2024.11.18ジパング俱楽部「願掛け・パワースポット」どうしてる?|ジパング世代はどうしてる?
今回のテーマは【願掛け・パワースポット】。
今回は、願掛け・パワースポットについてのアンケートの結果発表!
みなさまはどんな場所に行き、どんなことを祈念・祈願しているでしょうか?
願掛け・パワースポットに関するエピソードも公開します。
- ※調査期間:2024年8月15日~9月15日
- ※回答者:「giftee BOX 1000ポイント分 」にご応募いただいた60代以上の方361名
Q1.願掛けを目的とした旅行を計画したり、ツアーに参加したことがありますか?
特定の場所や神社、寺院などを訪れて、願い事を叶えるために祈願する「願掛けツアー」。日本国内外でもさまざまな形態のツアーが開催されています。
個人の旅行でも各地を訪れる方は多いと思いますが、交通が不便な場所だったり、ひとりで行くには不安があったりする場合はツアーに参加するのがいい場合もありますね。
Q2.旅行中にパワースポットと呼ばれる場所を訪れたことがありますか?
日本国内でパワースポットと言えば、
富士山(静岡県・山梨県)・ 伊勢神宮(三重県)・ 出雲大社(島根県)・ 熊野三山(和歌山県)・高千穂(宮崎県)・ 出羽三山(山形県)・ 秩父三社(埼玉県)・大神神社(奈良県)・戸隠神社(長野県)・厳島神社(広島県)などが思い浮かびます。
どこも、観光地としても有名な場所なので、「パワースポット」と意識せずとも訪れたことがある方も含め、8割の方が「ある」と回答されました。
Q3.どんな願掛けをしたことがありますか?
もっとも多い回答は「参拝」で、願掛けをしたことがあると答えた方のほとんどが経験されていました。
「そのほか」の回答には、「もの断ち」「百度参り」「自宅の神棚」などがありました。
Q4.どんなことをお願いしたことがありますか?すべてお選びください。
「身体健全」「家内安全」が同票でトップでした。
「そのほか」には、「出世祈願」「世界平和」「子宝」「縁切り」などがありました。
Q5.「御利益があった!」と感じた経験があれば教えてください。
- 目の治療で千葉県松戸市に通っていたので、付近の松戸神社に手術の成功を願い参拝しました。気も滅入っていたので、ついでにパチンコの必勝祈願もしてみたら、社殿の奥から「その願い叶えてやろう」的な声が聞こえ、その後一年近く連戦連勝でした。もちろん手術も成功でした。(65歳 男性)
- 娘がこどもを授かるように!と滋賀県の沙沙貴神社で参拝しました。不思議なことに、その直後に妊娠が分かり、知らせを聞きました。(68歳 女性)
- 福島市の中野不動尊。毎年、初詣で御祈祷をしていただいています。家内安全と身体健全おかげで、94歳の母も元気で一緒に暮らしています。(66歳 女性)
- 夫は虎の門病院で人間ドックを受けていましたが、何か異常が見つかると近くの虎ノ門金刀比羅宮にお参りしていました。私が同行して病状説明を聞き、一緒にお参りすると無事に快癒するということが重なり、以来夫のゲン担ぎでした。(68歳 女性)
- 単身赴任中に妻と横浜関帝廟に行き、お祈り。引いたおみくじに「転勤の知らせがある」と書いてありました。気にも留めていませんでしたが、1ヶ月後に転勤の示達がありました。(65歳 男性)
- 孫が、生後半年で先天性代謝異常症と知らされ、旅行先の京都で特別公開していた薬師如来に無事成長をお願いし、御朱印を息子夫婦に渡しました。孫は中学2年生になり、陸上部、ライフセービングで活躍するほどに成長しました。昨年、特別公開している薬師如来にお礼参りをしてきました。京都市平等寺の因幡薬師には特別な思いがあります。(73歳 女性)
- 水天宮に娘の安産祈願へ。なかなか授からず、大きな子宮筋腫の手術、子宮外妊娠、流産と諦めかけたところで妊娠。娘はひどいつわりが続き心身衰弱。私は好きなコーヒーを断ち、ひたすら願掛けをしました。2週間早く破水、帝王切開で無事産まれてくれました。風邪も引きやすく、夜中何度も病院に行きましたが、昨日、元気に2歳の誕生日を迎えました。願い事、叶えていただきました。(74歳 女性)
