2022.09.26ジパング俱楽部西九州新幹線で行く!長崎駅発、新しくなった歴史名所&新夜景めぐり【60代からの旅 1日モデルコース】
西九州新幹線「かもめ」に乗って、長崎再発見の旅へ
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「ジパング倶楽部」を利用して、長崎へ。
会員誌「ジパング倶楽部」10月号特集「西九州新幹線で佐賀・長崎へ」で紹介した長崎は、歴史ある町で観光地としても有名です。西九州新幹線開業とともに❝100年に一度の大変革❞を迎えている今、長崎の古くて新しい歴史名所と、再認定された世界新三大夜景を観賞するモデルコースを案内します。
- ※記載のデータは、2022年9月26日現在のものです。
- 日帰り
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10:15頃
長崎駅
- 徒歩約5分
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10:23頃
長崎駅前停留場発
- 長崎電気軌道1号系統
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10:31頃
新地中華街停留場着
- 乗り換え
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10:33頃
新地中華街電停発
- 長崎電気軌道5号系統
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10:40頃
大浦天主堂電停着
- 徒歩約7分
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10:50頃
「グラバー園」着
- 約2時間見学&「自由亭喫茶室」でランチ
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12:51頃
グラバー園入口発
- 長崎バス
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12:57頃
出島表門橋バス停着
- 約2時間「出島」散策
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15:10頃
出島発
- 徒歩約7分
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15:20頃
長崎港着
- 「新・観光丸」クルーズ受付
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16:00頃
約1時間「新・観光丸」クルーズ
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17:00頃
長崎港発
- 徒歩約15分
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17:20頃
長崎新地ターミナル発
- 長崎バス
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17:34頃
ロープウェイ前バス停着
- 徒歩約1分
-
17:40頃
淵神社駅発
- 長崎ロープウェイ
-
17:45頃
稲佐岳駅着
- 徒歩約4分
-
17:49頃
稲佐山展望台着
- 「稲佐山レストランITADAKI]でディナー&「稲佐山展望台」で夜景観賞
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20:10頃
稲佐山展望台発
- 徒歩約4分
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20:15頃
稲佐岳駅発
- 長崎ロープウェイ
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20:20頃
淵神社着
- 徒歩約1分
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20:32頃
ロープウェイ前バス停発
- 長崎バス
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20:37頃
長崎駅前バス停着
- 徒歩約3分
-
20:40頃
長崎駅
まずは2021年12月にリニューアルした世界文化遺産「旧グラバー住宅」へ
二つ世界文化遺産がある長崎。まずはそのひとつ「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産である「旧グラバー住宅」がある「グラバー園」へ向かいます。
南山手エリアにあるグラバー園は、旧グラバー住宅をはじめとする国指定重要文化財の3棟と、長崎市内各所から移築・復元した幕末・明治期の洋風建築6棟を見ることができます。日本の近代化に大きな功績を残した商人トーマス・グラバーの旧宅は1863(文久3)年建造で、現存する日本最古の木造洋風建築です。
半世紀ぶりの大規模な保存修理工事が3年間行なわれていましたが、2021年12月にリニューアルオープン。古写真をもとに、当時の生活の雰囲気を再現した部屋など、展示内容も一新されました。園内ではこのほか8棟の建物を見学できます。
- ※保存修理工事のため、一部見学できない場所があります。
レトロな雰囲気のレストラン「自由亭喫茶室」で優雅なひとときを
グラバー園内にある「旧自由亭」は現在、喫茶室になっており、こちらでランチ休憩を。24時間かけて抽出するダッチコーヒーやビーフシチューなど、さまざまなメニューが揃います。自由亭は、日本初の西洋料理店を開業した日本人シェフ・草野又吉が開いたレストランのひとつです。
鎖国時代、唯一西欧に開かれた貿易の窓口「出島」の復元建物を見に行こう!
グラバー園からバスで約5分、続いては「出島」へ向かいます。
出島は1636(寛永13)年に築造された扇形をした人工島。鎖国時代にオランダと交易していた場所です。明治以降は埋め立てられ陸続きになっていましたが、1996年から江戸時代の姿への復元を目指す出島復元整備事業が進められ、往時の町並みが再現されています。
2000年からは鎖国時代の復元建物が次々に登場。2016年には「十六番蔵」や「銅蔵」のある一角が復元、また2017年には約130年ぶりに出島と江戸町を結ぶ架け橋「出島表門橋」が完成しています。場内を歩けば、江戸時代にタイムスリップしたような気分に。
建物の歴史などについて詳しく知りたい方は、約1時間で4棟ほどの建物をめぐる無料の「歴史ガイドツアー」も実施されているので、参加してみてはいかがでしょう。出島内にある「長崎内外倶楽部レストラン」で休憩するのもよいでしょう。
2022年秋、運航再開。「新・観光丸」で長崎港クルーズを満喫
続いて出島から歩いて約10分、長崎港クルーズへ向かいます。
長崎港内をめぐる新・観光丸クルーズは、2022年秋に運航再開。「新・観光丸」は1855(安政2)年、オランダ国王のウィレム3世から徳川家定に贈呈された日本初の木造蒸気船「観光丸」を復元したもの。観光丸は幕末に勝海舟や榎本武揚らが乗った船としても知られています。約1時間のクルーズを楽しみましょう。
夕食は長崎市街地や長崎湾の絶景を眺めながらご当地グルメを堪能
クルーズ後はバスに乗って、夜景観賞をしに稲佐山へ。夜景が見られる稲佐山展望台へはロープウェイもしくはロープカーで登り、夜景観賞の前に展望台内のレストランでディナーをいただきます。
「稲佐山レストランITADAKI」は、稲佐山展望台の2階に2021年オープンしたレストラン。長崎県内の食材を使用したアラカルトメニューやコース料理が味わえます。オリジナル料理の「稲佐山トルコライス」などがセットになった「稲佐山名物コース」が人気です。
「世界新三大夜景」に再認定! 1000万ドルの夜景を大パノラマで満喫
食後はゆっくり、展望台で夜景観賞。長崎の夜景は、モナコ・上海とともに「世界新三大夜景」のひとつに再認定されています。展望台や館内からは、市街地や長崎港のきらめく夜景を楽しむことができます。
長崎の夜の輝きを鑑賞したら、長崎駅へと戻りましょう。歴史ある長崎の新たな魅力を満喫した一日でした。西九州新幹線に乗って、次の日は嬉野温泉や武雄温泉などへ出かけてはいかがでしょうか。
次回予告
次回の「60代からの旅 1日モデルコース」は、「東海道本線のグルメを満喫する1日モデルコース」を紹介します。お楽しみに!