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2022.11.18鉄道JR新潟・大宮支社 上越新幹線開業40周年でセレモニー など【今週の交通新聞より】

2022年11月14日~11月18日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・ジェイアール東海商事 JR東海オリジナル卓上カレンダー発売 新幹線再生アルミを使用
・JR新潟・大宮支社 上越新幹線開業40周年でセレモニー
・JR博多シティ 博多駅前広場で「光の街・博多」開催中
・特集 JR北海道フレッシュキヨスク 道内の代表銘菓、特産品ずらり「北海道四季マルシェ」
・JR西日本 臨時特急「くろしおサイクル」天王寺―御坊間で運転

11月14日 月曜日

ジェイアール東海商事 JR東海オリジナル卓上カレンダー発売 新幹線再生アルミを使用


交通新聞

ジェイアール東海商事はあす15日から、2023年の「JR東海オリジナル卓上カレンダー」を発売する。台座には引退した東海道新幹線N700系の再生アルミを使用。写真立てとしても利用できる上、裏側にペン差し機能を備えた。

各月には0系からN700Sまでの同新幹線車両8種類と、ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)、リニア中央新幹線の試験車両のデザイン図がデビュー順に登場する。

3300円。通販ウェブサイト「JR東海MARKET」内のショップ「ここ鉄」で発売する。


11月15日 火曜日

JR新潟・大宮支社 上越新幹線開業40周年でセレモニー


交通新聞 JR新潟支社「上越新幹線40周年セレモニー・新潟駅」

交通新聞 JR大宮支社「上越新幹線開業40周年記念号 出発合図」

JR東日本新潟支社と大宮支社は12日、上越新幹線大宮―新潟間開業40周年を記念して、新潟、大宮両駅でセレモニーを開催した。開業当時の200系カラーE2系車両を使った「なつかしのあさひ号」(新潟発大宮行き)と「上越新幹線開業40周年記念号」(大宮発新潟行き)の出発合図などを行い、節目の年を祝った。

上越新幹線は、1982年11月15日に開業し、速達タイプの「あさひ」(11往復)と各駅タイプの「とき」(10往復)がデビュー。上野―大宮間は「新幹線リレー号」が運転された。85年3月に上野駅、91年6月に東京駅に乗り入れて、東京―新潟間全線が開業した。現在、1日当たり26往復、最短1時間36分で結ぶ。

●新潟駅
13番・14番線ホームで行われ、小川治彦執行役員・新潟支社長、和田佳史同支社営業部長、神田成弘新潟駅長のほか、来賓として橋本憲次郎新潟県副知事、平井隆志国土交通省北陸信越運輸局長、野島晶子新潟市副市長らが出席した。

小川支社長は「昨年のE4系Max引退時でも分かるように、たくさんのお客さまと県民の皆さまに愛されていることが40年という長い時を刻む上で大きな力となっている。今後も安全で正確な列車運行を確保し、地域の皆さまと一緒に新しい40年の歴史をつくっていく」とあいさつ。

続いて、橋本副知事が「新潟県の経済、産業、観光の発展に大きな役割を果たしてきた。これを機に鉄道の過去に思いをはせつつ、未来に向けて愛着を持って育ててもらうきっかけになれば」と述べた。その後、関係者によるテープカット、200系カラーを施した「なつかしのあさひ号」出発合図などが行われた。新潟駅南口中央広場では同日、祝賀イベントも行われた。

●大宮駅
16番線ホームで行われた「上越新幹線開業40周年記念号」出発式には、緑川清士JR東日本大宮支社大宮営業統括センター所長・大宮駅長、清水勇人さいたま市長、「ジェクサー・フィットネス&スパ大宮」(JR東日本スポーツ運営)で「鈴木桂治 柔道アカデミー」を開講しているアテネ五輪柔道男子100㌔超級金メダリスト・鈴木桂治氏らが出席した。

緑川駅長は「『鉄道のまち大宮』としてこれまで以上に地域の皆さまに愛される駅にしていきたい」とあいさつ。清水市長も「さいたま市ではグランドセントラルステーション化構想として大宮駅の高度化や周辺のまちづくりを進めている」と述べた。

