トレたび JRグループ協力

2024.11.25ジパング俱楽部伊豆に惚れる特別企画満載!伊豆・熱海観光キャンペーン「惚れ旅」開催|JR東日本エリアおでかけニュース

旬なニッポンに出かけよう! 「おでかけニュース」

本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。


今月、編集部が注目したJR東日本エリアのニュースは、「惚(ほ)れ旅」をキャッチコピーとして静岡県伊豆地方で実施される冬の観光キャンペーンについてです。

  • メイン画像は下田市爪木崎(つめきざき)の水仙群生地。例年12月20日~1月31日に「下田温泉水仙まつり」を開催。詳しくは、下田市観光協会へ。

伊豆・熱海観光キャンペーン「惚れ旅」

2024年12月1日から2025年2月28日まで、伊豆・熱海(あたみ)エリア13市町で観光キャンペーン「惚れ旅」を開催。キャンペーン特別企画をはじめ、下田の水仙や河津・南伊豆の桜まつりに合わせた臨時列車の運行など、温泉や花、グルメ、絶景などの地域の魅力に思わず「惚れ」ちゃうような(?)取り組みが多数行なわれます。

伊豆山神社(いずさんじんじゃ) 北条政子の法華曼荼羅(ほっけまんだら) 特別公開

源頼朝の冥福を願う曼荼羅

静岡県熱海市


『法華曼荼羅』(絹本著色 髪繍) 『法華曼荼羅』(絹本著色 髪繍)

源頼朝と北条政子が縁を結んだと伝えられる地・伊豆山神社の境内にある伊豆山郷土資料館では、北条政子がみずからの頭髪を使って刺繍したといわれる『法華曼荼羅』の実物が約2年4カ月ぶりに期間限定公開されます。

頼朝一周忌の際に「阿字一鋪(あじいっぽ)」が用いられた、と鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡(あずまかがみ)』に記述されており、この「阿字一鋪」こそが伊豆山神社所蔵の法華曼荼羅であると伝えられています。

仏様を表す種子(梵字〈ぼんじ〉)に毛髪が用いられることは珍しく、本物ならではの髪の質感をご覧になれます。


境内にある「伊豆山郷土資料館」 境内にある「伊豆山郷土資料館」

伊豆に流された頼朝が祈願した由緒ある伊豆山神社 伊豆に流された頼朝が祈願した由緒ある伊豆山神社


基本情報

名称 北条政子の法華曼荼羅 特別公開
開催期間 2024年11月28日~12月24日の9~16時、水曜休(祝日の場合は翌平日)
交通アクセス 東海道新幹線熱海駅から東海バス七尾原循環ほか約7分の伊豆山神社前下車、徒歩約3分
料金 180円
問い合わせ先 0557-80-4252(伊豆山郷土資料館)
URL https://www.city.atami.lg.jp/kanko/kankoshisetsu/1001839/1001864/1001865.html
  • 「伊豆山郷土資料館」館内は撮影禁止です。

大室山(おおむろやま)スイーツ

伊東の名所をモチーフにした新スイーツ

静岡県伊東市


大室山の印象的な緑色や形状を取り入れたスイーツ(写真は開発中のものです) 大室山の印象的な緑色や形状を取り入れたスイーツ(写真は開発中のものです)

人口1000人あたりの菓子店数が日本トップクラスの伊東市では「伊東お菓子ぃ共和国」を建国して、菓子にちなんださまざまな企画や情報発信などに取り組んでいます。現在、市内の共和国加盟店で「大室山スイーツ」を開発中です。

新スイーツは伊東の観光名所・大室山をモチーフとして、食べ歩きをしながら散策ができるよう片手で食べられるような商品を目指しています。団子やジェラート、カップケーキなど多種多彩なラインナップの、写真映えするようなかわいいスイーツが順次登場する予定です。


各店舗の個性が光るスイーツの食べ比べも楽しめます(写真は開発中のものです) 各店舗の個性が光るスイーツの食べ比べも楽しめます(写真は開発中のものです)

スイーツのモチーフとなる大室山 写真/静岡県観光協会 スイーツのモチーフとなる大室山 写真/静岡県観光協会


基本情報

名称 大室山スイーツ
開催期間 2024年12月下旬から順次発売開始予定(店舗・商品により異なる)
交通アクセス 伊東線宇佐美駅・伊東駅、伊豆急行線南伊東駅・川奈駅・富戸(ふと)駅・城ヶ崎海岸駅・伊豆高原駅下車 ※下車駅は店舗により異なる
問い合わせ先 0557-37-2500(伊東お菓子ぃ共和国事務局〈伊東商工会議所内〉)
URL https://media.jreast.co.jp/articles/2048

十国峠(じゅっこくとうげ)パノラマケーブルカー 「MANTEN1059(まんてんいちまるごーきゅう)」

星空きらめく絶景スポットのイルミネーション

静岡県函南町(かんなみちょう)


パノラマデッキからは富士山も望めます パノラマデッキからは富士山も望めます

伊豆や相模(さがみ)、駿河(するが)など10の国が見わたせたことから名づけられた十国峠。山頂の展望デッキ「PANORAMA TERRACE(パノラマテラス) 1059」を中心にイルミネーションイベント「MANTEN1059」が開催中です。

山頂駅周辺が青い光で幻想的に彩られるほか、山頂駅2階の展望スペースが星空をテーマとしたプロジェクションやレーザーで演出され、眼下の夜景と合わせて非日常の空間を満喫できます。また、山頂駅1階の「TENGOKU CAFE(テンゴクカフェ)」では、イベントロゴのフォトスポットの設置や、温かい飲み物などを販売して来場者をもてなします。


山頂駅周辺のイルミネーション風景 山頂駅周辺のイルミネーション風景

山頂駅2階の「MANTEN STAR TERRACE(マンテンスターテラス)」 山頂駅2階の「MANTEN STAR TERRACE(マンテンスターテラス)」


基本情報

名称 MANTEN1059
開催期間 2025年2月22日までの土曜と2025年1月12日、2月23日の17時15分~19時(下り最終は19時30分) ※荒天時中止の場合あり
交通アクセス 東海道新幹線熱海駅から車で約25分
料金 2000円(ケーブルカー往復乗車+「TENGOKU CAFE」ワンドリンク)
問い合わせ先 0557-83-6211(十国峠株式会社)
URL https://www.jukkoku-cable.jp/manten1059/
  • 十国峠山頂は標高が高く気象状況が変化しやすいため、服装に注意のうえご来場ください。

ほかにもいっぱい! キャンペーン企画盛りだくさん

期間中にはほかにも企画や取り組みが盛りだくさん。特別企画では、熱川温泉(東伊豆町)の「熱川台湾提灯プロジェクト」とのコラボレーション企画や、小室山(こむろやま・伊東市)の観光にお得な東海バスの「小室山『惚れ旅』チケット」発売などを実施。さらに、「駅からハイキング」などの周遊型イベント、首都圏の駅での伊豆の産直市、ウェブでの情報発信などを通して、伊豆・熱海エリアに惚れてしまうような旅へといざないます。
キャンペーンについて詳しくはこちら

文/毛塚貴康

  • 写真はすべてイメージです。
  • 記事中の情報は2024年11月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間はホームページなどでお調べください。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。