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2022.11.25鉄道JR東海 「冬の飛騨路キャンペーン」アンバサダーにSKE48などオリジナルグッズ販売 など【今週の交通新聞より】

2022年11月21日~11月25日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR四国など「四国家SC」 ハイスクールプロジェクト第1弾、伊予桜井駅で清掃と研究展示
・JR北海道 冬の鉄道営業施策「今年の冬はJRに乗って旅に出よう」
・JR水戸支社 E531系「赤電」の運用期間 26年度初まで延長
・JR東海 「冬の飛騨路キャンペーン」アンバサダーにSKE48

11月21日 月曜日

JR四国など「四国家SC」 ハイスクールプロジェクト第1弾、伊予桜井駅で清掃と研究展示


交通新聞

高校生目線の「お宝」開拓
生徒考案の旅 商品化めざす

JR四国、日本郵便四国支社、四国電力など四国の地域振興、観光振興に取り組む企業・団体で構成する四国家サポーターズクラブ(四国家SC)は、高校生が四国の課題を認識するとともに、社会活動を通して地域資源を再評価することを目的とした「High schoolプロジェクト」を開始した。第1弾は愛媛県立今治東中等教育学校(愛媛県今治市、中高一貫校)と連携し、「四国家のお宝High school」の名称で、生徒が考案した企画の旅行商品化を目指す。

[[郷土愛醸成へ]]同プロジェクトは高校生の郷土愛醸成の一環。「将来の就職や生活を考える際、故郷のことを深く知らない生徒が少なくない」との仮説に立ち、進学などで四国外に出ても、「将来は四国で生活したい」「四国で活躍できる場所がある」といった意識につなげるのが目的。

[[地域資源探求]]同校は「総合的な探求の時間」(課題探究学習)で、伊予桜井周辺エリアの地域資源についての探求活動を実施しており、活動成果の商品化に向けては、JR四国が「四国家のお宝」のツアーブランドを提供し、企画をサポートする。

具体的には、同社がパートナーとして授業に参画し、2023年3月に四国家SC会員企業の参加を得てモニターツアーを実施。最終的には24年3月の市場展開(旅行商品としての一般発売)を目標とする。取り組みは24年2月に開業100周年を迎える予讃線伊予桜井―今治間の行事の一環とも位置付ける。生徒らは10人程度の3チームに分かれ、コンテンツ開発に臨む。

[[駅清掃や展示]]生徒らのこれまでの探究活動の成果発表の場として、同校最寄りの伊予桜井駅が活用されることになり、1日、四国家SCメンバー、同校教員、中3、高1生徒ら合わせて28人が参加して、駅舎清掃や駐輪場の自転車整理を実施。生徒らは地元の「桜井漆器」、予讃線の歴史などの探求成果物を駅舎内に掲出し、解説した。

同プロジェクトでは、今後もさまざまな取り組みで学校との連携を推進していく。


11月22日 火曜日

JR北海道 冬の鉄道営業施策「今年の冬はJRに乗って旅に出よう」


交通新聞

SL、観光列車…国内外から誘客図る

JR北海道は16日、「今年の冬はJRに乗って旅に出よう」と銘打った冬季の鉄道営業施策を発表した。SLなど観光列車の運転や誘客キャンペーン、イベント、プロモーションを展開して、国内外からの管内鉄道旅行の需要を喚起していく。

在来線関連は、この冬も釧網線釧路―標茶間で観光列車「SL冬の湿原号」を1月21日から3月までの土曜日・休日を中心に1日1往復設定する。本年度は客車のストーブカー、カフェカーを刷新。昨冬新登場した「たんちょうカー」と合わせ、全車リニューアル客車での運転が始まる。

網走―知床斜里間でも恒例の「流氷物語号」を設定し、1月28日~2月26日の約1カ月間、流氷観光の名脇役としてオホーツク海沿岸を1日2往復する。

富良野・美瑛エリアでは、昨年に引き続き「JRで行く 冬の富良野・美瑛」キャンペーンを展開し、冬ならではの表情を見せる「青い池」(美瑛町)、3年ぶりの冬季営業「ファーム富田」(中富良野町)などの観光を提案する。札幌からのエリア内4日間パス「ふらの・びえいきっぷ」(7400円)を設定し、各地元も観光バスや二次交通を整える。2019年から連携するJR東日本びゅうツーリズム&セールスの地域情報サイトでも、エリアの魅力紹介記事を発信する。

