トレたび JRグループ協力

2025.05.22ジパング俱楽部愛媛県南予地域で「えひめ夏旅なんよキャンペーン」がスタート|JR四国エリアおでかけニュース

旬なニッポンに出かけよう! 「おでかけニュース」

本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。

今回、編集部が注目したJR四国エリアのニュースは、愛媛県南予地域9市町で2025年6月28日から9月30日まで開催される「えひめ夏旅なんよキャンペーン」です。


「えひめ夏旅なんよキャンペーン」は
夏のワクワク・ドキドキ体験がてんこ盛り!

キャッチフレーズは“アドベンチャーエヒメ”

愛媛県宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町


(アドベンチャーエヒメ ポスター)五感で感じて学べるコンテンツを用意しています 五感で感じて学べるコンテンツを用意しています

「えひめ夏旅なんよキャンペーン」は、愛媛県西南部に位置する南予地域全体をテーマパークに見立て、自然・歴史・文化・食などを堪能できる夏の体験コンテンツ・アクティビティを多数揃えています。どのような体験ができるのか探ってみましょう。

南予地域は、海、山、川の豊かな自然をはじめ、多彩な歴史や文化、地元のおいしい食などが揃った魅力的な地域です。2025年夏、南予地域9市町(宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町)では、“アドベンチャーエヒメ”をキャッチフレーズに、地域の魅力を体感してもらう「えひめ夏旅なんよキャンペーン」を開催します。

期間中、多彩な体験コンテンツ・アクティビティーが実施されるほか、南予地域の宿泊・体験で利用できる割引クーポンの提供や豪華賞品が当たるスタンプラリーなども行なわれます。数ある体験コンテンツから編集部が注目したシニアも安心して楽しめる4つを紹介します。

海底が見える船で
カラフルな魚が泳ぐサンゴの群生を観察

愛南町


ショートクルーズは1名から催行し、毎時0分に出航します ショートクルーズは1名から催行し、毎時0分に出航します

足摺宇和海国立公園内に位置する愛南町の旧西海町エリアは、ダイビングスポットとして人気です。

「国立公園の海底が見える船で魚やサンゴの群生観察」プランは、海底が見える船を使った約40分のショートクルーズで、瀬ノ浜待合所から特別保護地域クロハエを一周して戻ります。サンゴの群生の中を泳ぐ代表的な魚はソラスズメダイ、ヘラヤガラ、イシガキフグ、アオブダイ、チョウチョウウオ、イシダイなど。運がよければウミガメと出合えるかもしれません。

問い合わせ先 0895-82-0280(西海観光船)
開催期間 通年
時間 10〜16時
定休日 なし(荒天・悪海況時は運休)
交通アクセス 予讃線宇和島駅から城辺営業所行き宇和島バス約1時間22分の終点下車、車で約15分
料金 2100円〜
URL https://nishiumi.info/

地元ガイドと一緒に
穴神鍾乳洞(あながみしょうにゅうどう)で洞窟探検

西予市


鍾乳洞体験の所要時間は30分〜1時間ほどです 鍾乳洞体験の所要時間は30分〜1時間ほどです

予讃線宇和島駅から車で1時間ほど山側に入ると西予市の穴神鍾乳洞があります。1969(昭和44)年に地元の中学生が発見したもので、全長約300メートルのうち約75メートルを安全にめぐれるように整備しました。「穴神鍾乳洞で洞窟探検」プランでは、地元ジオガイドと一緒に洞内に入り、鍾乳洞の成り立ちや石筍(せきじゅん)、石柱などの見どころを解説してもらえます。鍾乳洞出口付近からは縄文時代の遺物が発見され、「穴神洞遺跡」として愛媛県指定の史跡になっています。

問い合わせ先 0894-83-1001(高川地域づくり活動センター)
開催期間 通年
時間 9〜16時(予約制)
定休日 木曜・年末年始
交通アクセス 予讃線宇和島駅から野村病院行き宇和島バス約1時間3分の宝泉坊温泉前下車、車で約15分
料金 200円(別途ガイド料10人未満1000円、10人以上は1人100円)
URL https://www.takagawa-shikoku.com/