- 出雲大社で良縁を祈願したところ、その年に結婚が決まり、翌年結婚しました。その10数年後、今度は夫と子とともに参拝した際に「おかげさまでよき夫と結婚できよき子にも恵まれました。ありがとうございます。」と報告と感謝を伝え、「今自分に願い事はありませんが、世界が平和で皆が幸せでありますように。」と祈りました。するとその夜の夢(?)に、『八百万の神』という声とともに大勢の神様が屏風が折り重なるようにずらっと並んで笑顔で現れました。(髪をミズラに結い太古の白い装束の男女の神様方でした。)夢か現か幻かは分かりませんが、とても幸福で温かな気持ちになった事を覚えています。最高のご利益でした。(62歳 女性)
- こどもの頃、母から「細い細い三日月を拝むと、お小遣いに不自由しない」と聞いて以降、三日月を見ると必ず拝みます。月が見えたなら、場所は、どこでも構いません。細い三日月が目に入ると、先ずテンションが上がります(笑)。なぜ、細い三日月が良いのかは分かりませんが、その御利益なのでしょう、おかげさまで、それ程、金欠になった経験はありません。(62歳 女性)
- 岩手県中尊寺にある金色堂をお参りした後に、参道のみやげ店で「ご利益あるよ」と金色の縁起物を購入しました。自宅に戻ったら懸賞で10万円相当の高級旅館の宿泊券が当選! 本当にご利益がありました。(73歳 女性)
- 伊勢神宮で正式参拝した翌日、出勤すると突然解雇されました。その時は「こんなに働いてるのになんで?」とショックでしたが、早朝から夜中まで毎日働いてたので、神様が休憩をくださったのだと感謝しています。辞めてなかったら、今も元気ではないかも?(70歳 女性)
訪れたことのあるパワースポットのなかで、とくに印象深い場所はどこですか?その理由は?
- 鷲宮神社(栃木市)。境内に鎮座する「夢たまご」にそっと手を置き、願い事を三度唱えると叶う! といいます。境内は静かで、落ち着いた雰囲気。本当に叶うような気がしますよ。(70歳 男性)
- 沖縄で、巫女のみが祈祷する場所に行きましたが、とくに飾りもなく、ただの岩場の様な殺風景な場所でした。首里城のようなきらびやかさはなかったので、不思議に感じました(68歳 女性)
- 茨城県・息栖神社。 参拝する予定も無く、存在すら知らなかった息栖神社の鳥居の前を通過しようとしましたが、とてもよい気を感じた時、同行の夫も「何か気になるね。」と言うので参拝しました。(65歳 女性)
- 今年、念願の貴船神社、奥之院に参拝をしてきました。雨上がりの社殿に木漏れ日が差し込む様は、何とも言えないありがたさがありました。もちろん、川床にて頂いた若鮎焼き、ハモは最高に美味でした。(68歳 男性)
- 江の島神社。近づくにつれ、結界の中に入っていくような空気がありました。神社からの帰路、相模湾が広々と眺められ、鵠沼、茅ヶ崎などの海岸線も美しく、海鳥の視線になれました。(60歳 女性)
- 栃木県鹿沼市にある賀蘇山神社。地元でも知る人ぞ知る、不思議なパワーのある神社です。石裂山の登山口になっています。あとは鷲子山上神社です。茨城と栃木の県境にある神社で、大きなフクロウの像があります。宝くじなどが当たると評判ですね。(65歳 女性)
- 私たち夫婦は巨木や巨石に触れてパワーをいただくのが大好きで、NHKの番組で知った志々島(香川県)の大楠に会いに行きました。実際に対面したとき、威厳を感じる佇まいにただただ見惚れました。残念ながら保護のために大楠に触れることはできませんでしたが、パワーはあたり一面に溢れていました。(65歳 女性)
- 明治神宮にある、「清正井(きよまさのいど)」。話題になっていて、機会があれば行きたいと思っていました。当日は待ち時間もありましたが、厳かな雰囲気のなか、緊張感いっぱいで拝見しました。その後も何度か訪れましたが、最初の事を思い出しながら、感謝の気持ちをこめて拝見しています。(65歳 男性)
Q6.願掛け・パワースポットに関するエピソードを教えてください。
- 父の手術が成功するようにお茶断ちをした日を思い出しました。元気に回復してくれたことに感謝ですが、大好きなお茶を飲まず必死に気を紛らわしていた記憶があります。(64歳 女性)
- 恋愛成就ならあの神様に、商売繁盛ならその神様に、と時間の限り、欲張っていろんな神様にお願いした思い出があります。(63歳 女性)
- 父の手術前に御祈祷をお願いに神社へ。年末の多忙な時期にもかかわらず若い神主さんが丁寧に御祈祷してくださったことは忘れられません。おかげで父のオペも無事にすみました。(68歳 女性)
- 新潟市の白山神社は、両親が自分をお宮参りに連れていってくれた神社で、新潟を離れても、ずっと心の拠り所です。亡き祖母をはじめ、親戚や友人たちと四季の花々を観賞したことが懐かしいです。(65歳 女性)
