トレたび JRグループ協力

2022.01.06旅行【子連れでも安心!】博多発、特急かもめに乗って、異国情緒と自然の魅力あふれる長崎へ。恐竜博物館など、新スポットも!

子どもと一緒に、長崎で心躍る体験を!

子連れでの旅行は不安が多いもの。公共交通機関を使うとなればなおさらです。でも、旅のプランがイメージできれば、その不安もやわらぎます。レンタカーを使うプランと使わないプラン、2パターンの列車旅を、トレたびがご提案!

グラバー園や出島といった長崎の歴史を感じられる名所をはじめ、雄大な自然や温泉が魅力の雲仙や島原など、見どころの多い長崎県。近年は注目の新スポットも誕生しています。子どもが楽しめる施設も多く、ほかにはない体験に心躍りそう。

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、列車の運休や変更、施設の営業変更等が発生することがあります。JRニュースや運行会社、および各施設のHP等をご確認ください。

長崎県のアウトライン 

長崎県は島の数が日本一で、半島も多く、美しい自然に恵まれています。2022年秋に西九州新幹線が開業したことでも注目が集まっています。県内の各エリアに見どころがいっぱいですが、今回は子どもが喜ぶ新スポットや異国情緒を楽しめる長崎市周辺と、大地の力を感じる島原半島をピックアップ。その魅力を満喫しましょう。

2種類の車両で運行中! 特急かもめ 親子旅ポイント


885系・白いかもめ 885系・白いかもめ

787系 787系

博多駅―長崎駅間を約1時間55分で結ぶ、特急かもめ。885系は「白いかもめ」とも呼ばれ、白いボディーが際立つラグジュアリーな列車です。特徴的な丸みを帯びたフォルムが人気で、車内には温かみあるウッディフロアの空間が広がります。座席の一部は革張りのシートで、列車の中とは思えないほど、くつろぎの旅ができそうです。
特急かもめは787系でも運転しています。こちらはグリーン個室や3人以上で利用できるボックスシートがあり、親子旅の利用に最適です。


特急かもめ くわしくはこちら

プラン① レンタカー利用

2022年2月某日 博多駅から長崎へ!


プラン①モデルコース
1日目9:16発

博多駅 特急かもめ11号長崎行き

  • 行きは787系車両に乗車
11:23着

長崎駅下車

  • 駅レンタカーでレンタカー手配
13:00ごろ

①長崎市恐竜博物館へ

  • 2021年10月にオープンしたばかり! 古代ロマンに親子で感激
16:00ごろ

伊王島へ

  • まずは②i+Land nagasaki(アイランドナガサキ)キッズロッジ グランピングにチェックイン
19:00ごろ

③アイランドルミナ

  • デジタルアートが創り出す世界で、ドキドキの冒険を
2日目10:30ごろ

ホテルから、長崎市内へ向かい①グラバー園へ

  • 保存修理を終えた旧グラバー住宅などをじっくり見学
12:30ごろ

②長崎新地中華街でグルメ散策

  • 本場のちゃんぽんを味わったあとは、食べ歩きもいいかも
14:30ごろ

長崎駅でレンタカー返却

15:19発

長崎駅 特急かもめ26号博多行き

  • 帰りは885系白いかもめで!
17:13着

博多駅

1日目① 長崎半島にいた恐竜たちに出合える! 「長崎市恐竜博物館」


長崎市恐竜博物館


長崎市恐竜博物館 最新の学説をもとに再現した、リアルな恐竜ロボットも

長崎市恐竜博物館 こども広場で思いっきり体を動かして遊ぼう

長崎市恐竜博物館は、国内で初めて発見された、ティラノサウルス科大型種の化石をはじめ、長崎市で見つかった恐竜たちの化石が集められた博物館です。

長崎半島には8100万年前の恐竜時代の地層があり、国内有数の化石の産地として、研究者たちからも注目されています。半島では、ハドロサウルスの大腿骨の化石や、翼竜や鎧竜、さらにティラノサウルス科大型種の国内初の歯の化石まで見つかっているそう。

館内では5つのテーマに沿って、約180点の多種多様な標本を展示。中でも、「恐竜の時代」の展示室では、長崎で発見された恐竜化石や世界最大級のティラノサウルスの唯一のレプリカなど、貴重な標本がずらり。また、ティラノサウルス科の復元ロボットには子どもたちも興奮必至です。全長約6mのロボットは、最新の学説に基づき羽毛や鱗などを再現していて、においを嗅いだり大声で吠えたりする様子に、ちょっと怖くなりそうなほど。その迫力に圧倒されますよ!