目前で繰り広げられる
大洲発祥の“合わせうかい”は迫力満点

大洲市


鵜飼で捕まえた魚は天皇や貴族、大名の献上品に使われました 鵜飼で捕まえた魚は天皇や貴族、大名の献上品に使われました

大洲市肱川(ひじかわ)で行なわれる“大洲のうかい”は岐阜県長良川、大分県三隈川(みくまがわ)と合わせ、日本三大鵜飼に数えられます。

大洲の鵜飼は伝統的な衣装を身にまとった鵜匠が乗る鵜舟と観客が乗る屋形船が併走して川を下る“合わせうかい”が特徴で、かがり火で照らされた川で訓練された鵜が水しぶきを上げながら魚を捕まえる光景が目の前で見られます。

日本三大鵜飼の一つ「大洲のうかい」プランは6月1日から9月20日までで、1名から参加できる乗合船と貸切船が用意されます。

問い合わせ先 乗合船 0893-57-6655(大洲観光総合案内所)、貸切船 0893-24-2664(大洲市観光協会)
開催期間 2025年6月1日〜9月20日
時間 18時集合、乗船は18時30分〜(20時30分下船)(予約制)
定休日 火曜(乗合船)※貸切船は全日程運行 ※雨天・増水・濁流などにより中止あり
交通アクセス 【乗合船】は、予讃線伊予大洲駅から大洲市内循環バス「ぐるりんおおず」約6分のまちの駅あさもや下車すぐの大洲観光総合案内所集合。 【貸切船】は、予讃線伊予大洲駅から大洲市内循環バス「ぐるりんおおず」約7分の臥龍の湯下車、徒歩約20分
料約 乗合船4000円、貸切船1艘2万8600円(小型船)〜 ※それぞれ飲食代は別途
URL https://ozuukai.com/

江戸・明治時代の面影を感じる
内子町のまち歩き

内子町


地元ガイドから町の歴史的な背景を聞くことで興味が増します 地元ガイドから町の歴史的な背景を聞くことで興味が増します


淡黄色の漆喰(しっくい)壁、虫籠(むしこ)窓など建物の見どころも解説してくれます 淡黄色の漆喰(しっくい)壁、虫籠(むしこ)窓など建物の見どころも解説してくれます

「地元ガイド付き まち歩き」プランでは、四国初の国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された「八日市・護国地区」から重要文化財に指定されている芝居小屋の内子座までの約1.2キロを、地元ガイドの楽しい案内を聞きながら歩きます。

八日市・護国地区は江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋(もくろう)の生産で栄え、その財を投じて建てられた豪商の屋敷や町家が軒を連ねています。通りを歩くだけでも江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。このプランでは「木蠟資料館 上芳我邸(かみはがてい)」「商いと暮らし博物館」「内子座楽屋」のいずれかの入場(別途入場料)が必要です。※内子座は2024年9月より保存修理工事のため約4年間の休館中ですが、内子座裏にある楽屋を見学することができます。

問い合わせ先 0893-44-3790(内子町ビジターセンター)
開催期間 通年
時間 9時〜16時30分(7日前までの予約制)
定休日 年末年始
交通アクセス 予讃線内子駅から車約5分(町並駐車場待ち合わせの場合)
料金 1名500円(4名以下の場合1グループ2000円)※別途、施設入館料要
URL https://www.we-love-uchiko.jp/stroll/stroll_guide/

内子・大洲町並散策1日パス

予讃線の松山駅〜伊予大洲駅間の内陸線を行く内子線と、夕日が美しい海沿いの愛称「愛ある伊予灘線」経由のどちらも利用できます。

フリーエリア内で特急列車・普通列車の普通自由席が1日間乗り降り自由になるおトクなきっぷです。歴史的な町並みで知られる内子町と大洲市の提携施設では、きっぷを提示すると入場料や商品の割引特典もあります。1枚4000円。

詳しくはこちら https://www.jr-eki.com/ticket/brand/2-5FK

えひめ夏旅なんよキャンペーン基本情報

問い合わせ先 0895-28-6146(南予広域観光プロモーション協議会)
開催期間 2025年6月28日〜9月30日
開催地 愛媛県宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町
URL https://tabinanyo.pref.ehime.jp

文/内田 晃

  • 写真はすべてイメージです。
  • 記事中の情報は2025年5月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間はホームページなどでお調べください。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。