トレたび JRグループ協力

2021.06.01旅行【子連れでも安心!】東北新幹線に乗って青森へ。雄大な自然や伝統芸能、現代アートに触れ感性を刺激する親子旅

仙台発! 子供と一緒に青森の大自然や伝統芸能に触れる

子連れでの旅行は不安が多いもの。公共交通機関を使うとなればなおさらです。でも、旅のプランがイメージできれば、その不安もやわらぎます。レンタカーを使うプランと使わないプラン、2パターンの列車旅を、トレたびがご提案!

夏の青森へは、東北新幹線の利用が便利。レンタカーを利用して十和田湖周辺や下北半島ドライブで自然を満喫し、伝統芸能や現代アートにも触れ、親子で癒しと刺激を体感。公共交通機関で青森、弘前をめぐる旅もご案内します。

青森県のアウトライン

東京駅から新青森駅間を約3時間で結ぶ東北新幹線。青森県内には、八戸駅・七戸十和田駅・新青森駅の3つの停車駅があり、仙台駅から八戸駅までは約280kmの距離を最速1時間10分で結びます。今回は青森の雄大な自然を感じられる、十和田湖や下北半島をドライブで巡る旅をメインに、今も人々の間に息づく伝統文化に触れ、温泉を楽しみ、名物アップルパイなどを食べ歩くプランをご紹介。緑豊かな夏の青森を旅してみませんか?

E5系新幹線・TOHOKU EMOTION 親子旅ポイント


E5系新幹線

TOHOKU EMOTION

東北新幹線を走るE5系新幹線はやぶさは、走行性能はもちろん、環境性能、快適性などに最先端技術を集結。女性専用スペースや多目的室などには女性の声が反映され、子供連れにもやさしいユニバーサルデザインを実現しています。
また、八戸駅から久慈駅を1時間56分で結ぶ、東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」は、“走るレストラン”をイメージ。車内では人気シェフの感性を生かした地元食材をふんだんに盛り込んだコースをいただけます。


「TOHOKU EMOTION」についてもっとくわしく

TOHOKU EMOTION(東北エモーション)―年に2回もシェフが変わる!? 列車全体がレストランな“食のサーカス”(THE列車)

プラン① レンタカー利用

2021年7月某日 仙台駅から青森県へ!


プラン①モデルコース
1日目 9:05発

仙台駅 はやぶさ5号 新青森行き、八戸駅下車

11:06発

八戸駅

  • のってたのしい列車「TOHOKU EMOTION」乗車! 列車全体がレストラン。東北の食材を堪能しよう
13:02着

久慈駅下車、駅レンタカーでレンタカー手配

①奥入瀬モスボール工房

  • 癒される♪ 親子でこけ玉作り

②「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」泊

  • 「青森りんごキッチン」で滋味あふれる料理を楽しもう。アクティビティもチェック
2日目

宿から、まずは①十和田市現代美術館へ

  • 体験型のアートで親子の好奇心を刺激

下北半島ドライブ!

  • ②「北の防人大湊 安渡館」で海軍カレーを食し、③尻屋崎で絶景と寒立馬に出合う
16:30ごろ

八戸駅でレンタカー返却

16:41発

八戸駅 はやぶさ36号 東京行き

17:55着

仙台駅

  • 2021年4月時点の時刻です。おでかけの際は最新の時刻表をご確認ください

1日目① 「奥入瀬モスボール工房」でこけ玉作りに挑戦!


奥入瀬渓流沿いにはさまざまな滝をはじめ、見ごたえある散策コースが


まるで森の妖精のようなこけ玉

特別名勝、天然記念物に指定されている、十和田八幡平国立公園内の奥入瀬渓流。ここには湿った環境を好む植物が、多く生息しています。特に苔の数は、300種類以上! 2013(平成25)年には日本蘚苔類(せんたいるい)学会より「日本の貴重なコケの森」に選定されています。

まるで深い緑のベルベットじゅうたんを敷いたような神秘的な美しさは、見惚れてしまいそう。そんな苔の美しさを堪能したら、小さな奥入瀬作りに挑戦してみては? こちら奥入瀬モスボール工房では、こけ玉作りの体験が小さな子供から簡単にできると人気です。
自分の好きな苗木を選んだら、苔と向き合いながらゆっくり形を整えて。自分だけの苔玉が作れ、素敵な旅の思い出となること間違いありません。お土産にするのもいいですよ。
また、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルでも体験可能です。


奥入瀬モスボール工房

住所 青森県十和田市大字法量焼山64-195 奥入瀬モスボールパーク内
問い合わせ先 080-2165-7454
時間 9:00~16:00(受付は15:30まで)
定休日 火曜
交通アクセス JR八戸駅からバス90分
値段 1人2000円~
URL http://www.mossball.jp/

