トレたび JRグループ協力

2021.06.08鉄道九州新幹線800系ってどんな車両?つばめ・さくら・みずほの前身はブルートレイン?最新の停車駅や座席も鉄道ジャーナリストが解説

九州新幹線の疑問に鉄道ジャーナリストがお答えします

「新幹線に乗ろうと思って時刻を調べたはいいけれど、どの列車のどの席を選べばいいか分からない」と迷ってしまうことはありませんか?全国の新幹線を、車窓を中心に10年以上観察・研究してきた鉄道ジャーナリストの栗原景さんが、知っていると便利なことや、誰かに話したくなる新幹線ならではの車窓の楽しみ方などをご紹介します。

福岡(博多)、熊本、鹿児島といった九州の主要都市を結ぶ九州新幹線は、2021年に全線開業から10周年を迎えました。九州は、早くから高速道路網が整備され、高速バスが発達していました。そこへ開業した新幹線は、博多駅〜熊本駅間を最速32分で結ぶなど、各都市間の移動時間を劇的に縮めました。今では、毎日熊本から福岡へ通勤する人や、鹿児島から福岡へ通学する人もいるなど、九州の人々に新しい生活文化をもたらしています。

きめ細かく駅を設置して利便性を高め、日本の伝統文化を駅に取り入れるなど、独自の発達を続けている九州新幹線。その魅力を紹介しましょう。

この記事を読むと分かること

  • 使用されている車両、特徴、コンセントの位置
  • 「みずほ」「さくら」「つばめ」の違い
  • それぞれの列車の停車駅
  • 座席選びのポイント
  • 車窓の楽しみ方
  • おトクに乗車する方法、予約について
  • 車内販売の有無、最高速度などの基本情報

九州新幹線の車両たち

九州新幹線では、N700系S・R編成と800系の2種類の車両が使用されています。どちらの車両も、日本の伝統美をふんだんに取り入れたデザインで、日本的な心地よさを感じながら、快適に旅を過ごせるよう工夫されています。おすすめは800系と、グリーン車並みの座席を備えたN700系S・R編成の普通車指定席。より九州らしいデザインの800系は、九州エリアのみの運行ということもあり比較的空いている列車が多く、のんびり過ごせます。

N700系S・R編成


「凛」とした美しさを備える、ワンランク上の新幹線

N700系をベースに開発された、山陽・九州新幹線用の8両編成の車両で、「みずほ」「さくら」「つばめ」と九州新幹線で運行されているすべての列車に使用されています。九州新幹線内の最高速度は260km/hですが、新幹線で最も急な35‰(35パーミル。1000m進むごとに35mの高低差)の勾配区間があるため、 すべての車両に主電動機(モーター)を搭載しています。デザインは、日本の美しさ、力強さ、りりしさを表す「凛」をキーワードに、日本的なもてなしの心地よさを取り入れているのが特徴。客室の化粧板やデッキ部には木目をあしらい、テーブルやひじ掛けにも木を用いるなど「和」のイメージを表現しています。


グリーン車

普通車

6号車の半分、24席用意されたグリーン車は、濃藍色、金茶色の花唐草模様、古代桜調の木材を採用した高級感あふれる空間。グリーン車に迫る2列×2列シートを採用した普通車指定席は、濃菜種色をベースに山並みが折り重なるような遠山模様をあしらっています。5号車には女性専用トイレとパウダールームも備え、ワンランク上の新幹線旅を楽しめます。

800系

2タイプある九州オリジナルの新幹線

2004(平成16)年3月に、新八代駅〜鹿児島中央駅間が部分開業した際に登場した九州新幹線専用車両で、現在は「つばめ」と博多駅〜鹿児島中央駅間の「さくら」に使用されています。山陽新幹線の700系E編成「ひかりレールスター」をベースに開発され、現在は6両編成8本が在籍。グリーン車はなく、普通車は自由席を含めてすべて2列+2列の4列シートを採用しています。新幹線として初めて日本の「和」と「伝統」をコンセプトにかかげた車両で、客室にはシートの背もたれやひじ掛けなどに天然木をふんだんに使用。

部分開業時に登場した0番代(U001〜U006編成)と、全線開業時に増備された1000・2000番代、通称新800系(U007〜U009編成)とでデザインが異なるのも特徴です。新800系は車体側面のラインが曲線を描き、先頭部のライトカバーも立体的な造形になりました。


