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2023.12.18ジパング俱楽部ジパング会員が選ぶ、地元のおすすめ「おみやげ」ランキング 前編【北海道・東北・関東・甲信越・東海エリア】

※トップ画像は柏屋の「柏屋薄皮饅頭」(福島県郡山市)


北海道・東北・関東・甲信越・東海エリアの「おみやげ」ランキング

北海道から九州まで、ジパング倶楽部会員様からのおすすめをもとにしたエリア別ランキングを一挙公開!
2023年3月号の特集「ジパング倶楽部会員様が選んだ 地元のおすすめ、教えます!」で紹介しきれなかったおすすめの「おみやげ」ランキングを大発表します!

こちらでは、北海道・東北・関東・甲信越・東海エリアのランキングをご紹介します。



北海道エリア ランキング

北海道のトップ5を紹介します。

第1位は、ISHIYA(イシヤ)の「白い恋人」(札幌市)


「白い恋人」 「白い恋人(ホワイト)18枚入」

香ばしく焼き上げたサクサクのラング・ド・シャクッキーに、オリジナルチョコレートがサンドされている「白い恋人」。

原料や生地の状態、焼成温度のチェックを怠らず、45年以上そのおいしさを守り続けています。商品名は創業者が雪の降る日に何げなく言った「白い恋人たちが降ってきたよ。」というひと言から生まれました。


第2位は、六花亭の「マルセイバターサンド」(帯広市)


「マルセイバターサンド」 「マルセイバターサンド」

専用の小麦粉で作ったビスケットで、ホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100パーセントのバターをあわせたクリームをサンドした「マルセイバターサンド」。

 

商品名は十勝開拓の祖・依田勉三(よだ べんぞう)率いた晩成社が十勝で最初に作ったバター「マルセイバタ」にちなんでいます。味とともにレトロなパッケージが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。


第3位は、ロイズの「生チョコレート」(札幌市)


「生チョコレート[オーレ]」  「生チョコレート[オーレ]」 

ロイズの「生チョコレート」は、高級チョコレートのひとつ・トリフチョコレートの中に詰められている‟やわらかなガナッシュだけを取り出して食べたらおいしいのでは?”というアイデアから誕生しました。

北海道の生クリームがふんだんに使われたなめらかな口どけが特徴。1995年に通年販売を開始し、今や北海道みやげの定番ともなった看板商品です。


第4位は、ルタオの「ドゥーブルフロマージュ」(小樽市)

第5位は、あまとうの「マロンコロン」(小樽市)


編集部からのひとこと

1~5位まですべて洋菓子がランクインしました。

 

広大な土地を生かした乳製品や小麦粉の生産など、北海道産のおいしい素材の存在が、よりお菓子を魅力的にするのかもしれませんね。


東北エリア ランキング

東北エリア(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)のトップ10を紹介します。

第1位は、白謙蒲鉾店(しらけんかまぼこてん)の「笹蒲鉾」(宮城県石巻市)


「秀笹(しゅうささ)」 「秀笹(しゅうささ)」

「いつ食べても、100点満点のかまぼこを目指している」という1912(大正元)年創業の白謙。常に満足することなく、常に新しいおいしさを追い求め、“最高においしいかまぼこ”を目指す白謙蒲鉾店の最高峰が「秀笹」です。技を極めた職人が作り上げる逸品です。


第2位は、柏屋の「柏屋薄皮饅頭」(福島県郡山市)


「柏屋薄皮饅頭 こしあん」 「柏屋薄皮饅頭 こしあん」

1852(嘉永5)年創業の柏屋。創業以来多くの人に愛されている「柏屋薄皮饅頭 こしあん」は厳選された小豆と柏屋の技術、職人の技によって生み出された、上品でなめらかな口どけのよさと、さらっとした甘みが特徴。「志ほせ饅頭」(東京都)、「大手まんぢゅう」(岡山県)とともに日本三大まんじゅうのひとつに数えられています。


第3位は、青森の「リンゴ」(青森県全域)


ふじ、王林などの品種 ふじ、王林などの品種

青森のおみやげ1位は栽培面積、生産量ともに日本一の「リンゴ」でした。

青森のリンゴといえば「ふじ」「王林」といった有名な品種のほか「紅の夢」「初恋」など栽培されているのはなんと50種類! おみやげに間違いないひと品。食べ比べをしても楽しいですね。


東北エリアのおみやげランキング 第4~10位はこちら

第4位は、利久の「牛たん」(宮城県岩沼市)

