トレたび JRグループ協力

2023.05.24ジパング俱楽部西日本最大の広さを誇るフラワーパーク「とっとり花回廊」と米子の町へ【モデルコース】

山に登ったり、歩いて探し回らなくても気軽に自然の美しさを満喫できる「花のテーマパーク」を紹介します。
この記事では国内屈指の規模を誇る「とっとり花回廊」を訪ねるコースをご案内。


60代からのJR割引サービス「ジパング倶楽部」

60代からのJR割引サービス「ジパング倶楽部」は、きっぷの割引、JRホテルグループのホテルを優待料金で利用できるなど、魅力的なサービスが満載です。

これだけおトク!の例

新大阪駅→岡山駅=新幹線「さくら」で約48分、岡山駅→米子駅=特急「やくも」で約2時間11分

通常=11,510円 3割引=8,050円 3,460円おトク!

  • 金額は一例です。前後の行程等により金額が異なる場合があります。
  • 通常期の普通車指定席利用の場合です。
  • 入会して最初のご利用から3回目までは運賃・料金は2割引、4回目からは3割引となります。


山陰本線米子駅からスタート!

↓ 無料直行シャトルバス約25分

とっとり花回廊

秀峰・大山を間近に望むお花畑へ


6月は「とっとり花回廊」のメインフラワー・ユリの季節。名峰・大山(だいせん)との競演も楽しみ 6月は「とっとり花回廊」のメインフラワー・ユリの季節。名峰・大山(だいせん)との競演も楽しみ

「とっとり花回廊」は、西日本最大のフラワーパークです。約50万平方メートルの広大な敷地に大温室のフラワードームや花の丘、水上花壇など、見どころがいっぱい。

展望回廊やフラワードームなどでは、天候に左右されずに花や植物が楽しめます。また、主要な園路は勾配が緩く、展望回廊は水平にできているため、車いすでも回ることができます。

四季折々にさまざまな花が楽しめますが、6月はこの植物園のメインフラワーでもあるユリの季節です。

日本に自生する野生ユリ15品種すべてを展示しているのは国内ではここだけで、2023年6月10日~30日には「ゆりまつり」を開催。期間前半には自生ササユリの群落も見頃を迎えます。また、梅雨を彩るアジサイの季節も到来です。

まずは「フラワートレイン」(300円)に乗車して全体像を把握しつつ、行きたい所を絞り込むのが、効率よく回るコツ。


1周約1キロの屋根付きの展望回廊。雨の日でも傘をささずに園内を回ることができます 1周約1キロの屋根付きの展望回廊。雨の日でも傘をささずに園内を回ることができます

広大な園内を約15分かけて1周する「フラワートレイン」 広大な園内を約15分かけて1周する「フラワートレイン」

レストランや売店も花づくし


(左)「花ちらし」1050円  (右)「梨ソフトクリーム」400円 (左)「花ちらし」1050円  (右)「梨ソフトクリーム」400円

とっとり花回廊の楽しみは花を愛(め)でるだけではありません。

園内のレストラン「花かいろう」では、境港産カニとエディブルフラワー(食用花)で彩られた「花ちらし」や、フラワードーム内の売店では、鳥取県特産の梨の果汁がたっぷり入った「梨ソフトクリーム」も人気です。



とっとり花回廊

問い合わせ先 0859-48-3030
時間 9時〜16時30分(時期で変動)
定休日 無休(7・8・12~3月は火曜)
交通アクセス 山陰本線米子駅から無料直行シャトルバスで約25分
値段 1000円(時期で変動)

「とっとり花回廊」公式サイト

↓ 無料直行シャトルバス約25分

米子駅

↓ 今津行き日本交通バスほか約6分の市役所前下車、徒歩約5分

加茂川・中海遊覧

小さな船旅で多彩な風景を楽しもう


水運で栄えた加茂川沿いには古い町並みが続きます 水運で栄えた加茂川沿いには古い町並みが続きます

加茂川にはカッパ伝説が残っています 加茂川にはカッパ伝説が残っています

加茂川沿いの白壁の土蔵をはじめ、古い町並みをのんびりと船上から眺めたり、時には体をかがめて橋の下を通り抜けたりした後は、視界が一気に開けて、船は中海へ。

米子城跡や市街地、さらに晴れていれば大山の美しい姿も望むことができます。所要時間は約50分。船頭さんの軽快なガイドと共に、今まで見たことのない視点から米子を知ることができます。


