2024.10.10鉄道新観光列車「はなあかり」も!北陸で乗っておきたい列車・バスをまとめてご紹介
風景やグルメを堪能する観光列車に新感覚のバスツアー、名所をめぐる周遊バス…北陸を走る列車とバスをご紹介
北陸には、旅を彩る個性豊かな列車とバスが運行している。
福井県では、福井の魅力を満喫できる観光バスや、仮想空間体験ができる新感覚の観光バス、そして北陸DC期間中に初運行となる観光列車を紹介。
石川県では、金沢市内の観光に便利な循環バスがおすすめ。
富山県では、立山連峰をはじめとした山々や美しい富山湾などの車窓を眺めながら海の幸がいただける観光列車に乗ろう。
さらに、北陸旅行がもっと便利になる観光ナビ「tabiwa by WESTER」にも注目!
はぴバス
観光地や料理など福井の魅力に大満足
初めて福井を旅する人にもぴったりの、福井県内の観光地を周遊する観光バス。
「初めまして ふくい名所旅」は、福井県立恐竜博物館や越前大仏をめぐるAコースと、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館や大本山永平寺などをめぐるBコースがある。
グルメ好きには、このコースだけの福井県産海鮮丼や地酒が味わえる「ふくいの幸 食べ比べ」(※)がおすすめ。
- ※季節によりメニューが変わります
はぴバス
初めまして ふくい名所旅 Aコース(午前)
運行区間:福井駅~福井県立恐竜博物館~越前大仏~福井駅
運行日:11月30日までの土・日曜・祝日
料金:5500円
初めまして ふくい名所旅 Bコース(午後)
運行区間:福井駅~大本山永平寺~一乗谷朝倉氏遺跡 復原町並(車窓)~福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館~福井駅
運行日:11月30日までの土・日曜・祝日
料金:5500円
ふくいの幸 食べ比べ
運行区間:芦原温泉駅~あわら湯のまち駅~東尋坊~小松屋~丸岡城~芦原温泉駅~あわら湯のまち駅
運行日:11月30日までの土・日曜・祝日
料金:1万2900円
※料金は、各施設の入館料込み
※はぴバスは、福井県内の新幹線駅を中心に発着する複数のコースがあります
WOW RIDE いこっさ! 福井号
目的地への移動が楽しくなる映像が満載
福井駅と福井県立恐竜博物館、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館、あわら温泉を結ぶ観光バス。
車内側面と天井のスクリーンにVR・AR映像を投影。迫り来る恐竜や、豊かな自然に包まれるようなリアリティーあふれる仮想空間体験ができる。
車内で流れる映像は各ルートによって異なるので、それぞれのルートにあった福井の魅力を満喫しよう。
WOW RIDE いこっさ! 福井号
恐竜博物館行【往路】【復路】
運行区間:福井駅~福井県立恐竜博物館
運行日:第2・4水曜を除く毎日
運行本数:1日4~6便
料金:2900~3300円(日により異なる)
一乗谷博物館行【往路】【復路】
運行区間:福井駅~福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館
運行日:土・日曜・祝日
運行本数:1日1便
料金:2200円
あわら温泉行
運行区間:福井駅~あわら湯のまち駅
運行日:第2・4水曜を除く毎日
運行本数:1日1便
料金:2200円
あわら温泉周遊
運行区間:あわら湯のまち駅発着
運行日:第2・4水曜を除く毎日
運行本数:1日1便
料金:2200円
※最新の料金につきましてはホームページにてご確認ください
「WOW RIDE いこっさ! 福井号」の乗車体験レポートはこちら!
はなあかり
新たな観光列車で優雅な旅を楽しもう
北陸DCに合わせて登場するJRの新たな観光列車「はなあかり」。
第1弾として、福井県の敦賀駅から兵庫県の城崎温泉駅までを運行。3両編成のうち1両は、JR西日本が初めて導入したグリーン車よりもグレードの高い「スーペリアグリーン車」。2人用の半個室が10室のみという贅沢な空間を楽しもう。
列車名は、地域が華やぐイメージと地域のとっておきに「あかりを灯す」列車であることを表現。
はなあかり
運行区間:敦賀駅~城崎温泉駅
運行日:2024年10月5日~12月22日の土・日曜
運行本数:期間中に24本(12往復)
土曜/敦賀駅→城崎温泉駅、日曜/城崎温泉駅→敦賀駅
※上記は運行第1弾の情報。第2弾以降もエリアを変えながら、西日本各地を運行。
城下まち金沢周遊バス
金沢市内の観光地をぐるりと循環
金沢駅東口を起点に、ひがし茶屋街や兼六園、金沢21世紀美術館、香林坊、尾山神社など、金沢市内主要観光地をめぐる循環バス。ルートは毎日運行する右回りルートと、土・日曜・祝日のみ運行する左回りルートがある。右回りルートは金沢駅始発8時35分から終発18時5分、左回りルートは同始発8時30分から終発18時まで約15分間隔で運行。
金沢市内1日フリー乗車券もおすすめ!