長崎市恐竜博物館

住所 長崎県長崎市野母町568-1
問い合わせ先 095-898-8000
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日 月曜(祝日除く)、12月31日~1月1日
交通アクセス JR長崎駅からバス54分「恐竜パーク前」下車、徒歩5分
駐車場 135台
値段 一般500円、小・中学生・幼児200円、3歳以下無料
URL https://nd-museum.jp

1日目② キッズサイズの部屋に泊まろう!「i+Land nagasaki(アイランドナガサキ) キッズロッジ グランピング」


i+Land nagasaki キッズロッジ


i+Land nagasaki キッズロッジ

i+Land nagasaki キッズロッジ

i+Land nagasaki キッズロッジ

伊王島のリゾート施設、i+Land nagasakiにはテラスロッジやナギホテルなど6タイプの宿泊施設がそろいます。アイランドルミナをはじめ、マリン・フィールドアクティビティやプレイキッズランドなど、1年中楽しめるアクティビティが充実。

中でも家族連れに人気なのが、“子どもの秘密基地”がテーマのキッズロッジ グランピングです。
キュートなインテリアが施された客室は、キッチンも家具も子どもサイズ。大人は、ガリバーになった気分で、子ども目線で過ごすユニークな趣向です。ロフトには子どもサイズのベッドがあって、まさに秘密基地のよう。
ロッジにはグランピングテントやBBQコンロ、テーブルを設置。ディナーは、屋外テラスでステーキやチキンレッグなど、豪華食材がそろったバーベキューをいただけます(KIDS LODGE GLAMPINGプラン【夕朝食付/BBQ】)。

島内にあるスパテーマパークも利用でき、雄大な海を望む露天風呂や、岩盤浴、檜風呂、樽風呂など、多彩な湯舟を楽しめて、子どもと一緒に笑顔いっぱいの時間が過ごせそうです。


i+Land nagasaki キッズロッジ グランピング

住所 長崎県長崎市伊王島町1-3277-7
問い合わせ先 095-898-2202
交通アクセス JR長崎駅から無料送迎バスにてアイランドナガサキへ
駐車場 あり
値段 大人1名15840円~、小学生7975円、4~6歳4950円、3歳以下3300円(添い寝、ベッド追加不可。一室4名まで)
URL https://www.islandnagasaki.jp/rooms/kids-lodge/

1日目③ 主人公気分で、デジタルアートアトラクション「アイランドルミナ」を体感!


アイランドルミナ 冒険の島へいざ。デジタルアートを駆使した試練を次々とクリアしよう


アイランドルミナ

アイランドルミナ

伊王島内にあるリゾートホテル i+Land nagasakiにある、カナダ発の五感で感じる最新デジタルアートのアトラクション、アイランドルミナ。
約800mにわたって続く森を歩いて進むと、最先端技術を駆使した光と映像のデジタルアートの仕掛けが次々と現れて、まるで映画やゲームの中に入り込んだよう。幻想的なストーリー世界の主人公気分を味わえます。

物語は、ユラという名の少女と一緒に、魔法の石を探し出すために、いくつもの困難をクリアしていくというもの。恐ろしいドラゴンから宝石を奪い返し、闇の世界になってしまった島の光を取り戻す、ドキドキワクワクの冒険の世界が広がっています。
日が暮れてから始まるので、子どもたちはお昼寝をしておくと安心かも!


アイランドルミナ

住所 長崎県長崎市伊王島町1-3277-7
問い合わせ先 095-898-2202
時間 19:00-23:00(最終受付22:00)
定休日 無休
交通アクセス JR長崎駅から無料送迎バスにてアイランドナガサキへ。アイランドナガサキから無料シャトルバスにて
駐車場 あり
値段 大人2400円、中人(13歳以上~17歳以下)1800円、小人(4歳~12歳以下)1500円 (宿泊者は500円割引にて提供)
URL https://www.islandlumina.jp/

2日目① 長崎の歴史とともに歩んだ洋館が集結する「グラバー園」


グラバー園 1863(文久3)年に建築された、現存する日本最古の木造洋風建築、旧グラバー住宅


グラバー園 レトロ写真館で、洋装に着替えて洋館バックに撮影してみては。園内散策30分2000円、60分3000円

グラバー園 旧三菱第2ドッグハウスから一望できる長崎港にうっとり

日本風の屋根瓦に覆われた洋風建築が立ち並ぶグラバー園。明治時代に活躍したスコットランドの貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーの邸宅をはじめ、3つの国指定重要文化財の住宅と、長崎市内の貴重な洋風建築が集められています。

