トレたび JRグループ協力

2015.06.08鉄道「フルーティアふくしま」絶対乗りたいトレたび列車図鑑

オリジナルスイーツが味わえる観光列車

りんご、桃、梨、ぶどうなど、たくさんのフルーツに恵まれたフルーツ王国・福島県の特色を生かし、車内で福島県産のフルーツを使用したオリジナルスイーツやドリンク類を楽しめる列車として登場したのが「フルーティアふくしま」。
車両外観は鶴ヶ城の赤瓦と、古民家の黒漆喰の壁をイメージしたデザインを採用。明治・大正時代の西洋モダンが織りなす沿線の独特な街並みや、雄大な自然との調和も表現しています。

また、車内は明治・大正時代の近代建築や会津塗の光沢ある質感を基にデザインされた優雅な空間で、郡山寄りの1号車はカフェカウンター、会津若松寄りの2号車はテーブル付きの座席を配置した車両となっています。

なお、車内では季節に合わせた福島県産のフルーツなどを使用したオリジナルスイーツと、福島県産品を使用したフルーツジュースやホットコーヒーなどのセットを提供。

車両外観


フルーティアふくしま

鶴ヶ城の赤瓦と、古民家の黒漆喰の壁などをイメージしたモダンなデザインを採用。
車体前面と側面には「フルーティアロゴ」が付けられている。

1号車車内


フルーティアふくしま

車内全体に優雅な旅を演出する大きく伸びやかなカフェカウンターが設置された車両。
ここで車内において提供されるスイーツセットが用意される。

2号車車内


フルーティアふくしま

スイーツや会話をゆったりと楽しめる座席やテーブルを配置。
ボックスシート(2人掛け×4と4人掛け×6)と1名掛けシート×4席がある。

フリースペース


フルーティアふくしま

2号車の車端にフリースペースとベンチシート、1号車のカフェカウンター端には誰でも自由に利用できる6席のカウンターシートがある。

フルーティアロゴ


フルーティアふくしま

この列車の基本コンセプトであるカフェをイメージさせる「TEA(お茶)」と、オリジナルスイーツに使う「FRUIT(果物)」をデザインしている。


列車情報

運転日 土曜・休日を中心に運転
運転区間 磐越西線:郡山駅〜喜多方駅間、東北本線:郡山駅〜仙台駅間

「フルーティアふくしま」公式サイト


著者紹介

結解喜幸

1953年、東京都出身。出版社勤務を経て旅行写真作家に。鉄道や時刻表のたのしさを知り尽くした鉄道の達人。現在は地酒とつまみを追い求める「飲み鉄」にはまっている。

  • 文/結解喜幸
  • 写真/交通新聞クリエイト
  • 本記事は2015年5月に公開いたしましたが、2022年12月28日にトレたび編集部により情報を更新いたしました。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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