2026.10.23鉄道JR東海 東海道・山陽新幹線に次期車両「S0系」を投入 など 【今週の交通新聞より】

2026年10月19日~10月23日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!
交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。
【今週注目のニュースはこちら】
・ジェイアール西日本商事 大阪駅に「500系&ドクターイエロー メモリアルショップ」
・JR東海 東海道・山陽新幹線に次期車両「S0系」を投入
・JR四国 「四国まんなか千年ものがたり」乗車13万人達成で記念缶バッジ進呈
・JR東日本 新たなコード決済サービス「teppay」開始
・JR中央線コミュニティデザイン 国立駅開業100周年記念入場券販売
10月19日 月曜日
ジェイアール西日本商事 大阪駅に「500系&ドクターイエロー メモリアルショップ」
ジェイアール西日本商事は、大阪駅中央口改札前のスペースで、来年に引退を控える500系新幹線とドクターイエローのグッズを中心に取り扱う期間限定ショップ「500系&ドクターイエロー メモリアルショップwithカモノハシのイコちゃん」をオープンしている。27日まで。
両車両の引退を記念した公式ポスターデザインをモチーフにしたグッズをはじめ、2027年卓上カレンダーや、博多総合車両所で撮影した写真のパズル、座席モケットのアップサイクルグッズなどを販売。
ICOCAキャラクター「カモノハシのイコちゃん」グッズも多数取りそろえる。営業時間10時30分~21時(最終日は20時まで)。
10月20日 火曜日
JR東海 東海道・山陽新幹線に次期車両「S0系」を投入
29年7月営業運転開始
自動運転「GOA2」初搭載
JR東海の丹羽俊介社長は16日の定例会見(東京)で、東海道・山陽新幹線の次期新幹線車両「S0(エスゼロ)系」(16両編成)を製作し、2029年7月に営業運転を開始すると発表した。同社がフルモデルチェンジの新幹線車両を投入するのは、20年7月デビューのN700S以来9年ぶり。S0系は、これまで積み上げてきた技術開発の成果を取り入れ、運転士が乗務する自動運転システム(GOA2)を同社で初めて搭載するのをはじめ、地震発生時の列車停止の早期化、グリーン車の新たな座席タイプの導入といった安全性、利便性、快適性のほか、環境性能の向上を図る。
S0系の名称は、現行のN700系シリーズを超える革新的な車両として、東海道・山陽新幹線の新たな進化の基点を表す「0」に、Shinkansen、Supreme(スプリーム)の「S」を冠した。
自動運転システムは、高速で大容量の通信が可能なミリ波列車無線から受信したダイヤ情報などを基に、省エネ運転となるような計画速度を設定。運転士がボタンを押して出発した後、計画速度に従って自動で走行し、定時到着、定位置停止を実現する。走行中に急きょ、徐行などが発生した場合も、ミリ波列車無線から受信した最新情報を基に、計画速度を自動で更新し、回復運転を行って列車の遅れを最小化する。
地震時ブレーキ距離を5%短縮
地震発生時の列車停止については、ミリ波列車無線を活用した早期地震検知システムを導入することで、検知からブレーキ開始までの時間を現行の10分の1程度に短縮。ブレーキ制御の改良により、地震時のブレーキ距離をN700Sと比較して約5%短縮する。
グリーン車は昨今の多様なニーズを踏まえ、8、9号車にスマートフォンや飲み物のホルダーを備えた多機能アームレスト座席、10号車の一部に大型パーティションを設けた座席の2タイプを用意。9号車デッキ部にはパウダーコーナーを新設する。
このほか、フルアクティブダンパの制振制御を改良して乗り心地を向上させるほか、座席のリクライニング可能角度を調整するとともに、跳ね上げ式フットレストを採用して足元のスペースを広げる。これらグリーン車のサービス向上策は、27年12月以降に投入するN700Sの新製車両から先行実施する。
デッキ部の荷物置き場9カ所に
普通車とグリーン車に共通した現行車両との変更点は、デッキ部の荷物置き場を6カ所から9カ所に増設。客室内の荷棚スペースも拡大し、スーツケースなどの大きな荷物に対応する。デッキ部はレイアウトを刷新し、女性専用トイレのスペースを拡大してベビーベッドを新設。男性専用トイレを引き戸化し、洗面所の間口を広げる。
車体の先頭形状は、新たに「ツイン リーメクス形」を採用。N700Sの先頭形状などを改良して空気抵抗を低減するとともに、自動運転による省エネ走行や、より効率的な機器の搭載で編成全体の消費電力量を約6%削減する。新幹線車両のアルミ部材をリサイクルした再生アルミ部材の使用範囲の割合は、車両構体の約20%(N700Sは同14%)に高めるほか、車体素材のほぼ全てをリサイクル可能なアルミ部材に統一することで水平リサイクルを推進し、環境負荷を低減する。
