トレたび JRグループ協力

2025.12.25ジパング俱楽部温泉に入れる駅!JRの全駅一覧|現地発!おすすめ旅ネタ情報

現地発・おすすめ旅ネタ情報

このコーナーでは、旅好きライター・観光ナビゲーターが、ご当地ならではのおすすめスポットや旅人にとってうれしいネタをお届けします。

今回は、鉄道に詳しいライターの結解(けっけ)喜幸さんが、「温泉に入れる駅」(温泉に入れるJR駅・足湯に入れるJR駅)を紹介します。

じつはこんなにあるんです。温泉に入れる駅

駅近、駅前どころか、駅そのものに温泉があるところを知っていますか?

ここでは、途中下車して次の列車が来るまで、手足を伸ばして温泉が楽しめる駅の立ち寄り湯を紹介します。

温泉のあるJR駅一覧 <全7駅>

① 北上線 ほっとゆだ駅

ほっとゆだ(岩手県)


ほっとゆだ駅の温泉施設「ほっとゆだ」 ほっとゆだ駅の温泉施設「ほっとゆだ」

木造駅舎に温泉施設「ほっとゆだ」を併設。大浴場には鉄道信号機があり、青・黄・赤色で列車の接近を知らせてくれます。

時間 8~20時
定休日 第2水曜(祝日の場合は翌平日)
値段 440円
URL https://www.nishiwaga.biz/hot-spring/hotto-yuda/

② 山形新幹線 高畠(たかはた)駅

高畠町太陽館(山形県)


高畠町太陽館内 高畠町太陽館内

浴室 浴室

童話の世界をイメージした「高畠町太陽館」内の駅に温浴施設を併設。売店もあり温泉を満喫できます。

時間 7時30分~21時(冬期間以外は7時~21時30分)
定休日 第2月曜(祝日の場合は翌平日)
値段 400円
URL https://takahata.info/taiyokan/

③ 石巻線 女川(おながわ)駅

女川温泉ゆぽっぽ(宮城県)


女川温泉ゆぽっぽ 女川温泉ゆぽっぽ

外観 外観

ウミネコが羽ばたく姿をイメージした白い屋根の駅舎2階に「女川温泉ゆぽっぽ」を併設。震災復興の町のシンボルです。

時間 9時~20時30分
定休日 第3水曜(祝日の場合は翌平日)
値段 500円(26日と2月6日は250円)
URL http://onagawa-yupoppo.com/

④ 上越新幹線 越後湯沢駅

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店(新潟県)


酒風呂 酒風呂

ぽんしゅ館 ぽんしゅ館

駅ナカ施設「ぽんしゅ館 越後湯沢驛店」内にある温泉に浴用専用酒を加えた“酒風呂”。日本酒のほのかな香りがする、酒どころ新潟らしい湯です。

時間 10時30分~18時(時期で変動)
定休日 無休
値段 950円
URL https://www.ponshukan.com/yuzawa/

⑤ 飯山線 津南(つなん)駅

リバーサイド津南(新潟県)


リバーサイド津南 リバーサイド津南

駅舎2階に温泉浴場「リバーサイド津南」を併設。浴室の窓から飯山線の列車を眺めながら温泉を楽しむことができます。

時間 14時~20時30分
定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)
値段 600円(水曜は400円)
URL https://tsunan.info/riversidetsunan-2/

⑥ 飯田線 平岡駅

ふれあいステーション龍泉閣(長野県)


女風呂 女風呂

男風呂 男風呂

4階建ての駅舎に温泉宿「ふれあいステーション龍泉閣」を併設。日帰り入浴が楽しめる「龍泉の湯」やラウンジ、レストランが利用できます。

時間 15~20時(土・日曜・祝日は12時~)
定休日 なし
値段 400円
URL https://ryusenkaku.co.jp/ryusen/

⑦ 予土線 松丸駅

森の国 ぽっぽ温泉(愛媛県)


浴場 浴場

外観 外観

駅舎に温浴施設「森の国 ぽっぽ温泉」を併設。露天風呂やサウナを備えた2種類の大浴場を男女日替わりで利用できます。

時間 10時~21時30分
定休日 第2月曜(祝日の場合は翌平日)
値段 550円(65歳以上450円。毎月第4金曜は「お風呂の日」で350円)
URL http://poppoonsen.com/
  • 季節営業の上越新幹線ガーラ湯沢駅にも温泉があります。

足湯のあるJR駅一覧 <全5駅>

① 釧網(せんもう)本線 川湯温泉駅

川湯温泉駅あし湯(北海道)


川湯温泉駅 足湯 川湯温泉駅 足湯

足湯には丸太で作られたベンチとテーブルが設置。

床暖房が完備されているため、冬でもゆっくり温まることができます。

② 釧網本線 摩周駅

摩周駅ぽっぽ湯(北海道)


摩周駅ぽっぽ湯 摩周駅ぽっぽ湯

「摩周駅ぽっぽ湯」と名づけられた屋根の付いた岩風呂風の足湯。

ホーム脇なので列車を眺めながら足湯を楽しめます。

③ 陸羽東(りくうとう)線 鳴子(なるこ)温泉駅

ぽっぽの足湯(宮城県)


ぽっぽの足湯 ぽっぽの足湯

鳴子温泉駅 鳴子温泉駅

駅舎正面左右2カ所に「ぽっぽの足湯」があり、列車の発車時刻までのんびりと足湯を楽しめます。

④ 中央本線 上諏訪(かみすわ)駅

上諏訪駅足湯(長野県)


温泉玉子も味わえます 温泉玉子も味わえます

ホームの露天風呂を改装した上諏訪駅の足湯 ホームの露天風呂を改装した上諏訪駅の足湯

露天風呂を改装した足湯施設内に温泉玉子を作る設備があり、廃レールを使用した玉子割り器も備えられています。

⑤ 久大(きゅうだい)本線 由布院(ゆふいん)駅

由布院驛あし湯(大分県)


あし湯券(300円)が必要です あし湯券(300円)が必要です

1番線ホームに足湯設備があり、駅窓口でオリジナルポストカードとタオルが付いた入場券(あし湯券300円)を販売しています。

  • 上記のほか、東海道本線熱海(あたみ)駅、山陰本線城崎(きのさき)温泉駅など駅前・隣接地に足湯設備のある駅があります。足湯は原則無料ですが、駅構内は入場券または乗車券が必要となります。

温泉に入れる駅一覧マップ

  • 青のピンは「温泉に入れる駅」、緑のピンは「足湯に入れる駅」です。

この記事を書いた人

結解喜幸(けっけよしゆき)

1953(昭和28)年、東京生まれ。幼少期から乗り物に興味をもち、出版社勤務後に独立。日本と世界の鉄道に乗り歩き、鉄道旅の醍醐味を紹介するライターとして活躍。各地の美味とお酒を追い求め、現在も呑み鉄を楽しむ日々を過ごしている。

  • 記事中の情報は2025年12月時点のものです。
  • 写真はすべてイメージです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。