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2025.07.18鉄道JR北海道 「鬼滅の刃」ラッピング列車運転開始 9月30日まで札幌―旭川間で など【今週の交通新聞より】

2025年7月14日~7月18日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 特急「ふじかわ」30周年キャンペーン さまざまな記念企画
・JR北海道 「鬼滅の刃」ラッピング列車運転開始 9月30日まで札幌―旭川間で
・JR東日本クロスステーション 東京駅限定「推し弁当」「推し土産(スイーツ)」ベスト10
・JR九州 「こどもぼうけんきっぷ」設定、ガチャピン・ムック連携企画で冒険を応援
・JR四国・東武鉄道 伊予灘ものがたり スペーシアXが初コラボ

7月14日 月曜日

JR東海 特急「ふじかわ」30周年キャンペーン さまざまな記念企画


交通新聞

身延線への旅いざなう

JR東海は、「特急『ふじかわ』号30周年記念キャンペーン」を開催している。地元山梨県在住のイラストレーターを起用したオリジナルグッズのプレゼントや、「エキタグ」を活用したスタンプラリー、記念弁当の販売など、これまでの愛顧に感謝の気持ちを込めてさまざまな企画を展開。「ふじかわ」を利用した身延線沿線への旅にいざなう。12月31日まで。

「ふじかわ」は、1995年10月に前身の急行「富士川」が特急に格上げされたのに合わせて、現在のひらがな表記に変更。373系3両編成で、東海道線静岡駅と身延線甲府駅を約2時間20分で結ぶ特急として活躍している。


交通新聞

キャンペーンではロゴマークを作成。同社静岡支社の社員からデザインを募集し、自然豊かなイメージと、過去から未来へ続く「ふじかわ」の車両を組み合わせたものとした。

キービジュアルには、山梨県在住のイラストレーター、mameさんが描き下ろしたオリジナルイラストを使用。「ふじかわ」のセミコンパートメント席に座る女性がワインを飲みながら、車窓の景色を眺める様子が描かれている。

このイラストを使用した作者のサイン入りオリジナルキャンバスパネルまたはブックカバーをプレゼントする企画も実施。同支社の公式インスタグラム「地元は、とってもおもしろい。」をフォローして投稿すると、抽選で30人に当たる。

また、身延線内の「ふじかわ」停車駅を対象に、デジタル駅スタンプ「エキタグ」のスタンプラリーを開催。既存の富士、富士宮、身延、東花輪、南甲府、甲府(中央線)と、キャンペーンに合わせて追加した内船、下部温泉、甲斐岩間、鰍沢口、市川大門の計11駅のスタンプを集め、5駅または全11駅に達するとオリジナルスタンプを獲得できる。さらに抽選で計60人にオリジナルグッズを進呈する。

静岡駅の東海軒では、「ふじかわ」の鉄道カード(全4種)1枚が付いた特別掛け紙の幕の内弁当を毎日30個限定で販売している。1100円。


7月15日 火曜日

JR北海道 「鬼滅の刃」ラッピング列車運転開始 9月30日まで札幌―旭川間で


交通新聞 Ⓒ吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

JR北海道は、劇場版「『鬼滅の刃』無限城編」の18日公開を記念して同社管内で展開中の「全集中で北海道を駆け巡れ!」キャンペーンの一環として、12日からアニメのキャラクターなどをデザインしたラッピング列車(1編成)の運転を開始した。初日は臨時特急、14日からは札幌―旭川間の特急「カムイ」の一部で運転するが、運用は事前公表していない。

ラッピングは789系1000番代(カムイ編成)5両の側面に、キャラやポスター画像などをあしらい、車内もデッキなどにイラストを入れた。初日の12日は臨時特急「鬼滅の刃」号として札幌―室蘭間を全車指定で往復。札幌駅9番線ホームには出発前の列車を見ようと親子連れや鉄道ファン、アニメファンらが詰めかけ、車体に描かれたお気に入りのキャラをカメラに収めていた。運転は9月30日まで。

ラリーや車内アナウンスなど

キャンペーンではこのほか、北海道内特急停車駅10駅を巡るスタンプラリーや、特急「とかち」「おおぞら」でのキャラによる車内アナウンス(18日から)なども実施。きっぷ関係では「えきねっと」でグッズ付きフリーパスを発売したほか、8月1日からは「JRE MALL」で記念入場券セットの発売を予定する。キャンペーン期間は10月13日まで。


