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2026.10.26ジパング俱楽部高知の偉人・牧野博士と龍馬の志が息づく町へ|深まる秋のひとり旅モデルコース

高知県高知市

色づく景色を楽しむ行楽の秋、歴史名所をめぐる学びの秋、誰にも気兼ねせず、自分のペースで物思いにふける秋……。この秋、ひとり旅でやりたいことを叶(かな)えませんか。徒歩や公共交通機関で気軽に楽しめる、秋のひとり旅モデルコースです。気になる宿泊施設の情報も紹介します。

高知の町並みには、今も江戸時代からの歴史が息づいています。土佐藩時代から変わらぬ姿の天守、明治維新の立役者が育った町、稀代(きだい)の植物学者の功績に触れられるスポットなど、高知の偉人ゆかりの地をめぐる旅を始めましょう。旅のおともは、市街をガタンゴトンとのんびり行く路面電車。車窓を流れる風景が、南国土佐の旅情をかき立てます。


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土讃線高知駅からスタート!


高架のホームを覆(おお)う、高知県杉材と鋼管を組み合わせた大屋根「くじらドーム」が印象的な高知駅。改札を入るとアンパンマンの虹の階段やジオラマなどの「高知駅アンパン列車ひろば」があり、こどもたちに人気です。駅前には観光案内所「とさてらす」と、路面電車「とさでん交通」の電停が隣接。高知市街観光の拠点となっています。


 

高知駅南口「こうち旅広場」から周遊観光バス「MY遊(まいゆう)バス」約27分の牧野植物園正門前下車すぐ

 

高知県立牧野植物園

山野を歩く植物学者の気分に


自然を利用した里山のような植物園 自然を利用した里山のような植物園


牧野博士の功績を展示した記念館も 牧野博士の功績を展示した記念館も

晩秋、回廊沿いに咲くツワブキ 晩秋、回廊沿いに咲くツワブキ

気持ちのよい秋の朝にぴったりなのが、連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルにもなった、世界的植物分類学者・牧野富太郎博士の名を冠した高知県立牧野植物園です。高知市街の東に位置する五台山(ごだいさん)の標高約130メートル、広さ約8ヘクタールの園内では3000種類以上の植物が季節を彩り、高知県佐川町(さかわちょう)出身の牧野富太郎博士ゆかりの野生植物や園芸植物、彼の功績に出合えます。植物展示では、まるで里山のような景観のような区域も。牧野博士もこんな山野で植物を採集したのでしょう。


ノジギク ノジギク

キイレツチトリモチ キイレツチトリモチ

ノジギクは牧野富太郎が高知県仁淀川町(によどがわちょう)で1884(明治17)年に発見し、1890(明治23)年に命名。50センチほどの草丈になり、群生します。牧野植物園での花の見頃は11月中頃~12月中頃。

また、キノコやツクシのような姿ですが、花を咲かせて種をつくるのがキイレツチトリモチ。樹木の根に寄生する被子植物で、こちらも牧野博士が命名。開花期の10~12月のみ地面から顔を出し、キノコのように見える部分にプチプチと白い花が現れます。


ハンバーグはボリュームがありジューシー ハンバーグはボリュームがありジューシー

牧野植物園内の「レストランC.L.GARDEN(シーエルガーデン)」からは、温室のある南園を一望。人気メニューの「シェフ特製!ハンバーグのココットランチ」1600円のほか、高知の旬の食材にこだわった地産地消メニューも。高知の自然と光を感じながらランチを楽しめます。
 


高知県立牧野植物園

問い合わせ先 088-882-2601(代表)、088-802-6951(レストランC.L.GARDEN)
時間 9時~16時30分、レストランのランチは11~15時
定休日 12月27日~1月1日(ほかメンテナンス休あり)
交通アクセス 土讃線高知駅から周遊観光バス「MY遊バス」約27分の牧野植物園正門前下車すぐ
値段 850円
URL https://www.makino.or.jp/

 

周遊観光バス「MY遊バス」約27分の高知駅下車

 

