トレたび JRグループ協力

2024.04.18鉄道新D&S列車「かんぱち・いちろく」も! 福岡・大分で乗っておきたい列車をまとめてご紹介

福岡と大分を結ぶ個性豊かな列車をご紹介!

D&S(デザイン&ストーリー)列車の、「D」は特別な「デザイン(Design)」、「S」は沿線地域に伝わる、歴史や伝説などの「ストーリー(Story )」。
美しい風景の中、地元愛をたっぷり乗せて走ります!

また、福岡・大分を走る特急やBRTもご紹介。

特急「かんぱち・いちろく」


由布岳を背景に走る特急 「かんぱち・いちろく」。 艶のある黒を基調としたデザインが沿線の緑に映える

博多駅〜別府駅間に新D&S(デザイン&ストーリー)列車登場!

2024年4月26日、福岡・大分DCに合わせて登場する特急「かんぱち・いちろく」。博多駅〜別府駅間(ゆふ高原線経由)を、約5時間かけて1日1便ゆっくりと走る。
その名は、現在のJR久大本線(ゆふ高原線)全線開通に尽力した郷土の偉人・麻生観八(かんぱち)と衞藤一六(いちろく)に由来する。
車内は福岡・大分にゆかりのある作家のアート装飾で彩られ、地元食材を用いた食事やオリジナルの日本酒を含む地酒、停車駅でのおもてなしなど、沿線の魅力をシックなデザインの3両に集結!
各分野で活躍する地元の匠たちがパートナーとして参画し、ゆふ高原線の風土をあじわう新D&S列車の運行を支える。

魅力1:風土を感じるアート&デザイン

車両のデザインは鹿児島のデザイン会社・IFOO(イフー)が担当。また車内を彩るアートはともに別府を拠点に活動するBEPPU PROJECTとYamaide Art Officeがディレクションしている。

全席グリーン席の上質な空間で車窓の景色を楽しみ、ゆったりとくつろげる。
アート装飾のコンセプトは、「物語の入り口へ」。ワクワク感が高まる!

3号車

1号車


3号車 畳個室

2号車 ラウンジ杉

魅力2:地元名店が手がける“食”

日田杉を用いたオリジナルのお重を開けると、地元食材をふんだんに使い名店の料理人が仕上げた独自メニューが。
沿線の銘酒に加え、八鹿酒造によるオリジナル日本酒も車内販売される。

特急「かんぱち」号(博多駅→別府駅)


月曜:「中洲 松」(福岡)※和食

水曜:「味 竹林」(福岡)※和食

土曜:「FUCHIGAMI」(福岡)※イタリアン

特急「いちろく」号(別府駅→博多駅)


火曜:「Tomo Clover」(大分)※フレンチ

金曜:「裏舌鼓(リゼッコ)」(大分)※和食

日曜:「兎と亀」(大分)※和食

魅力3:「おもてなし駅」でのふれあい

特急「かんぱち」号(博多駅→別府駅)

周辺に河童伝説がある田主丸駅。河童の形の駅舎や河童像を写真に収めたい。
麻生家の資料展示がある恵良駅では八鹿酒造のおもてなしも。


田主丸駅 「お迎え河童」

恵良駅

特急「いちろく」号(別府駅→博多駅)

天ケ瀬駅では、天ヶ瀬温泉の湯につけると文字が浮かぶ「湯みくじ」を体験。
自然に囲まれたうきは駅では地元のみなさんがお出迎え。


天ケ瀬駅の御足湯

うきは駅ホーム


列車情報

運転日 特急「かんぱち」号(毎週月・水・土)、特急「いちろく」号(毎週火・金・日)
運転区間 特急「かんぱち」号:博多駅→別府駅、特急「いちろく」号:別府駅→博多駅

特急「かんぱち・いちろく」の詳細はこちら(JR九州ホームページ)

特急「36ぷらす3(青の路・日曜日ルート)」


曜日ごとに異なるルートで九州を旅する!

世界で36番目に大きな島・九州の全県をめぐる「36ぷらす3」。
曜日ごとに異なる五つのルートがあり、日曜日は大分駅・別府駅を出発後、途中の杵築駅や中津駅で地域の皆さまからおもてなしを受け、門司港駅で自由散策を楽しんだ後に、小倉駅・博多駅へと向かう。
ランチプラン(個室)の料理は大分・中津の老舗料亭「日本料理 筑紫亭」が手がける。


列車情報

運転日 毎週日曜(※詳細はホームページをご覧ください)
運転区間 大分駅・別府駅~小倉駅・博多駅

特急「36ぷらす3」をもっとくわしく

特急「36ぷらす3」ー九州を周遊するデラックス観光特急(THE列車)


特急「36ぷらす3」の詳細はこちら(JR九州ホームページ)

「或る列車」


金色に輝く唐草模様の豪華列車

明治時代に当時の九州鉄道がアメリカに発注したものの活躍する機会のなかった幻の列車、通称「或る列車」を、工業デザイナーの水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏が原信太郎(はらのぶたろう)氏の模型を元に誕生させた。
世界的に著名な成澤由浩(なりさわよしひろ)シェフがプロデュースするコース料理は、九州の厳選食材を中心に用いたオリジナル。組子が印象的な個室などゴージャスな車内で贅沢な時間を過ごそう。


列車情報

運転日 週末を中心に1日1往復
運転区間 博多駅~由布院駅

「或る列車」をもっとくわしく

「或る列車」、リニューアル。新しいコース料理やサービスの魅力を、村上悠太が乗車レポート!


