トレたび JRグループ協力

2023.10.16ジパング俱楽部「運動」どうしてる?|ジパング世代はどうしてる?

今回のテーマは【運動】について。

ジパング世代のみなさんが健康に関心が高く、気を付けていることは、以前行なった「健康」についてのアンケートの結果からもよくわかりました。

今回は、「運動」についてアンケート。日ごろから意識して運動をすることで、体力がつきより楽しく旅をすることにもつながります。
外に出るのが気持ちのいい季節です。ジパング世代のみなさんの声を聞いて、気軽に運動を始めてみてはいかがでしょうか?


  • 調査期間:2023年7月15日~8月14日
  • 回答者:「タニタ 体組成計」にご応募いただいた方 81名



Q1.日常的に運動をしていますか?


7割以上の方が運動をしていると回答

日常的に運動をしているという方が7割以上。

運動強度や内容はまちまちですが、意識的に取り組んでいるようです。

最後に紹介しますが、ジパング世代の方が楽しんでいる運動の幅広さに驚きました。

運動をしている方に、運動の目標・動機を聞きました

運動の目的は、

  • ダイエット
  • ストレス発散、リフレッシュ
  • 運動不足の解消
  • 体調チェック
  • 体力の維持
  • 足腰を強化するため
  • 老化対策
  • 膝・腰痛改善

年齢が高くなるにつれて、体力や健康維持のために運動をする方の割合が増えるようです。

特定のスポーツをやっている方は、「楽しみ」「試合で活躍したい」といった動機の方が多く、「歩くことが困難になったから」「膝を痛めて整骨院の先生にすすめられた」といったように不便を感じてから運動を始めたという回答もありました。

運動をしていない方に、運動をしない理由を聞きました

運動をしない理由の多くが

  • 時間がない
  • 体調がよくない
  • 苦手
  • 面倒
  • 好きではない

といった回答でした。
子育てや仕事が運動になっているという方や、疲れてしまって運動できないという方も。

特に今年は気温が高くなるのが早く、猛暑日が続いたため暑さを理由に運動をしていない方も多くいらっしゃいました。

しかし、そのなかでも「できれば運動をしたい」という方は8割以上。運動への意識の高さがうかがえる結果でした。

Q2.どのような運動をしていますか?


気軽にできるウォーキングや散歩が人気。

ストレッチや筋トレは、ジムでやる方と自宅でやる方とで別れました。プールウォーキングは、体への負担が少ないのでケガや病気をきっかけに始めた方が多いようです。

意外に多かったのがラジオやテレビの体操。

テレビやラジオだけでなく、YouTubeでも動画が見られるのでいつでも取り組むことができ、気軽に行えます。

しっかりと行えば、ラジオ体操第一だけでもかなりの運動になりますよ。


運動にかける予算は?(月額)


運動にかける金額をうかがったところ、大半の方が運動にはあまりお金をかけていないようです。

そのほかの選択肢もあまり差がありませんでした。

主な内訳は、市営体育館などの施設で行われるものは1000円以下~3000円。ジムを利用したトレーニングや水泳、ヨガなどのクラスは金額が幅広くが3000~1万円。テニスやゴルフ、ボウリング、登山は1万~3万円といった結果でした。

運動にまつわるエピソードを教えてください。

運動を始めたきっかけ


・10年以上前に患った、胆石症がきっかけ。無理なくできる運動として、テレビ体操とウォーキングを始めました。(70歳 女性)

・自分の母が認知症になり骨折。リハビリと介護を必要とする姿を見て、いつまでも健康で仕事をし、子どもたちに迷惑をかけない生活を送っていきたいと思い、トレーニングとウォーキングを始めました。(62歳 女性)

・20年間毎日ウォーキングしている85歳の方が、段数は少ない階段であったがヒョイヒョイっと駆け上がるのを見かけた時、自分が85歳になった時に同じことができるか不安になりました。そしてその方と同じ距離を毎日歩くようになりました。(64歳 女性)

運動、始めました

  • 4月に退職したのでジムに通いはじめました。高齢の方がたくさんいて私もがんばって続けようと思います。(60歳 女性)
  • 30代から60歳までテニスをしていましたが、膝痛で手術を回避するためプールウォーキングに変更。泳げないのですが、70歳にしてレッスンしています。(70歳 女性)
  • 15年前にボウリングをはじめました。当初は若い人、と言われて照れていたのに、今は中堅です。ボウリングの年齢層は、けっこう高齢ですよ。(60歳 女性)
  • 昨年から健康クラブに入会しました。月3~4回、近隣の体育館で2時間。ウォーキング、ランニング、ストレッチ、筋トレ、最後にバトミントン、卓球と楽しんでいます。60~80歳の高齢者が中心ですがみなさん元気! 70歳一歩手前の私も、手を抜くとなぜか先生からすぐ声がかかり、一生懸命です。体が硬いので、屈伸ではいつも"あしながさん”と呼ばれています。(69歳 男性)

運動の効果、感じてます!