1日目② 「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」で心身ともにリフレッシュ


ロビーには人間も森の妖精も躍る、岡本太郎の作品「森の神話」が



リンゴをそこかしこにかたどったウッディなレストラン

十和田八幡平国立公園内にあり、優雅な時間を過ごせるこの宿。渓流を窓から眺められる“渓流和室”やロングソファーを配した“なごみ和室”は、家族でのんびりするのにぴったりです。
渓流を眺めながら湯に浸かれる露天風呂は、緑に包まれて、日々の疲れも吹き飛びそう。
八甲田山から湧き出る肌あたりのやさしい湯は、単純泉。神経痛、筋肉痛をはじめ、慢性消化器病や冷え性にも効能があるといわれています。

食事は、リンゴの魅力をまるごと味わえる個性的なビュッフェレストラン、「青森りんごキッチン」で。リンゴをイメージした愛らしいレストランでリンゴを使ったメニューや、青森県の雄大な自然が育んだ、滋味あふれる料理を味わえます。
アクティビティも用意されているので、参加してみるのも手。自然と呼吸が深くなっていることに気が付きそうです。


星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

住所 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
問い合わせ先 0570-073-022
交通アクセス JR新青森駅または八戸駅から送迎バスあり
値段 大人2万2000円~(2名1室利用時1名あたり、税込、夕朝食付き)、 4~6歳は大人料金の50%、3歳以下無料(寝具利用時5093円)
URL https://www.oirase-keiryuu.jp/

2日目① 親子でアートの面白さに開眼!「十和田市現代美術館」


十和田市現代美術館 外観


マイケル・リン《無題》 撮影:小山田邦哉


草間彌生 《愛はとこしえ十和田でうたう》 撮影:小山田邦哉

十和田の街全体を美術館にするプロジェクト、“Arts Towada”の一環として、アートを通じた新しい体験をさせてくれる美術館です。

ひとつひとつの展示室は「アートのための家」として独立していて、それぞれの家で作品と出合えます。
また野外展示スペース“アート広場”では、水玉で知られる草間彌生の《愛はとこしえ十和田でうたう》をはじめ、個性的な作品ばかり。中に入れる体験型作品もあり、子供たちの好奇心を大いに刺激してくれそうです。
2021年8月29日まで『Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展』 第1期を開催。「-遊ぶ、演じる、こだまする アートがつなぐ人とまち-」と題して、十和田で実践されてきた、人と人、人とまちが出会う、インタープレイ(相互作用)の現場であり続けてきた、アートの役割を表現しています。


十和田市現代美術館

住所 青森県十和田市西二番町10-9
問い合わせ先 0176-20-1127
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
交通アクセス JR八戸駅からバス40分 または JR七戸十和田駅からバス35分
駐車場 あり
値段 大人1200円、高校生以下無料
URL https://towadaartcenter.com/

2日目② 明治・大正の趣感じる「北の防人大湊 安渡館」で海軍カレーを



ホタテの入った大湊海軍カレー

ホクホクの大湊海軍コロッケは、1908(明治41)年に海軍から伝えられた当時のレシピで再現

旧日本海軍の要港として、明治時代に発展を遂げたむつ市大湊。現在も海上自衛隊大湊地方隊が設置され、海軍時代の面影を感じられます。
ここは実在した海軍大湊要港部庁舎をイメージし、2015(平成27)年4月にオープンした明治・大正期を感じさせる施設。
館内では、海軍グッズ、海上自衛隊グッズのほか、安渡館限定品のむつ市PRキャラクター、ムチュランファミリーのグッズなども手に入ります。

ぜひ立ち寄りたいのが、カフェテリア 憩-ikoi-。大湊海軍カレー(750円)は1908(明治41)年に発行された海軍割烹参考書のレシピを再現し、下北半島と陸奥湾に見立てた盛り付けです。このカレーをはじめ、下北産の野菜を使ったビーフシチューや、特製デザート「ムチュランティラミス」など、地元産素材にこだわったメニューがそろいます。コロッケ(200円)も当時の秘伝のレシピを再現した、どこか懐かしい味わい。子供も喜ぶこと必至です!


