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2024.05.23ジパング俱楽部名古屋グルメの代表格「山本屋総本家 タワーズ店」の「みそ煮込うどん」|食べに行きたい!名古屋駅近・名物ランチ 

愛知県名古屋市

旅行で訪れた駅の、すぐ近くのおいしいランチを知りたいと思ったことはありませんか? 名古屋駅から徒歩10分圏内の地元のおいしい味をジパング倶楽部編集部が厳選して紹介します。

独特の食文化で知られる名古屋。ご当地グルメの「なごやめし」のなかでも、とくにジパング世代におすすめしたいのが、熱々をいただく味噌煮込みうどんです。
その有名店「山本屋総本家」では、コシの強い麺とマイルドでコク深い汁のハーモニーが楽しめます。
名古屋市内に本社を構える陶磁器メーカー「ノリタケ」の世界に触れられる複合施設「ノリタケの森」にも立ち寄ってみましょう。


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名古屋名物・味噌煮込みうどんとは?


「山本屋総本家 タワーズ店」は名古屋駅の中央口から徒歩5分ほど 「山本屋総本家 タワーズ店」は名古屋駅の中央口から徒歩5分ほど

色が濃くてコクのある豆味噌をベースにした汁に、コシの強い麺を入れて煮込んだ郷土料理。大豆と塩を原料に長期間熟成させた豆味噌は愛知県の特産品で、豆味噌を使った家庭料理のひとつとして生まれたとされています。

その有名店「山本屋総本家」の支店、「タワーズ店」は、名古屋駅直結の「JRセントラルタワーズ」にあり、気軽に味噌煮込みうどんが味わえるのが魅力です。

東海道新幹線名古屋駅からスタート!


名古屋駅と一体化した超高層ビル「JRセントラルタワーズ」は2000年に全面開業。

周囲に新しいビルが続々誕生してもなお、名古屋のシンボルとして、また東海地方の玄関口として、存在感を放っています。


 

徒歩約5分

 

山本屋総本家 タワーズ店

駅の上に名古屋を代表する名店あり

手羽先、味噌カツ、エビフライ、あんかけスパゲッティなど、名古屋ならではのグルメ、いわゆる「なごやめし」はいくつもありますが、ランチに最適で、かつジパング世代のおなかや舌にもやさしいメニューといえば、味噌煮込みうどんではないでしょうか。

旅行者ならば一度は食べてみたい名古屋名物の代表選手。地元の人ならば、ときどき思い出して無性に食べたくなるソウルフード。旅の途中に、あるいは町へお出かけのついでに、アクセス便利な名古屋駅で味わってみては? 地元では知らない人がいないほどの名店「山本屋総本家」が、「JRセントラルタワーズ」13階のレストラン街に出店しています。


「玉子煮込うどん」1485円 「玉子煮込うどん」1485円

テーブルに運ばれてくるうどんは、見た目のインパクトもなかなかのもの。土鍋の中に、赤味噌ならではの色合いをした汁がぐつぐつと煮立っています。穴の開いてない土鍋の蓋が器で、ここに麺、汁、具をよそい、熱いので少し冷ましてからいただきます。

特徴のひとつは、麺の強いコシ。しっかりかみしめれば小麦の味が感じられます。その麺に絡む汁は意外にもマイルドで、なんともいえないコクが味に奥行きを与えています。

汁を吸った甘いネギと、プリッとした蒲鉾はいいアクセントになり、卵を絡めればよりまろやかな味わいに。麺がなくなっても最後まで汁を味わいたい人は、「御飯」220円を追加注文してみては。

豊富なメニューに目移りしそう

何度かこの店に足を運んだことのある人は、いつもと違うメニューを注文してみるのもいいでしょう。


「カレー煮込うどん」1595円 「カレー煮込うどん」1595円

「名古屋コーチンつくね煮込うどん」2123円 「名古屋コーチンつくね煮込うどん」2123円

王道の「みそ煮込うどん」に、名古屋コーチンの鶏肉と卵を具材にした「名古屋コーチンつくね煮込うどん」はぜいたくな一品です。

そして隠れた人気メニューが「カレー煮込うどん」。カツオだしの味わいがやさしい和テイストのスープに、鼻孔をくすぐるピリッとしたスパイスが効いており、食欲を刺激します。

このほかにも、繊細な肉質と上品な甘みが特徴の山形県産「平田牧場金華豚(きんかとん)」を使用した「金華豚煮込うどん」2233円もおすすめです。

代々の努力で進化した名古屋名物

「山本屋総本家」は1925(大正14)年に名古屋市の大須で創業。2025年には100周年を迎える歴史ある店です。戦時中の休業を経て、1949(昭和24)年に名古屋市栄の現在地(本家)に移転して再開。代々が味の研究を重ねた結果、強いコシのある麺と、旨みが凝縮された汁を作りあげ、家庭料理から店のオリジナルメニューへと進化させました。

麺の原料の小麦は100パーセント国産。蓋が器になる土鍋は、耐久性があり風合いもよい信楽(しがらき)焼。細かいところにまで気を配り、いつしか名古屋グルメの定番店として人気は不動のものになりました。


タワーズ店の「おでん」は一皿4品で528円(写真は本店のもの) タワーズ店の「おでん」は一皿4品で528円(写真は本店のもの)

「どて煮」702円、「みそおでん」864円 「どて煮」702円、「みそおでん」864円

軽く一杯やりたい人には、味噌がたっぷりかかった「おでん」がアテにぴったり。また、店内ではおみやげも販売しています。


問い合わせ先 052-581-9625
時間 11~22時
定休日 JRセントラルタワーズに準ずる
交通アクセス 東海道新幹線名古屋駅直結
URL https://yamamotoya.co.jp/

 

徒歩約15分

 

「山本屋総本家 タワーズ店」周辺のおすすめスポット


ノリタケの森

都心のオアシスで陶磁器に魅了される


世界中の食卓を彩ったディナー皿 世界中の食卓を彩ったディナー皿


繊細かつ華麗な「オールドノリタケ」 繊細かつ華麗な「オールドノリタケ」

緑豊かな園内にあるかつての赤レンガ造りの工場 緑豊かな園内にあるかつての赤レンガ造りの工場

1904(明治37)年に名古屋駅近くのこの地で創立し、日本の近代的陶磁器産業の先駆けとなったノリタケ。その長い歴史とものづくりの精神に触れられる複合施設です。

園内には「ボーンチャイナ」の製造工程が見学できる「クラフトセンター」、明治から昭和にかけて製造された歴史的名品「オールドノリタケ」の数々を展示する「ノリタケミュージアム」、普段づかいの多彩な食器が購入できるショップ「ノリタケスクエア名古屋」などがあり、「クラフトセンター」の2階では絵付け体験(有料)もできます。


問い合わせ先 052-561-7114
時間 クラフトセンター・ノリタケミュージアムは10~17時(絵付け体験の受付は16時まで)。ノリタケスクエア名古屋ギャラリーは10~18時
定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始
交通アクセス 東海道新幹線名古屋駅から徒歩約15分
値段 無料(クラフトセンター・ノリタケミュージアムは500円、65歳以上300円)
URL https://www.noritake.co.jp/mori/

紹介スポット一覧マップ

【関連記事】場所が違えばこんなに違う、駅近ご当地うどんはこちら(駅近・名物ランチ)




文/内藤昌康

  • 記事中の情報は2024年5月時点のものです。
  • 列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
  • 花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
  • 店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
  • 同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。
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