日本鉄道桜名所
今すぐ行きたい!ジパング世代の旅

今年の春は列車に揺られながら、駅や車窓、沿線に広がる桜風景を楽しむ旅へ出かけませんか。鉄道と桜が織り成す春景色を紹介します。
磐越東線―ローカル線に乗って桜名所をめぐる
JR東日本
福島県のいわき駅と郡山(こおりやま)駅を結ぶ磐越東(ばんえつとう)線は、阿武隈(あぶくま)高地に抱かれた里山や夏井川の渓谷美など、のどかな車窓風景が魅力のローカル線です。沿線には、夏井千本桜や三春(みはる)滝桜、舞木(もうぎ)駅の桜など、桜名所が点在し、春には列車の旅にいっそう華やかな彩(いろど)りを添えてくれます。
西九州新幹線―「5秒の桜」のストーリー
JR九州
2022年秋に開業した西九州新幹線 武雄温泉駅~長崎駅間。
その車窓に、ほんの一瞬だけ現れる桜名所があります。嬉野(うれしの)温泉駅〜新大村駅間で見られる「5秒の桜」です。
長崎駅方面行きの列車なら、進行方向左側に注目してみてください。嬉野温泉駅を出発して数分後、トンネルとトンネルのわずかの間に、桜色の光景が車窓いっぱいに広がります
予讃線―「伊予灘ものがたり」で楽しむ海と桜
JR四国
予讃線の春のピークは例年3月下旬~4月上旬頃。伊予灘の温暖な気候が心地よい春の予讃線沿線には、桜はもちろん、菜の花も同じ時期に随所に咲き誇り、車窓はいっそう色鮮やかに。目の前に海が広がることで人気の下灘(しもなだ)駅付近も桜が多く、ソメイヨシノと瀬戸内海の共演が楽しめます。
⾼⼭本線―桜咲く⾶騨路をゆく
JR東海
山深い飛騨(ひだ)地方を走る高山本線は、山並と清流とのどかな山里が織り成す四季折々の美しい風景が魅力の路線です。
長い冬を過ぎて春になると、車窓風景もどこか明るく華やか。沿線には桜名所が多く、4月に列車で旅をすると、車窓には次々と満開の桜が現れ、瞬(まばた)きをするのが惜しくなるほど。
途中下車して間近でじっくり眺めてみたい桜の名木も点在しています。
因美線―桜のトンネルを抜ける
JR西日本
中国山地を縫うように走り、東津山駅と鳥取駅を結ぶ因美(いんび)線。
全長約70.8キロのローカル線は、1932(昭和7)年の全通から現在に至るまで、山陽・山陰連絡の一端を担っています。
宗谷本線―峠を染めるエゾヤマザクラ
JR北海道
旭川駅から北へ向かう宗谷本線。市街地や田園風景を抜けると、列車は山中へと分け入ります。
30~40分ほどでさしかかる塩狩峠は、作家・三浦綾子の小説『塩狩峠』の舞台。無人駅の塩狩峠は桜の名所として知られています。
和寒(わっさむ)町では宗谷本線沿線を桜の名所にしようと、1978(昭和53)年に本格的な植樹が始まりました。











