2025.07.24ジパング俱楽部「岐阜城パノラマ夜景」でロマンチックな夜を!|JR東海エリアおでかけニュース
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今月、編集部が注目したJR東海エリアのニュースは、岐阜城の開館時間を夜間まで延長して楽しむ、「岐阜城パノラマ夜景」についてです。
斎藤道三、織田信長の居城・岐阜城について
岐阜県岐阜市
岐阜城は岐阜市の金華山(きんかざん)山頂(標高約329メートル)に天守がそびえます。岐阜城がその名を天下に示したのは、戦国時代。かつて稲葉山城と称されていたこの城は、斎藤道三の居城。織田信長は斎藤道三の孫・斎藤龍興(たつおき)からこの城を奪い、地名を「岐阜」に改称し、この地を天下統一の拠点にしたことからでした。
現在の天守は1956(昭和31)年に復興されたもので、城内は史料展示室になっています。最上階からの眺めはじつにみごとで、岐阜市内を流れる長良川(ながらがわ)や、恵那山、御嶽山(おんたけさん)、日本アルプス、さらには木曽三川の雄大な流れが伊勢湾に注ぐ様子まで見わたすことができます。この360度のパノラマ絶景を眺めれば、信長が天下統一の野望を抱いたのも分かる気がします。
ライトアップされた岐阜城
「岐阜城パノラマ夜景」とは
岐阜城からの壮大な眺めは、夜になればまるで宝石箱をひっくり返したかのような、光煌めくロマンチックなものに変わります。それを見てもらうため、期間限定で開館時間を延長するのが「岐阜城パノラマ夜景」。2001年に岐阜城築城800年を記念して始まりました。西を見れば天守瓦の先に延々と伸びる長良川、南には名古屋駅の「JRセントラルタワーズ」をはじめ煌めく町の夜景、反対の北を見れば長良川の鵜飼の篝火(かがりび)や鵜飼花火も眺めることができます。「岐阜城パノラマ夜景」の期間中は岐阜城の隣にある「岐阜城資料館」も延長開館しています。岐阜城の入場券と共通になっていますので、ここにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
長良川の雄大な流れが続く西側の眺め
言葉にならない美しさです
「ぎふ金華山ロープウェー」からの眺めもステキです
「岐阜城パノラマ夜景」開催日はロープウェーも延長営業します。急傾斜を登って高度を上げていくとともに、岐阜市内の夜景が徐々に広がってきます。ゴンドラは足もと近くまでがガラス張りになっていて、煌めく夜景が広がる地上を空中散歩しているような錯覚を覚えます。山頂駅にある展望台からの眺めも素晴らしく、ロープウェー延長営業日は展望レストランやカフェも営業時間を延長しています。なお、山頂駅から岐阜城までは約8分歩きます。
眼下に広がる夜景にうっとりさせられます
山頂駅の展望台からの眺め
基本情報
名称 | 岐阜城パノラマ夜景 |
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開催期間 | 8月31日までの毎日(8月9・23日は中止の場合あり)、9月6日〜11月30日の土・日曜・祝日、2026年1月17日〜2月1日の土・日曜、3月20〜29日の土・日曜・祝日 |
時間 | 9時30分〜17時30分(10月17日~3月15日は~16時30分)のところ20時まで延長営業(7月12日〜8月31日は〜20時30分) |
料金 | 岐阜城入場料200円、ぎふ金華山ロープウェー1300円(往復) |
交通アクセス | 東海道本線岐阜駅から市内ループ線左回り岐阜バス約15分の岐阜公園・岐阜城下車後、「ぎふ金華山ロープウェー」約4分の山頂駅から徒歩約8分で岐阜城 |
問い合わせ先 | 058-265-3984(岐阜市観光コンベンション課) |
URL | https://www.city.gifu.lg.jp/kankoubunka/event/1005304/1005308.html |
文/若井憲
- ※写真はすべてイメージです。
- ※記事中の情報は2025年7月時点のものです。
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- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。