2025.07.24ジパング俱楽部瀬戸内国際芸術祭と一緒に楽しもう!「くるりアートかがわ」デジタルスタンプラリー|JR四国おでかけニュース
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本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。
今回、編集部が注目したJR四国エリアのニュースは、香川県内で2026年1月31日まで開催中の「くるりアートかがわ」デジタルスタンプラリーです。
「くるりアートかがわ」デジタルスタンプラリー開催
香川県
香川県では2026年1月31日まで「瀬戸内国際芸術祭2025」に連携した「くるりアートかがわ」を開催中です。
これは香川県内で行なわれる文化芸術イベントを、デジタルスタンプラリー形式で楽しむというものです。参加者は対象となるイベントなどを訪れることでスタンプを集めることができ、スタンプの数に応じて香川県産品や瀬戸内国際芸術祭の公式グッズが抽選で当たります。
香川県をめぐってアートや文化に触れよう
参加方法は、スマートフォンで公式サイトにアクセスして、年代や性別などを入力するだけで、アプリケーションのダウンロードは不要です。
スタンプラリーに参加している文化芸術イベントの開催場所に掲示された二次元コードをスマートフォンで読み込むとデシタルスタンプが取得でき、スタンプ2個からプレゼントの抽選に応募できます。
プレゼントは
・「県産品A賞」(2万円相当)5名(スタンプ8個)
・「県産品B賞」(1万5000円相当)10名(スタンプ6個)
・「県産品C賞」(1万円相当)15名(スタンプ4個)
・「瀬戸内国際芸術祭2025公式グッズ」(5000円相当)30名(スタンプ2個)
の4種類、合計60名に抽選で当たります。
瀬戸内国際芸術祭とは
「瀬戸内国際芸術祭2025」の夏会期は8月1~31日、秋会期は10月3日~11月9日
瀬戸内海の島々と沿岸部を会場にして、3年ごとに開催されるアートの祭典です。春・夏・秋の3シーズンに分かれて開催され、季節ごとに瀬戸内の魅力を体験することができます。
「瀬戸内国際芸術祭2025」の夏会期・秋会期の開催エリア
【全期間エリア】
直島(なおしま)、豊島(てしま)、女木島(めぎじま)、男木島(おぎじま)、小豆島(しょうどしま)、大島(おおしま)、犬島(いぬじま)、高松港エリア、宇野(うの)港エリア
【夏会期(8月1~31日)】
志度(しど)・津田エリア、引田(ひけた)エリア
【秋会期(10月3日~11月9日)】
宇多津(うたづ)エリア、本島(ほんじま)、高見島(たかみしま)、粟島(あわしま)、伊吹島(いぶきじま)
瀬戸内国際芸術祭の夏会期と合わせてめぐりたいイベントの一部を紹介
「くるりアートかがわ」の対象イベントは県内49とたくさんあります。ここでは「瀬戸内国際芸術祭2025」の夏会期(8月1~31日)や9月に楽しめる、編集部が注目したイベントを紹介します。
TANK-TOP-TSUDA(〜9月9日まで)
さぬき市津田町
津田の町がタンクトップで彩られます(写真はイメージです)
常にタンクトップを着用する現代アーティスト・KONMASAさんと、さぬき市津田町を拠点に活動する“なんでも屋さん”の「さぬきベース」が企画した「津田の町にタンクトップを着せる」プロジェクトです。
町内にある8店舗や10名以上の作家、地域のこどもたちが、タンクトップをテーマにしたアート作品の展示、商品・メニューの提供、イベントなどを行ないます。
「瀬戸内国際芸術祭2025」パスポートの提示で冊子が500円割引になる特典も。ひとつのテーマを地元の人と共有しながら、町をめぐってみましょう。
スタンプ設置場所 | 天然藍染工房 Khimaira(キマイラ) |
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交通アクセス | 高徳線讃岐津田駅から徒歩約12分 |
穴吹デザインカレッジ×(ヒト・モノ・コト)「キニナルキ」(8月1~31日)
さぬき市津田町
専門学生と地元小学生が共同で制作した作品が楽しめます(写真はイメージです)
さぬき市の津田港海苔工場跡地に専門学校「穴吹デザインカレッジ」の学生と地元の小学生のコラボレーション作品「キニナル空間(気になる、期になる、樹になる、喜になる)」が出現します。アート鑑賞のほか、来場者参加型イベントも開催予定です。
「瀬戸内国際芸術祭2025」パスポート提示でオリジナルグッズがもらえます。 同時開催となる「津田港わくわく倉庫deマルシェ」も訪れてみましょう。