800系0番代

800系1000番代

内装も大きく異なります。0番代は、座席のモケット(生地)に西陣織を使っています。1・4号車は桜色の木と緑青の織物、2・6号車は柿渋色の木と瑠璃色の織物、3・5号車は楠色の木と古代漆の織物といった具合に、号車ごとにデザインが異なります。客室両端の妻壁はクスノキで、各座席のブラインドも木製、洗面台にはイグサの縄のれんが使われています。

1000・2000番代は、模様だけでなく、車両ごとに座席モケットの素材と妻壁のデザインも異なります。織物を例に挙げると、1号車が赤い唐松模様の西陣織、2号車がワインレッドの革張り、3号車がカーマインのツイード張り、4号車はアイビー柄のゴブラン織、5号車はオレンジ系のツイード張り、6号車が赤いアイビー柄の西陣織、といった具合です。


1号車(1000・2000番代)

2号車(1000・2000番代)

3号車(1000・2000番代)


4号車(1000・2000番代)

5号車(1000・2000番代)

1〜3号車は自由席なので、空いていれば座席を移ってそれぞれのデザインを楽しむのも楽しいですよ。また、飲み物などを置ける窓の下枠にも木材を使うなど一層「和」を強調したデザインとなりました。リクライニング角度は7度から8度に拡大、座面も深くなるなど細かい改良が施されています。

0番代と1000・2000番代のどちらが来るかは運次第ですが、両方を乗り比べてみるのも面白いですよ。筆者は、0番代、1000・2000番代とも1・4号車が落ち着きが感じられて好みです。

このほか、新800系は軌道や通信など各種施設を検測する機器を搭載できるようになっています。東海道新幹線の「ドクターイエロー」の役割を、営業車両が分担して受け持っているのです。

なお、0番代のU005編成は、2016(平成28)年の熊本地震で被災し、その後廃車になりました。

「みずほ」「さくら」「つばめ」の違いは?

みずほ


かつての「地味列車」は今やフラッグシップトレイン

山陽新幹線に直通する九州新幹線最速の列車で、朝夕を中心に1日8本運行されています。山陽新幹線内では最高速度300km/hで走り、かつてはブルートレインが一晩かけて結んでいた新大阪駅~鹿児島中央駅間を最速3時間43分で直結。一方、博多駅〜熊本駅間の所要時間も在来線特急の1時間14分から32分に大幅短縮し、博多と熊本を「隣町」にしていまいました。

「みずほ」の愛称は、「瑞々しい稲の穂」を意味し、かつては東京駅〜熊本駅・長崎駅間(一時は大分駅)を結んだブルートレインの愛称に使われていました。


「みずほ」は、「さくら」(東京駅〜長崎駅・佐世保駅)や「はやぶさ」(東京駅〜西鹿児島駅※現・鹿児島中央駅)といった人気列車を補完する、少々地味なイメージの列車で、1994年に九州ブルートレインで真っ先に廃止されてしまいました。それだけに、九州新幹線の最速列車の愛称として採用された時は、多くのファンが驚き、懐かしんだものです。現在では、同じ九州新幹線の「さくら」、東北・北海道新幹線で活躍する「はやぶさ」とともに、JRグループのフラッグシップトレインとして走り続けています。

【使用車両】
N700系S・R編成

【みずほの停車駅】
博多駅・久留米駅(一部列車)・熊本駅・川内駅(一部列車)・鹿児島中央駅

【座席の種類】
普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)

【コンセントの有無】
グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列

【車内販売】
なし(3・7号車に自動販売機あり)

さくら


特急列車の歴史とともに歩んだ主役

おおむね10〜30分間隔で運行されている、九州新幹線の主力列車です。山陽新幹線に直通する列車と、九州新幹線内のみ運行の列車があり、九州新幹線内では必ずいくつかの駅を通過しますが、すべての駅に1日2本以上停車します。乗客が少ない熊本駅~鹿児島中央駅間では各駅停車の「こだま」タイプを兼ねており、日中は熊本駅~鹿児島中央駅間各駅停車の列車と、川内駅のみ停車の列車が30分間隔で交互に運行されています。車両は原則としてN700系S・R編成が使用されていますが、九州内発着便は一部800系を使用する列車もあります。

