2025.01.21ジパング俱楽部新たな一面に出合える「伊勢」で行くべきスポット+グルメ10選|東海エリア
全国のジパング倶楽部会員様に聞いた「もう一度訪れたい町」ランキングで、東海エリア2位となった伊勢。ジパング倶楽部編集部ではこの町で行ってほしいスポットとグルメ情報を定番から穴場まで、10カ所ピックアップしました。
「伊勢信仰にちなむスポットへ」「おはらい町・おかげ横丁で食べ歩き」の2テーマに分けて、伊勢のお薦め10選をご紹介します。
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伊勢ってどんな町?
伊勢神宮内宮門前の「おはらい町」
三重県中東部にあり、「神都(しんと)」の異名を持つ伊勢神宮のお膝元の町。
一年を通じて多くの参拝客でにぎわい、内宮(ないくう)、外宮(げくう)の門前には伊勢志摩名物の飲食店やみやげ物店が軒を連ねます。
周辺には二見浦、朝熊山(あさまやま)などの名所も点在。
伊勢志摩観光ナビ
- 以前訪れた時、とても清々しい気持ちになりました。(香川県・女性)
- 伊勢神宮を参拝して「おかげ横丁」でおいしいものを食べたい。(神奈川県・女性)
- 静かで趣があり、日本人の心のふるさとというにふさわしい。(大阪府・男性)
「伊勢」で行くべきスポット+グルメ10選
内宮、外宮だけでなく、一度はお参りしたい神社が伊勢市内には点在。
内宮の門前町「おはらい町・おかげ横丁」に行けば、目移りしそうなほど伊勢のあらゆる名物が揃っています。
伊勢信仰にちなむスポットへ
外宮(豊受大神宮)
駅を下りたら最初にここへお参り
市街地に近いのに森閑とした雰囲気 写真/神宮司庁
伊勢神宮は内宮、外宮をはじめとする125社の総称。
まずは参宮線伊勢市駅から近い外宮にお参りするのが習わしです。
正式には豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といい、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の食事を司る豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)が祀(まつ)られています。
衣食住や産業の守護神としても崇敬されており、鬱蒼と木々が生い茂る境内には、正宮を中心に3所の別宮と多くの宮社があります。
問い合わせ先 | 0596-24-1111(神宮司庁) |
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時間 | 1~4・9月は5~18時、5~8月は5~19時、10~12月は5~17時 |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から徒歩約8分 |
URL | https://www.isejingu.or.jp/ |
内宮(皇大神宮)
日本人の「心のふるさと」
俗界と聖界の境界といわれる宇治橋は木造の和橋 写真/神宮司庁
125社ある伊勢神宮の中心が、およそ2000年の歴史を有する内宮です。
正式には皇大神宮(こうたいじんぐう)と呼ばれ、皇室の御祖神である天照大御神を祀っています。
五十鈴川に架(か)かる宇治橋を渡り、玉砂利を敷き詰めた長い参道を奥へと進みます。
御手洗場(みたらしば)で身を清めてから正宮の前に立てば、身も心も清々しさに包まれていることでしょう。
問い合わせ先 | 0596-24-1111(神宮司庁) |
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時間 | 1~4・9月は5~18時、5~8月は5~19時、10~12月は5~17時 |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行きほか三重交通バス約13~21分の内宮前下車すぐ |
URL | https://www.isejingu.or.jp/ |
猿田彦神社
よい方向へ道を開いてくれる神様
猿田彦大神の直系の子孫が代々宮司を務めています
祭神は猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)。
天孫降臨の際、天照大御神の命を受けた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へと導いたことから「みちひらきの神」と呼ばれ、学業や仕事など、万事よい方向へ導いてくれることで信仰を集めています。
また、境内には芸能の神として崇敬を集める天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀る佐瑠女(さるめ)神社もあります。
問い合わせ先 | 0596-22-2554 |
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時間 | 境内自由 |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行きほか三重交通バス約11~18分の猿田彦神社前下車すぐ |
URL | https://www.sarutahikojinja.or.jp/ |
二見興玉(ふたみおきたま)神社
波しぶきが打ち寄せる絶景の神社
まるで夫婦のように寄り添う夫婦岩
伊勢湾に面して境内が広がり、海中に立つ大小二つの岩「夫婦岩」で知られています。
海中には、祭神である猿田彦大神にゆかりのある「興玉神石」が鎮まり、夫婦岩は興玉神石を拝む鳥居の役割を担っています。
毎年正月前などに執り行われる「夫婦岩」の注連縄の張替神事はとくに有名。また、5月から7月にかけて、岩の間から朝日が昇る景色が見られます。
問い合わせ先 | 0596-43-2020 |
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時間 | 境内自由 |
交通アクセス | 参宮線二見浦駅から徒歩約15分 |
URL | https://futamiokitamajinja.or.jp/ |
おはらい町・おかげ横丁で食べ歩き
赤福本店
これぞ伊勢名物の代表格
明治時代に建てられた趣のある建物
赤福餅2個にほうじ茶が付いた「盆」400円
伊勢のおみやげと言えば、真っ先に名前が挙がるのが「赤福餅」。
