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2022.11.04鉄道JR東日本・日本郵便 鉄道開業150年記念限定フレーム切手などオリジナルグッズ販売 など【今週の交通新聞より】

2022年10月31日~11月4日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 「冬の飛騨路キャンペーン」12月から展開
・JR東日本・日本郵便 鉄道開業150年記念限定フレーム切手などオリジナルグッズ販売
・JR北海道 釧網・花咲線ラッピング「H100形」デビュー
・JR九州 BRTひこぼしライン専用道区間を歩くウオーキングイベント

10月31日 月曜日

JR東海 「冬の飛騨路キャンペーン」12月から展開


交通新聞

ずらし旅・選べる体験セット 特企券一部ウェブ購入可

JR東海は12月1日から来年3月31日まで、恒例の「冬の飛騨路キャンペーン」を展開する。対象エリアは、岐阜県飛騨地域の高山、下呂、飛騨古川、白川郷、奥飛騨。キャンペーンに合わせて、旅行商品「ずらし旅」に「選べる体験」をセットし、飛騨地域の定番から〝ずらした〟楽しみ方や移りゆく時代を体験できるコンテンツを用意。特別企画乗車券「飛騨路フリーきっぷ」は一部商品をウェブでも購入できるようにする。また、コロナ禍以前に実施していた名古屋、東京、大阪での観光イベントを再開するなどさまざまな宣伝展開を行う。

新たに用意した「選べる体験」は四つ。高山エリアの「岩ト屋」(高山市)では、最上級ランクの飛騨牛を使った新感覚の「綿菓子すき焼き」の牛肉を2倍に増量。「飛騨高山レトロミュージアム」(同市)のプランは、入館料に学校給食メニュー3種、駄菓子購入300円分をセットして、昭和時代の雰囲気を味わえる。

飛騨古川エリアでは、高山からの往復バス乗車券に「飛騨古川まつり会館」(飛騨市)などの入場券、ご当地スイーツと喫茶のクーポンが付いた満喫プランを設定。下呂エリアの「水明館」(下呂市)では、飛騨牛または飛騨納豆喰豚を使ったプレミアムハンバーガーセットをランチタイムに用意する。

「ずらし旅」はジェイアール東海ツアーズなど主な旅行会社で発売。

「飛騨路フリーきっぷ」は12月1日利用開始分から、レール&バスコースについてJR西日本ネット予約サービス「e5489」でも購入可能になる。受け取りは名古屋駅などJR東海の一部駅の券売機。さらに同きっぷを購入すると、旅行先の土産物店や飲食店などで使える電子クーポン「ぎふ旅コイン」2000円分引換券をプレゼントする。来年2月28日まで。

宣伝展開では、CMをテレビの提供番組や名古屋駅のデジタルサイネージなどで放映。音楽デュオ「スギテツ」の杉浦哲郎氏がアレンジを担当した特急「ひだ」HC85系の車内チャイム「アルプスの牧場」をBGMに旅情を盛り立てる。ポスターは飛騨観光宣伝協議会とタイアップし、5カ所の風景ごとに製作。管内主要駅や名古屋地区の列車内に掲出する。特設ウェブサイトも公開する。

観光イベントは、名古屋駅(11月18、19日)、東京駅(来年1月13、14日)、大阪駅(3月3、4日)で開催。観光パンフレットを配布するほか、地元の観光案内人が観光地やモデルコースを紹介する。


11月1日 火曜日

JR東日本・日本郵便 鉄道開業150年記念限定フレーム切手などオリジナルグッズ販売


交通新聞

両社通販サイトで 30日まで

JR東日本と日本郵便はきょう1日14時から、2018年6月に締結した「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づき、EC(電子商取引)分野の連携施策として、JR東日本の通販ウェブサイト「JRE MALL」や「郵便局のネットショップ」で、フレーム切手セットや年賀はがきなどの鉄道開業150年記念オリジナルグッズを販売する。今月30日まで。

フレーム切手セット(5000円)は、E7系などの新幹線や253系などの在来線特急といった、JR東日本のバラエティー豊かな10種類の車両をデザインした84円切手10枚を用意。切手台紙(A3サイズ二つ折り)と、大型ポストカード10種類各1枚、レターセット15枚(便箋、封筒各5枚、シール5種類各1枚)のセットで販売する。