路面電車「とさでん」で高知城へ


「県庁前」電停近くでは路面電車と高知城天守を撮影できます 「県庁前」電停近くでは路面電車と高知城天守を撮影できます

高知の路面電車は、1904(明治37)年の運行開始から約120年高知街を走り続けている日本に現存する最古の路線。その総延長は約25.3キロと日本最長級。清流仁淀川や、アンパンマンの作者・やなせたかしが少年時代を過ごした町など、高知市街の観光スポットまでのんびりと風情ある旅も楽しめます。

 

高知駅前電停から桟橋通五丁目行きほかとさでん交通約7分のはりまや橋下車後、同鏡川橋行きほかに乗り換え約4分の高知城前下車、徒歩約3分

 

高知城

現存12天守のひとつで現存4御殿の名城


天守など15棟が国指定重要文化財 天守など15棟が国指定重要文化財


天守にある「忍び返し」や石落とし 天守にある「忍び返し」や石落とし

天守に併設の御殿 天守に併設の御殿

牧野博士が高知県佐川町で生まれたのが幕末期。江戸時代中期から現存するのが高知城で、天守と本丸御殿の両方が江戸時代から残る唯一の城です。一度焼失を経ていますが、1749(寛延2)年、藩祖・山内一豊の築城時のままに再建され、望楼型と呼ばれる建築様式をよく伝えています。注目すべき城の施設としては、侵入者を防ぐ尖(とが)った鉄串「忍び返し」や、雨量が多い高知ゆえの排水設備「石樋(いしどい)」などがあります。


廻縁(まわりえん)を歩きながら高知市内を一望 廻縁(まわりえん)を歩きながら高知市内を一望


高知城

問い合わせ先 088-824-5701(高知城管理事務所)
時間 9時~16時30分
定休日 12月26日~1月1日
交通アクセス 高知駅前電停から桟橋通五丁目行きほかとさでん交通約7分のはりまや橋下車後、同鏡川橋行きほかに乗り換え約4分の高知城前下車、徒歩約3分
値段 500円
URL https://kochipark.jp/kochijyo/

 

高知城前駅から鏡川橋行きほかとさでん交通約5分の上町(かみまち)一丁目下車、徒歩約3分

 

龍馬の生まれた町記念館

龍馬が生まれ、青年時代まで過ごした町


龍馬とのんびり語らうことも……? 龍馬とのんびり語らうことも……?


龍馬が暮らした町並みのジオラマも 龍馬が暮らした町並みのジオラマも

通りにある水路は江戸時代からのもの 通りにある水路は江戸時代からのもの

今もある高知城天守を、きっと坂本龍馬も見上げていたことでしょう。彼が生まれ育ったのは、高知城の南西にある上町。龍馬の家があった通りには、江戸時代からの水路が今も残っています。ここにある「龍馬の生まれたまち記念館」では、坂本龍馬の少年時代の風景や、その人生を垣間見ることができます。幕末の志士・龍馬がどんな家庭や町、人々の中で育ったか、その雰囲気の一端を掴めるかもしれません。


龍馬の生まれた町記念館

問い合わせ先 088-820-1115
時間 8時~18時30分
定休日 なし
交通アクセス はりまや橋電停から鏡川行きほかとさでん交通約9分の上町一丁目下車、徒歩約3分
値段 370円(65歳以上は180円)
URL https://ryoma-hometown.com/

 

上町一丁目電停から文殊通行きほかとさでん交通はりまや橋下車後、同高知駅行きに乗り換え約6分の終点下車

 

高知駅ゴール!


ひとり旅の宿泊はどうする?


高知駅周辺のビジネスホテルが便利

高知駅周辺には、ふらりひとり旅でも宿泊に困らないぐらい、ビジネスホテルがいくつもあります。また、高知駅周辺なら帯屋町(おびやまち)などの繁華街へ、路面電車はもちろん、徒歩でもアクセス圏内。高知駅から徒歩約2分の「クレメントイン高知」は、藁焼きタタキや釜揚げしらすなど、高知ならではの朝食メニューも評判です。

紹介スポット一覧マップ

文・写真/大村嘉正 写真/高知県立牧野植物園(植物園外観、ツワブキ、ノジギク、キイレツチトリモチ)

  • ※記事中の情報は2025年10月時点のものです。
  • ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。