中でも旧グラバー邸は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産にも登録されている貴重なもの。散策路を歩けば、石畳や石段に居留地時代の面影が。丘陵地からは長崎港で船が行きかう様子も眺められ、ゆったりとした時間を過ごせます。

また、園内には洋装に着替えて撮影ができる、レトロ写真館も。洋館をバックに撮影をすれば、絵になる一枚が撮れ、よい思い出になりますよ。


グラバー園

住所 長崎県長崎市南山手町8-1
問い合わせ先 095-822-8223
時間 8:00~18:00(入園は17:40まで)
定休日 無休
交通アクセス JR長崎駅から路面電車「大浦天主堂」下車、徒歩7分
駐車場 なし
値段 大人620円、高校生310円、小・中学生180円
URL http://www.glover-garden.jp/

2日目② 日本三大中華街、「長崎新地中華街」で本場のちゃんぽんを味わう


長崎新地中華街


長崎新地中華街 長崎の名物ちゃんぽんや皿うどん

新地中華街

長崎新地中華街は日本三大中華街のひとつで、縦横合わせて約250mの十字路に中華料理店などが軒を連ねています。

ここではぜひ、皿うどんやちゃんぽんといった長崎の名物を。長崎ちゃんぽんは、この中華街にある「四海樓(しかいろう)」が発祥の店といわれ、福建料理の「湯肉絲麺(とんにいしいめん)」に濃いめのスープ、たっぷりの野菜や海鮮などの具、こしのある麺を日本風にアレンジしたのがはじまりなのだそう。皿うどんは、「炒肉(ちゃあにい)絲麺」をもとに、ちゃんぽんのバリエーションとして作られたといいます。

また、中華街一帯は、中国の春節にあたる2月1~15日に開催される、長崎ランタンフェスティバルのメイン会場のひとつにもなっています。今年度はオブジェこそ登場しませんが、新型コロナウイルス感染症の影響下でもがんばる人々へのエールと感謝の気持ちを込めて、ランタンの灯りで辺りをやさしく照らします。


長崎新地中華街

住所 長崎県長崎市新地町
問い合わせ先 095-822-6540(長崎新地中華街商店街振興組合)
交通アクセス JR長崎駅から路面電車「新地中華街」下車、徒歩2分
駐車場 なし
URL http://www.nagasaki-chinatown.com/

プラン② 公共交通機関利用

2022年1月現在、開催中のキャンペーン「Nao!西九州へGo!」限定のおトクなきっぷ「ぐるっと島原半島フリーきっぷ」のご利用もオススメです!


プラン②モデルコース
1日目8:52発

博多駅 特急かもめ9号長崎行き

10:35着

諫早駅下車

10:48発

諫早駅から島原鉄道、11:48に大三東駅着

12:00ごろ

徒歩で①和ろうそく作り&絵付け体験へ

  • 伝統の和ろうそくを親子で作り、お土産に
13:48発

大三東駅から島原鉄道、14:00に島原駅着

14:10ごろ

徒歩で②しまばら湧水館へ

  • 地元スイーツ「かんざらし」を手作りするもよし、ゆったり一服もよし
16:00発

島原駅から島原鉄道、16:02に霊丘公園体育館駅着

16:10ごろ

③「南風楼」泊

  • 子連れにやさしい宿で、パパママものんびり
2日目9:30

ホテルからタクシーで島原駅前へ向かう

10:10発

バスで雲仙へ、10:58雲仙着

  • ①雲仙地獄で長寿を願い温泉卵をパクリ
12:58発

バスで小浜へ、13:23小浜着

  • ②小浜温泉足湯 ほっとふっと105で温まり、温泉の蒸気で蒸した食材をいただくことも
15:10発

バスで諫早駅へ、16:05諫早駅着

16:37発

諫早駅 特急かもめ30号博多行き

18:14着

博多駅

1日目① 島原の伝統工芸「和ろうそく作り&絵付け体験」を旅の思い出に


和ろうそく作り&絵付け体験


和ろうそく作り&絵付け体験

和ろうそく作り&絵付け体験

島原の伝統産業、和ろうそく。1792(寛政4)年に起こった大地震によって大津波に見舞われ、財政を立て直そうとしたのがその始まりで、火山灰に強いハゼの木で木蝋を増産し、次第に地域に根付いていきました。
江戸時代から続く伝統技法で木蝋を製造している本多木蝋工業所で、この和ろうそく作りと絵付けに挑戦できます。 

体験コースでは、島原藩で生産されていた木蝋の歴史について学んだ後、和ろうそくを作っていきます。ろうそくが固まるまで、別の和ろうそくにアクリル絵の具を使って絵を描いていきます。自然素材で作られたろうそくの炎は、気持ちを落ち着かせるリラクゼーション効果もあるのだそう。自分で作った計2本のろうそくは、お土産として持ち帰れます。