北の防人大湊 安渡館

住所 青森県むつ市桜木町3-1
問い合わせ先 0175-29-3101(代表)
時間 10:00~18:00 ※コロナ対応期間中、通常は20:00まで(カフェテリア 憩-ikoi-を除く)
定休日 火曜日(カフェテリア 憩-ikoi-)
交通アクセス JR大湊駅からバス10分
駐車場 あり
URL https://www.city.mutsu.lg.jp/bunka/leisure/kankousisetu-anndokann.html

2日目③ 草を食む馬たちに癒される「尻屋崎 寒立馬」



現在は27頭ほどが生息しています

本州北東端の尻屋崎。その突端に、1876(明治9)年東北初の洋式灯台として建てられた白亜の灯台がそびえます。イギリス人が設計を担当し、尻屋崎で焼いたレンガで建てられた灯台は、レンガ造りとしては日本一の高さを誇ります。128段の階段を昇った先には、太平洋と津軽海峡、2つの海を望む贅沢な景色が!

その岬に広がる草原で、のんびり草を食んでいるのが寒立馬(かんだちめ)。字のとおり、寒さに強い馬として知られ、南部藩政時代から放牧されていた寒さに強い田名部馬と呼ばれる馬を祖としています。ゆっくりと時が流れるのを感じられそうです。


尻屋崎 寒立馬

住所 青森県下北郡東通村尻屋字尻屋崎1−1
問い合わせ先 0175-27-2111(東通村役場)
時間 7:00~16:45(5月1日~11月30日、4月1日~30日は8:00~15:45)
交通アクセス JR下北駅からむつバスターミナルへ出て、バス60分
URL http://simokita.org/sight/siriya/

プラン② 公共交通機関利用


プラン②モデルコース
1日目 8:05発

仙台駅 はやぶさ1号 新函館北斗行き、9:49 新青森駅下車

9:58発

新青森駅 奥羽本線 普通 青森行き、10:04 青森駅下車

10:15

青森駅からすぐの①ねぶたの家ワラッセへ

  • 津軽三味線の音色とともに、本物のねぶたの迫力をいつでも体感できる

こちらも駅近②青森ベイブリッジ&A-FACTORY

  • 青森県産そば粉を使ったガレットや地元のお土産品をぜひ
14:37発

青森駅 青い森鉄道 普通 八戸行き、14:57 浅虫温泉駅下車

浅虫温泉駅から3分の③「南部屋・海扇閣」泊

  • 和室はすべてオーシャンビュー! 展望風呂から夕陽を眺める
2日目 9:00

宿から歩いても行ける①浅虫水族館へ

  • 本州最北端の水族館でイルカのショーを楽しもう。軽食もここで
12:14発

浅虫温泉駅 青い森鉄道 普通 青森行き、12:37 青森駅下車

13:34発

青森駅 奥羽本線 普通 弘前行き、14:20 弘前駅下車

リンゴ生産量日本一の弘前を散策

  • ②りんごの街のアップルパイ を食べ歩き、③弘前公園を散策
16:15発

弘前駅 奥羽本線 普通 青森行き、16:57 新青森駅下車

17:22発

新青森駅 はやぶさ40号  東京行き

18:56着

仙台駅

  • 2021年4月時点の時刻です。おでかけの際は最新の時刻表をご確認ください

1日目① 青森伝統芸能の神髄に触れる、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」



ねぶた祭の歴史を過去から現在まで、人々や街の姿を通して紹介

津軽三味線の音色が流れる館内に、迫力満点のねぶたがずらり!
毎年8月2~7日に行われる青森ねぶた祭(2020年は中止)は、高さ5m、幅9mもの巨大ねぶたが山車に乗って、町を練り歩く東北三大祭りのひとつ。1980(昭和55)年に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

そんな祭りの主役である本物のねぶたが保管、展示されているのがここ。祭りで運行された大型ねぶたが展示されているスペースでは、ねぶた囃子が気分を盛り立て、お祭りさながらです。
ミュージアムゾーンでは、祭りが行われるようになった青森の歴史についても学べます。また、ねぶた囃子の生演奏も楽しめます。ひととおり見学したら、海側のカフェやレストランで青森港を眺めながら寛ぐのもいいですよ。


ねぶたの家 ワ・ラッセ

住所 青森県青森市安方1-1-1
問い合わせ先 017-752-1311
時間 9:00~19:00(9~4月は~18:00)
定休日 8月9・10日、12月31日・1月1日
交通アクセス JR青森駅から徒歩1分
駐車場 80台(有料)
値段 大人620円、高校生460円、小・中学生260円
URL http://www.nebuta.jp/warasse/

1日目② 名産品やオリジナルシードルが手に入るアンテナショップ、「A-FACTORY」


青森ベイブリッジのすぐそばにあり、散歩がてら回りたい


青森駅東口からほど近くにある、ベイサイドに佇むスタイリッシュな建物。ここは、青森県産リンゴのシードル工房と地元の様々な食材が楽しめる、複合施設です。ガレット専門店、オリジナルシードルなどの有料試飲ができるテイスティングバーなどが入っていて、ランチやお土産探しにもってこい。

