事が終った日は妻と二人、感謝の意味を込めて外食するのが楽しみです。日頃気にかかっていたお店やタウン誌等で紹介されたお店に出かけるのが、仕事への原動力になっています。(74歳 男性)
  • 妻との出会いの最初が、レストランでのハンバーグステーキのディナーでした。(72歳 男性)

  • 先日、コロナが落ち着きを見せ往来禁止が解かれたので、飛行機と新幹線を乗り継ぎこどものところに行き、二人や一人では行きづらい高級焼き肉を食べに行きました。旅行も、外食をするのも1年2カ月ぶりだったので格別に美味しく、涙が出ました。(62歳 女性)
  • 私の誕生日に和食のお店に伺いました。ランチの時間帯でしたが、注文して割と早めに料理(お鮨等)が運ばれてきました。コロナ禍で、お客様が少ないせいか、いつもと違い豪華な感じでした。もちろん、店内のコロナ対策は万全で、美味しくいただきました。暫くぶりの外食でしたので、よい誕生日になりました。(72歳 男性)
  • コロナ禍の運動不足を解消するため近所を毎日散歩しました。途中のパン屋でサンドイッチ、ケーキ屋でシュークリームなど、ランチとおやつを購入して帰宅。いつもより豪華なランチで、運動したのに体重は増える、という結果に。(63歳 女性)
  • コロナで客が減り、昼の弁当を始めた近所の居酒屋さん。応援するつもりで500円の焼き鳥弁当を注文しました。100円玉を五つ用意して渡そうとした瞬間に落として400円になってしまった。並んだ弁当の間を崩さないように探したが見つからず。「あとで探しますからいいですよ」と店員さんが言ってくました。帰り道々、100円が見つからなかったらどうしよう、応援になったのか? ならなかったのか? 気にしています。(65歳 女性)
  • カレーの持ち帰りで並んでいた時、デリバリーのオートバイが3台も待っていました。デリバリーの人達は、かき入れ時のようです。(78歳 男性)
  • お気に入りのお店が、閉店時間が早くなりアルコール類の提供が難しくなった、と聞いて大変残念に思いましたが、テイクアウトの提供もしてくださると聞いて利用してみました。しかし、お店の雰囲気込みでのサービスだと思うので、今はこれまで通りの再開を心待ちにしているところです。早くコロナが収束してほしいものです。(70歳 男性)
  • 昼食で持ち帰りの弁当をよく食べるようになりました。中華料理屋さんの弁当は、ほぼどこも500円で意外に食べごたえがあります。コロナ前まではこのような弁当は食べたことがなかったので、うれしいよろこびです。(70歳 男性)

【おまけ】電子マネー・キャッシュレス決済エピソード

  • 「Suica(スイカ)」が使えなかったので、しばらく買いに行かなかった弁当屋さん。ひさしぶりに買いに行ったら使えるようになっていました。それからは以前のように買いにいくようになりました。(74歳 男性)
  • クリスマスケーキを買って帰りました。「PayPay(ペイペイ)」で払って、金額は見ませんでした。家で金額を見たら、5000円近く払っていて高額なのにびっくりしました。でもおいしかったので、いいことにしました。(66歳 男性)
  • ほとんどスマホ払いを利用して支払いを済ませてまいす(現金も持ち歩きません)。初めて入ったお店が、現金のみの会計だと会計の時に分かった事があり、非常に焦ったのを忘れられません。(66歳 女性)

まとめ

コロナ禍で、旅行だけでなく外出自体が難しいなかで楽しみのひとつになる「食」。
外食・出前・持ち帰りの食事を、ジパング世代のみなさんがどのように楽しんでいるかよく分かりました。

最後にエピソードを紹介しましたが、ジパング世代の方のなかでも電子マネーやキャッシュレス決済を利用している方も増えているようです。
「キャッシュレス決済について」のアンケート結果も公開中です。


そのほかのアンケート結果