加茂川・中海遊覧

問い合わせ先 090-6837-2731
時間 予約運航のみ。ご希望の方は事前に要連絡
交通アクセス 山陰本線米子駅から米子市循環バス「だんだんバス」ほか約4分の天神橋下車、徒歩約3分
値段 1500円

「加茂川・中海遊覧」の詳細はこちら

↓ 徒歩約5分

岡本一銭屋

懐かしさが込み上げてくるお店発見!


明治時代から続く岡本一銭屋 明治時代から続く岡本一銭屋

懐かしいお菓子がたくさん 懐かしいお菓子がたくさん

米子市の下町エリアにある「岡本一銭屋」。歴史を感じる店構えで、店内に一歩足を踏み入れると、童心を呼び覚ます懐かしい駄菓子店の世界が。ここでは今も、こどもたちが入れ替わり立ち替わりやってきて、真剣に駄菓子を選んでいます。そんな姿に、つい昔の自分を重ねてしまいます。


岡本一銭屋

時間 9~17時
定休日 無休
交通アクセス 米子駅から皆生温泉観光センター行きほか日ノ丸バス約5分の市役所前下車、徒歩約10分

「岡本一銭屋」の詳細はこちら

↓ 徒歩約10分の市役所前から米子駅行き日ノ丸自動車バスほか約5分の終点下車すぐ

米子駅

↓ 徒歩約3分

大連 

米子名物のご当地ラーメンで旅を締めくくる


「みそちゃんぽん」800円。ボリューム満点ですが、半玉(小盛り)もあるので少食の方も安心 「みそちゃんぽん」800円。ボリューム満点ですが、半玉(小盛り)もあるので少食の方も安心

米子市やその周辺では、ラーメンといえば、牛骨でスープのだしをとった、全国的には珍しい「牛骨ラーメン」が一般的。戦後すぐに誕生したと言われます。

米子駅周辺にも牛骨ラーメンを出す店はいくつもあり、甘味と香ばしさが特徴の牛骨スープをベースに、それぞれの店が工夫を凝(こ)らしてしのぎを削っています。

駅からほど近い「大連」は、牛骨スープにコクのある味噌とピリ辛の豆板醤を合わせた「みそちゃんぽん」が人気。シンプルに牛骨スープ本来の味を楽しめる「らーめん」もあります。


大連

問い合わせ先 0859-22-4895
時間 11〜14時、17時30分〜21時30分
定休日 無休
交通アクセス 山陰本線米子駅から徒歩約3分

「大連」公式サイト

↓ 徒歩約3分

米子駅ゴール!

米子駅から徒歩約3分の「米子グルメプラザ」1階には、キハ47形の国鉄色の朱色が目を引く「米子市国際観光案内所」があり、熟練スタッフが山陰の旅をエスコートしてくれます。

スケジュールの一例

  • 新大阪駅→岡山駅=新幹線「さくら」で約48分、岡山駅→米子駅=特急「やくも」で約2時間11分

新大阪駅発
(6:50発)

新大阪駅

  • 新幹線「さくら」
(7:38着)

岡山駅

(8:05発)

岡山駅

  • 特急「やくも」
10:16着

米子駅

  • 往復無料直行シャトルバスで「とっとり花回廊」
13:35発

米子駅

  • 日本交通バス
13:39着

市役所前

  • 「加茂川・中海遊覧」「岡本一銭屋」
17:11発

市役所前

  • 日ノ丸自動車バス
17:16着

米子駅

  • 「大連」
(19:23発)

米子駅

  • 特急「やくも」
(21:36着)

岡山駅

(22:05発)

岡山駅

  • 新幹線「さくら」
(22:53着)

新大阪駅

紹介スポット一覧マップ

文/若井 憲

  • 記事中の情報は2023年5月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
  • 新型コロナウイルス感染症等の影響により、掲載している内容が変更となる可能性があります。お出かけの際は事前にご確認ください。