トレたび JRグループ協力

2026.03.16ジパング俱楽部約70万本!色とりどりのチューリップが咲き誇る「ゆうべつチューリップフェア」へ|JR北海道エリアおでかけニュース

旬なニッポンに出かけよう! 「おでかけニュース」

本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。

オホーツク海とサロマ湖に面し、湧別(ゆうべつ)川沿いに町が形成された北海道の湧別町。人口約7720人の小さな町は畑作や酪農、漁業が盛んな自然豊かな環境に囲まれています。町の中心部にあるのが「かみゆうべつチューリップ公園」。毎年5月になると、この公園を目指して道内外から多くの観光客が訪れます。目的は視界いっぱいに広がる色鮮やかなチューリップ畑。今回は、5月に行なわれる「ゆうべつチューリップフェア」をご紹介します。


メルヘンチックな景色が広がる「かみゆうべつチューリップ公園」

北海道湧別町


色合わせを考えて植えられた美しいチューリップ畑 色合わせを考えて植えられた美しいチューリップ畑

例年5月1〜31日に行なわれる「ゆうべつチューリップフェア」は今年で40回目の開催。総面積約12.5ヘクタールの「かみゆうべつチューリップ公園」に約200品種、70万本ほどのチューリップが咲き誇り、北海道でも有数のチューリップの名所として知られています。

品種により早咲き、遅咲きなどがあり、多くのチューリップを見られるのは5月中旬〜下旬。赤、ピンク、黄色、白、紫などの色や品種ごとに植え分けされた花畑がカーペットのように連なり、北国にようやく訪れた春の喜びに溢れる景色が遠くまで広がります。

湧別町とチューリップの歴史


花びらの形や枚数も異なる品種を見比べるのも楽しみ 花びらの形や枚数も異なる品種を見比べるのも楽しみ

開拓時代、屯田兵によって開墾された湧別町上湧別地区。当時、各地に国から無償提供された農地がありましたが、決して広くない面積で高収益を上げるためにこの地区で考え出されたのがアスパラガスとチューリップの生産でした。

1957(昭和32)年にチューリップの生産組合が誕生し、オランダから取り寄せた球根を栽培して大成功。生産量道内一、海外へ輸出もするほどに成長しました。しかし間もなく世界市場でチューリップが値下がりし、生産は減少の一途を辿ります。それでも地域住民にとってチューリップへの愛着は深く根づき、有志によって小さなチューリップの花畑が作られました。

1976(昭和51)年にはチューリップを町の花に指定(旧上湧別町の頃)。だんだんと拡大していった花畑を改めて観光開発事業として取り上げ、公園の整備に着手します。1987(昭和62)年に「チューリップフェア」を初開催。翌年には町立「チューリップ公園」に指定され、現在のにぎわいへと続いているのです。

「ゆうべつチューリップフェア」のおすすめフォトスポット

風車型展望台


オランダの風景を切り取った絵葉書のような風景 オランダの風景を切り取った絵葉書のような風景

公園のランドマークにもなっているのが、ひときわ目を引く風車型の建物。屋上から公園全体を見わたせる展望台になっています。

展望台からカメラを向ければ山の緑と鮮やかな花畑の広々とした風景を収めることができます。地上の少し離れた場所から建物自体を撮れば、チューリップ越しの風車が映え、まるでオランダにいるかのような写真に。

オランダ製ジャンボ木靴


大・中・小の手作りの巨大木靴 大・中・小の手作りの巨大木靴

樹齢約50年のポプラの木材を使って、オランダの木靴職人が制作したという巨大な木靴。人物と一緒に撮れば、全長約2.25メートル、重さ約300キロの大きさがよく分かります(大)。

周遊バスや掘り取り体験でさらに楽しもう


のんびりめぐる「チューピット号」の車窓から眺めるのもおすすめ のんびりめぐる「チューピット号」の車窓から眺めるのもおすすめ

「ゆうべつチューリップフェア」の開催期間中は、広い園内をぐるっと一周する電動バス「チューピット号」(乗車料金500円)も走っています。途中下車はできませんが、これに乗ればすべての見どころを楽々めぐることが可能。

また園内の一角ではきれいなチューリップの花を販売しています。切花ではなく、なんと自分で花畑に入り、好きなチューリップを球根ごと掘り取るというスタイルの「掘り取り体験販売」(1本100円)です。

入園ゲートの近くには地元の飲食店やみやげ店が出店するオープンテラスのショップゾーンがあり、グルメや買い物も楽しめます。園内の「チューピットショップ」でもオリジナルグッズや球根、ソフトクリームなどを販売しています。休憩しながらのんびりとチューリップ観賞を楽しみましょう。

  • ペットを連れての有料区域内への入園は禁止されています。

ゆうべつチューリップフェア

開催期間 2026年5月1〜31日
時間

8時〜17時30分

定休日 期間中無休
値段 1日券600円、シーズン券1000円
交通アクセス 石北本線遠軽(えんがる)駅から湧別行き北海道北見バス約19分のチューリップ公園下車、徒歩約1分
問い合わせ先 01586-8-7356(かみゆうべつチューリップ公園総合案内所)
URL https://www.town.yubetsu.lg.jp/tourism/enjoy/detail.html?content=399

文/春日明子

  • 写真はすべてイメージです。
  • 記事中の情報は2026年3月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間はホームページなどでお調べください。祝祭日はバスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています