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2022.10.28鉄道JR四国 しおかぜ・南風50周年第7弾 記念入場券、記念きっぷ、懐中時計を発売 など【今週の交通新聞より】

2022年10月24日~10月28日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR四国 しおかぜ・南風50周年第7弾 記念入場券、記念きっぷ、懐中時計を発売
・JR北海道・日航 「ひがし&きた北海道キャンペーン」 6年目は「旅あつめ」提案
・JR九州 11月8日に「SL人吉」の百歳記念イベント 八代駅で
・JR新潟支社・大宮支社 上越新幹線大宮-新潟間開業40周年 各種イベント展開
・JR西日本京都SC開発 警備ロボットの実証実験

10月24日 月曜日

JR四国 しおかぜ・南風50周年第7弾 記念入場券、記念きっぷ、懐中時計を発売


交通新聞

JR四国は、四国の特急運転開始50周年の「記念入場券」「記念きっぷ」「記念懐中時計」を発売している。

記念入場券は、国鉄四国総局が「しおかぜ」「南風」デビュー当時に発行した記念入場券をイメージ。松山、新居浜、宇和島、高松、阿波池田、高知の6駅。各170円、各2500枚。

記念きっぷは、硬券の乗車券と自由席特急券、台紙をセット。「しおかぜセット」が7750円(高松―宇和島間)と5760円(同―松山間)、「南風セット」(同―高知間)が4990円。合計3000セット。「JR四国ツアー」ウェブサイトなどで発売。

記念懐中時計は6800円(送料別)。オンラインショップ「産直ステーション夢四国」で200個限定。


10月25日 火曜日

JR北海道・日航 「ひがし&きた北海道キャンペーン」 6年目は「旅あつめ」提案


交通新聞

オリジナルノート進呈

JR北海道と日本航空は11月1日から、両社の路線網を生かした冬の北海道周遊旅行を提案する「ひがし&きた北海道キャンペーン」を展開する。冬場の道内旅行では一都市滞在型が多いことを背景に2017年から始めた連携施策で、本年度も来年3月末まで実施。往復航空券と道内周遊きっぷをセットした恒例のツアー商品設定と合わせ、今回は思い出収集「旅あつめ」を旅の楽しみ方として新たに提案する。

ツアーは参画旅行会社が豊富にそろえる。発地は道外の全国各空港、着地は新千歳、女満別、旭川、釧路、とかち帯広の各空港。専用きっぷ「JAL/JR北海道 ひがし&きた北海道キャンペーンパス」の効力は従来のまま。2~5日間有効の特急・快速・普通列車普通車指定席乗り放題きっぷ(一部除く)で、周遊区間は道内5空港の最寄り駅をカバーした、函館線小樽―旭川間、千歳線白石―新千歳間、室蘭線岩見沢―追分間、石北線旭川―網走間、石勝、根室、釧網、富良野各線。

パスエリア内の約80施設でプレゼントや割引などを実施する利用者特典も昨年に引き続いて企画し、詳細は各社キャンペーンサイトで紹介する。

「旅あつめ」については、周遊旅で得た各地のスタンプやスケッチ、チケットなどを思い出として一冊にまとめられるよう、オリジナルノートをキャンペーン参加者にプレゼントする。縦18・2㌢×横12・1㌢の蛇腹式24折48面仕様。雪の結晶や機影、車両を白抜きであしらった上品なデザインとした。専用パスの引き換え時に先着順で贈呈し、なくなり次第終了する。


10月26日 水曜日

JR九州 11月8日に「SL人吉」の百歳記念イベント 八代駅で


交通新聞

JR九州は24日、D&S(観光)列車「SL人吉」をけん引する58654号機の「百歳記念イベント」を11月18日に鹿児島線八代駅で開催すると発表した。同機は現役(動態保存を除く)では全国最古のSLで、これまでの活躍に対する感謝の気持ちを込めて大きな節目を祝う。また、同機の老朽化が著しいことなどから、「SL人吉」を2023年度限りで運転終了することも明らかにした。

同機は1922年11月18日に日立製作所笠戸工場で落成し、浦上機関区に配属。26年2月から若松機関区、68年6月から人吉機関区で活躍し、75年に廃車。肥薩線矢岳駅構内の「SL保存館」で静態保存されていた。

その後、JR九州が改修し、88年8月に「SLあそBOY」(豊肥線熊本―宮地間)として復活運転を開始。2005年8月の運転終了後、大規模改修工事が行われ、09年4月から「SL人吉」(熊本―肥薩線人吉間)として運転開始。肥薩線の豪雨被害に伴い、昨年5月から鹿児島線鳥栖―熊本間を運行している。