舌触りがよいなめらかな餅に、ほどよい甘さのなめらかなこしあんをのせたもので、江戸時代半ばから参拝客に親しまれてきました。
「おはらい町」にある本店ではあたたかいほうじ茶とともにいただけて、昔ながらの茶店気分が楽しめます。
問い合わせ先 | 0120-081-381 |
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時間 | 5~17時(繁忙期は変更あり) |
定休日 | 無休 |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行きほか三重交通バス約12~19分の神宮会館前下車、徒歩約4分 |
URL | https://www.akafuku.co.jp/ |
若松屋
練り物の旨さを伝える
充実した商品ラインアップ
テイクアウトは400円~
伊勢の水運の拠点だった市内の河崎町で1905(明治38)年に創業した、伊勢かまぼこの老舗(しにせ)。
鮮度のよい魚をすり身にし、合成保存料を使うことなく、魚そのものの旨みを生かしたかまぼこを造り続けてきました。
おかげ横丁の店では、あつあつのさつま揚げがテイクアウトできます。
なかでも「ひりょうず」はとくに人気です。
問い合わせ先 | 0596-23-8833 |
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時間 | 9時30分~17時(季節により異なる) |
定休日 | 無休 |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行きほか三重交通バス約12~19分の神宮会館前下車、徒歩約3分 |
URL | https://www.wakamatsuya.co.jp/ |
すし久
伊勢志摩の漁師めしを堪能
風格ある店構え
「てこね寿し(梅)」1500円
伊勢を代表する郷土料理のひとつ「てこね寿司」。
醤油漬けにしたカツオの切り身を酢めしの上にのせたもので、カツオ漁が盛んな伊勢志摩地方らしい料理です。
てこね寿司の名店として知られるのが、幕末の天保年間に創業した老舗料理店「すし久(きゅう)」。
甘辛い醤油に漬けた肉厚のカツオは、地元産コシヒカリの酢めしとの相性が抜群です。
問い合わせ先 | 0596-27-0229 |
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時間 | 11時~16時30分(毎月末日は~14時30分、そのほか季節により異なる) |
定休日 | 無休 |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行きほか三重交通バス約12~19分の神宮会館前下車、徒歩約4分 |
URL | https://okageyokocho.com/main/tenpo/sushikyu/ |
横丁いかだ荘
ぷりぷりで濃厚な「的矢かき」
握り寿司も人気の店
贅沢食べ比べ2320円~
海に近い伊勢では、味わえる魚介類の種類も豊富。
その代表格が養分豊富な志摩半島で養殖される「的矢(まとや)かき」です。
この店は、的矢かきを中心に海の幸をふんだんに使ったメニューを揃えています。
たっぷり身が詰まった「伊勢志摩プレミアムオイスター」は生食でどうぞ。
濃厚な味わいとシャキシャキした食感がたまりません。
問い合わせ先 | 0596-23-8829 |
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時間 | 11時~16時30分(季節により異なる) |
定休日 | 無休 |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行きほか三重交通バス約12~19分の神宮会館前下車、徒歩約3分 |
URL | https://okageyokocho.com/main/tenpo/ikadasou/ |
岡田屋
小腹がすいたらすすりたい一杯
そばや丼物も用意しています
「伊勢うどん」500円
名物をいただきたいけれどちょっと胃が重たいかも……という方には「伊勢うどん」がおすすめ。
やわらかめの太麺にたまり醤油をベースにしたタレをかけたシンプルな一品で、江戸時代から参拝客に親しまれてきました。
おはらい町の中ほどにあるこの店は、庶民的な雰囲気で気軽に入れる店構え。毎日仕込むタレが麺とよくからみます。
問い合わせ先 | 0596-22-4554 |
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時間 | 10時30分~17時 |
定休日 | 木曜(祝日の場合は営業、そのほか月1回水曜不定休) |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行き三重交通バス19分の神宮会館前下車すぐ |
URL | https://www.kankomie.or.jp/spot/23344 |
へんばや おはらい町店
素朴さの中に品を感じる名物餅
木のぬくもり溢れる店内でほっとひと息
10個入900円。店内では2個210円(お茶付き)で提供
伊勢に数ある名物餅のなかで、とくに人気があるのが「へんば餅」。
一風変わった名前は「返馬」の意味で、参拝客が乗ってきた馬を返す場所で振る舞われたことが由来です。
口どけのよいこしあんを、米粉を用いた餅で包み、まろやかなあんの甘さと餅の香ばしさが絶妙。
茶屋をイメージした店内で、お茶と一緒にいただけます。
問い合わせ先 | 0596-25-0150 |
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時間 | 9~17時(店内飲食は~16時) |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |
交通アクセス | 参宮線伊勢市駅から内宮前行き三重交通バス約19分の神宮会館前下車、徒歩約4分 |
URL | https://henbaya.jp/ |
紹介スポット一覧マップ
文/内藤昌康
- ※記事中の情報は2025年1月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
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