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2026.02.25ジパング俱楽部日本鉄道桜名所・因美線―桜のトンネルを抜ける

岡山県

今年の春は列車に揺られながら、駅や車窓、沿線に広がる桜風景を楽しむ旅へ出かけませんか。鉄道と桜が織り成す春景色を紹介します。

  • 花の見頃は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。


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山陰・山陽連絡の一端を担う因美線

桜のトンネルとなる三浦駅


三浦駅。桜の見頃は4月上旬~中旬 三浦駅。桜の見頃は4月上旬~中旬

中国山地を縫うように走り、東津山駅と鳥取駅を結ぶ因美(いんび)線。

全長約70.8キロのローカル線は、1932(昭和7)年の全通から現在に至るまで、山陽・山陰連絡の一端を担っています。

山間に佇(たたず)む三浦駅は地元の請願を受けて1963(昭和38)年に開業した、因美線の中では新しい駅。駅舎もない小さな無人駅で、線路脇には駅開業時に地域住民が植えた桜が立ち並びます。

その鄙(ひな)びた景色は、春になると一変。線路の両側から桜が枝を寄せ合い、やってくる列車を花のトンネルに導きます。舞い散る花びらの中を列車が過ぎ去っていく様子は、春がほんの一瞬だけ紡ぎ出す儚(はかな)い夢のようなワンシーンです。


津山城(鶴山公園)

岡山県随一の桜の名所


復元された備中櫓(びっちゅうやぐら)が石垣に立つ 復元された備中櫓(びっちゅうやぐら)が石垣に立つ

三浦駅から約20分の津山駅に移動し津山城(鶴山〈かくざん〉公園)へ。ここは森 蘭丸(らんまる)の弟・忠政が鶴山(つるやま)に築いた平山城(ひらやまじろ)で、日本100名城のひとつ。1873(明治6)年の「廃城令」で建物こそ失われましたが、1900(明治33)年に公園として再生されました。

春にはソメイヨシノを中心に、ウコンザクラやオオシマザクラなど品種もさまざまな約1000本の桜が咲き、淡い花々が石垣を包みます。本丸から見下ろす景色は、桜の雲海のようだとも称されます。桜の見頃は3月下旬~4月上旬。


津山城(鶴山公園)

問い合わせ先 0868-22-3310(津山市観光協会)
時間 1・2・10〜12月は8時40分〜16時30分(3・9月は〜17時30分、4〜8月は〜18時30分、2026年3月28日〜4月12日の津山さくらまつり期間中は7時30分〜21時30分)
定休日 年末年始
交通アクセス 姫新(きしん)線津山駅から徒歩約15分
値段 310円
URL https://www.tsuyamakan.jp/rcCEUdxa/9Rqhbi-p

城東重要伝統的建造物群保存地区

城下町・津山を今に伝える


商家町として発展した面影を残す 商家町として発展した面影を残す

江戸末期から昭和初期に建てられた町家を中心に、200以上の伝統的建造物が残る城東伝統的建造物群保存地区。出格子(でごうし)や虫籠窓(むしこまど)、なまこ壁といった当時の意匠が歴史を今に伝えています。

町並みは旧出雲往来に沿って約1.2キロ続き、国の史跡に指定されている箕作阮甫(みつくりげんぽ)旧宅など、立ち寄りたいスポットも点在しています。


城東重要伝統的建造物群保存地区

問い合わせ先 0868-24-6288(城東観光案内所)
時間 散策自由
定休日 なし
交通アクセス 姫新線津山駅からごんごバス小循環線約18分の東新町下車すぐ
URL https://www.tsuyamakan.jp/rcCEUdxa/9GIFqPr8

紹介スポット一覧マップ

文/佐藤正晃 写真/村上悠太(三浦駅)、岡山県観光連盟

  • 記事中の情報は2026年2月時点のものです。
  • 花の見頃は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。