現時点の投入計画は、28年8月の確認試験車1編成に続き、29年度に8編成、30、31年度に各7編成、32年度上期に3編成。併せて既存のN700A、N700Sには、S0系の新機能の一部を追加する改造工事を施す。S0系はN700Sと同様に、さまざまな両数の編成構成を容易に実現できる「標準車両」とする。
丹羽社長は「歴代車両の開発を通じて積み上げてきた技術開発成果をさらに磨き上げることで、今回のフルモデルチェンジを実現した。今後もS0系を基点に、より高いサービスレベルを目指して東海道新幹線を進化させていきたい」と述べた。
10月21日 水曜日
JR四国 「四国まんなか千年ものがたり」乗車13万人達成で記念缶バッジ進呈
JR四国は23日、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」(土讃線多度津―大歩危間)の累計乗車人員13万人達成を記念し、下り「そらの郷紀行」、上り「しあわせの郷紀行」の利用者と沿線のおもてなし関係者に缶バッジを進呈する。
缶バッジは同列車アテンダントがデザインしたもので、オレンジ色をベースに車内照明のあんどん、先頭車両、「13万人」の文字などをあしらった。
担当したアテンダントは「トンネルに入ると車内照明のオレンジ色が温かく感じられ、ベースの色に選びました。下の方にも明かりがともったイメージで、光のきらめきも表現しています」と話す。
10月22日 木曜日
JR東日本 新たなコード決済サービス「teppay」開始
JR東日本は20日11時から、新たなコード決済サービス「teppay(テッペイ)」を順次スタートした。新たなアプリは必要なく、モバイルSuicaのアプリに自動追加されるのが大きな特長。Suicaの利用上限額である2万円を超える買い物に対応するとともに、利用者間でバリュー(残高)を送受信できる機能も備える。交通利用や少額決済にとどまらない、新たなSuicaの利用スタイルを打ち出す。
teppayは、マイナンバーカードによる本人確認を行うと、残高による1回最大30万円の決済が可能。ビューカードを連携した場合は、事前にチャージすることなく、クレジットカードの利用限度額まで決済できる。来春にはモバイルPASMOでもteppayを提供開始する予定。
teppay残高は家族や友人との間で送受信できるほか、モバイルSuicaへのチャージによる鉄道利用、えきねっとでのチケット購入、モバイルSuica定期券の購入、サービス導入施設などでの買い物に利用できる。利用可能店舗は、JR東日本グループの商業施設やteppay加盟店、「Smart Code」対応店を含む全国170万カ所以上。
サービス開始に先立ち、TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪GWシティ)で同日9時からイベントが開かれ、teppayのPRポスターやCMに出演しているお笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍さんによるデモ体験などが行われた。
冒頭、JR東日本の牧野達朗執行役員・マーケティング戦略部Suica・決済基盤構築ユニット長が「Suicaは乗車券としてスタートし、皆さまに広く利用されるサービスとして成長してきた。teppayは今までのSuicaの当たり前を超えるサービスとして開発を進め、ようやくこの日を迎えることができた」とあいさつした。
続いて、長谷川さんがteppayを操作し、モバイルSuicaアプリへの追加からチャージ、残高の送金までを体験した。長谷川さんは「駅ビルや鉄道などを利用してポイントがたまるのがうれしい。ルミネtheよしもとに出演する際にはフル活用したい」と新サービスに期待を寄せた。
この後、長谷川さんらはニュウマン高輪に場所を移し、館内のショップで決済を体験。実際に商品を購入し、利用時の流れを確かめた。
イベント終了後に報道対応した同ユニットの髙松奈帆人決済・金融事業部長は「コード決済で勝負するというよりは、Suicaとコード決済を組み合わせることでお客さまに新しい価値を提供することが主眼にある。ぜひteppayの世界に触れていただきたい」と話した。
10月23日 金曜日
JR中央線コミュニティデザイン 国立駅開業100周年記念入場券販売
JR東日本グループのJR中央線コミュニティデザイン(CCD)は31日、11月1日の2日間、駅業務を受託する中央線国立駅の開業100周年記念入場券を同駅改札外特設会場で販売する。28日までJRE MALLチケットで事前予約を受け付け中。
同駅は今年4月に開業100周年を迎えた。記念入場券は、D型硬券、B型硬券の大人・子ども各1枚ずつ計4枚と、駅の歩みや歴代の駅舎などがデザインされた台紙をセット。1500円、1000セット限定。1人5セットまで。
31日は個数と受け取り時間を事前予約した700セット、1日は当日先着順で300セットを販売する。
交通新聞
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