第5位は、味の加久の屋の「いちご煮」(青森県八戸市)

  • 第6位は、回進堂の「岩谷堂羊羮」(岩手県奥州市)
  • 第6位は、白松がモナカ本舗の「白松がモナカ」(宮城県仙台市)
  • 第8位は、金萬の「金萬」(秋田県秋田市)
  • 第8位は、ふじや千舟の「支倉焼」(宮城県仙台市)
  • 第8位は、三万石の「ままどおる」(福島県郡山市)

編集部からのひとこと

東北名物が多くランクイン。グルメやスイーツが多数選出されました。山形県では乃し梅本舗佐藤屋の「乃し梅」や、木村屋の「古鏡(こきょう)」が上位でした。


関東エリア ランキング

関東エリア(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)のトップ10を紹介します。

第1位は、豊島屋の「鳩サブレー」(神奈川県鎌倉市)


「鳩サブレー」  「鳩サブレー」

明治生まれの「鳩サブレー」。バターをふんだんに使用した “ハイカラな鎌倉のお味”として誕生して以来、広く親しまれています。

パッケージに描かれている鳩のイラストもなじみ深い方も多いのではないでしょうか。鎌倉市にある本店では、店舗限定のオリジナルグッズ「鳩これくしょん」を販売しています。


第2位は、鎌倉紅谷(べにや)の「クルミッ子」(神奈川県鎌倉市)


「クルミッ子」 「クルミッ子」

「おいしい」の先にある気持ちを一番大切にしているという鎌倉紅谷の「クルミッ子」。

バターが主役の生地に、クルミがぎっしりとつまった自家製のキャラメルが挟み込まれています。砂糖の焦がし具合の見極めや、季節や天候による生地の焼き加減の調整など、職人の手仕事の結晶ともいうべき鎌倉紅谷の人気商品です。


第3位は、紅葉屋本店の「五家寶(ごかぼう)」(埼玉県熊谷市)


「五家寶」 「五家寶 」

江戸の頃より、熊谷の銘菓として親しまれている「五家寶」。1765(明和2)年創業の紅葉屋本店は、昔からその製法を頑なに守り現在に伝えています。

良質の大豆、もち米などの原材料から自社工場で一貫する製造方法にこだわっており、栄養価の高い無添加・無着色の自然食品としての一面も。素朴な懐かしい味に、幼い頃の思い出が重なる方もいるのではないでしょうか。
 


関東エリアのおみやげランキング 第4~10位はこちら

第4位は、グレープストーンの「東京ばな奈」(東京都中央区)

第5位は、彩果の宝石の「彩果の宝石」(埼玉県さいたま市)

  • 第6位は、堂本の「大師巻」(神奈川県川崎市)
  • 第7位は、ガトーフェスタ ハラダの「ラスク」(群馬県高崎市)
  • 第7位は、虎屋の「羊羹」(東京都港区)
  • 第9位は、菓匠花見の「白露宝」(埼玉県さいたま市)
  • 第9位は、東京ひよ子東京ひよ子の「東京ひよ子」(東京都台東区)

編集部からのひとこと

4位のグレープストーンの「東京ばな奈」の発祥は、じつは銀座ではなく阿佐ヶ谷。また、7位の虎屋の「羊羹」は京都が発祥です。どちらも東京みやげの定番で、多くの方に人気のお菓子です。


甲信越エリア ランキング

甲信越エリア(山梨県・長野県・新潟県)のトップ5を紹介します。

第1位は、田中屋本店の「笹だんご」(新潟県新潟市)


「笹だんご(つぶあん)」 「笹だんご(つぶあん)」

米どころ・越後が生んだ笹だんご。その起源は端午の節句の田植えを終えたことをお祝いするためのものとされており、当地では自家製の笹だんごを作るところもあるそう。

厳選された良質な素材を使用し、伝統的な製法を守り続けている田中屋本店は、「笹だんご」の一番店として、または「おだんごの田中屋さん」として親しまれています。


第2位は、加島屋の「さけ茶漬」(新潟県新潟市)


「さけ茶漬」  「さけ茶漬 」

脂ののったキングサーモンが生む、しっとりとした旨みとまろやかな味わいに程よい塩加減でおなじみの加島屋の「さけ茶漬」。

アレンジも豊富で、加島屋のホームページではかんたんレシピも公開中です。「子を思う母親の愛情と真心」を原点として、ていねいな商品作りに努める加島屋の「さけ茶漬」はおみやげ品のみならず、贈答品としても活躍しています。