ピンバッジセット(1万6500円)は、10種類の車両をモチーフにしたピンバッジと150年記念ロゴ入りのステンレスプレート、茶色の額縁(横25・7㌢×縦18・2㌢)の組み合わせ。150年記念オリジナルデザインの懐中時計2種類(各1万6500円、各150個限定)も取り扱う。

年賀はがきは、只見線と「SLばんえつ物語」をあしらった2種類。1パック同一絵柄3枚セットで610円。一部の郵便局のほか、今月中旬以降はニューデイズなどの店舗でも取り扱う。

このほか、郵便局のネットショップでは、150年のロゴや車両などをあしらったオリジナルグラス(3300円)やフェースタオル(2750円)、一合升(1320円)も取り扱う。


11月2日 水曜日

JR北海道 釧網・花咲線ラッピング「H100形」デビュー


交通新聞

JR北海道が国(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)と北海道の支援を受けて2023年度末までに8種類のシリーズ展開を進める、電気式気動車H100形ラッピング車両の第1弾「釧網線ラッピング」「花咲線ラッピング」各1両が10月30日、団体臨時列車として営業運転を開始し、釧路駅で出発式が行われた。

いずれも第三セクターの北海道高速鉄道開発が保有し、同社は無償貸与を受けて活用していく。着脱可能な木製テーブルを設置するなど、観光列車としての活用も視野に入れている。

沿線の特色を表した外観は、釧網線ラッピングが釧路湿原や流氷、タンチョウなどの絵本風デザイン、花咲線ラッピングが「地球探索鉄道」デザイン。主に根室線新得―釧路間の定期列車に用いるが、可能な限り道庁や地域の意向を反映した運用を進めていく。

釧路駅3番線ホームで行われた出発式には、戸川達雄執行役員・釧路支社長、五十嵐直人駅長、山本隆志国土交通省北海道運輸局釧路運輸支局長、菅原裕之北海道釧路総合振興局長、蛯名大也JR釧網本線維持活性化実行委員長(釧路市長)らが出席した。

主催者として菅原局長が「沿線地域の足として愛され多くの利用につながること、観光列車として多くの観光客に感動を与えることを期待する」、戸川支社長が「お預かりした車両をしっかりと使って、お客さまに喜んで、愛されて、親しんでいただけるように努めていきたい」とそれぞれあいさつ。テープカットと五十嵐駅長による出発合図が行われた。

初列車は、同実行委員会主催のサイクルトレインのモニターツアーとして、釧網線釧路―摩周間を2両連結で往復。秋深まる硫黄山や屈斜路湖のサイクリングへ、自転車愛好家ら約40人が利用した。


11月4日 金曜日

JR九州 BRTひこぼしライン専用道区間を歩くウオーキングイベント


交通新聞

来年夏の開業を目指して、JR九州が復旧工事を進めるBRTひこぼしライン(正式名称・日田彦山線BRT)の専用道区間を歩くウオーキングイベントが10月30日、同線筑前岩屋駅で開かれた。

同ラインは添田―夜明・日田間の約40㌔で、このうち線路跡地の専用道区間は彦山―宝珠山間の約14㌔。筑前岩屋駅の彦山方にある釈迦岳トンネル(4378㍍)から道路舗装工事が進められている。

イベントには約400人の愛好家が参加。筑前岩屋駅を出発し、棚田展望台やパワースポットとされる岩屋神社を巡った後、専用道区間にある5連アーチ橋「栗木野橋りょう」(約80㍍)を渡って同駅に戻る約6㌔のコースを楽しんだ。

高さ約20㍍の橋りょう上からは、山並みの美しい稜線(りょうせん)と棚田の絶景が広がり、絶好の撮影スポットに。ゴール地点では地元の人々による物産販売のほか、地産米の炊きたてご飯と豚汁の振る舞いもあり、参加者は心地よい疲れを癒やした。

また、今回の道路舗装工事では、花王が開発した廃ペットボトルを活用するアスファルト改質剤を採用し、環境にやさしい舗装で施工される。当日はゴール地点にペットボトル回収箱が用意され、集めたペットボトルは今後の工事に活用される。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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