トレたび JRグループ協力

2023.04.24ジパング俱楽部ドラマ『なつぞら』を感じる北海道・十勝の1日【モデルコース】

会員誌「ジパング倶楽部」5-6月号では、「“朝ドラ”の舞台」と題して、全国のロケ地やゆかりの地を紹介しています。今回は2019年に放送された『なつぞら』のロケ地のひとつ、十勝の見どころをめぐるコースを案内します。



ジパング俱楽部でおトクな旅を

60代からのJR割引サービス「ジパング倶楽部」は、きっぷの割引、JRホテルグループのホテルを優待料金で利用できるなど、魅力的なサービスが満載です。
⇒ジパング倶楽部の詳細はこちら

●これだけおトク!の例

札幌駅→帯広駅=特急「おおぞら」「とかち」で約2時間30分
通常=7790円 3割引=5440円 2350円おトク!

※金額は一例です。前後の行程等により金額が異なる場合があります。
※通常期の普通車指定席利用の場合です。
※入会して最初のご利用から3回目までは運賃・料金は2割引、4回目からは3割引となります。

根室本線帯広駅からスタート!

↓ 帯広駅から徒歩約2分

農業王国・十勝の食を楽しめる「北海道十勝料理 えん」


帯広周辺の中華料理店などでは定番の「中華ちらし」935円。ごはんの上に炒めた野菜や肉などがたっぷりとのったご当地グルメです 帯広周辺の中華料理店などでは定番の「中華ちらし」935円。ごはんの上に炒めた野菜や肉などがたっぷりとのったご当地グルメです

食料自給率約1170パーセント(フードバレーとかち推進協議会2022年発表)を誇る十勝は、小麦・ジャガイモ・てん菜・豆類などの畑作や酪農、牛・豚の畜産が盛んな農業王国。太平洋に面した地域では漁業も行なわれています。季節によって変わるとれたての食を味わえるのも十勝の大きな魅力。そんな十勝の食材を使ったさまざまな料理を楽しめるのが、帯広駅から徒歩圏にある「北海道十勝料理 えん」です。生産者との関係を大切にする店主が選んだ野菜や肉、チーズなど、できる限り地元食材を使用しています。道東グルメの豚丼やエスカロップ、帯広で愛される「中華ちらし」など、気になるローカルフードも豊富。ランチには小鉢・サラダ・玉子焼き・味噌汁が付いてボリュームたっぷりです!


北海道十勝料理 えん

問い合わせ先 0155-22-6737
時間 12〜14時・18時〜21時30分
定休日 日曜・年末年始(不定休あり)
交通アクセス 帯広駅から徒歩約2分

「北海道十勝料理 えん」の詳細

↓帯広駅から車で約1時間

絶景が広がる「清水円山展望台」


 晴れた日は十勝平野をぐるりと一望できる清水円山展望台 晴れた日は十勝平野をぐるりと一望できる清水円山展望台

「十勝」とは帯広市を含む19の市町村からなる広大なエリア。北海道の振興局の中で最も広い面積を誇ります。帯広駅から車で西へ1時間ほど、十勝管内の清水町にある「清水円山展望台」では、❝これぞ北海道!❞といえる絶景を楽しめます。東を向けば、防風林で区切られた牧場や畑がどこまでも続く十勝平野が視界いっぱいに広がります。緑の大地と青い空は爽快そのもの! また西側を向けば、日高山脈のダイナミックな山並みが間近に迫ります。眼下に見える町営円山育成牧場では牛たちが放牧されていることも。この育成牧場周辺で、『なつぞら』のヒロイン・なつがキャンバスに十勝の風景画を描く印象的な場面が撮影されました。


仔牛が乳牛として育つまで酪農家から預かる育成牧場 仔牛が乳牛として育つまで酪農家から預かる育成牧場


清水円山展望台

問い合わせ先 0156-62-1156(清水町商工観光課)
時間 見学自由
定休日 なし
交通アクセス 帯広駅から車で約1時間

「清水円山展望台」の詳細

↓ 車で約1時間20分

ドラマの世界に浸る「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」

2022年4月に移転オープンした「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」には、積雪のない時期に見学できる「なつぞらエリア」が設置されています。こちらには『なつぞら』にたびたび登場した柴田家の家、牛舎、赤い屋根のサイロ、菓子店「雪月」の建物が再現されています。牛舎の中には撮影に使用された実際の小道具も展示。また、農畜産物等販売所 「なつぞら市場」には地元の生産者から届くとれたての野菜や加工品が季節感たっぷりに並びます。十勝の農畜産物を生かした和食、洋食、スイーツ、パンなど飲食店もバランスよく揃っています。