「さくら」は、元々1929(昭和4)年に、東京駅~下関駅間で運行されていた特別急行列車に初めて愛称がつけられた際、一般公募によって「富士」とともに採用された歴史ある愛称です。戦後は、1959(昭和34)年7月、東京駅~長崎駅間の特急「平和」をブルートレイン化するのと同時に「さくら」と改称。以来2005(平成17)年に廃止されるまで、「さくら」はブルートレインを代表する存在でした。


ブルートレイン「さくら」

【使用車両】
N700系S・R編成/800系

【さくらの停車駅】
博多駅・新鳥栖駅・久留米駅・筑後船小屋駅(一部列車)・新大牟田駅(一部列車)・新玉名駅(一部列車)・熊本駅・新八代駅(一部列車)・新水俣(一部列車)・出水駅(一部列車)・川内駅・鹿児島中央駅

【座席の種類】
N700系S・R編成:普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)
800系:普通車のみ(自由席、指定席)

【コンセントの有無】
N700系S・R編成:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列
800系:最前列・最後列

【車内販売】
N700系S・R編成:なし(3・7号車に自動販売機あり)
800系:なし(4号車に自動販売機あり)

使用車両:N700系S・R編成、800系

つばめ


国鉄とJR九州を象徴する名列車

各駅に停車する、東海道・山陽新幹線でいえば「こだま」タイプの列車です。九州新幹線のみの運行で、山陽新幹線への乗り入れはありません。博多駅~熊本駅間の運行が中心で、博多駅~鹿児島中央駅間直通の列車は朝夕を中心に数本運行されているのみ。朝夕の博多駅~熊本駅間は通勤・通学利用も増えています。

特急「つばめ」のルーツは、1930(昭和5)年に東京駅~神戸駅間で運行を開始した“超特急“「燕」にさかのぼります。峠の区間では走行しながら補助の機関車を切り離すなど、当時の技術の限りを尽くして高速化した列車でした。戦後も長らく国鉄を代表する特急として活躍し、JR化後は博多駅~西鹿児島駅間の新鋭特急として復活。ハイグレードな787系電車とともに、鉄道新時代の象徴として人気を集めました。


現在は各駅停車タイプとなった「つばめ」ですが、800系とともにその魅力は健在です。昼過ぎに鹿児島中央駅を発車する「つばめ」に乗れば、車窓風景もよく見え、九州新幹線の魅力をたっぷり味わうことができるでしょう。

【使用車両】
N700系S・R編成/800系

【つばめの停車駅】
博多駅・新鳥栖駅・久留米駅・筑後船小屋駅・新大牟田駅・新玉名駅・熊本駅・新八代駅・新水俣・出水駅・川内駅・鹿児島中央駅

【座席の種類】
N700系S・R編成:普通車(自由席、指定席)/グリーン車(指定席のみ)
800系:普通車のみ(自由席、指定席)

【コンセントの有無】
N700系S・R編成:グリーン車全席/普通車窓側席・最前列・最後列
800系:最前列・最後列

【車内販売】
N700系S・R編成:なし(3・7号車に自動販売機あり)
800系:なし(4号車に自動販売機あり)

停車駅一覧

  みずほ さくら つばめ
博多
新鳥栖 -
久留米
筑後船小屋 -
新大牟田 -
新玉名 -
熊本
新八代
新水俣
出水
川内
鹿児島中央
所要時間(最速) 1時間16分 1時間25分 1時間46分
  ○:停車 ▲:一部停車 -:通過

九州新幹線の座席選びのポイント

午前はD・E席、午後はA席

九州を南北に結ぶ九州新幹線は、A席が東向き、D・E席が西向きとなります。ですから、午前中はA席側に、午後はD・E席側に日差しが入りやすくなるので、それぞれ反対側、つまり午前はD・E席、午後はA席が過ごしやすいでしょう。

比較的乗車時間が短い九州新幹線ですが、おすすめは断然普通車指定席。特に、N700系S・R編成はグリーン車並みの4列シートで、5列シートの自由席と大きな差があります。800系は自由席と指定席で座席は同じですが、通勤・通学利用が多い800系は指定席の方が落ち着けます。

博多駅~鹿児島中央駅間では、3カ所の車両基地(新幹線2カ所、在来線1カ所)を通過しますが、いずれもA席側にあるので、電車好きの方ならA席がおすすめ。一方、八代湾や熊本平野のような風景はD・E席側によく見えます。