和ろうそく作り&絵付け体験

住所 長崎県島原市有明町大三東丙545(本多木蝋工業所)
問い合わせ先 0957-62-0655(島原半島観光連盟)
交通アクセス 島原鉄道大三東駅から徒歩5分
駐車場 あり
値段 和ろうそく作り&絵付け体験1800円(2本)※希望日の前日までに予約
URL https://www.nagasaki-tabinet.com/plan/62511

1日目② 「しまばら湧水館」で島原の伝統的なスイーツ、かんざらし作りを体験


しまばら湧水館 古民家カフェ内の落ち着いた座敷の部屋で、白玉団子を作ろう!


しまばら湧水館

しまばら湧水館

藩主・松倉重政が、7年の歳月をかけて築いた島原城の城下町として栄えた島原。色とりどりの錦鯉が放たれ、鯉の泳ぐまちとしても知られています。この古民家カフェは、島原のおいしい水を使って、伝統的なスイーツである「かんざらし」の手作り体験ができるスポット。
 
「かんざらし」 とは、白玉粉で作った小さな団子を湧き水で冷やし、蜂蜜や砂糖などで作った特製の蜜をかけたスイーツです。
もち米を大寒の日に水にさらすことから、「かん(寒)ざらし」と呼ばれているのだそう。
建物は昭和初期に建てられた、築90年の古民家。風情ある佇まいの近代和風建築は、2014(平成26)年に国の登録有形文化財になっています。

かんざらしやドリンクを味わえるカフェとして、のんびり過ごすのもいいですよ。


しまばら湧水館

住所 長崎県島原市新町2-122
問い合わせ先 0957-62-8102
時間 9:00~17:30
定休日 無休(かんざらし手作り体験は土・日のみ ※3日前までに要予約)
交通アクセス 島原駅から徒歩10分
駐車場 なし
値段 かんざらし手作り体験1000円(+200円で、手ぬぐいやガラスの器が付くセットプランもあり)
URL https://www.shimabaraonsen.com/information/archives/293

1日目③ 「南風楼」で海原を望む絶景露天風呂を満喫!


南風楼


南風楼

南風楼

南風楼

しっとりとした肌あたりで美肌の湯としても知られる島原温泉。炭酸水素塩泉の湯は、関節痛や神経痛に効能があると評判です。
南風楼では、贅沢な源泉かけ流しで楽しめ、広々とした湯舟から広がる海原を眺めながら露天風呂があるのも魅力です。

また、ファミリー向けの施設も充実。キッズコーナーには、ボールプールやプラレール、ボルダリングもあって、親はドリンクコーナーでひと息入れながら、子どもたちを見守ることができます。ロビーでは、日替わりで射的やピンポン大会などのイベントが行われることも。親子で参加すれば大盛り上がり必至です。

有明海でとれた新鮮な海幸や島原半島産の野菜など、地元の食材をたっぷりと使った贅沢な会席料理を堪能できます。


南風楼

住所 長崎県島原市弁天町2-7331-1
問い合わせ先 0957-62-5111
交通アクセス 島原鉄道霊丘公園体育館駅から徒歩3分
駐車場 あり
URL https://www.nampuro.com/

2日目① 1個食べたら5年長生き!?「雲仙地獄」で温泉卵をいただきます!


雲仙地獄


雲仙地獄 マグマ溜まりから発生したガスが激しい噴気となって現れる湯けむり

雲仙地獄 熱々の温泉卵は2個 200円、5個 400円

モクモクと立ち上る湯けむり。一帯から硫黄の臭いが立ち込め、地面から吹き出す蒸気と熱気が、おどろおどろしい地獄を彷彿させます。

遊歩道を歩いて地獄めぐりをすれば、最も噴気が激しい「大叫喚地獄」や、円錐形の小さな山がいくつもある「泥火山」、キリシタン殉教の舞台でもあったことを今に伝える殉職碑など、次々と見どころが現れます。
中でも、休憩所「雲仙地獄 足蒸し」では、足を置くと地熱や噴気を体感できます。(注:長時間同じ場所に足を置くと火傷するので、気を付けて)

そして、雲仙地獄工房も忘れずに。ここでは雲仙地獄で蒸した熱々の卵を販売しています。『1個食べたら、5年長生き。2個食べたら10年長生き。3個食べたら死ぬまで長生き』といわれているそう。お土産用の4個入り400円のパックもありますよ。


