2023.09.25ジパング俱楽部長野・木曽の西野温泉で“美肌の湯”と新そばを心ゆくまで楽しむ旅へ【1泊2日モデルコース】
長野県木曽町
食欲の秋。ジパング倶楽部編集部では、秋の味覚を楽しめる温泉地6カ所を紹介します。
かつて日本四大関所のひとつである福島関所が設けられ、中山道（なかせんどう）の要衝として栄えた木曽町。
日本百名山に名を連ねる御嶽（おんたけ）山麓に広がる開田（かいだ）高原は「木曽馬とそばのふるさと」といわれ、新そばの季節である例年10 月上旬には全国からそば好きが集まります。
開田高原の北部に湧く“美肌の湯”西野温泉とあわせてめぐる、モデルコースをご紹介します。
「ジパング倶楽部」ならこれだけおトク！
「ジパング倶楽部」は、全国のJRきっぷの割引、JRホテルグループのホテルを優待料金で利用できるなど、魅力的なサービスが満載です。
名古屋駅→木曽福島駅＝特急「しなの」で約1時間25分
通常（往復）＝
- ※片道でのご購入の場合は、ジパング割引が適用されません。
- ※金額は一例です。前後の行程等により金額が異なる場合があります。
- ※通常期の普通車指定席利用の場合です。
- ※入会して最初のご利用から3回目までは運賃・料金は2割引、4回目からは3割引となります。
＜1日目＞中央本線木曽福島駅からスタート！
↓ 木曽福島駅から開田支所行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約36分の木曽馬の里入口下車、徒歩約6分
木曽馬の里おみやげ・お食事センター
自分で打ったそばのおいしさは格別
店の前で見られるそばの収穫後の風景
最初に立ち寄るのは開田高原の東部に位置する「木曽馬の里」。険しくも美しい御嶽山を間近に望む観光牧場です。
施設の入口付近にある「おみやげ・お食事センター」に行ったら、ぜひトライしてみたいのがそば打ち体験。
そば粉をこね、伸ばし、切ってそばにするまで約40分の工程を、名人級のスタッフが丁寧に指導してくれます。使用するのは、牧場内で栽培したそばを併設の工場で製粉したそば粉。今の時季はもちろん新そばです。
打ったそばは厨房で茹でてくれるので、すぐに打ちたてのそばが味わえます。
初心者でも楽しくそばが打てると好評です
最初にしっかりこねることが大事
自作そばのできばえに大満足
木曽馬の里おみやげ・お食事センター
| 問い合わせ先 | 0264-42-3225 |
|---|---|
| 時間 | 食堂11～14時、おみやげ9～17時、そば打ち体験（要予約）11時～・12時～・13時～ |
| 定休日 | 水曜（祝日の場合は営業）、12～3月 |
| 交通アクセス | 中央本線木曽福島駅から開田支所または神田宮前行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約36分の木曽馬の里入口下車、徒歩約6分 |
| 値段 | 体験料1800円 |
↓ 徒歩約15分
木曽馬の里 木曽馬乗馬センター
愛くるしい馬に揺られて気分爽快！
厩務員さんに引かれて心地よいコースを一周
乗馬の前に厩務員さんがていねいにブラッシング
放牧中の木曽馬があちこちに
食事の後は、腹ごなしにさわやかな牧場を散策。馬たちがのんびりと草を食む風景に心が和みます。
奥のほうに進むと厩舎を併設する「木曽馬乗馬センター」があります。せっかくなので乗馬も体験してみましょう。スタッフがサポートしてくれるので、初心者やシニアでも安心して楽しめます。
この牧場で出合えるのは、木曽地方で古くから飼育されている在来種の木曽馬。胴が長くて足が短く、大きなおなかが特徴で、性質もおとなしいのだとか。そんな木曽馬に乗っての高原散歩は、楽しくてすがすがしく、どこまでも行けそうです。
木曽馬の里 木曽馬乗馬センター
| 問い合わせ先 | 0264-42-3085 |
|---|---|
| 時間 | 見学8時30分～16時30分、乗馬体験10時～11時50分、14時～15時50分 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 中央本線木曽福島駅から開田支所または神田宮前行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約36分の木曽馬の里入口下車、徒歩約20分 |
| 値段 | 乗馬体験はショートコース（約140メートル）800円、ロングコース（約280メートル）1500円など |
↓ 徒歩約20分の木曽馬の里入口バス停から神田宮前行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約22分のやまか旅館下車すぐ
やまかの湯