  • 足腰が弱い私ですが、毎朝・夕、氏神さまに挨拶して数年間経ちます。今ではフットワークよく軽く歩くことができて楽しく散歩しています。日帰り温泉もお友達と行けるようになりました。(73歳 女性)
  • いつの間にか、水泳を続けて20年になりました。お陰様で元気の源になっています。(75歳 女性)
  • 登山を始めた頃、全国ベースで有名な山、面白い山を基準にすると一生掛けても無理と思い、まずは「標高3,000m以上の山の全部」に登ることにした。 これが終わる頃、次を考えたとき、「47都道府県のそれぞれで、標高が一番高いところの全部」を目指すことにした。 幸いこの両者の「全部」に拘ったことで達成できた。この両者を実行した人は見かっておらず、私の誇りの一つになっている。(80歳 男性)
  • 毎朝のウオーキングは35年続けています。年齢的に続けられる範囲で続けたい。(75歳 男性)
  • 年々体力が衰え体重も増え、なかなか痩せなくなってきたので思いきって人生で初のジムに通うことにしました。通う前は坂道を自転車で登りきれなかったのが、楽勝で登りきれたり、鎌倉の鶴岡八幡宮の階段を駆け上ることもできるようになりました。(58歳 女性)
  • プールウォーキングは地面で歩く時はできない後ろ歩きや横歩きができ、普段使っていない筋肉を鍛える事ができる事が分かり、ますます頑張るようになった。(69歳 女性)

運動を始めたら……

  • スポーツジムで仲間ができ、会話の中で地域の情報などが知れるようになりました。(74歳 男性)
  • スリムになりたくて水泳を始めたのですが、知り合いが多くなって楽しいです。(74歳 女性)
  • 新聞投稿「はまっていること」のテーマでテレビ体操を取り上げ掲載されました。(74歳 男性)
  • 太極拳の会に入会したら、顔見知りの人が結構いました。(71歳 女性)
  • ウォーキングのサークルに入っていた時は、あちこち出かけていました。ハイキング、ゴルフ場の早朝ウォーキングなど。地理や歴史の勉強にもなりました。(67歳 女性)
  • 主人のすすめで始めたサイクリング、都内のお蕎麦を食べに行ったり郊外へお花を見に行ったりして楽しんでいます。ポタリングで一日かけてゆっくり50キロほど走ると、夜のビールがうまい!(63歳 女性)
  • 脚の手術をした時に、リハビリのために近所の大きな池のある公園を毎日歩いていました。四季の花や渡り鳥など見ながらがんばることができました。よくなってからは行かなくなりましたが、桜の時期はとてもきれいだったので、またお花見に行ってみようと思います。(64歳 女性)

まとめ

「こんな運動をやっています」と教えてくれたものの中には、聞きなれないものもいくつかありました。

たとえば、「スクエアダンス」。

  • スクエアダンスは高齢者でも楽しめるアメリカ由来のダンスです。社交ダンスとは違ってパートナーは踊りの途中で変わっていきますが、曲の終わりには元に戻ります。90歳近くの方も楽しんでいますので、見習っていきたいと思っています。(81歳 男性)

おすすめいただいた「日本スクエアダンス協会」のホームページといくつかの動画をみました。動き自体は激しくないのですが、「コーラー」と呼ばれる指示者からの指示に従って動くそうで、「こんな複雑なことできるの?」と驚きです。あと、衣装がかわいい!

ほかにも、「エゴスキュー」「背骨コンディショニング」というエクササイズも初めて知りました。

もうひとつ、気になっているお便りがこちら。

  • 3年ほど前に踏み台昇降運動とヌンチャクを組み合わせた運動で7.5キロ痩せました。(62歳 女性)

この、踏み台昇降とヌンチャクの運動、どんなものでしょうか。
調べてもわからなかったので、またご応募いただくときに教えてください!


「面倒くさくて運動をしていなかったが 、70才を過ぎて足腰の衰えと姿勢の悪さを自覚するようになった。ちょっとヤバイかもと感じている。」(72歳 女性)

その気持ち、よくわかります。
#お悩みごと の記事、「いつまでも元気に!旅行のための体力づくり【解決! 60代からのお悩みごと】」が公開中です。

スポーツトレーナーの方に普段シニアクラスで教えているメニューから、長く楽しく旅ができるような体力づくりのための運動を教えていただいたので、ここから始めてもいいかも。何歳からでも大丈夫です。

最後に、「来年のねんりんピック出場を目指しています」と書いてくれた方が! 編集部一同、応援しています‼

 

それでは、張り切りすぎてけがをしないよう、スポーツの秋を楽しみましょう。


そのほかのアンケート結果