九州新幹線の見どころ

新八代を境に性格が異なる沿線風景

九州新幹線は、博多駅~新八代駅間と新八代駅~鹿児島中央駅間で車窓風景の傾向が大きく変わります。博多駅~新八代駅間の特徴は、多くの区間が在来線と並行していること。博多駅~新八代駅間130km(実キロ)のうち、新鳥栖駅~久留米駅~筑後船小屋駅間など合計約40kmは在来線と並走しています。筑後平野や熊本平野では元々在来線の線形がよく、建設費を節約するためにこのような形になりました。

また、博多駅~新八代駅間は駅間距離が短いことも特徴です。通常、新幹線はだいたい30kmごとに駅が設置されますが、博多駅~八代駅間は130kmに8駅。平均駅間距離は21.7kmです。特に新鳥栖駅~久留米駅間は5.7km(実キロ)と在来線並みの駅間距離です。これは、九州新幹線が近距離輸送にも力を入れているため。総延長が短く、最高速度も260km/hに抑えた九州新幹線は、停車駅を増やしても所要時間にそれほど大きく影響しません。人口が多い場所には積極的に駅を設置し、速さと便利さのバランスを取っているのです。

一方、新八代駅~鹿児島中央駅間は、在来線時代とは全く異なるルート。現在は肥薩おれんじ鉄道となった鹿児島本線は、海岸沿いを迂回していますが、新幹線はトンネルで鹿児島までをほぼ一直線に結んでいます。おかげで、在来線時代は2時間30分もかかっていた熊本駅~鹿児島中央駅(当時は西鹿児島駅)間は、現在わずか42分で結ばれているのです。その代わり、新八代駅~鹿児島中央駅間は、ほぼ全区間がトンネルの中。八代湾の車窓風景を眺められるのはほんの一瞬で、いくつもの長大トンネルを抜けると、即終着駅の鹿児島中央駅に到着します。

博多総合車両所・熊本車両センター


山陽・九州新幹線の車両基地はA席から

博多駅を発車して5分ほど過ぎると、A席側に大きな新幹線の車両基地が見えてきます。これはJR西日本の博多総合車両所。N700系や500系など、山陽新幹線で活躍する車両がずらりと並んでいます。ここで九州新幹線は登り勾配で高度を上げるので、車両基地を見晴らす形に。基地の奥には、かつて人気を集めた100系新幹線電車の二階建て車両が保存されているのも見えます。

熊本駅〜新八代駅間にもA席側に車両基地があり、こちらは九州新幹線の基地。N700系S・R編成のほか、800系が車体を休めている様子が見えます。

筑紫トンネル


福岡の水を守る急勾配とトンネル

A席側に博多総合車両所が見えてくる頃、列車はぐんぐん高度を上げます。ここは、全国の新幹線で最も勾配が急な35‰の区間。D・E席側に見えていた市街地もあっという間にはるか下に去り、山間部に入ったと思うと、福岡・佐賀県境の背振山系を越える九州最長の筑紫トンネル(1万2115m)に入ります。


この急勾配には、九州新幹線建設のひみつが隠されています。背振山系は地下水が豊富で、福岡都市圏の水源地として利用されています。しかし、新幹線の長大トンネルが山を貫けば、地下水脈を切ってしまうかもしれません。そこで、わざわざ急勾配で可能な限り山の上にトンネルを作り、地下水脈を避けたのです。トンネル自体もS字カーブを描いて水源地を避け、環境に配慮しています。博多総合車両所を上から見晴らせるのは、福岡の人々の生活を守るためなのです。

タマホームスタジアム筑後


ホークスの強さを新幹線から実感

筑後船小屋駅の手前、D・E席側に見えてくる野球場は、福岡ソフトバンクホークスの2軍・3軍が使用しているスタジアムです。ホークスの本拠地である福岡PayPayドームと全く同じサイズの球場で、ホークスの若い選手たちはこの恵まれた施設で経験を積み、競って1軍を目指します。約3000人収容のスタンドもあり、熱心なホークスファンは博多駅と筑後船小屋駅を九州新幹線などで行き来し、明日のスター選手を応援しているのです。中には、大阪から新幹線で駆けつける南海ホークス時代からのファンもいるとか。船小屋は約200年前に開湯した老舗の温泉地でもあり、駅近くには日帰り温泉施設もあります。