御嶽山麓の静かな宿で過ごすぜいたくな時間
木のぬくもりにつつまれる大風呂
今日の宿泊先「やまかの湯」は、御嶽山の懐に抱かれた標高1100メートル以上ののどかな集落にある宿。どの部屋からも御嶽山が眺められ、また、天候に恵まれれば満天の星が見られます。
温泉は、肌がつるつるになる“美肌の湯”と評判のやわらかい感触。木の香りも心地よい檜の湯船に浸（つ）かれば、心身ともにリラックス。貸し切り風呂には、木曽五木のひとつ高野槙（こうやまき）の大きな桶風呂が用意されています。
お楽しみの夕食は、木曽の山の幸、川の幸が満載です。手打ちそばはもちろん、そばの実のとろろ、そばの実の蒸し物など産地ならではの料理に舌鼓。秋には、近隣で採れるキノコの料理が提供されることも。
夕食は山菜懐石料理。 イワナや馬刺しなども味わえます
客室から見える御嶽山
やまかの湯
| 問い合わせ先 | 0264-44-2010 |
|---|---|
| 交通アクセス | 中央本線木曽福島駅から神田宮前行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約58分のやまか旅館下車すぐ |
| 値段 | 1万6500円～ |
泉質 単純温泉
〈2日目〉やまかの湯を出発
↓ 徒歩すぐのやまか旅館バス停から開田支所行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約16分の開田支所下車後、木曽病院行きに乗り換え約3分の大畑野下車すぐ
そば処 まつば
そば三昧（ざんまい）の旅を締めくくる風味豊かなざるそば
「ざるそば」950円。別注の漬物は300円
店の前にバス停があるので便利
翌日は、帰る前にもう一枚、開田高原のそばを味わっていきましょう。
木曽福島へ向かう途中にある「そば処 まつば」は、大将がそばの栽培農家でもある人気店。寒暖差の大きさと朝夕に立ち込める霧が育んだ開田高原のそばは、豊かな風味が特徴です。
店の窓から見える御嶽山を眺めながら味わう手打ちそばは、風味はもちろんのど越しも最高。
付け合わせには別注文で、三種の漬物の盛り合わせもおすすめです。秋には、きのこそばが限定メニューとして登場する日もあるそうです。
そば処 まつば
| 問い合わせ先 | 0264-42-3100 |
|---|---|
| 時間 | 11～17時 |
| 定休日 | 月曜（祝日の場合は翌平日） |
| 交通アクセス | 中央本線木曽福島駅から開田支所または神田宮前行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約39分の大畑野下車すぐ |
↓ 大畑野から木曽病院行き木曽町生活交通システムバス開田高原線約39分の木曽福島駅下車
木曽福島駅ゴール！
スケジュールの一例
- ＜1日目＞
-
（6:21発）
東京駅
- 東海道新幹線「ひかり」
-
（8:08着）
名古屋駅
-
（9:00発）
名古屋駅
- 特急「しなの」
-
（10:25着）
木曽福島駅
-
10:40発
木曽福島駅
- 開田支所行き木曽町生活交通システムバス開田高原線
-
11:16着
木曽馬の里入口
- 「木曽馬の里おみやげ・お食事センター」「木曽馬の里 木曽馬乗馬センター」
-
15:24発
木曽馬の里入口
- 神田宮前行き木曽町生活交通システムバス開田高原線
-
15:46着
やまか旅館
- やまかの湯
- ＜2日目＞
-
11:01発
やまか旅館
- 開田支所行き木曽町生活交通システムバス開田高原線
-
11:17着
開田支所
-
11:27発
開田支所
- 木曽病院行き木曽町生活交通システムバス開田高原線
-
11:30着
大畑野
- 「そば処 まつば」
-
12:40発
大畑野
- 木曽病院行き木曽町生活交通システムバス開田高原線
-
13:20着
木曽福島駅
-
（13:30発）
木曽福島駅
- 特急「しなの」
-
（15:01着）
名古屋駅
-
（15:31発）
名古屋駅
- 東海道新幹線「ひかり」
-
（17:12着）
東京駅
紹介スポット一覧マップ
文・写真／内藤昌康
- ※記事中の情報は2023年9月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金（税込）、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金（1泊2食・税・サービス料込み）を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
- ※新型コロナウイルス感染症等の影響により、掲載している内容が変更となる可能性があります。お出かけの際は事前にご確認ください。