スタンプ設置場所 | さぬき市津田漁港付近 |
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交通アクセス | 高徳線讃岐津田駅から徒歩約17分 |
すなはまフェスティバル(8月1〜30日、10月30日〜11月3日)
さぬき市津田町
潮風に吹かれてTシャツがひらひら
白砂青松の美しい景観に香川県在住の外国人や障碍者アーティストらがデザインした個性豊かな100枚のTシャツやアートが展示されます(※天候・時期により展示変更あり)。
会場は、
8月1~30日は「さぬき津田ふるさと海岸」
10月30日~11月3日は「さぬき津田の松原(琴林公園)」
になります。
スタンプ設置場所 |
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交通アクセス | 高徳線讃岐津田駅から徒歩約15分 |
石清尾八幡宮(いわせをはちまんぐう)「夏の芸術祭」(8月1~31日)
高松市宮脇町
918(延喜18)年の創建以来、高松の守り神として信仰されています
高松総鎮守の石清尾八幡宮では、2012年、2024年の「辰年」に下拝殿で展示してきた「龍の提灯」を特別公開します。香川の伝統工芸である讃岐提灯の技術の粋を尽くした作品で、次の展示は11年後の2036年になるため、この機会は逃せません。
期間中はライトアップのほか、アート作家がデザインした御朱印を期間限定で授与されます。
スタンプ設置場所 | 石清尾八幡宮 |
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交通アクセス | 高徳線栗林公園北口駅から徒歩約12分 |
むれ源平石あかりロード(8月30日~9月13日)
高松市牟礼(むれ)町
「石あかり」の中には購入可能な作品もあります(写真はイメージです)
高松市牟礼町と庵治(あじ)町は世界に誇る庵治石の産地で多くの石材店が軒を並べます。「むれ源平石あかりロード」では、石材店の石工や石彫作家などが制作した「石あかり」(光を灯す芸術性のある作品)約150基が、ことでん八栗駅から源平史跡 駒立岩・祈り岩までの旧庵治街道沿いに展示されます。
期間中、夕暮れ時から21時30分まで石あかりが点灯され、土曜日にはライブや飲食屋台・ショップなどのイベントが催されます。
スタンプ設置場所 | ことでん八栗駅 |
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交通アクセス | 高徳線古高松南駅から徒歩約10分 |
秋以降もさまざまなイベントを開催
音楽、伝統芸能、展覧会などアートを満喫
「うちわに描こう絵画展特別展」(写真はイメージです)
竹を使った伝統的な「丸亀うちわ」に、絵を描いたり装飾したりした作品を展示する「うちわに描こう絵画展特別展」(10月17日~11月9日、丸亀市)、日本を代表するジプシー・ジャズメンが屋島に集まり、2日間で20回の演奏会を行なう「瀬戸内ジャンゴ・ストリート2025」(10月11・12日、高松市)、日本最大級の大獅子を含めた大獅子4頭と約40連の小獅子が一堂に集まり、獅子舞を披露する「『獅子たちの里 三木まんで願。』秋大祭2025」(10月25日、三木町)、木の実や小枝などを使った小物やリースなどのアート作品を屋外展示する「番の州公園『第19回木の実アート展』」(11月5~9日、坂出市)など、香川県内は秋以降も「くるりアートかがわ」対象の文化芸術イベントが盛りだくさん。 瀬戸内国際芸術祭と合わせて、アートづくしの旅を楽しみましょう。
基本情報
名称 | くるりアートかがわ |
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開催期間 | ~2026年1月31日 |
問い合わせ先 | 087-813-0865(香川県瀬戸内国際芸術祭推進課)(受付は8時30分~17時15分※土・日曜・祝日を除く) |
URL | https://setouchi-artfest.jp/visit/kururi/ |
文/内田 晃 写真/香川県
- ※写真はすべてイメージです。
- ※記事中の情報は2025年7月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間はホームページなどでお調べください。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。