久留米大観音


九州最大の観音像が3km彼方に

久留米駅〜筑後船小屋駅間のA席側には、町の向こうに巨大な観音像が見えます。あれは、久留米市内にある成田山久留米分院・明王寺にある、久留米大観音(救世慈母大観音)。1983(昭和58)年に建立された観音像で、高さ62mは九州最大の仏像です。建立当時は日本一高い観音像でした。2021年5月現在は、改修工事のため足場が組まれていて、見えなくなっています。

八代湾


ほんの一瞬見える穏やかな海と島

新八代駅〜鹿児島中央駅間はほとんどの区間がトンネルですが、わずかに八代湾が見えるポイントがあります。それは、新水俣駅〜出水駅間。トンネルの合間に、みかん畑の向こうに穏やかな八代湾と長島列島が見えます。見える時間は、約5秒×2回。新八代駅寄りのポイントでは南九州西回り自動車道が建設中で、以前に比べて視界が遮られるようになってしまいましたが、それでも晴れた日は美しい海を眺められます。

お得なきっぷ

九州ネットきっぷ

九州新幹線はネット予約が断然おトク

九州新幹線に乗車するなら、普通に券売機できっぷを買うのはソン。JR九州のウェブサイトで予約する、「九州ネットきっぷ」が断然おトクです。他のJRのネット予約は、深夜に使えなくなることが多いですが、JR九州は原則として24時間予約可能。博多駅〜鹿児島中央駅間の指定席なら、通常1万640円のところ、乗車当日でも購入できる「九州ネットきっぷ」は9900円。1週間前までに予約する「九州ネット早特7」なら8500円で購入できます。JR九州の駅で決済に使ったクレジットカードを提示してきっぷを受け取りますが、受け取り前なら何度でも予約を変更することができます(「九州ネット早特7」は不可、「九州ネット早特3」は3日前まで)。


ぐるっと九州きっぷ

JR九州の普通列車に3日間乗り放題

JR九州全線の普通列車に、連続する3日間乗り放題となるおトクなフリーきっぷ。特急券を別途購入すれば、新幹線や特急列車にも乗車可能で、最速列車の「みずほ」や、観光列車の「36ぷらす3」などにも乗車できます。ツアー専用の「或る列車」や「ななつ星in九州」などは利用できません。インターネットで予約すると、500円引となるのも嬉しい点です。

窓口販売 大人1万4800円、こども7400円
インターネット列車予約販売 大人1万4300円、こども7150円



【九州新幹線】基本データ

営業区間:博多駅〜鹿児島中央駅

営業キロ:288.9km
実キロ:256.8km
※九州新幹線は、在来線の線路増設として建設されたため、運賃計算の元となる営業キロと、実際の距離(実キロ)が異なります

使用車両:N700系S編成/R編成、800系

最高速度:260km/h

最速列車の表定速度(停車時間を含めた平均速度):202.7km/h(みずほ601号ほか 博多~鹿児島中央間)

座席の種類:普通車自由席、普通車指定席、グリーン車

車内サービス

  N700系S・R編成 800系
車内販売 × ×
自動販売機 3・7号車 4号車
※九州新幹線内では、列車にかかわらず車内販売を行っておりません
 

トイレ:奇数号車博多寄り 

  N700系S・R編成 800系
多機能トイレ 7号車 1・5号車
女性専用トイレ 5号車 なし
車いすスペース 7号車 1・5号車
多目的室 7号車 5号車
※多目的室は身体の不自由な人や気分の悪くなった人、授乳が必要な人などが車掌に申し出ると利用できます。

著者紹介

栗原 景(くりはら かげり)

1971年、東京生まれ。鉄道と旅、韓国を主なテーマとするジャーナリスト。出版社勤務を経て2001年からフリー。小学3年生の頃から各地の鉄道を1人で乗り歩き、国鉄時代を直接知る最後の世代。東海道新幹線の車窓を中心に、新幹線の観察と研究を10年以上続けている。主な著書に「アニメと鉄道ビジネス」(交通新聞社新書)、「東海道新幹線沿線の不思議と謎」(実業之日本社)、「東海道新幹線の車窓は、こんなに面白い!」(東洋経済新報社)ほか。

  • 写真/栗原景、交通新聞クリエイト
  • 掲載されているデータは2021年6月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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