記念イベントでは、快速「SL人吉 58654号機百歳号」を熊本―八代間で特別運転。ダイヤは下りが熊本発10時21分、八代着11時16分、上りが八代発12時10分、熊本着13時4分。客車3両の熊本側にディーゼル機関車、八代側にSLを連結して走行する。全車指定席、大人片道2440円。

同日は、「SL人吉」と同じ肥薩線で活躍していたD&S列車の特急「いさぶろう・しんぺい」も熊本―八代間で運転。11時30分ごろから12時ごろにかけて、八代駅2番線と3番線に両列車が同時に停車し、100歳記念に花を添える。

一方、同機については落成から100年が経過し、老朽化が著しいことに加えて、部品調達やメンテナンスを担う技術者の確保が難しくなっている。このため、「SL人吉」は24年3月ごろで運転を終了する。


10月27日 木曜日

JR新潟支社・大宮支社 上越新幹線大宮-新潟間開業40周年 各種イベント展開


交通新聞

JR東日本新潟支社と大宮支社は、11月15日の上越新幹線大宮―新潟間開業40周年を記念して、団体臨時列車「なつかしのあさひ号」(新潟発大宮行き)や「新幹線リレー号」(上野-大宮間)、「上越新幹線開業40周年記念号」(大宮発新潟行き)が運転される同12日を中心に、新潟駅や大宮駅で多彩なイベントを展開する。利用者の長年の愛顧に対して感謝を表す。

【新潟支社】

11月12日は新潟駅南口中央広場で「NIIGATA焚火ガーデン」を開催。テントやアウトドアチェア、焚火(たきび)を設置し、キッチンカーなどが飲食を提供する。スポーツジム「JEXER新潟」によるアウトドアイベント、子ども向け駅長制服体験とペーパークラフト製作などもある。

新潟駅ビルCoCoLo南館1階「MOYORe:」では、鉄道好き芸人として知られるダーリンハニーの吉川正洋さんと、地元の鉄道ライター・GATA―TETSUさんによるトークショーを行う。2回、各40人、聴講無料。

同駅構内では同11、12日に記念グッズ(クリアファイル440円、キーホルダー660円、マグネット550円)を販売。12日は鉄道古物販売(定価とオークション)、200系カラーのE2系新幹線車両展示(14番線、14~16時ごろ)、3会場を巡るスタンプラリーを実施する。

★ポイント山分け

JR東日本新潟支社は11月1~30日、新潟県内からの「新幹線eチケット」利用者を対象に「上越新幹線40周年記念 JRE POINT40万ポイント山分けキャンペーン」を実施する。

参加条件は、JRE POINT登録済みのSuicaで同チケットを利用して、新潟県内の新幹線各駅から乗車し、大宮、上野、東京駅で降車した人。キャンペーンページからエントリーが必要。期間中に参加条件達成者全員で40万ポイント(40万円相当)を山分けする。

★コンサート

東日本鉄道文化財団とJR東日本新潟支社は11月15日、上越新幹線開業40周年を記念して、新潟駅在来東改札前広場でコンサートを開催する。16時と18時の2回、各30分程度。入場無料。公演者は、林はるかさん(チェロ)、斉藤ジョニーさん(マンドリン)、山田拓斗さん(バイオリン・フィドル)。

【大宮支社】

大宮駅では11月12日、16番線ホームで「上越新幹線開業40周年記念号」の出発式を実施。荷物輸送サービス「はこビュン」を活用して、40周年記念列車「なつかしのあさひ号」で新潟の駅弁6種類、「小竹の笹だんごパン」などを輸送して駅構内で販売する。

西口イベントスペースの催事を巡る「トキめきスタンプラリー」(11月30日まで開催中)、「新幹線YEAR2022写真展」(11月11~15日、東西連絡通路)などもある。


10月28日 金曜日

JR西日本京都SC開発 警備ロボットの実証実験


交通新聞

JR西日本京都SC開発と、自律移動型ロボットの開発事業を手掛けるSEQSENSE(東京都千代田区)は19日から27日まで、同SC開発が運営する商業施設、京都駅前地下街ポルタ、京都駅ビル専門店街ザ・キューブ地下2階で、警備ロボット「SQ―2mk2」を活用した監視・案内・情報発信・犯罪抑止業務の実証実験を実施した。

同ロボットは、独自開発の3次元の距離情報を計測するセンサーを搭載することにより、広視野角を実現。警備対象物件の詳細な3次元マッピング、床に置かれた障害物、歩行者をはじめとした移動物体の発見、環境変化の検出が可能。

ロボット運用のためのクラウドシステムは、警備拠点から遠隔でロボットに巡回、立哨、動哨など各種警備業務に関する指示を出すことができる。

このほか、ロボットを介したインフォメーション担当による案内、機械音声による館内情報の発信など、サービス向上に資する業務も行える。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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