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2026.04.27ジパング俱楽部工業地帯の活気を支えたスタミナ食の町・四日市|昭和100年!あの頃の空気が残るあの町へ

三重県四日市市

昭和元年から満100年にあたる2026年。日本の各地には昭和という時代を今でも感じられる場所があります。
この記事では、【ここは各エリア別で異なる】の懐かしさ溢れるスポットをモデルコース形式で紹介します。

三重県北部の四日市市は東海地方きっての工業都市。高度経済成長期に誕生したコンビナートはこの町の代名詞としてあまりにも有名で、また鍋や急須を中心とした萬古焼(ばんこやき)の産地としても知られています。そんな活気に満ちた町の名物料理として、働く人たちに愛されてきたのが名物の「とんてき」です。



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昭和の頃の四日市は……

日本の経済発展の要となった都市


昭和40年頃の工場地帯 写真/樹林舎刊『四日市の昭和』より 昭和40年頃の工場地帯 写真/樹林舎刊『四日市の昭和』より

臨港地帯に広がる四日市コンビナートは、石油関連企業が集積する工業地帯です。高度経済成長期に国の施策によって計画され、昭和30~40年代に伊勢湾沿岸を埋め立てて整備が進められました。
日本の経済発展を支え、四日市に活気を与えた一方で、当初は工場からの煙が大気汚染を引き起こし、社会問題になりました。しかし、官民一体の努力で対策に取り組んだことで、環境は改善されました。現在は産業遺産の工場夜景などが名所になっています。

四日市駅からスタート!


関西本線の四日市駅 関西本線の四日市駅

コンビナートへの貨物線が分岐し、広い構内を有する四日市市の玄関口。特急「南紀」と快速「みえ」を含むすべての列車が停車し、名古屋方面からは日中1時間に4~5本の列車が発着するので便利です。快速「みえ」だと、名古屋駅から四日市駅まで約30分。駅構内には観光案内所があるので、下車したらまずはここで情報収集を。また、レンタサイクルの貸し出しも行なっています。


 

小山田病院行きほか三重交通バス約6分の近鉄四日市下車後、桜花台(おうかだい)行き三重交通バスに乗り換え約9分の松本駅前下車、徒歩約1分

 

まつもとの来来憲(らいらいけん)

こんなに分厚くてもやわらかい!


かわいい「ブタ君」がお出迎え かわいい「ブタ君」がお出迎え


「大とんてき定食」2200円(単品は1900円) 「大とんてき定食」2200円(単品は1900円)

庶民的な雰囲気の店内 庶民的な雰囲気の店内

四日市名物の「とんてき」は、分厚い豚ロースとニンニクを濃い口ソースで焼き上げた一品。まるでグローブのような見た目とサイズに驚くかもしれませんが、肉はやわらかく、ソースとの相性ばっちり。脂っこさ控えめでごはんも進み、意外にぺろりといけます。
この店で味わえる「大とんてき」は、その名のとおりのビッグサイズ。三重県産豚の肩ロース約250グラムを使用し、オリジナルのソースを絡めてふっくらと焼き上げています。


まつもとの来来憲(らいらいけん)

問い合わせ先 059-353-0748
時間 11~14時・17~20時
定休日 月・火曜
交通アクセス 西本線四日市駅から小山田病院行きほか三重交通バス約6分の近鉄四日市で下車後、桜花台行き三重交通バスに乗り換え約9分の松本駅前下車、徒歩約1分
URL https://matumoto-rairaiken.com/

 

徒歩約4分の伊勢松本駅から近鉄湯の山線で約5分の近鉄四日市駅下車後、近鉄名古屋線乗り換え約1分の川原町駅下車、徒歩約5分

 

ばんこの里会館

伝統工芸のやきものをおみやげに


展示室には思わず顔がほころぶ作品も 展示室には思わず顔がほころぶ作品も

工業都市・四日市のもうひとつの顔が、江戸時代中期に創始された伝統工芸品の萬古焼。茶器、花器、急須、土鍋、食器、ノベルティーなど長い歴史のなかで多彩な製品が生み出され、現在も四日市市内を中心に100社以上の窯元と問屋があります。
「ばんこの里会館」を訪ねれば、萬古焼のすべてがわかります。展示室では数々の歴史的名品が展示されており、華やかな絵付けや造形には見ごたえがあります。館内のショップ「うつわ亭」には普段使いの器が数多く並んでいるので、自分へのおみやげを探してみては。


充実した品揃えの「うつわ亭」 充実した品揃えの「うつわ亭」

窯元の煙突が林立する昭和中頃の四日市 写真/四日市市立博物館提供 窯元の煙突が林立する昭和中頃の四日市 写真/四日市市立博物館提供


ばんこの里会館

問い合わせ先 059-330-2020
時間 10~17時
定休日 月曜(祝日の場合開館)
交通アクセス 関西本線四日市駅下車、徒歩約10分の近鉄四日市駅から近鉄名古屋線約1分の川原町駅下車、徒歩約5分
値段 無料
URL https://bankonosato.jp/wp/

 

車で約15分

 

展望展示室「うみてらす14」

地上約90メートルから楽しむ工場夜景


四日市港を紹介する展示も充実 四日市港を紹介する展示も充実

幻想的な夜のコンビナート 幻想的な夜のコンビナート

最後はコンビナートを眺めに行ってみましょう。展望スポットとして人気なのが、臨海工業地帯の北部エリアに聳(そび)える四日市港ポートビル。最上階が展望台になっており、眼下に広がる工場群は圧巻です。また、伊勢湾や四日市市街、鈴鹿山脈まで360度のパノラマが見渡せます。
もし、土・日曜・祝日に訪れるなら、少しねばって日が暮れるのを待ってみてください。ほかではなかなか間近で見るのことのできない、きらめく工場の夜景が楽しめます。


展望展示室「うみてらす14」

問い合わせ先 059-366-7022(四日市港管理組合振興課)
時間 10時~16時30分(土・日曜・祝日は~20時30分)
定休日 水曜(祝日の場合は開館)・年末年始
交通アクセス 関西本線富田浜駅から徒歩約15分
値段 310円
URL https://www.yokkaichi-port.or.jp/ut14/

 

徒歩約15分

 

富田浜駅ゴール!



紹介スポット一覧マップ

文・写真/内藤昌康

  • 記事中の情報は2026年4月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。