仏ブルターニュ地方の郷土料理ガレットは、そば粉と水、塩などを混ぜて寝かせた生地を薄く焼き、肉や魚介、チーズや卵などをトッピングしていただく料理。Galetteria Da Sasino(ガレッテリア ダ・サスィーノ)では、青森県産そば粉を使用したガレットをはじめ、青森県産食材にこだわった料理を味わえます。マルシェにはリンゴ関連のスイーツやお土産品がたくさん並んでいて、目移りしそうなほどです。地元のリンゴを使ったフレッシュなオリジナルシードルの試飲ができるのも、ここならではです。


A-FACTORY

住所 青森県青森市柳川1-4-2
問い合わせ先 017-752-1890
時間 9:00~20:00(各店舗により異なる)
交通アクセス JR青森駅から徒歩1分
駐車場 16台(無料)※冬期(12~3月)閉鎖
URL https://www.jre-abc.com/wp/afactory/index/

1日目③ 眼前に広がる陸奥湾に癒される、浅虫温泉「南部屋・海扇閣」


海に吸い込まれそうな展望風呂も魅力


ライブキッチンでは握り寿司やステーキなどを出来立てで提供

青森のいで湯として、昔からの温泉地として知られている浅虫温泉。平安時代に、布を織る麻を蒸すためだけに使われていた温泉を、1190(建久元)年にこの地を訪れた円光大師が、傷ついた鹿が湯浴みするのを見て村人に勧めたと伝わります。それ以来人々に利用され、温泉名も麻を蒸すことから、「麻蒸」が転じて「浅虫」になったのだそう。

泉質は、単純泉、無色透明の湯は神経痛やリュウマチ、婦人病などに効能があると言われています。最上階9階にある展望風呂からは、陸奥湾を望め、夕陽の美しさは格別です!
夕食は、陸奥湾で獲れた海の幸をメインにした前菜やお造りと、ライブキッチンのハーフビュッフェを。新鮮な魚介類を存分にいただけます。
全室オーシャンビューの和室からは、海が眼前に広がり、窓を開ければ、心地よい潮風を感じられます。ファミリー向けのプランなら、浅虫水族館チケット付きがおすすめです。


南部屋・海扇閣

住所 青森県青森市浅虫蛍谷31
問い合わせ先 017-752-4411
交通アクセス 青い森鉄道 浅虫温泉駅から徒歩3分
駐車場 あり
値段 大人1万5550円~、小学校高学年大人料金の70%、未就学児~小学校低学年大人料金の50%、3歳~未就学児の添い寝(食事・布団なし)1650円
URL https://www.kaisenkaku.com/

2日目① 三味線の音色に舞うイルカに感動!「青森県営 浅虫水族館」


津軽三味線に合わせてジャンプ!


陸奥湾をイメージしたトンネル水槽は、まるで海の底を覗いているよう

青森県に生息する水生生物を中心に、約300種1万点が集まった本州最北端の水族館です。

15mもの長さがある陸奥湾の生態を再現したトンネル水槽や、ペンギンやアザラシの愛くるしい姿を眺められる海獣館など、さまざまな海の生き物と触れ合えます。
「世界遺産白神の魚」では、世界自然遺産に登録されている白神山地の貴重な生態系を覗き見ることも。
そしてなんといっても目玉はイルカのショー! 水量700tあるイルカプールで、イルカたちが津軽三味線の音色と映像に合わせて華麗にパフォーマンスを繰り広げます。バンドウイルカとカマイルカたちの力強くダイナミックなジャンプに釘付けになること必至です。


青森県営 浅虫水族館

住所 青森県青森市浅虫字馬場山1-25
問い合わせ先 017-752-3377
時間 9:00~17:00
定休日 無休
交通アクセス JR青森駅からバス55分
駐車場 あり
値段 一般・高校生1030円、小・中学生510円、未就学児無料
URL http://asamushi-aqua.com/

2日目② いろんな種類を食べ歩きたい! 「りんごの街のアップルパイ」


自分好みのベストアップルパイを見つけよう!


大正浪漫喫茶室で、優雅なティータイムはいかが?

