2026.05.18ジパング俱楽部熊本地震から10年の節目にあわせ「熊本城ミュージアムわくわく座」がリニューアルオープン|JR九州エリアおでかけニュース

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本コーナーでは、ジパング倶楽部編集部に寄せられた全国の観光情報の中から、次のお出かけに役立つ旬な情報をお届けします。北海道から九州まで、JR6社で利用できる「ジパング倶楽部」を使って、話題の場所をチェックしてみましょう。
今月、編集部が注目したJR九州エリアのニュースは、2026年4月12日にリニューアルオープンした「熊本城ミュージアムわくわく座」についてです。
最新技術を使った体験型展示が増え、“わくわく度”がアップ!
熊本県熊本市
日本三名城のひとつに数えられ、熊本のシンボルとして親しまれている熊本城。その麓(ふもと)に佇(たたず)む観光交流施設「桜の馬場 城彩苑(じょうさいえん)」内にある「熊本城ミュージアムわくわく座」が、2026年4月12日にリニューアルオープンしました。
「くまもと歴史タイムライン」。展示ガイド(毎日10時30分~)を利用すればさらに楽しめます
太鼓の音の響きで熊本城の記憶を呼び覚ます「熊本城 歴史ものがたり」
その名のとおり、熊本城の歴史や魅力を“わくわく”しながら学べることから多くの観光客が訪れていますが、熊本地震から10年の節目の年にあたる今年、より長く楽しんでもらえる施設にするため、1階の展示を大幅に刷新しました。
館内は1階と2階の2フロアで構成されており、1階の入口を入るとまず、熊本城にまつわる出来事を年表に沿って整理したパネル展示「くまもと歴史タイムライン」が来館者を出迎えてくれます。熊本城の礎(いしずえ)をつくった加藤家や、その後約240年にわたって熊本を治めた細川家、明治時代の熊本など、いつ、どんな出来事が起きたのか時系列で分かるようになりました。
1階フロアの中央には、体験型展示「熊本城 歴史ものがたり」が登場。並べられた大小の太鼓をそれぞれ叩くことでスクリーンに映し出された映像が変化する仕掛けになっており、 加藤家時代、細川家時代、西南戦争、熊本地震、震災からの復旧など、それぞれの時代を表す映像で熊本城の魅力を体感できます。
「熊本城を受けつぐ 西南戦争から熊本地震」ではみずから数字をめくってみて
来館者も熊本城への想いを残せる「わたしたちの熊本城」
さらに、あっと驚いたりクスッと笑えたりする熊本の説話を載せた「くまもと歴史再発見」や、熊本城にまつわる数字をめくって歴史をひもとく「熊本城を受けつぐ 西南戦争から熊本地震」のパネル展示が新設され、思わず誰かに伝えたくなるような情報が満載。「わたしたちの熊本城」と題したコーナーも設け、熊本城の復旧工事に携わる人々などの熱いメッセージを紹介しています。
巨大石垣パズルを使って石垣積みに挑戦できる「清正の石垣づくり」
「細川家の食文化」ではバーチャルクッキングを満喫できます
熊本城といえば、“土木の神様”とも呼ばれた加藤清正(きよまさ)が築城し、通称・武者返しと呼ばれる反り返った形状の石垣が特徴のひとつです。この石垣にフォーカスしたコーナーがアップデートされ、 全身を使いながら石垣積みに挑戦する体験型展示 「清正の石垣づくり」に変わり、こどもから大人までゲーム感覚で石垣について学べるようになりました。
学べるのは熊本城に関することだけではありません。細川家時代に誕生したという熊本の2つの郷土料理について学べる新感覚の体験型展示「細川家の食文化」も必見です。レンコンの穴に辛子味噌を詰め、衣をつけて揚げた「からし蓮根」と、ネギの一種の一文字(ひともじ)を茹でて冷まし、軸に白根をぐるぐると巻きつけ酢味噌で食べる「一文字のぐるぐる」の作り方を、バーチャル空間で習うことができます。
既存の「駕籠体験」や「なりきり体験」、2階の劇場も魅力
「駕籠(かご)体験」。大きさや乗り心地を体感できます
1階では、原寸大の駕籠に乗って当時のお殿様の乗り心地を体感できる「駕籠体験」をはじめ、「馬術体験」や「甲冑(かっちゅう)体験」など、リニューアル前から好評だったさまざまな体験が引き続き楽しめます。
侍、忍者、町娘などの格好に扮(ふん)して散策できる「なりきり体験」も人気を集めており、写真映えする数々のスポットを背景に思い出に残る一枚を残せます。こちらは有料で、館内のみ着用プランが1着500円で最大1時間、熊本城散策プランが1着1000円(熊本城の入園料は別途)で最大3時間利用できます。
館内だけでなくその周辺も散策できるプランがある「なりきり体験」
「痛快からくり展劇」では、愉快な芝居を約10分間堪能できます
劇場のある2階では、大迫力のバーチャル映像に引き込まれる「熊本城VR(バーチャルリアリティ) 不落の名城を読み解く」と、役者と映像が融合した芝居がおもしろい「痛快からくり展劇」を引き続き鑑賞できます。「熊本城VR」は、江戸時代と熊本地震被災前の熊本城の姿をVRで再現した映像を楽しむ回(約10分)に加え、スタッフが分かりやすくライブ解説してくれるガイド付きの回(約15分)もあり、今の熊本城の見どころを教えてくれます。
現在もなお石垣や櫓(やぐら)などの復旧工事が続き、完全復旧は2052年度になるという熊本城。震災発生から10年を迎えた今年、パワーアップした「熊本城ミュージアムわくわく座」とセットで訪れ、熊本城の歴史と復旧の歩みに触れる機会をつくってみてはいかがでしょうか。
熊本城ミュージアムわくわく座
| 問い合わせ先 | 096-288-5600 |
|---|---|
| 時間 | 9~17時 |
| 定休日 | 年末 |
| 交通アクセス | 九州新幹線熊本駅下車、徒歩約1分の熊本駅前から健軍町(けんぐんまち)行き熊本市電A系統約15分の熊本城・市役所前下車、徒歩約7分 |
| 値段 | 300円(熊本市民・福岡市民・鹿児島市民・北九州市民の65歳以上は無料)、熊本城・わくわく座2館共通券850円 |
| URL | https://www.sakuranobaba-johsaien.jp/waku-lp_01/ |
文/ハセガワアヤ
- ※写真はすべてイメージです。
- ※記事中の情報は2026年5月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間はホームページなどでお調べください。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
