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2025.05.14ジパング俱楽部イルカやペンギンと近くでふれあえる水族館・うみたまごの「あそびーち」がリニューアルオープン!|現地発!おすすめ旅ネタ情報

現地発・おすすめ旅ネタ情報

このコーナーでは、旅好きライター・観光ナビゲーターが、ご当地ならではのおすすめスポットや旅ネタ情報をお届けします。

今回紹介するのは、大分県大分市の水族館「うみたまご」の「あそびーち」のリニューアルオープンのニュースについてです。

ペンギンやオットセイとの距離感の近さに感激!

大分県大分市

別府湾に面した大分マリーンパレス水族館「うみたまご」は、海の動物たちとのふれあえる体験型水族館。2025年4月、敷地内の屋外エリア「あそびーち」がリニューアルオープン!

新たにプールや遊具が設置され、ペンギンやオットセイなど海の動物たちと、より近い距離でふれあえるようになりました。

海の動物たちと同じ空間でのんびり過ごせるのが魅力

“ガラスのない水族館”をテーマに2015年、別府湾に面した「うみたまご」にオープンした「あそびーち」。
「動物とあそぶ×アートであそぶ」というテーマのとおり、現代アートの遊具が設置された開放感溢れる空間で、海の動物たちと近距離でふれあうことができます。


以前から人気の「砂浜のプール」。イルカと近距離でふれあえます(※イルカに直接さわることはできません) 以前から人気の「砂浜のプール」。イルカと近距離でふれあえます(※イルカに直接さわることはできません)

なかでも人気は、イルカが泳ぐ「砂浜プール」。砂浜になった浅瀬まで入ることができ、手が届きそうなほどすぐ近くでイルカを眺められます。

今回、「うみたまご」の開業20周年を機に「あそびーち」がリニューアルし、約2500平方メートルだった敷地面積が1.6倍となる約4000平方メートルに拡張されました。

リニューアル最大の注目ポイントは、新たに設置された「岩のプール」。
今回仲間入りしたゴマフアザラシのほか、ミナミアメリカオットセイやマゼランペンギンなど、さまざまな動物が自由に泳ぎ回る様子を間近に見学できます。


「砂浜プール」ではイルカが浅瀬まで来ることも 「砂浜プール」ではイルカが浅瀬まで来ることも

「岩のプール」の岩礁でくつろぐオットセイ。左側に見えるのが岩山 「岩のプール」の岩礁でくつろぐオットセイ。左側に見えるのが岩山

プール脇に築かれた岩山はオットセイが大好きな場所。気ままに過ごす様子に心が癒やされます。
トレーニング中は、オットセイが岩山からプールに飛び込むことも。豪快なダイビングは迫力満点です。運がよければ、陸に上がったオットセイとハグすることもできるそうですよ。

岩のプールの近くには、クラゲをモチーフにしたアート遊具「クラゲ・グラウンド」が登場。
大型のすべり台になっており、すべって遊ぶ子どもたちのすぐ近くを散歩中のペンギンやオットセイが通ることもしばしば。遊具の下部分はトンネル状になっており、動物たちが日陰でひと休みすることもあります。


「クラゲ・グラウンド」は大型のすべり台。すべって遊ぶことができます 「クラゲ・グラウンド」は大型のすべり台。すべって遊ぶことができます


遊具「クラゲ・グラウンド」の一帯を散歩するペンギンたち 遊具「クラゲ・グラウンド」の一帯を散歩するペンギンたち

また、エリア内に屋根付きの飲食・休憩スペースも増設。

別府湾からさわやかな潮風が吹き抜ける中、動物たちの愛らしい姿を眺めながら、ゆったりのんびりくつろげるのが魅力です。

ほかにも、濡れた服の着替えにも使える多目的トイレ「みんなのトイレ」が新設されました。

たとえば「砂浜プール」の浅瀬に入って洋服が濡れた場合も、すぐに着替えられます。

動物たちの愛らしいショーやパフォーマンスも必見!


別府湾に面して立つ大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 別府湾に面して立つ大分マリーンパレス水族館「うみたまご」


「うみたまホール」では潜水艦のような空間で「大回遊水槽」の魚を見学できます 「うみたまホール」では潜水艦のような空間で「大回遊水槽」の魚を見学できます

イルカのショー。目の前で繰り広げられるジャンプは大迫力 イルカのショー。目の前で繰り広げられるジャンプは大迫力

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」には、「あそびーち」以外にも魅力が満載。イルカのショーやセイウチのパフォーマンスなども大人気です。

イルカのショーは、ハイレベルで愛嬌たっぷり。観客席との距離が近いので、ダイナミックなジャンプの迫力を間近で感じられます。セイウチのパフォーマンスは、大きな体を揺らしながらフットワーク軽く芸をこなす様子に魅了されること間違いなしです。


別府湾や豊後水道などに生息する魚が泳ぐ「大回遊水槽」 別府湾や豊後水道などに生息する魚が泳ぐ「大回遊水槽」

館内では、高さ約8メートル、周囲約65メートルの巨大水槽「大回遊水槽」や、人工の照明下では全国最大級の大きさを誇る「サンゴ大水槽」なども見逃せません。

海の生き物を身近に感じる工夫が凝らされた展示内容で、一日中過ごしても飽きないほど。幅広い年代層が楽しめます。


大分マリーンパレス水族館 「うみたまご」

問い合わせ先 097-534-1010
時間 9時~16時30分(時期で変動)
定休日 不定(年に3日程メンテナンス休あり)
交通アクセス 日豊本線別府駅から大分駅行き大分交通路線バス約11分の高崎山下車すぐ
値段 3000円(70歳以上は2500円)
URL https://www.umitamago.jp/

この記事を書いた人

佐藤史

熊本県在住の旅行・グルメライター。自他ともに認める食いしん坊で、食べ歩きが大好き。とくにうどんをこよなく愛しており、未知なるうどんとの出逢いを求めて全国を行脚中。

  • 記事中の情報は2025年5月時点のものです。
  • 写真はすべてイメージです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。