雲仙地獄

住所 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
問い合わせ先 0957-73-3434(雲仙温泉観光協会)
時間 24時間(夜間のライトアップはなし)
定休日 無休
交通アクセス JR諫早駅からバス80分
駐車場 なし(周辺に有料駐車場あり)
値段 無料
URL https://www.unzen.org/watch/jigoku/

2日目② 日本一長い足湯、「小浜温泉足湯 ほっとふっと105」で癒される


小浜温泉足湯 ほっとふっと105


小浜温泉足湯 ほっとふっと105

小浜温泉足湯 ほっとふっと105

海沿いに続く日本一長い足湯「小浜温泉足湯 ほっとふっと105」で、リラックスした時間を過ごしては? この足湯は、小浜温泉の源泉温度105度にちなんで、長さも105m! 腰掛け足湯はもちろん、ツボ押しもできるウォーキング足湯やペット足湯もそろいます。

熱量、温度ともに日本一で、1日の湧出量は1万5000tと豊富な湯量も自慢。塩化物泉の泉質は、神経痛や冷え性などにも効果があるといわれています。
夕暮れには橘湾に沈む夕日を眺められます。

また、足湯の隣には蒸し釜があり、食材やカゴを持参すれば、無料で利用OK。
カゴや食材を持っていなくても、サツマイモやトウモロコシ、卵などを店舗で販売しているので、利用するのも手です。蒸すためのカゴも30分200円で貸し出ししてくれます。思わず長居してしまいそうです。


小浜温泉足湯 ほっとふっと105

住所 長崎県雲仙市小浜町北本町905-70
問い合わせ先 0957-74-2672(小浜温泉観光案内所)
時間 4月~10月10:00~19:00、11月~3月10:00~18:00 ※蒸し釜は30分前まで
定休日 毎月第3水曜日、1月4日、5日
交通アクセス JR諫早駅からバス50分
駐車場 あり
値段 無料
URL https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/50084

長崎県の親子旅、ここもオススメ!

モデルコースでは入れられませんでしたが、ほかにもこんなオススメスポットがあります。

江戸時代の街並みを復元した「出島」でタイムトリップを


出島

まるでタイムトリップしたかのような江戸時代の街並みが広がる出島。

幕府の命により長崎の豪商たちが出資して築造され、鎖国時代の約200年間、日本で唯一ヨーロッパに開かれた貿易の窓口でした。

明治時代に一度完全に姿を消しましたが、往時の出島を復元しようと、現在16棟の復元建物が完成。島内では、銅を保管する「銅蔵」や商館員の住居など、出島の歴史にまつわる展示を見たり、レストランでトルコライスやミルクセーキなどをいただいたりして雰囲気を味わえます。


出島

住所 長崎県長崎市出島町6-1
問い合わせ先 095-821-7200
時間 8:00~21:00(最終入場20:40まで)
交通アクセス JR長崎駅から路面電車「出島」下車、徒歩約3分
駐車場 なし
値段 大人520円、高校生200円、小・中学生100円
URL https://nagasakidejima.jp/

「雲仙ロープウェイ」でキラキラと輝く霧氷に感動


雲仙ロープウェイ

雲仙岳は、1934(昭和9)年に瀬戸内海や霧島とともに日本初の国立公園として指定されました。標高1333mの妙見山頂から、有明海や天草諸島、遠くは霧島まで一望できます。

そして冬ならではの絶景が、霧氷です。

冷たい風によって吹きつけられた霧や雲が、枝などに凍り付いてできあがる霧氷は、雲仙では「花ぼうろ」と呼ばれ、冬の風物詩です。晴れた日には霧氷がキラキラと輝き、氷の世界が出現。山頂駅から妙見神社へと続く霧氷のアーチの美しさに見惚れそうです。


雲仙ロープウェイ

住所 長崎県雲仙市小浜町雲仙551
問い合わせ先 0957-73-3572
時間 4月~10月8:31~17:03、11月~3月8:31~16:51
定休日 無休
駐車場 200台
値段 往復 大人1300円、往復 小人650円
URL http://unzen-ropeway.com/

著者紹介

前田真紀

東京から那須に移り住んで早10年。2人の子育てをしながら、界隈の美味しいものや穴場スポットを探すのに余念がない日々。

ブログにて、那須のスポットを紹介中。
https://nasu-shiomikke.blogspot.com/

  • 写真/ (一社)長崎県観光連盟、長崎市恐竜博物館、i+Land nagasaki、グラバー園、しまばら湧水館、島原半島観光連盟、南風楼、雲仙ロープウェイ、(車両写真)交通新聞クリエイト
  • 掲載されているデータは2022年1月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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