2022.03.31鉄道【鉄道川柳】大賞作品は、仲良し夫婦かと思いきや……？ 2月のテーマ「時刻表」結果発表
日常のワンシーンの中に、時刻表の存在を感じる2月テーマでした
毎月実施中の「トレたび鉄道川柳」、2月のテーマ「時刻表」の応募総数は970句。
今月もたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました！
本・駅の看板・アプリ…皆さんが思い浮かべる時刻表はどれでしょうか？
今はアプリが主流ですが、思い出や愛着を感じることから、川柳のテーマとしては本が人気だったようです。
時刻表の形もさまざまですが、今回は「時刻表を睨んでサスペンスの刑事になりきる」おちゃめな作品や、受験などの重要なイベントで時刻表が活躍する作品、本の厚みを逆手にとって旅の妄想に浸る作品など、多様な視点のエピソードが集結。
「時刻表」というと、数字が羅列されていて無機質なイメージでしたが、生活を支える時刻表の姿が川柳から伺え、“時刻表って懐が深いなぁ”とジーン…としました。
ネタ系・恋愛系・時刻表愛好系とバリエーション豊かな作品に、審査員の好みも別れ、選考は難航！
皆さんも“推し川柳”を見つけてみてくださいね。
編集部の厳正なる審査により入賞作品を決定いたしましたので発表します。大賞作品はこちら！
大賞
『妻と俺 共通項は ダイヤ好き』（栃木県・宮のふみ さま）
最高にかけが効いているうえに、このゆるい感じもGOOD！
「共通項」と言いつつ、すれ違っているところが信頼しきった熟年夫婦を連想させます。
たまには列車に乗って、のんびりと夫婦旅に出てみてくださいね！ きっと軽口を言い合いながら、気兼ねなく旅を楽しめることでしょう。とても素敵です！
優秀賞
『終電の 時間確かめ 初デート』(京都府・さくらく さま）
うーーーん！甘酸っぱい！！ 初デートのソワソワする気持ちが伝わってきます。
恋愛模様がメインでありながら、時刻表の存在がチラリと見えるようで、表現力の高さと時刻表の名わき役っぷりも感じました！
『祖父は紙 父は看板 子はスマホ』（岐阜県・けんちゃん さま）
姿を変えながら、3世代にわたって親しまれ続ける時刻表。
最近は紙や看板が減っているので、そこにエモさを感じます！ これからどのように変わっていくのかも楽しみですね。
今回は同様の作品もありましたが、流れるような語呂の良さもあり、こちらの作品が優秀賞に選ばれました！
大賞・優秀賞に選ばれた3名の方には、
オリジナルQUOカード（1000円相当）をお送りいたします。
おめでとうございます！
オリジナルQUOカード（1000円相当）
佳作
時刻表 舐める親父の 目は警部（神奈川県・中年やまめ さま）
めくるたび 思いを馳せる 巡る旅（兵庫県・やすよ さま）
スマホより 本の重みに ありがたみ（東京都・路線図はアート さま）
旅プラン 時刻表から ダメ出しが（神奈川県・泰平楽 さま）
漢字より 次の電車を 読める子に（神奈川県・紋花星 さま）
たくさんの 列車が生きてる 時刻表（神奈川県・鯨野 さま）
厚さ分 広がる旅路 妄想力 （愛知県・緑な小人 さま）
- ※佳作作品には賞品はありません。
惜しくも入選を逃してしまった皆さまも、ぜひ次回の入選を目指してご応募ください！
なお、受賞作はTwitter（@toretabi_news）でも紹介しておりますので、ぜひフォローをお願いいたします！
- ※「鉄道川柳」（2月のテーマ："時刻表"）の応募要項等は募集ページをご確認ください（募集締め切り済み）。
- ※お問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願いいたします。お電話でのお問合せ、受付はいたしかねますのでご了承ください。なお、審査選考に関するお問合せやご要望には応じかねます。
次回もご応募お待ちしております！
毎月実施中の「トレたび鉄道川柳」、次回のテーマは「鉄道と出会い・別れ」。
入賞の方にはオリジナルQUOカードが！
みなさんの「鉄道と出会い・別れ」にまつわる様々な思い出を、五・七・五に表現してご応募ください。
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