2023.08.10鉄道北近畿を走る観光列車「うみやまむすび」乗車レポート 【兵庫デスティネーションキャンペーン】
宝箱のような列車に乗って
旅先でのさまざまな“であい”、気持ちの“ふれあい”を車両側面のハート型の結びで表現し、幸せを運ぶこうのとりをデザインした観光列車「うみやまむすび」。
“しあわせなご縁を結ぶ”「うみやまむすび」の旅とは、果たしてどんな旅だろう。
その魅力をレポートします。
「うみやまむすび」に乗ってきました
兵庫デスティネーションキャンペーン(兵庫DC)が2023年7月1日から始まっています。
そんな中、兵庫県北部の城崎温泉駅から餘部(あまるべ)駅までを往復する観光列車の「うみやまむすび」に乗ってみました。
この列車は1両編成の気動車。「宝箱」をイメージしたデザインで、車内は観光向けに改造されており、日本海側には窓側を向いたカウンター席が配置されています。
いよいよ、大人気の「うみやまむすび」に乗車!
この日も暑い日でしたが、乗車してみると、車内はほぼ満席。
城崎温泉駅を出発する前から、北近畿観光連盟事務局長の木村さんによるユーモアあふれるトークが始まり、ワクワクしながら発車を待ちます。
城崎温泉駅の皆さんが見送られながら、いよいよ出発。
出発後も、木村さんがこのエリアの観光の魅力を語ってくれるなど楽しいトークが続き、それとともに、次から次へと沿線地域の「お土産」が配られました。
但馬地域の地酒、山田錦やかにのせんべい、幸せのポン菓子、きくらげの佃煮など……。
香住駅到着前には、おにぎり風のかに寿司と竹輪が配られました。
そして香住駅に到着すると、かに寿司を作られたお店のご主人のご家族がお米やかにに扮した被り物をしてお出迎え!
とってもほっこりする時間でした。
その後も列車は進み、「鎧(よろい)の袖」や餘部鉄橋など絶景を見ながら、餘部駅に到着。
ここで降車し、しばしフリータイム。餘部駅でのひと時を満喫しました。
笑顔あふれる車内で過ごす約2時間半のショートトリップ
帰りも木村さんの楽しいトークと、じゃんけん大会で盛り上がり、約2時間半にわたる「うみやまむすび」でのショートトリップが終わりました。
「うみやまむすび」に乗車していたお客様、楽しいトークを繰り広げていただいた木村さん、香住駅でのお出迎え、城崎温泉駅の皆さんやうみやまむすびの運転士さん、それぞれいい笑顔だったなあというのがとても印象に残っています。
そして旅をするからこそ、こんな笑顔に出合えるのだなと実感しました。
この夏は、たくさんの魅力が詰まった兵庫が熱い!
皆さんもぜひ、旅に出かけてみませんか!
この夏は、特に兵庫が熱いです!
神戸地区はもちろんのこと、姫路エリアや今回ご紹介した城崎温泉などの北近畿エリア等にもたくさん魅力が詰まっています。ぜひお出かけください!
列車情報
運転日 | 2023年7月8日・9日・15日 ~ 17日・23日・30日、8 月5日・6日・20日・26日・ 27日、9月17日・18日・20 日~23日 ※1日1往復 |
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運転区間 | 城崎温泉駅~餘部駅 |
備考 | 販売会社:阪急交通社・読売旅行(7月~8月出発分)、日本旅行TiS福知山支店(9月出発分) |