- 栃木県在住だが、仕事で時折訪れる石川県小松市で、安宅関 安宅住吉神社へ。難関突破の御守りを、息子3人の高校・大学受験のたびにいただきに行き、身に着けさせた。おかげさまで幸せに暮らしております。20年ほど前の話。(70歳 男性)
- パワースポットらしき楠の大木の前に携帯が置ける台が設置されていた。たぶん、これで自分の写真を撮ってSNSにアップするのだろうと思った。時代ですなあ。(67歳 男性)
- お正月に七福神巡りをしています。東京に遊びに行きながら、歩き回って寺社を巡り家族の幸せと健康を祈ります。授与品を受けるのも楽しみです。ホテルに1泊して、夜は居酒屋で飲むのが楽しみです。(65歳 女性)
- 霧島神宮(鹿児島県)の特別番組がNHKでありました。県内にいながら、知らないことばかりで、還暦の時に新たに訪れました。山神社、感動でした。おかげいただきました。旅にはしっかり学んで訪れるべきだと痛感しました。(62歳 女性)
- 玉置神社(奈良県)奈良県は、神様から呼ばれないと辿り着けないと言われていますが、私は何回も行けています。玉置山山頂から大峯奥駆道を通り神社境内に入るコースがいい! 私としては、神社より玉置山山頂の方がパワーを感じました。(62歳 女性)
- 友人の連れ合いの方が亡くったことがきっかけで、約10年ほどお参りツアーに仲間と出かけていました。コロナ前年が最後のお参りで高尾山詣でと、翌日の「はとバス」ツアー参加が楽しい思い出となっています。(75歳 女性)
- 神社、寺めぐりが好きです。あとお墓参りも。しかしお墓が遠いので、ひたすらお仏壇にお線香をたてて唱えます。散歩中やゆる旅中もお地蔵さんや野仏を見つけると手を合わせて唱えます。おかげで心が落ち着きます。(74歳 女性)
- 毎晩、寝る前に神棚に願掛けをします。息子の受験・ピアノ発表会・仕事でのプレゼン等々、何かにつけて祈って参りましたが、不思議と叶えていただいてまして、息子からの「母さんの祈りは絶対的!」と厚い信頼を得ております。(62歳 女性)
- 福岡県福津市にある宮地嶽神社。鳥居からずっと光の道が真っすぐに海に向かって続いています。自分が行ったのは違う季節ですが、2月の日の入り前の時間は鳥居に日が沈むと言われています。その頃にもう一度行きたいです。(67歳 女性)
- 日光は同じ県内にあり、二荒山神社(栃木県)によく訪れます。空気が凛として境内に入ると気持ちがすっきり落ち着きます。元気がないときパワーチャージに、なにか不安事がある時におみくじでお伺いに、など折々訪れております。(76歳 女性)
- 先祖の墓地の手入れに行くたびに、長い急階段の昇降や広い墓地の草刈りと清掃で疲労困憊するが、疲労が取れた数日後には体調がよくなった気がして、また次に行く予定を立て始める。ご先祖様が「また来いよ」と言っている気がする。(71歳 男性)
- 新潟県の彌彦神社は越後のパワースポットと呼ばれ、大変人気のある神社です。彌彦神社は、二礼四拍手一礼です。境内全体に澄んだ空気が流れており、霊感を感じられるところです。気持ちが落ち着き、気持ちをリセットできる神社です。(73歳 男性)
- 御朱印帳を持参して、旅をしてます。まずは地元の神社で御朱印帳を購入して、さまざまな神社で御朱印をもらってます。神社の特色を知り、思い出も沢山出来ました。1冊目がもうすぐいっぱいになります。これからも、旅のお供に御朱印帳を持参したいと、わくわくする日々です。(64歳 女性)
- 私たち夫婦は登山が好きです。日本人は古から山そのものを御神体として崇めてきました。だから、多くの山の頂に奥宮があります。そこで手を合わせるとき、無事に山頂に立たせてもらったという感謝の思いが自然とわきあがってきます。自然の偉大さの前で謙虚な気持ちになったとき、人本来の力を取り戻す感覚がパワーをいただくということではないかと思っています。(65歳 女性)
- 昔から神社、仏閣が好きでよく訪れていましたが、御朱印がはやり出した10年前くらいから参拝者で混むようになりネットの影響はすごいとつくづく思います。江島神社はメジャーですからよく知られていると思いますが洞窟まで行き参拝するなら少しでも若いうちがいいと思います。帰りの階段の登りがキツイです。その点、登り降りがない墨田区に鎮座する江島杉山神社は、洞窟には白蛇。弁天様にお参りもできます。いつ訪れても、静かにお参りできます。(68歳 男性)
- 鞍馬(京都府)の竹林を友人達と散策していたら、急に風が吹いてやさしく囁いたような風声がみんなに聞こえました。不思議なうれしい気持ちになった思い出が忘れられません。(69歳 女性)