リンゴの生産量日本一の弘前市には、多彩なアップルパイを提供する店が勢ぞろい! まず手に入れたいのが、弘前観光コンベンション協会が発行する「弘前アップルパイガイドマップ」です。洋菓子店、和菓子屋、フランス料理店、パン屋など様々なジャンルの全43店のアップルパイを紹介しています。

特に、各店のアップルパイを、甘味、酸味、シナモンの量を5段階で表したリストは必見。シナモンはちょっと苦手という人や、酸味が強いのが好き、など好みにあったものをみつけやすくなっています。お土産にしたいアップルパイも必ず見つかります!
イートインマークを参考にすれば、藤田記念庭園内にある大正浪漫喫茶室をはじめ、一休みしたいときのカフェ探しにも便利です。


りんごの街のアップルパイ

住所 弘前市内各所
問い合わせ先 0172-37-5501(弘前市立観光館)
URL https://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat03_food09

2日目③ 「弘前公園」で弘前城天守の優美な姿にうっとり


現在は石垣修理中のため、天守は仮天守台にて公開中


弘前公園の正門、追手門。藩政時代の趣を感じられます

弘前市のシンボルともいえるこの公園。広さは約49万2000㎡にも及び、藩政時代に弘前藩を治めた津軽家代々の居城です。天守をはじめ、今も藩政時代の面影を残す櫓や城門などの遺構が残り、巡れば、往時の姿を彷彿させます。

杉の大橋、下乗橋など8つの橋が現存し、1500種12万4000本の草木を見ることができる植物園(320円)など、見どころが満載です。
また、北の郭武徳殿休憩所では、「お殿様お姫様衣装着付け体験」(子供500円~、大人1010円~)が。甲冑や打掛を着て、はい、ポーズ! 弘前城を配したオリジナルフレームの記念写真に、お殿様、お姫様姿を残してみては(別途500円~)。


弘前公園

住所 青森県弘前市下白銀町1
問い合わせ先 0172-33-8733(弘前市みどりの協会)
時間 9:00~17:00(弘前城天守)
定休日 弘前城天守休館日:11月24日~3月31日(弘前城本丸・北の郭はこの間無料)
交通アクセス JR弘前駅からバス15分
駐車場 なし(周辺有料駐車場を利用)
値段 320円(本丸・北の郭区域)
URL http://www.hirosakipark.or.jp/hirosakipark/index.html

青森県の親子旅、ここもオススメ!

モデルコースでは入れられませんでしたが、ほかにもこんなオススメスポットがあります。

十和田湖の魅力に迫る「十和田湖遊覧船めぐり」


約20万年前に始まった火山活動によって形成された、カルデラ湖です。御倉半島と中山半島に挟まれている中湖には、水深327mのエリアがあり、日本でも3番目の深さを誇ります。
西湖の休屋から遊覧船に乗り込めば、中湖、東湖と片道50分の船旅がスタート。五色岩や小島の九重浦などの周りを進み、断崖絶壁を眺め、水深の一番深いエリアへと、目を奪われる絶景が続きます。船内アナウンスに耳を傾けながら、十和田湖の魅力に浸ってみては。


十和田湖遊覧船めぐり

住所 青森県十和田市大字奥瀬十和田湖畔休屋486(休屋)
問い合わせ先 0176-75-2201(十和田観光電鉄)
交通アクセス JR八戸駅からバス2時間15分
駐車場 なし
値段 大人1430円、小学生720円、未就学児無料
URL http://www.toutetsu.co.jp/ship.html

青森から秋田まで車窓と郷土料理を楽しむ「リゾートしらかみ」


「橅」編成

青森駅から秋田駅をつなぐリゾート列車で、車内からは雄大な白神山地や夕陽が沈む日本海など、美しい風景をのぞめます。「青池」「橅(ブナ)」「くまげら」の3編成があり、それぞれ外観や内装が異なります。

「橅」の内装はシンボルツリーのブナ、秋田産の杉、青森ヒバなどをふんだんに使用した木のぬくもりを感じられるインテリアです。予約サービス“ごのたび”を利用して五能線沿線のおいしいお弁当やスイーツを味わったり、青森や秋田の木工製品やスイーツを購入したり、楽しみ満載です。


リゾートしらかみ 詳しくはこちら


著者紹介

前田真紀

東京から那須に移り住んで早10年。2人の子育てをしながら、界隈の美味しいものや穴場スポットを探すのに余念がない日々。

ブログにて、那須のスポットを紹介中。
https://nasu-shiomikke.blogspot.com/

  • 写真/青森県観光連盟、奥入瀬モスボール工房、星野リゾート  奥入瀬渓流ホテル、十和田市現代美術館、むつ市安渡館、青森観光コンベンション協会、青森県営浅虫水族館、弘前観光コンベンション協会、A-FACTORY、浅虫温泉 南部屋海扇閣、十和田観光電鉄、(車両写真)交通新聞クリエイト
  • 掲載されているデータは2021年6月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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