2021.11.01鉄道【鉄道川柳】大賞作品、その後が気になります…！　9月のテーマ「お土産」結果発表

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大賞

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『焼き饅頭　土産のはずが　腹の中』（栃木県・宮のふみ さま）
たくさん歩いて宿に着いた後、はたまた帰りの新幹線の中など、なんとなく小腹がすいた時に、本当は自宅に戻ってから食べようと思っていたお土産を少しつまんでしまう。まさに至福のひと時だと思います。
焼き饅頭というのもずるいポイント。焼きたてなら温かいうちに味わっておきたいし、そうでなくてもお饅頭はちょっとつまむのにちょうどいいサイズです。
ところでお腹に入ったお饅頭は、自分用のお土産……ですよね？　誰かに渡す用では、ないですよね？

優秀賞

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『封を開け、ふたたび家で　旅をする』(神奈川県・たいこまん さま）
旅行から帰ってきた後、ふと旅先のことを思い出す瞬間の一つに、お土産を開けたり、整理したりする時間がありますよね。
旅先で訪れた場所やそこで見たものをしみじみと思い出すあの時間を「ふたたび旅をする」と表現している点が、なんとも“エモ”くて、素敵な作品でした。

『おみやげを選んでわかる恋心』（香川県・ペンネーム無し さま）
お土産を選ぶときって、相手の好みや、渡したときの反応なんかを考えながら選ぶと思います。
「おみやげを選んでわかる」ということは、相手のことをたくさん考えながら、かなり悩んで迷って選んだのかもしれません。
特別な想いに初めて気付く一瞬を切り取った、とってもロマンティックな1句です。

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『あぁショック　同じのこっちで　買えるじゃん！』（兵庫県・やすよ さま）
「○○で買えるのはココだけ！」という一言を信じて購入したのに、乗り換え駅や別の店舗に行くとしれっと置いてある…という経験、誰もが一度は味わったことがあるのではないでしょうか。
並んで買った後に、別店舗で、しかもそんなに並ばずに買えそうな光景を見ると、余計に「あぁショック」になってしまうかも。
「お土産購入時あるある」をリアルに、そしてユニークに描いた作品でした。

『お土産も　一期一会と　躊躇なく』（神奈川県・ペンネーム無し さま）
うっかり買い過ぎてしまう原因の堂々たるナンバーワンを、この1句が見事に表してくれました。
「地域限定！」なんて書かれているとついつい手に取ってしまいがちなんですよね。初めて訪れた場所や、あまり頻繁に行かない場所ならなおさらで、必要かそうでないかは二の次になってしまうことも。
家に帰ってふと冷静になる瞬間がいつもちょっぴり怖いです…！

大賞・優秀賞に選ばれた5名の方には、
月刊『旅の手帖』2021年11月号（特集：“ステキ列車”大集合）をお送りいたします。
おめでとうございます！

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単なる移動手段ではなく、乗ること自体が観光や目的になるもの、往年の夜行列車の雰囲気を受け継いだもの、優雅に食事やティータイムが味わえるものなど、各地で素敵な列車が走っています。旅を盛り上げる、“ステキ列車”との出会いを楽しむ一冊です。

佳作

思い出を 思い出すため 土産買う（東京都・山本寛太 さま）
ありがとう　お返しのお返しのお返しです（山口県・ひろっぴん さま）
絶景を　スマホに入れて　持ち帰る（愛知県・さごじょう さま）
お土産のひとつひとつにある想い（佐賀県・十音 さま）
お土産は味より質より個包装（大阪府・さきみち さま）

• ※佳作作品には賞品はありません。

惜しくも入選を逃してしまった皆さまも、ぜひ次回の入選を目指してご応募ください！
なお、受賞作はTwitter（@toretabi_news）でも紹介しておりますので、ぜひフォローをお願いいたします！

• ※「鉄道川柳」（9月のテーマ："お土産"）の応募要項等は募集ページをご確認ください（募集締め切り済み）。
• ※お問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願いいたします。お電話でのお問合せ、受付はいたしかねますのでご了承ください。なお、審査選考に関するお問合せやご要望には応じかねます。

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