7月16日 水曜日

JR東日本クロスステーション 東京駅限定「推し弁当」「推し土産(スイーツ)」ベスト10


交通新聞

自分で買うならコレ! グランスタで働く人が投票

JR東日本クロスステーション(JR―Cross)デベロップメントカンパニーは、JR東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ東京」で働く614人が本音で選んだ「自分で買うならコレ!」東京駅限定の〝推し弁当〟と〝推し土産(スイーツ)〟のそれぞれランキングベスト10を発表した。いずれも毎日商品や利用客に接しているスタッフや社員ならではのリアルな視点で選ばれた逸品が勢ぞろいした。

ランキングは、同施設在籍のスタッフと同カンパニー運営社員計614人が3月中旬から約1カ月間に任意投票した結果によるもので、各ショップ1アイテムのみを選出した。

推し弁当


交通新聞

1位には、仙台発祥の牛タンを焼きたての本場の味で楽しめる「伊達の牛たん本舗」の「牛たん弁当柚子胡椒味」(2020円)が輝いた。


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2位は欧風カレー専門店「オーベルジーヌ」のビーフ・ポーク・チキンの3種を使用した同駅限定特製カレー「ミートミックスカレー Bタイプ」(1696円)がランクインした。

3位以下は次の通り。

3位=東京駅丸の内駅舎三階建て弁当(1250円、とんかつ まい泉)▽4位=グランスタ東京すき焼弁当(2592円、浅草今半)▽5位=つばめ風ハンブルグステーキ弁当(1980円、駅弁つばめグリル)▽6位=グランスタ限定5種いなり詰合せ(979円、豆狸)▽7位=赤レンガ ローストビーフ寿司(1540円、ゐざさ茶屋)▽8位=山形県産雪降り和牛尾花沢サーロイン・リブロースステーキ重(100㌘3650円~、肉卸小島)▽9位=海苔弁 膝栗毛(1380円、刷毛じょうゆ 海苔弁山登り)▽10位=海の三色カップ(750円、TOUBEI)

推し土産(スイーツ)


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1位に輝いたのは「クラフトフィナンシェ(プレーン)」(Brick bake bakers by Pâtisserieease、1個300円)。店内のオーブンで焼き上げた生地は、外側のカリっと食感と中のしっとり食感が絶妙で、焦がしバターとアーモンドの芳醇な香りがティータイムにぴったり。


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2位は人気のチーズケーキがカップタイプで気軽に楽しめる「Mr. CHEESECAKE Petit Tokyo Assortment」(Mr. CHEESECAKE、3個入り2727円)。

3位以下は次の通り。

3位=「クレームブリュレタルト」(喫茶店に恋して。、4個入り950円)▽4位=「サンドクッキー ヘーゼルナッツと木苺」(COCORIS、6個入り1560円)▽5位=「GRANSTA Box」(カヌレリテ、2個入り1280円)▽6位=「Calbee+×東京ばな奈 じゃがボルダチップス 鰹と昆布のうまみだし味」(じゃがボルダ、4袋入り1047円)▽7位=「ガレット ショコラ エピス」(ピエール マルコリーニ、8個入り3888円)▽8位=「メープルクッキー詰合せ缶」(ザ・メープルマニア、2種各8枚入り2500円)▽9位=「キャラメルバターサンドイッチ」((NO) RAISIN SANDWICH、4個入り1580円)▽10位=「東京鈴もなか」(香炉庵 KOURO―AN、1袋2玉入り320円)


7月17日 木曜日

JR九州 「こどもぼうけんきっぷ」設定、ガチャピン・ムック連携企画で冒険を応援


交通新聞

今年はガチャピン、ムックと冒険しよう!――。JR九州は今年も夏休みに合わせて、「こどもぼうけんきっぷ」を発売している。小学生以下が1日100円で管内全て(日田彦山線BRT含む)の普通・快速が乗り放題となるこのきっぷ。2023年度から発売する行楽シーズン恒例の人気商品で、前回のゴールデンウイークで累計発売数は15万枚に到達した。7度目となる今回は人気キャラクター「ガチャピン・ムック」を〝応援隊長〟に迎えたキャンペーンも展開し、子どもの鉄道旅を応援する。