『なつぞら』に登場した柴田家の母屋と牛舎、サイロを再現した「なつぞらエリア」。ドラマの中に入り込んだような気分を味わえます 『なつぞら』に登場した柴田家の母屋と牛舎、サイロを再現した「なつぞらエリア」。ドラマの中に入り込んだような気分を味わえます


「雪月」のセットを模した店舗。ドラマのシーンが心によみがえります 「雪月」のセットを模した店舗。ドラマのシーンが心によみがえります

内部も店舗風に再現されています 内部も店舗風に再現されています


道の駅の建物内には飲食店や農畜産物等直売所などが入っています 道の駅の建物内には飲食店や農畜産物等直売所などが入っています

おみやげに人気の箱入り・巾着入りお菓子は時期により中身と価格が変わるお楽しみセット おみやげに人気の箱入り・巾着入りお菓子は時期により中身と価格が変わるお楽しみセット


道の駅おとふけ なつぞらのふる里

問い合わせ先 0155-65-0822
時間 9〜18時(飲食店は10時〜17時30分。ベーカリーは4〜10月のみ7時30分〜)
定休日 4〜10月は無休、11〜3月は月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始。  ※「なつぞらエリア」は冬期(11〜3月頃)休業
交通アクセス 帯広駅から車で約15分

「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」の詳細

↓ 徒歩約5分

十勝といえばスイーツ!買って・食べて・体験できる「柳月スイートピア・ガーデン」


 道の駅の隣に位置する「柳月 スイートピア・ガーデン」 道の駅の隣に位置する「柳月 スイートピア・ガーデン」

1947(昭和22)年に十勝で創業した北海道を代表する菓子店のひとつ「柳月」。シラカバの幹の模様が描かれた銘菓「三方六」は、開拓時代の厳しい冬に人々を暖めた薪の木口三方がそれぞれ六寸だったことから名付けられたお菓子です。『なつぞら』ではあんことバターを使ったサブレサンド「あんバタサン」を思わせるお菓子が登場しました。道の駅の隣に構える工場「柳月 スイートピア・ガーデン」では見学通路から製造工程を見学できるほか、「お菓子づくり体験工房」で30~40分の体験もできます。


工場限定の商品やその場で味わえるスイーツも販売 工場限定の商品やその場で味わえるスイーツも販売

お菓子づくり体験は一部予約(予約優先) お菓子づくり体験は一部予約(予約優先)


柳月スイートピア・ガーデン

問い合わせ先 0155-32-3366、0155・32・5577(菓子工房専用ダイヤル、10~16時)
時間 夏期:9〜18時(喫茶は〜17時、工場見学は〜16時)、冬期~17時(喫茶は~16時30分) ※お菓子づくり体験は10・11・13・14・15時〜(15時〜は4月中旬〜11月上旬のみ)
交通アクセス 帯広駅から車で約15分
値段 入場・見学無料。お菓子づくり体験は三方六チョコがけコース1,500円など

「柳月スイートピア・ガーデン」 公式サイト

↓ 車で約15分

帯広駅ゴール!


ひと足延ばして 馬の絵がある「神田日勝記念美術館」へ

時間に余裕があれば、鹿追町にある「神田日勝記念美術館」へも足を延ばしてみましょう。『なつぞら』に登場したヒロイン・なつの幼なじみ・山田天陽は十勝に生きた画家の神田日勝がモデルとされ、ドラマでは馬の絵が印象的でした。この美術館では神田日勝の未完成の遺作となった馬の絵をはじめ、力強い作品の数々を見ることができます。

ゆっくりしたい方は、素敵な宿が立ち並ぶ十勝川温泉に泊まり、翌日はロケセットが公開されている「真鍋庭園」をはじめとした十勝のガーデンめぐりを楽しむのもおすすめです。とくに7月はバラや宿根草が次々と咲き、十勝の短い夏を感動的に彩る季節。すがすがしい十勝の景色と豊かな食を堪能してください!

 

  • 帯広駅までは、札幌駅→帯広駅=特急「とかち」で約2時間30分

スケジュールの一例
(7:58発)

(札幌駅)

  • 特急「とかち」
10:39着

帯広駅

  • 車で移動
12:00頃

清水円山展望台

  • 車で移動
13:20頃

北海道十勝料理 えん

  • 車で移動
14:20

頃道の駅おとふけ なつぞらのふる里

  • 徒歩で移動
15:40頃

柳月スイートピア・ガーデン

  • 車で移動
17:48発

帯広駅

  • 特急「おおぞら」
(20:28着)

(札幌駅)

紹介スポット一覧マップ