第3位は、桔梗屋(ききょうや)の「桔梗信玄餅」(山梨県笛吹市)


「桔梗信玄餅」 「桔梗信玄餅」

創業1889(明治22)年より「手づくりの味」を大切に守り続けている桔梗屋の銘菓「桔梗信玄餅」。

黒蜜はとろりとした独特のコク・風味・味わいがあり、ひと味違った舌触りは桔梗屋ならではの仕上がりに。桔梗信玄餅の黒蜜ときな粉を原料にしたプリンやアイス、リキュールなども販売しています。また、桔梗信玄餅を包む風呂敷は、一つひとつ人の手で心を込めて結ばれています。


甲信越エリアのおみやげランキング 第4・5位はこちら

第4位は、八幡屋礒五郎の「七味唐からし」(長野県長野市)

第5位は、かんずりの「かんずり」(新潟県妙高市)


編集部からのひとこと

4位にランクインした八幡屋礒五郎の「七味唐からし」はそばで有名な長野県ならでは。

また、5位には新潟県妙高市に古くから伝わる「かんずり」もランクインするなど、その土地ならではの調味料もおみやげに選ばれました。


東海エリア ランキング

東海エリア(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)のトップ10を紹介します。

第1位は、春華堂の「うなぎパイ」(静岡県浜松市)


「うなぎパイ」 「うなぎパイ」

1961(昭和36)年の発売より、一つひとつ職人の手作りでていねいに作り上げています。

バターと厳選された原料を使用した約9000層もの繊細なパイ生地に、うなぎのエキスを加えて焼き上げ、社内でもごく一部しか知らないという秘伝のタレが塗られた「うなぎパイ」。
“夜のお菓子”のキャッチフレーズも広く知られており、高級ブランデーとマカダミアナッツを使用した「うなぎパイV.S.O.P.」も販売しています。


第2位は、玉井屋本舗の「登り鮎」(岐阜県岐阜市)


「登り鮎」 「登り鮎」

鮎菓子のルーツとなった和菓子で、岐阜では玉井屋本舗が発祥とも。

「登り鮎」は上質なカステラ生地でお餅(求肥)を包んでおり、鮎の姿を模した見た目のかわいらしさもポイント。

オリジナルの「化粧箱入り」のほか、鵜飼(うかい)で獲れた魚を入れる容器・モロブタが付いた「贈答用モロブタ入り」、岐阜の風物を織り交ぜた「玉井屋クラシック(登り鮎とクラシック3種のセット)」とバリエーションも豊富。岐阜の銘菓にふさわしい品格が漂う玉井屋の代表菓です。


第3位は、坂角総本舗の「ゆかり」(愛知県東海市)


「ゆかり」 「ゆかり」

その季節にもっともおいしい天然エビの産地から、せんべいにしたときにコクが出るサイズのものを厳選して使用している海老せんべい「ゆかり」。

江戸時代の製法に由来する匠の技で焼き上げまで手間暇7日以上、100パーセント自社工場生産で全工程を厳しく管理された逸品です。シンプルながら多くの人を魅了しています。


第4位は、赤福の「赤福」(三重県伊勢市)

第5位は、田子の月の「田子の月もなか」(静岡県富士市)、つちやの「柿羊羹」(岐阜県大垣市)

第7~10位はこちら

  • 第7位は、治一郎の「治一郎のバウムクーヘン」(静岡県浜松市)
  • 第7位は、ヤマサの「ちくわ」(愛知県豊橋市)
  • 第8位は、田子の月の「富士山頂」(静岡県富士市)
  • 第8位は、カクキューの「八丁味噌」(愛知県岡崎市)
  • 第8位は、又一庵の「きんつば」(静岡県磐田市)

編集部からのひとこと

各県の有名なおみやげが1~4位をかざる結果になりました。2位に選ばれた玉井屋本舗の鮎菓子は鵜飼をモチーフにしたものですが、同店には「下剋上鮎」という“鮎が鵜を呑み込もうとしている”ユーモラスな焼き菓子もあります。
 

まとめ

「地元のおすすめの『おみやげ』」に投票してくださった会員のみなさま、ありがとうございました。
北陸・西日本・中国・四国・九州エリアのランキングは下記ページで発表しているのでこちらもご覧ください。
【北陸・近畿・中国・四国・九州エリア編】はこちら

このランキングで、お気に入りのおみやげを見つけてくださいね!

  • 文/ジパング倶楽部編集部