「流氷物語号」は、網走(あばしり)駅と知床斜里(しれとこしゃり)駅とを結ぶ2両編成の冬季限定の観光列車です。1月下旬〜3月上旬まで運行しています。オホーツク海側のボックス席は指定席になっており、車窓から圧巻の流氷を眺めながらぜいたくな乗車タイムを楽しめますよ。
自由席もありますが、オホーツク海側のボックス席の利用には指定席券の購入が必要です。指定席券はインターネット予約サービス「えきねっと」や全国のJRの主な駅(みどりの窓口)で予約可能です。
流氷物語号の列車旅を計画する前に、まずはおすすめの座席や運転区間、運転日・時刻表、料金、予約方法に加え、列車旅を楽しむためのポイントについて知っておきたいですよね。
この記事を読めば、流氷物語号ならではの楽しみ方を理解したうえで列車に乗車することができます。列車への乗車を検討している方は必見です。
1.流氷物語号は圧巻の流氷を一望できる2両編成の観光列車
流氷物語号は、道北・道東の網走駅〜知床斜里駅を結ぶ冬季限定の観光列車です。オホーツク海に浮かぶ流氷を列車の窓から眺められるぜいたくな設計になっています。
外装・内装や座席の特徴については、以下の点をおさえることが重要です。
・道北・道東イメージの外装と温もりを感じる内装
・おすすめの座席はオホーツク海側のボックス席
それでは、それぞれのポイントについて見ていきましょう。
1-1.道北・道東イメージの外装と温もりを感じる内装
流氷物語号の外装は、以下のようになっています。
・1号車:全体が黄色で流氷をはじめとする自然が描かれた「道北 流氷の恵み」
・2号車:全体が緑色で北海道の森をテーマとした「道東 森の恵み」
また、1980年代に人気を博したTVゲーム『オホーツクに消ゆ』とコラボしています。
全体として木の温もりが感じられるデザインとなっていて、何だか落ち着く雰囲気です。
1-2.おすすめの座席はオホーツク海側のボックス席
1・2号車ともにボックス席があり、テーブルが設置されています。間近でゆっくりと大迫力の流氷を眺めたい方には、オホーツク海側のボックス席がおすすめです。オホーツク海側のボックス席は全席指定席なので、早めに予約を入れておきましょう。
2.流氷物語号の予約に必要な4つの基本情報
流氷物語号の予約に必要な4つの情報は以下のとおりです。
ここでは、それぞれの情報についてくわしく見ていきましょう。
2-1. 主な運転区間
流氷物語号の運転区間は釧網本線の網走駅〜知床斜里駅です。北浜駅〜浜小清水駅は減速区間で、流氷が思う存分楽しめるようになっています。
2-2. 運転日・時刻表
流氷物語号は2026年1月31日〜3月1日までと7・8日の毎日上下線2本ずつ運行しています。
時刻表は以下のとおりです。
| 1号 | 3号 | |
|---|---|---|
| 網走駅 | 9:50発 | 13:04発 |
| 北浜駅 | 10:02着 10:13発 |
13:16着 13:27発 |
| 浜小清水駅 | 10:24発 | 13:38発 |
| 知床斜里駅 | 10:41着 | 13:55着 |
| 2号 | 4号 | |
|---|---|---|
| 知床斜里駅 | 11:40発 | 14:10発 |
| 浜小清水駅 | 11:56着 12:21発 |
14:26着 14:51発 |
| 北浜駅 | 12:31発 | 15:01発 |
| 網走駅 | 12:44着 | 15:14着 |
2-3.料金体系
流氷物語号の料金体系は以下のとおりです。
| 区間 | 乗車券 | 指定席券 | 合計金額 |
|---|---|---|---|
| 網走駅〜知床斜里駅 | 大人 1,040円 子ども 520円 |
大人 840円 子ども420円 |
大人 1,880円 子ども 940円 |
オホーツク海側のボックス席を予約する場合は指定席券を別途購入する必要があります。なお交通系ICカードは使えないため、自由席に乗車する場合も必ず乗車券を購入しておきましょう。
2-4. 予約方法
流氷物語号は乗車券のみで乗車できる自由席と、乗車券と指定席券を両方購入しなければならない指定席(オホーツク海側のボックス席)の2種類あります。指定席券はインターネット予約サービスの「えきねっと」や全国のJRの主な駅(みどりの窓口)で購入可能です。
3.流氷物語号をもっと楽しむための3つのポイント
流氷物語号を満喫するためには、以下のポイントを知っておくべきでしょう。
オホーツク海の流氷や現地の文化・おみやげなどを知って、列車旅を100%楽しんでみてはいかがでしょうか。
3-1.見逃せない減速・停車スポット
流氷物語号の運行中は北浜駅〜浜小清水駅までが減速区間となります。また、1・3号車は北浜駅で約11分停車し、2・4号車は浜小清水駅で約25分も停車するのが特徴です。
・北浜駅:オホーツク海の流氷を展望台から一望できる
・浜小清水駅:隣接する道の駅「はなやか小清水」でお買い物を楽しめる
北浜駅は「流氷に一番近い駅」として知られています。待合室には全国各地からやってきた旅人たちが残していった名刺や切符が壁一面を埋め尽くしていますよ。
また、浜小清水駅に隣接した道の駅では、以下のような特産品が購入できます。
・小清水産の旬野菜
・馬鈴薯でんぷん
・ゆう水みそ
・ルバーブジャム
・じゃがいもスイートポテト(期間限定販売)
・生どら
あなたが気になる商品をチェックしてみてはいかがでしょうか?
3-2.地元ボランティアの観光案内・車内販売
流氷物語号の車内では網走市の観光ボランティアがパンフレットを配布しています。
また、観光情報も紹介してくれます。農業従事者の方や大学生など、幅広い世代の方がボランティアとして乗車するため、利用するたびにさまざまな話が聞けるのが魅力です。
3-3.お得な釧網線フリーパス
流氷物語号にお得に乗車するなら、釧網線フリーパスの利用もおすすめです。自由席のみですが、流氷物語号の走行区間を含む網走駅〜釧路駅間を3日間乗り放題で楽しめます。
釧網線フリーパスの料金は、大人4,500円、子ども2,250円です。
フリーパスはJR北海道の「専用サイト」から購入できます。
4.まとめ
本記事では、流氷物語号の予約方法や列車の特徴、運転日や料金について解説しました。
流氷物語号は途中駅での停車時間と減速する区間が用意されているため、流氷の景色や道の駅でのショッピングなど列車旅を最大限に満喫したい方におすすめです。
流氷物語号には、自由席と指定席の2種類があります。指定席券はインターネット予約サービス「えきねっと」や全国のJRの主な駅(みどりの窓口)で購入できます。
オホーツク海の流氷を間近で眺めたいと考えている方は、オホーツク海側のボックス席の指定席券を事前に購入しておきましょう。
また、釧網線を複数回にわたって利用する予定の方は、「釧網線フリーパス」の利用がおすすめです。網走駅〜釧路駅の区間内を3日間乗り放題で楽しめます。
乗車・予約に必要な情報をチェックして、流氷物語号の列車旅を楽しんでみませんか?
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- ※写真:PIXTA
- ※掲載されているデータは2026年1月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。