この後、緑川駅長、清水市長、鈴木氏、「大宮駅お仕事体験ツアー」に参加した小学生5人による出発合図で、「上越新幹線開業40周年記念号」は定刻通り11時57分、新潟に向けて出発した。同駅ではこの日、「新幹線YEAR2022写真展」や記念掛け紙の「大宮辨當」、記念鉄道グッズの販売などが行われた。


11月16日 水曜日

JR博多シティ 博多駅前広場で「光の街・博多」開催中


交通新聞

JR博多駅博多口駅前広場で、約80万球のイルミネーションが博多の冬を彩る「光の街・博多」が開催されている。JR博多シティが主催、JR九州、博多駅商店連合会の協賛で来年1月11日まで。

12回目を迎えた本イベントのテーマは、人の心を豊かにする〝つながり〟の大切さへの思いを込めた「to be together」。大屋根広場にはシンボルの高さ約15㍍の巨大ツリーが登場、屋根からつった電飾で星空を演出している。

今回も同駅ビル「JR博多シティ」の建物壁面に巨大スクリーンが設置され、広場のスポットにいる人を映し出す仕掛けが若者を中心に人気に。スクリーンに映る自分の姿をスマートフォンで撮影し、この冬の思い出づくりを楽しんでいる。

地元企業が共催する「クリスマスマーケット」と連携し、広場内にはホットワインをはじめとするドリンクやフード、キャンドルなどのショップが出店。連日、大勢のカップルやグループ客らが飲食をしながら、幻想的なクリスマスムードに酔いしれている。


11月17日 木曜日

特集 JR北海道フレッシュキヨスク 道内の代表銘菓、特産品ずらり「北海道四季マルシェ」


交通新聞

旅行者も普段使い客も満足させる工夫

JR北海道フレッシュキヨスクは1日、札幌駅商業施設「札幌ステラプレイス」センター1階に「北海道四季マルシェ」をグランドオープンした。旅行客と日常の駅利用者を狙い、道内の代表銘菓や特産品を約1200品目そろえた同社初の食のセレクトショップ。「ぐるっとひと回りすると、北海道を旅した気分になれる」という店舗の特徴と、全72種の豊かな品ぞろえでスタートしたショップ発プライベートブランド商品「DO3TABLE(ドーサンテーブル)」を紹介する。 (三浦 瑞基記者)

■土産物コーナー

約330平方㍍の奥行きある店舗。道南杉、カラマツなど道産木を内装材に用いた温かみある空間が利用者を出迎える。

駅コンコースに面した西側小口のメインエントランスから店内に入ると、まず土産物コーナーが構える。店外からも見やすい位置に配され、初来店の観光客でも土産物取扱店であることの判断がつきやすい。急ぎの際もスムーズに会計ができるレジカウンターそばで、各有名メーカーの土産物を取り扱う。

メインエントランスのすぐ左手は、北海道の旬の食材を扱うイベントスペースとして、地元青果店や鮮魚店が季節ごとに入れ替わりで出店する。店外歩行者にショーウインドーのように品の陳列が見せられる一角。来年1月末までは地元・水戸青果が出店し、店頭には新鮮なフルーツや野菜が並ぶ。「たくさんの方が通るので、看板を汚すような陳列はできない。顔だと思ってやる」と代表は意気込みを語る。

■お取り寄せ感覚

店舗奥は日常使いを意識した、くらしの食品コーナー。「お取り寄せを楽しむような感覚」で使ってもらおうと、人気店のスープカレーやラーメン、ハンバーグや水産加工品、缶詰や調味料、ジャムなどを全道からセレクト。厳選素材のお弁当も用意して近隣で働く人などのランチニーズにも応える。陳列も工夫し、棚を整然と並べるのではなく斜めに置いたり、天板を湾曲加工した棚を採用したり、何度来ても新たな商品との出合いがあるような、見つける楽しさを演出する。

■テイクアウトも

「あの味を、出来立てで。」をコンセプトにしたテイクアウトコーナーをマルシェ内には2カ所開設した。

「お持ち帰りの布袋」は、札幌市内のザンギ有名店「中華料理布袋」による出店。看板メニューのザンギ(200円)をはじめ、自家製中華まん(340円)ほか各種点心を店内厨房(ちゅうぼう)で調理し、テイクアウト専門で提供する。既存店で取り扱いのない新味「ヤンニョムザンギ」(250円)など、限定商品の開発も順次進め、店舗価値向上を図っていくという。

