2025.12.11ジパング俱楽部隠れた冬の味覚!埼玉県小鹿野町と秩父市吉田地区で「黄金のかぼす祭」開催|現地発!おすすめ旅ネタ情報

現地発・おすすめ旅ネタ情報
このコーナーでは、旅好きライター・観光ナビゲーターが、ご当地ならではのおすすめスポットや旅人にとってうれしいネタを紹介します。
今回紹介するのは埼玉県小鹿野町(おがのまち)の、おいしい地元素材の情報です。
秩父黄金かぼすとは
埼玉県小鹿野町
今月、埼玉県小鹿野町の太田誠さんから届いたニュースは、2025年12月19日~2026年2月28日に開催する「黄金のかぼす祭」について。その魅力を教えてもらいました。
黄金色のかぼすは完熟した証です
〈小鹿野町 太田さんより〉
みなさんは“かぼす”と聞くとテニスボールくらいの緑色の実を想像されるのではないでしょうか? 埼玉県小鹿野町と秩父市吉田地区は県内トップクラスのカボス産地で、緑色のカボスはもちろんですが、11月から12月頃には黄色い実の「秩父黄金かぼす」が収穫できます。秩父黄金かぼすは収穫時期を過ぎた実をそのまま残して完熟させたものです。規格外になるため市場には出回らず、地元のみで消費されてきました。
秩父黄金かぼすの魅力は
11・12月には木に実った秩父黄金かぼすが見られます
果汁100パーセントで使い勝手のいい「秩父黄金かぼす果汁」
秩父黄金かぼすは完熟させるため、酸味の角が取れて柚子とレモンの中間の味わいになり、実を切ると果汁があふれ出すほどに増えます。小鹿野町産は完全無農薬なので外皮もすべて使うことができ、焼き魚や焼肉に果汁を搾りかけるだけではなく、マーマレードのようなジャムやソース、ポン酢などにも加工できます。お酒好きは酎ハイに入れる方も多いですね。炊きたてのごはんに果汁を入れ、酢飯のようにする食べ方もあります。
地元有志により「黄金のかぼす祭」を開催
「春雷」の「完熟かぼすの油淋鶏」(左)と「元六」の「幅広うどんwithゴールデンカボスの肉つけ麺」
「後藤商店」の「焼きまんじゅう黄金かぼすのコンポート添え」(左)と「秩父やまなみチーズ工房」の「かぼすゼリー・オン・ブラン」
こんなにおいしい秩父黄金かぼすを知ってほしいと、小鹿野町と秩父市吉田地区の役場や飲食店、旅館などか参加して2018年にスタートしたのが「黄金のかぼす祭」です。今期の「黄金のかぼす祭」は2025年12月19日〜2026年2月28日の開催となり、中華料理店、日本そば店、和菓子店、カフェ、旅館など、多岐にわたる22店舗が参加します。小鹿野町内の「小鹿野農産物直売所」と「両神農林産物直場所」、秩父市吉田地区の「龍勢茶屋直売所」では、生の黄金かぼすも販売します。
“かぼしかシール”を集めて商品をゲット!
「黄金のかぼす祭」ではフードラリーも開催します。参加店で商品購入や飲食、宿泊などをするとマスコットキャラクターの“かぼしか”が描かれた「かぼしかシール」がもらえます。3店舗のシールを応募用紙に貼り、参加店の応募箱に投函すると抽選で20名様に秩父黄金かぼすを使用した加工品約2000円相当をプレゼントします。
冬の小鹿野町は秩父三大氷柱に数えられる「尾ノ内(おのうち)氷柱」などの見どころもあります。ぜひ、小鹿野町と秩父市吉田地区を訪ねて、この時期だけの秩父黄金かぼすを味わい尽くしてください。
黄金のかぼす祭のポスター
基本情報
| 名称 | 黄金のかぼす祭 |
|---|---|
| 開催期間 | 2025年12月19日〜2026年2月28日 |
| 交通アクセス | 山手線池袋駅から西武鉄道特急約1時間20分の西武秩父駅下車後、薬師の湯行き小鹿野町営バスに乗り換え約35分の小鹿野町役場下車 |
| 問い合わせ先 | 0494-75-1381(秩父黄金かぼす実行委員会) |
| URL | https://www.nishichichibu.or.jp/chichibukabosu/ |
教えてくれた人
- ※記事中の情報は2025年12月11日時点のものです。
- ※写真はすべてイメージです。
- ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。