城下まち金沢周遊バスだけでなく、路線バスにも乗車できるフリー乗車券。
さらに、乗車券を提示すれば、割引を受けられる施設もある。北陸鉄道グループの窓口で販売しており、WEBアプリではデジタル乗車券を販売。
城下まち金沢周遊バス
運行区間:金沢駅東口~兼六園下・金沢城~香林坊~金沢駅東口(右回りルート)
運行日:毎日(右回りルート)
料金:1乗車210円、1日フリー乗車券800円
金沢ライトアップバス
ライトアップされた夜の金沢を散策
毎週土曜の夜に運行。金沢市内のライトアップスポットを循環。
ライトアップしている施設に途中下車して、各施設とその周辺を散策してみよう。
金沢駅東口を起点に始発19時から終発21時40分まで約20分間隔で運行している。
金沢ライトアップバス専用フリー券
金沢ライトアップバスに2回以上乗るなら、こちらがおトク。
運行ルートから少し離れたスポットもあるので、途中下車すれば、より夜景を満喫できる。
北陸鉄道グループの窓口や一部ホテルで販売。
金沢ライトアップバス
運行区間:金沢駅東口~兼六園下・金沢城~香林坊~金沢駅東口など
運行日:毎週土曜
料金:1乗車300円、専用フリー券500円
ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~
美しい車内の装飾と寿司職人が握る寿司
JRの観光列車で、列車名はフランス語で「美しい山と海」という意味。
高岡駅・新高岡駅を起点に城端線と氷見線の自然豊かな風景の中を走る。車内は、沿線の伝統工芸品である井波彫刻や高岡銅器をイメージした装飾を施した気品のあるデザイン。
「VISIT富山県」から事前予約(乗車の3日前17:00まで)で、「ぷち富山湾鮨」や地酒の飲み比べセットなどを味わえる。
ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~
運行区間:土曜/高岡駅・新高岡駅~城端駅(城端線)
日曜/砺波駅・新高岡駅・高岡駅~氷見駅(氷見線)
運行日:土・日曜を中心に運行(10~12月は月曜も運行)※年末年始を除く
運行本数 1日2往復
料金:城端線・氷見線の乗車区間運賃+座席指定券(おとな530円、こども260円)
「ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~」の詳細はこちら(JR西日本ホームページ)
「ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~」の情報はこちらもチェック!
一万三千尺物語
立山連峰と富山湾の景観を堪能する
富山駅を起点に往復するあいの風とやま鉄道の観光列車。
一万三千尺はメートル換算で約4000mで、3000m級の立山連峰と水深約1000mの富山湾の高低差を表している。
客車内は富山県産のひみ里山杉を使用し、ぬくもりを感じさせる。
富山湾鮨コースでは車両内で握りたての富山湾鮨が、越中懐石コースでは山海の幸を詰め込んだ懐石料理が食べられる。
一万三千尺物語
運行区間:富山湾鮨コース 富山駅~泊駅~富山駅
越中懐石コース 富山駅~黒部駅~高岡駅~富山駅
運行日:土・日曜と一部祝日を中心に運行
運行本数:各コース 1日1往復
料金:各コース 大人1万6500円、小人8000円
北陸の列車・バスに乗るなら「北陸デスティネーションキャンペーン」
旅の手帖 2024年10月号(特別付録「北陸デスティネーションキャンペーンガイドブック」)
北陸デスティネーションキャンペーンの公式ガイドブックとなる一冊です。
「Japanese Beauty Hokuriku ~日本の美は、北陸にあり。~」がキャッチコピーの北陸DC。
本ガイドブックでは、北陸三県の魅力を「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」の「5つの美」をキーワードにひもときます。
旅の手帖 2024年10月号
定価 1,100円(税込)
※ガイドブック単体での販売はしておりません
北陸デスティネーションキャンペーン公式サイト
2024年10~12月には、「北陸デスティネーションキャンペーン」が開催。
2024年3月に北陸新幹線 金沢駅~敦賀駅間が開業し、話題の北陸。
キャッチコピーは「Japanese Beauty Hokuriku」。
北陸が誇る、日本らしい「美」への想いがこもった言葉です。
そして、「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」の5つの美をキーワードに、北陸の魅力をみなさまにお伝えします。
デスティネーションキャンペーン期間だけの、特別な列車もあなたを待っています。