焼きたてクッキーサンド専門店「札幌農学校」は、道内を代表するミルククッキー「札幌農学校」を展開するKコンフェクト(札幌市)とJR北海道フレッシュキヨスクのコラボレーションにより開設した。主力商品は札幌農学校を店内工房で焼き上げてアレンジした「札幌農学校 焼きたてクッキーサンド 餡バター」(216円)。これまで道外物産展の限定商品だったが唯一の専門店(1号店)として提供する。全国初登場商品「放牧酪農ミルクソフト」(410円)も用意する。

営業時間は、土産・くらしの食品8~21時30分、水戸青果9~20時、布袋11~21時、札幌農学校9~21時。

新幹線工事に伴い札幌駅の主力土産物店「北海道四季彩館札幌西店」を10月28日で閉店したことに合わせて出店した。中内寛店長は「当社新業態となる北海道のおいしさが詰まったお店。日常使いとしても来ていただけるよう、普段の食事を豊かにできるような食料品も多数取りそろえることにした。観光、ビジネスの方はもちろんのこと、駅やステラプライスを日ごろ利用するお客さまにもぜひ使っていただけたら」とPRする。

■ショップ発PB商品「DO3TABLE」 

72種類ラインアップ

隠れた名品探し直接交渉

厚沢部町の紅はるかで作った完熟干し芋(594円)、道産小麦と幌加内町産そば粉を加工したかりんとう(464円)、道産ほたての無添加コンフィ(895円)、氷下魚の唐辛子水煮(683円)、根室の銀だこやわらか煮(898円)――。くらしの食品コーナーの一角に設けた「お茶のおとも」「ごはんのおとも」「おさけのおとも」のテーマ別専用棚に「DO3TABLE」商品は並ぶ。

「新業態を立ち上げるに当たり、地元のお客さまにも喜んでもらえるものを商品開発していきたいというのが始まりだった」と担当した商品部商品チームの井上由美子主任は話す。狙いの背景にあるのは一連のコロナ禍。同社ではこれまで、駅弁でも知られる「みがき鰊(にしん)の甘露煮」やコラボ商品「アップルショコラ」など、土産物中心としたオリジナル商品展開を進めてきたが、今般の観光客減では大きな影響を受けた。

「食事、お酒、おやつの三つのテーブルシーンをちょっといい時間に。」をコンセプトに、函館、小樽、滝川、根室など道内各地のメーカー12社の協力を得て全72種類を商品展開する。テーマ別に色をそろえた統一パッケージを採用。土産品にも使えるよう洗練したというシンプルなデザインが一角を占める様子は、数ある商品が並ぶ店内でもよく目立つ。

商品選定で大切にしたのは、一般の目に触れる機会を逃している良品。販路を持たない小メーカー、技術はあるが業務用卸しが専門の会社など、いずれも各製造者のもとを訪ねて直接交渉し、吟味。さらに、「ちょっと高いけれども、安心安全な商品をちょっとぜいたくに家庭で味わっていただきたい」(同主任)と添加物を極力使わない食材、食品にこだわった。

訪問先では、目当ての品とは別の物も提案され、良いものに次々と出合えた。井上主任は「72種類も作れるとは正直思っていなかった。実際に行かないと分からないものがたくさんあった」と振り返った。一方で企画開始からの期間はわずか半年ほど。「4月後半から始めた中、よくできたと思う。かなり頑張っていただいた」とメーカーの協力に感謝を述べる。

今後のさらなるラインアップ増については、現商品の売れ行き動向を見て判断するという。


11月18日 金曜日

JR西日本 臨時特急「くろしおサイクル」天王寺―御坊間で運転


交通新聞

JR西日本は13日、臨時特急「くろしおサイクル」(287系6両編成)を阪和線天王寺―きのくに線(紀勢線)御坊間で1往復運転した。

くろしおサイクルは、無料で貸し出されるカバーの使用により自転車を分解せず特急車内に持ち込むことができるもので、10月1日からきのくに線白浜―新宮間でサービスを提供している。座席は1人で4席利用できる。 

この日の臨時特急では、和歌山県・紀中エリアで開催されたサイクリングイベントの参加者向けに設定され、62人が利用した。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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