[[クイズラリー駅長からの挑戦状]]新企画では、「鉄道クイズラリー『駅長からの挑戦状』」を今月19日から1月31日まで開催中。札幌圏を中心とした対象駅を周遊しながらクイズに挑戦する企画で、鉄道開業150年にちなみ、企画を通じて「鉄道」に関する知識を深めてもらう。特設ウェブサイトなどから参加。全問正解者全員に贈る電子「認定証」、オリジナルピンバッジ(抽選30人)などの賞品も用意する。

新幹線関連は、イベント「JR北海道 謎解き」の第3弾を1月中旬から実施予定。関係各社との連携では、「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」で3月31日まで設定する、対象の新幹線、特急「北斗」限定の割安な宿泊プラン、航空会社との連携企画、全国旅行支援連動商品など、お得な旅行商品を各種取りそろえる。

インバウンド関連は、受け入れ環境再整備を実施し、国際線の計画に合わせてコロナ禍前と同水準の体制を整える。利用促進に向けたプロモーションも東アジア、東南アジア諸国を中心に展開し、タイ(1月)、シンガポール(2月)などの現地旅行フェアへの出展も計画する。

16日の定例会見で綿貫泰之社長は「東アジアを中心に雪の観光を求めてくるお客さまが増えてくると考えている。しっかりとインバウンドのお客さまの回復も取り入れていきたい」と述べた。


11月24日 木曜日

JR水戸支社 E531系「赤電」の運用期間 26年度初まで延長


交通新聞

JR東日本水戸支社は、かつて運転されていた401系「赤電」塗装をイメージしたE531系の赤電ラッピング車両(5両編成)の運用期間について、当初の2022年度末までだった予定を26年度初まで延長し、定期列車の一部として引き続き運用する。運用開始1年を記念した撮影イベントも開催する。

E531系赤電は、勝田車両センター60周年記念企画として昨年11月にデビュー。現在は東海道線品川―常磐線原ノ町間と水戸線小山―友部間を走っている。

■12月10日に撮影イベント

撮影イベントは12月10日に友部駅の赤電車内で開催。Aコースは、Nゲージ鉄 道模型のE531系赤電5両と415系赤電4 両の9両セット(3万9820円、20人限定)、または両赤電の先頭 車各1両セット(1万4850円、60人限定)と、同センターオリジナルヘッドマーク付きE531系赤電との個別撮影や、Nゲージジオラマ展示の撮影、鉄道グッズ販売会などが付く。

BコースはNゲージジオラマ撮影と鉄道グッズ販売会に参加する。100人の募集で参加費は300円(手土産品付き)。

両コースとも10時30分、13時30分開始の2部制。小学生以下は保護者の参加が必要。あす25日14時から通販ウェブサイト「JRE MALL」同支社ページで販売する。

「赤電セット」Nゲージは、「ミュージアムショップ TRAINIART(トレニアート)鉄道博物館店」「TRAINIART JRE MALL店」などで一般販売も行う予定。


11月25日 金曜日

JR東海 「冬の飛騨路キャンペーン」アンバサダーにSKE48


交通新聞

12月1日に始まるJR東海「冬の飛騨路キャンペーン」を前にした19日、名古屋市を拠点とするアイドルグループ「SKE48」メンバーの末永桜花さんがアンバサダーに、青海ひな乃さん、浅井裕華さん、佐藤佳穂さん、原優寧さんの4人がサポーターにそれぞれ就任した。名古屋駅で開催された「飛騨観光展」で就任会見が行われた。

名古屋駅中央コンコースではこの日から、SKE48とコラボレーションしたキャンペーンのデジタルサイネージの放映を開始。キャンペーン特設ウェブサイトでは今後、末永さんらが特急「ひだ」の新型車両HC85系の乗車体験レポートやイベント情報など列車旅の魅力を発信していく。

鉄道好きという末永さんは会見で、「飛騨への道中ではHC85系にある沿線の伝統工芸品展示スペース『ナノミュージアム』を楽しみつつ、現地ではおいしいものを食べたり観光を楽しんだりしてほしい。飛騨エリアや鉄道の魅力がたくさんの方に伝わればうれしい」と意気込みを語った。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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