「或る列車」の詳細はこちら(JR九州ホームページ)

特急「ゆふいんの森」


レトロで高級なヨーロピアンスタイル

流線型のメタリックグリーンの外観は、ヨーロッパの列車を思わせるレトロ調のデザイン。
「列車に乗った時からゆふいん」をテーマに、車内は深緑の色調と床板などの木の質感が車窓からの眺めとあいまって高原を走るリゾート気分を演出する。
ハイデッカー(高床式)仕様なので、よりワイドな風景が自然との一体感を高めてくれる。


列車情報

運転日 毎日運転
運転区間 博多駅~由布院駅・別府駅

特急「ゆふいんの森」をもっとくわしく

ゆふいんの森―木の温もりあふれる71系・72系が活躍。温泉地への旅に必ず乗りたい特急列車(THE列車)


特急「ゆふいんの森」の詳細はこちら(JR九州ホームページ)

まだある!福岡・大分を走る注目列車

特急「ソニック」


“音速”のごとく駆け抜ける人気列車

制御振り子式車両なので、カーブ時にかかる遠心力を軽減し、スピードと乗り心地を両立する「ソニック」。
ブルーメタリックの883系と白い885系があり、九州を代表する特急として人気。
883系は、メカニックで遊び心あるデザインと乗り心地のよさが特徴。グリーン車の座席は本革製で、運転台を望むパノラマキャビンも。


列車情報

運転日 毎日運転
運転区間 博多駅~大分駅~佐伯駅など

特急「ソニック」をもっとくわしく

特急「ソニック」―"音速"の名に違わないハイスピード列車。JR九州初の振子式装置で曲線区間もラックラク(THE列車)
 


特急「ソニック」の詳細はこちら(JR九州ホームページ)

日田彦山線BRT「ひこぼしライン」


地域に根差したBRTが開業。専用道やめがね橋を駆け抜ける!

2017年の九州北部豪雨で被災した日田彦山線添田駅~夜明・日田駅に、待望のBRT(バス高速輸送システム)が開業。
一部車両には環境にやさしい電気バスを導入。座席のUSB充電ポートなどの利用しやすい工夫がうれしい。
地域をイメージした様々なカラーの車両が、緑豊かな沿線を颯爽と駆け抜ける。


列車情報

運転日 毎日運転
運転区間 添田駅~日田駅

日田彦山線BRTの詳細はこちら(JR九州ホームページ)

福岡・大分の列車に乗るなら「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」

旅の手帖 2024年4月号(特別付録「福岡・大分デスティネーションキャンペーン公式ガイドブック」)


公式ガイドブック『福岡・大分ーわたしに刺さる○○旅10ー』

福岡・大分デスティネーションキャンペーンの公式ガイドブックが別冊付録に。

新しい福岡・大分が発見できる、トレッキングやサイクリングといったアクティビティーなどを紹介する「あたらしい旅」、玄界灘のイカに関あじといったグルメをはじめ、寛ぎスポットやパワースポットを紹介する「至福・大吉の旅」など、10のテーマで多くのイベントやスポットなどを掲載しています。

「一度は乗りたい! 列車たち」として、4月26日デビューの新D&S列車、特急「かんぱち・いちろく」の紹介も。
エリア別ガイドも付いて、福岡と大分を思う存分楽しめる一冊になっています。

旅の手帖 2024年4月号
定価 1,100円(税込)
※ガイドブック単体での販売はしておりません


詳細・ご購入はこちらから

福岡・大分デスティネーションキャンペーン公式サイト


2024年4~6月は「至福の旅! 大吉の旅! 福岡・大分」をキャッチコピーに、福岡県と大分県で福岡・大分デスティネーションキャンペーン(福岡・大分DC)が開催。

福岡・大分DCのテーマは、「至福」「大吉」。
食・温泉・アート・自然など、福岡・大分の鮮度あふれ、「あたらしい」が体感できる旅を提案。

福岡・大分DCのロゴマークは福岡県の県花「梅」と大分県の県花「豊後梅」がモチーフ。
両県の「県境のない旅」を、旅の心おどる楽しさや爽快さを感じさせるブルーとグリーンのグラデーションで表現している。


福岡・大分デスティネーションキャンペーン公式サイト


トレたび公式SNS
  • X
  • Fasebook