旅の充実を図るため、今回から周遊エリアにJR九州バスの全線(直方線、嬉野線、北薩線)を追加。移動範囲を広げる新幹線や特急は今回も特急券を購入することで乗車できる。利用期間は19日~8月31日。利用前日まで同社インターネット列車予約(23時まで)または管内の指定席券売機での購入が必要。

ガチャピン・ムックを起用した「九州のわくわくに会いに行こう」キャンペーンは、同きっぷで楽しめる企画を用意した。「謎解きスタンプラリー」では管内主要駅とD&S(観光)列車3列車(あそぼーい!、指宿のたまて箱、海幸山幸)の計40カ所に設置したスタンプを集めてもらう。3個集めると、もれなくオリジナルシールをプレゼント。さらに5~40個の達成数などに応じて抽選で計90人に特別グッズが当たる。

特別な体験企画

また、小学生と保護者の74組148人を抽選で招 待する特別な体験企画では、今月19日に博多駅で「ガチャピン・ムックと一緒に1日えき いん体験」(募集終了)、8月7、22日に「車両基地でのD&S(観光)列車の特別車両見学体験」(今月23日まで募集)、8月19、20日に「UPS北九州空港の貨物専用航空機 の見学体験」(今月30日まで)をそれぞれ実施する。

ぼうけんきっぷの旅をアシストする特設ウェブサイトも開設し、きっぷのおすすめの使い方や買い方などを詳しく紹介。ガチャピン・ムックが鉄道旅の魅力を発信する特別動画も配信している。


7月18日 金曜日

JR四国・東武鉄道 伊予灘ものがたり スペーシアXが初コラボ


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自慢のビール相互販売 東武日光駅などで「伊予灘」PRも

7月生まれの2列車がコラボレーション――。JR四国と東武鉄道は、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」の運転開始11周年、東武の特急「スペーシアX」の同2周年を記念し、初めてのコラボ企画を実施する。それぞれの列車で8月中旬(予定)以降、自慢のクラフトビールを相互に販売するほか、8月23日にはスペーシアX車内や東武日光駅で、伊予灘ものがたりアテンダントによるPRイベントを実施する。 


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伊予灘ものがたりは2014年7月26日に初代車両(キロ47形)が運転開始。22年4月からは2代目となる現行車両(キロ185、186形)が活躍している。走行区間は予讃線松山―伊予大洲・八幡浜間で、土曜日・休日を中心に1日4便を運転。コンセプトは「レトロモダンな車内で大切な人と過ごす非日常空間」。

スペーシアX(N100系)は23年7月15日にデビュー。東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線の浅草―東武日光・鬼怒川温泉間を走行。コンセプトは「Connect & Updetable~その人、その時と、つながり続けるスペーシア~」で、「乗り込んだ瞬間から、お客さまそれぞれにとって『自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア』とつながることができ、幾度も同エリアを訪れたくなる特急」を目指している。

個室を備えこだわりの食

両列車にはそれぞれ個室があり、沿線事業者によるこだわりの食を提供。今回のコラボはこの共通の特徴があることを踏まえるとともに、両社の担当者がそれぞれの列車に乗車して交流を深め、沿線の魅力発信について話し合う中で実施を決めた。

スペーシアXでは1号車カフェカウンターで、伊予灘ものがたり車内で提供しているクラフトビール「道後ビール湯あがりIPA」を8月中旬(予定)から販売(完売次第終了、880円)。伊予灘ものがたりでは、スペーシアXで販売中の日光杉香るクラフトビール「Cedar X PA」の缶ビールを、9月中旬から販売(同、800円)する。

伊予灘ものがたりアテンダントによるイベントは、8月23日のスペーシアX1号(浅草発7時50分、東武日光行き)車内でのPRや、当日専用ボードによる記念撮影などを実施。東武日光駅では9時45分ごろ~13時ごろ、構内に設けた専用ブースに記念撮影用背景幕を設置するほか、伊予灘ものがたりのパンフレットを配布する。

初コラボの実施に向け、JR四国東京統括部の担当者は「スペーシアXに乗車される方に、四国にも地元にこだわり、魅力を発信する列車があることを知っていただき、次の旅行先に選んでいただけるようにしたい」、東武鉄道の担当者は「おかげさまでスペーシアXも無事2周年を迎えることができました。今後もサービス向上に努め、伊予灘ものがたりのように長年愛され続ける観光列車を目指したい」と話す。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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