- 江ノ電沿線に「六地蔵」という昔の処刑場跡があります。その中に芭蕉句碑があるというので見に行きました。囲いの中に一歩足を踏み入れた瞬間、全身に悪寒が走り、「あっ、まずい」と後ろへ飛び下がりましたが、それ以後ほぼ一年間神社で引くおみくじがことごとく大凶でした。(71歳 女性)
- 帯石観音(山口県)へ、こどもの受験や安産祈願の時にお参りをしました。安産祈願にお参りするとお守りを頂くのですが、そのお守りが2色あって緑色(白地に緑色)は男の子、赤色は女の子が生まれると言われています。それが見事に的中するのです。わが家も100%当たりました。(70歳 女性)
- 主人の交通事故による脳挫傷の治癒を願って、信貴山(奈良県)でお百度参りをしたことがありました。その後、親戚の者が占い師にみてもらったことがあったそうですが、その占い師が「奈良にある、信貴山と言う寺?がこの人を一生懸命に守ってくれている」と告げたそうです。相談した親戚の人も占い師も信貴山のことを聞いたこともなく、まったく知らなかったのです。(68歳 女性)
- 大学受験のため友人3人と神社に願掛けに出掛けたが帰りの石段からひとりが滑ってしまった。その子は第一志望校に落ち、第二志望校に合格した苦い思い出があります。(67歳 女性)
- 高野山(和歌山県)の墓地を歩くと、歴史上の人物の墓標がそこに集結していて、過去に間違いなく存在していたことが証明されているようで、現実からかけ離れた不思議な空気を感じました。(80歳 女性)
- 毎朝仏壇に手を合わせ、亡くなった身内や友人の名前を呼び、1日の安寧を祈ります。何回かヒヤリとした場面で、ご先祖様に助けられ命拾いしたと思うことがありました。毎朝のお祈りのおかげだと思っています。(67歳 女性)
- 2年前、夫と当時在住していた浜松から淡路島へ。夫が淡路島で畑や釣りをしながらボルダリングジムへ通える場所で余生を……、と賃貸物件を数年探すも見つからず。願いが叶うという淡路市・岩上神社へ見付かるよう願掛けに行ったのです。そこで、一人で参拝に来ていた若い女性がおられたので「どちらから?」と尋ねると「浜松です。」と。「えっ!私達も浜松からです!」とお互い驚いたのが最初の不思議。その足で夫が住みたいと思っているエリアの不動産屋さんに飛び込みで市場調査をしました。案の定「おっしゃる物件はありません。それとは別に私の話ですが……」と担当の方が「私の伯父夫婦が亡くなって空き家になり、売り物件で今から書類を作る段階です。」という話をされました。不動産購入のつもりはなかったのですが、とりあえず見せていただくと夫が一目ぼれ。価格を尋ねると想定していた価格よりゼロが1つ少ない……即決しました。(65歳 女性)
- 今年5月に鹿児島に旅行に行きました。指宿の知林ヶ島(ちりんがしま)と霧島神宮で写真を撮ってもらったところ、2カ所で緑の帯の光が自分の身体に写っていてパワーをいっぱい貰って来ました。すごく楽しい旅行でした。(73歳 女性)
- パワースポットを意識して旅することはあまりないのですが、学生の頃、鎌倉の銭洗弁天で小銭を洗ったらお財布の中身が増えたような気がして大騒ぎした思い出があります。きっと単なる勘違いだったのかもしれません(笑)。(63歳 女性)
- 先月、横浜の伊勢山皇大神宮に行きました。よく来ているという立派なカメラを持った男性が、私やほかの女性参拝者に、「風が吹いてきたから私たちは歓迎されているのですよ」と話していました。気持ちの問題かもしれませんが、その後すがすがしい気持ちになれたのは確かです。(67歳 女性)
編集後記
願掛けやパワースポットに関するエピソードは、以前募集した「不思議な話・怖い話」のような話をたくさん聞くことができて楽しかったです。
もの断ちをされる方が多かったことにも驚きました。お茶・コーヒー・チョコレートなど好きなものを断つなんて覚悟が必要です。
じつは私もから揚げやとんかつ、天ぷらといった「揚げもの」断ちをしています。
きっかけは、この夏訪れた小野照崎神社。この神社は、渥美清さんの逸話があり「何かを断つ事と引き換えに願いを叶えてくれる」ということで有名な神社です。
そして今、後悔をしています。厚揚げやさつま揚げなどの練り物も「揚げ物」だったということに気づいたからです。そう、「おでん」の具です。
スーパーのおでんセットを見るたびに後ろ髪をひかれます。私の願掛け、どうなるのでしょうか。
次回もお楽しみに!